輸入ビジネスを始めるにあたってあるいはすでに行っていたとしても起業して成功を収めるには何を学べばいいか分からないという悩みをお持ちの方のために輸入ビジネスで学習すべきテーマを全てまとめました。
一つずつ解説していきたいと思います。
目次
輸入ビジネスに対する基本の考え方と流れ
物事を知るには細部からではなくまず全体を知ることが大切です。
輸入ビジネスは言ってしまえば物を安く仕入れて高く売るだけのシンプルなビジネスですが継続的に利益を出し続けるためには考えなくてはならないことが色々あります。
稼げるノウハウというのは正直いくらでも存在します。しかし長年様々なビジネスに取り組んできた経験から言えるのが商売の秘訣はブルーオーシャンではなくレッドオーシャン市場に参入することだということです。
「えっ、普通逆じゃない?」
と思った方もいるでしょう。
しかし初心者やベンチャー企業の経営者ほどブルーオーシャンやニッチな市場という言葉に踊らされています。
結果的にニッチであったりブルーオーシャンな市場に偶然参入できることはありますがそれらを追い求めてもほとんど存在しないですしいずれ他の参入者に見つかって結局はレッドオーシャン化します。時間の無駄です。
それにレッドオーシャン=市場規模が大きいことに他ならないです。市場規模はあなたが将来稼ぐことのできる金額に直結します。
レッドオーシャンを避けるということは市場規模が大きい場所を避け自ら売上を取り逃がしにいく行為です。本当にするべきなのはレッドオーシャン市場で他社との差別化を図れる強みを見つけたり作り出すことです。
だからこそ物販でもほとんど名前も聞いたことがないようなECモールで稼ぐ方法で稼ぐ方法なんかに飛びつかないでAmazonや楽天、ebayなど市場規模が大きい分野でいかにして競合を上回ることができるかを考えましょう。
そこで木に例えるならばまずは幹となる全体のシルエットを捉えて次に枝葉の細かい部分を学んでいく必要があります。
- 販売チャネルを決める
- 利益が出る商品を探す
- 銀行口座やクレジットカードを用意する
- 仕入れ場所を決める
- 安く送る方法を考える(代行会社の利用など)
- 商品を出品する
- 商品を売る為に広告をかける
- 商品が売れるように価格を見直す
- 商品を売って出た利益で次の商品を仕入れたり設備投資を行う
またリンク先にも輸入ビジネスの流れを詳細にまとめています。
資金繰り
輸入ビジネスを始める上で何よりも重要になるのが資金です。
資金がなければ基本的には商品を仕入れる事が出来ません。
手元にお金がなくてもクレジットカードを使って資金を回していく事は出来ますが初心者が安易にこの方法を使うと資金繰りが悪くなり失敗しやすいので注意が必要です。
無在庫販売という在庫を持たないで商品が売れたから仕入れる手法の場合のみクレジットカードの枠を当てにしてもいいと思いますがクレジットカードを使って在庫を持つ輸入ビジネスを行う際は必ずクレジットカードの枠と同等の現金を用意できる状態で始めましょう。
輸入ビジネスの中でも欧米輸入を行うのか中国輸入を行うのかで必要な資金は変わってきますが副業で始めるとしても50万円は必要です。
なぜなら輸入ビジネスは投資ビジネスであり稼ぐ事のできる金額は資金の影響をダイレクトに受けるためです。
利益率は欧米輸入で20%弱、中国輸入で30%弱が相場となりますが仮に中国輸入を行うとして資金が50万円だとしたら
50万円×30%=15万円
です。
ここで気をつけなければいけないのは数字の上では65万円に資金が増えますが入金までのタイムラグがあることです。
例えばAmazonを活用して輸入ビジネスを行う際は入金まで最大2週間かかります。
また稼いだ15万円と元の金額50万円を合わせて再び仕入れに使えば
65万円×30%=19.5万円
稼ぐ事が出来、帳簿上は84.5万円まで増えますがもし生活費に15万円使ってしまえば仕入れに使えるお金は再び50万円となってしまうので
稼げる金額は15万円が上限となってしまいます。
副業でやるにはそれで十分かもしれませんが本業で行うのであれば必ず稼いだ金額のうちいくらかは生活費として使う事になるでしょう。
利益計算を大雑把に済ませてしまうと1年後、5年後、10年後の収支が大きく変わってきてしまうので早い段階で輸入ビジネスの利益計算の方法を身につけましょう。
タイムマネジメント
次に輸入ビジネスには時間が必要です。
後ほど説明するリサーチテクニックであったり仕入れノウハウを知っていても時間がなく実践に移せないのであれば意味がありません。
稼いだお金はなるべく次の投資(仕入れ)に回していくべきですがその前にまずは自分の持ち時間を増やす選択肢に投資すべきです。
自分で商品を梱包して発送しているのであれば代行会社の利用を検討したり、商品探しに時間がかかっているのであればリサーチツールの利用を検討したり帳簿をつけるのに時間がかかっているのであれば税理士を雇ったりと個人の状況によってどこにお金をかけるべきかは異なってきますが自分の作業時間を減らす方向にお金をかけるという目的は共通しています。
よく輸入ビジネスを行っている人がパソコン一つで世界中好きな場所で仕事をしていると言いますがこれはまぎれもない事実であり、さらに上位の人になると自分ではほとんど仕事をしていないでもお金を稼いでいます。
これは自分の時間を増やすためにお金の投資を繰り返した結果です。
ただし最初から時間を確保する事は困難です。
自由が欲しいからといって1日1時間程度の作業で稼げるほど輸入ビジネスは甘くはありません。
起業当初私は学生でしたが学校終わりの帰宅後に1日5~6時間は勉強や作業をしていました。
睡眠時間を削ったり少しの空き時間でもどうすれば成功できるかについて考えていましたがこれは誰もが通る道であり徐々に仕事の時間を減らす事は出来たもののほとんど働かず仕組みを作り上げて稼げるようになるまでには3年、完全に働かなくても稼げるようになるまで5年ほどかかっています。
個人的な例にはなりますがどのように輸入ビジネスの作業時間を減らしてきたかその変遷を以下にまとめました。
- 代行会社に発送を任せる
- リサーチツールの導入
- 税理士に帳簿を任せる
- 価格改定やその他のツールの導入
- 利益折半の形でビジネスパートナーを増やし買い付け業務等を任せる
一つ言えるのは結局輸入ビジネスの勉強だけは自分で行う必要があるという事です。
輸入ビジネスと言語の必要性
アメリカから仕入れるなら英語、中国から仕入れるなら中国語を覚える必要があると考える人も多いと思いますが出来るに越したことはありませんが必要ありません。
私は英語が結構なレベルで出来てあとはスペイン語、ドイツ語、中国語が多少分かる(ほぼ話せはしない)レベルですがメールのやり取りは自力でやることが多く電話が必要な場合などは全て外注さんに任せています。
輸入ビジネスを進める上で時間は金銭的コストのバランスを見ながら削っていく必要があります。
旅行に行くなどで言語に興味がない場合は言語学習による時間的コストを削るために積極的に人に任せていくようにしましょう。
なお海外ネットショップから仕入れるくらいであればGoogle翻訳を活用すれば十分です。
詳しくはリンク先にまとめています。
輸入ビジネスの商品リサーチ
輸入ビジネスの基礎にして永遠の課題、それが商品リサーチです。
利益率などを見る前にまず売れるかどうかを見るのが重要なので輸入ビジネスを始めた当社はオークファンなどを使ってヤフオクで売れたものなどを調べていましたがそれでも結構な作業時間がかかるので世間のニーズを反映しているAmazonとGoogleのデータをツールを通して活用しています。
仮に楽天で販売する場合も同じです。
もちろん最終的に楽天にどれだけライバルがいるかなどは見ますがGoogleで需要を調べてAmazonで売り上げや売れる数を調べています。
今の時代海外のAmazonで仕入れて日本のAmazonで売って利益が出るものは少なくなってきています。
あったとしてもその多くは1ヶ月経たないうちに仕入れ価格や販売価格が変化して利益が出ないものとなっていまいます。
そのためこれから説明するように仕入先を工夫したり物流で差をつけたりリサーチを効率化して利益が出るものすぐに仕入れて販売できる体制を作っていきましょう。
輸入ビジネスの仕入れ
何を扱うが決まってもどこから仕入れるかで利益が出るかそうでないかが分かれます。
どこから仕入れるかは大きく分けて2通りあり基本はメーカーや統括卸元などの上流から買うという方法でもう1つはオリジナル商品を作るという方法です。
オリジナル商品に開発に関してはやや上級レベルの話になるのでどなたかのコンサルを受けて進めた方がいいと思いますが中国輸入OEM商品作成の方法の記事に方法論をまとめているので参考にしてください。
一般的な輸入ビジネスでは取引相手がいてまとめて買うか定期的に買うことで安くしてもらうのが基本となります。
その究極が独占卸ですが別に特別なことはなく一定量以上買い付ければ特定の国での1年間の独占販売権がもらえ1年ごとに更新していくのが普通です。
100万円くらいから独占販売権を取得できることもあります。
輸入ビジネスの販売チャネル
Amazon、楽天、Yahooショッピング、ネットショップと色々ありますがまず優先順位が一番低いのはネットショップです。
単純に仕組み化するまでの工程が多く学ぶことも非常に多い割にはリターンが少ないからです。
しかし販売チャネルのルールの変更などに影響されないため一度安定させるとかなり強い武器になります。
サイト自体を数百万円、数千万円単位で売る事例もあります。
リスクヘッジのためにも他の販売チャネルで利益が十分に取れているときにはぜひチャレンジしてください。
世間的な優先順位としては
Amazon >楽天 > Yahooショッピング >ネットショップという感じだと思いますが
私は特定の分野の商品を売るときはAmazonとネットショップで販売し(Amazonだけの時も多い)楽天、Yahooショッピングは商品を卸して販売してもらっています。
それぞれの販売ルールがあり常に追うことは大変なのですべてで販売している方も周りにいますがその場合は担当者に加え各ショップモールに詳しいコンサルタントをつけている方が多いです。
正直月利100~300万円程度でいいならAmazonだけで十分です。
輸入ビジネスの物流・代行会社の決め方
物流に求めるものは値段の安さ、そして速さですが特に初心者の方は速さを無視して値段だけを見てしまうことが多いのではないでしょうか?
送料が安いからといって仕入れに3週間かかってしまえばその商品が卸から仕入れた商品でもない限り販売価格が大幅に動くことも珍しくありません。
そのため納入の速さも重視するようにしましょう。
仮にアメリカから日本に商品を送るならやはり1週間ほどで納入が住む物流代行会社を選択するべきです。
あとは細かな対応ももちろん大事ですがやはり送料がものを言います。
送れば送るほど効いてくるので輸入ビジネスを本業にする方は最初から意識してください。
有名なMyUSを使っている限りはなかなかライバルと差をつけることが出来ません。
ちなみにMyUSは配送は早いですが梱包が丁寧でなく値段もわりと高めです。
輸入ビジネスとツールの導入
輸入ビジネスにツールは欠かせない時代となりました。
多くの人がツールを使っていない頃は手動でも戦っていけたのですがツールを使う参入者が増えた中何もなしで勝負するのは相手が新幹線に乗って東京→大阪に行く中、自分は徒歩で行くようなものです。
ちなみにこの例えで行くと無料ツールは自転車で行くようなものです。
徒歩よりは何倍も早いですが新幹線には敵いません。
しかし例えばツールを使って早く利益が出る商品を見つけられたからといって安い送料の契約を持っている人や仕入れ交渉をして安く商品を買える人、Amazonの規制がかかっているカテゴリーで販売可能な人、法律が関わる商品の販売に詳しい人がライバルとなるとまともに戦っても厳しい商品も出てきます。
あくまで作業が早く正確になるだけなので人を雇ってその作業を任せるよりはツールを使った方がいいというだけです。
ツールを使ったからといって販売許可が必要な商品の許可が入らなくなるようなことはないのでツールを使えば利益が出せるかどうかというのとは別の話です。
どちらかというと少しでも手動で商品リサーチをして利益を出したことがある人が時間がかかりすぎているという場合には一気に売り上げが拡大しやすいです。
成果が出るまでの時間は大幅短縮されるでしょうが完全な初心者が使ってすぐに確実に利益を生むような魔法のツールはこの世に存在しません。
商品リサーチ以外に関しても同様でやはりお金を払ってでもその作業を人に(コンピュータ)に任せたいかどうかが全てです。
もし月10万円稼いでいるなら商品リサーチ系のツールくらいは導入した方がいいですし月30万円稼いでいるなら価格改定系のツールや需要を調べるための在庫追跡系のツール、広告運用系のツールを導入してもいい頃です。
月利100万円あるなら全て導入した方がいいでしょう、結局導入しなくても売り上げを上げるためには人に任せる必要があるからです。
反対に1円も稼いでいない人、特に副業で少し稼げればいいという人にはおすすめしません。
もし今稼いでいなくても専業として十分な利益を出していきたいなら先行投資として使った方がいいというのは経験上言えますがそれが生活を圧迫するとすれば無理して使う理由は皆無です。
結論としてツールは使いたいと思ったときに使えばいい、ということでした。
輸入ビジネスの仕組み化
仕組み化=自動化のことです。
仮に必死に作業をして物販で月50~100万円稼いでいるだけなら若い人を除いて普通にサラリーマンとして働いていた方がいいでしょう。
1日1回チェックすればいい、これでは全然です。
1週間に1回チェックすればいい、これでもまだです。
1ヶ月に1回チェックすればいい、ここまでいけばようやく仕組み化に片足を突っ込んだ状態です。
最近はビジネスの流れが速いのであまりに何もやらなすぎるのも危険ですが3ヶ月何もしなくても変わらずお金が入ってくるように出来ればそれは仕組み化できていると言っていいでしょう。
よくそれだと不動産は一回買ったら手離れがいいからいくつもの不動産を持つことは仕組み化、だと勘違いしている人がいますが不動産でさえ自分で運用しようと思うと非常にコストがかかります。
修理対応や近隣トラブルの対応などにコストがかかるのです。
だからと言って管理会社に全て任せてしまうと手数料でほとんど利益が出ないのもまた事実です。
それと一緒で仮にリサーチから仕入れ、発送、販売まで全て行ってくれる物販の代行会社があったとしたら利益を出すことは難しいでしょう。
仕組みとは自分で作るものです。
仕組み化にはマニュアル化の能力が必要です。
仮にあなたがセンスでバンバン利益が出る商品を見つけることの出来ているプレイヤーだとしてもそれをうまく数字に置き換えることの出来ない限り仕組みは作れません。
どうしても仕事ができない人というのは存在しますがそれでも100人に任せたら80人くらいは同じ結果を出すマニュアルを作らないといけないのです。
私は昔上場を目指すベンチャーで役員として働いていましたがそこの顧問の人に以下のようなことを言われました。
「世の中普通の人の方が多い、上場企業で働いている人だってそうだ。だから普通の人に出来るまねしづらい仕組みを作ることが上場への道だ。」
これには非常に納得しました。
会社が小さいうちは少数のエキスパートを集めた方が上手くいきます。
しかし仮に優秀な人5人の会社と普通の人500人の会社だったらやっぱりどうしても後者の方が出来ることは多いです。
商品リサーチを外注さんに任せるとして
- ライバルが増えづらそうなものに絞る
- 値段が下がりづらそうなものに絞る
なんて言語化しても優秀な人は自分の頭の中で変換できますが特にリサーチ作業に慣れていない人にはどうやってそのような判断をすればいいのか分かりません。
これは何が悪いかというとマニュアルを作った自分自身が悪いことになります。
外注さんが思ったように動いてくれない、と嘆く方は本来自分のマネジメント能力が低いことを嘆くべきなのです。
ライバルが増えづらそうなもの
→ASINが繋がっていないもの
→卸でないと利益が出ないもの
→法律が関わるもの
→Amazon仕入れでないもの
などいくらでも言い換えが可能です。
そして例えば条件として卸でないと利益が出ない、を選択した場合もこのままでは結果にばらつきがでてしまうので
卸でないと利益が出ないもの
→小売利益率<5% 卸利益率>10%のもの
利益率の計算方法は
FBAカリキュレーターを使った入金額÷(送料等全て含んだ仕入原価)*100
などとしてさらにそれらの計算式を入力したエクセルやプログラムを渡してあげる、などしないとダメです。
ただ突き詰めるとほとんどのことはコンピューターに任せた方がよくなってしまいます。
コンピュータにできない画像検索などの部分だけ外注さんに任せるようにしましょう。
輸入ビジネスに関する法律
法律が関わる商品は扱いが難しいもののそれが参入障壁となり初心者から中級者に一気にレベルアップできる商品が多いのでまずは比較的取り扱いが簡単な食品衛生法に関わる商品から始めてみましょう。
輸入ビジネスで覚えておくべき法律は以下にまとめています。
輸入ビジネスの税金・確定申告
Amazon輸入に関する確定申告について以下のリンク先にまとめていますが他の輸入ビジネスの場合も9割方同じですので参考にしてください。
いつから税理士に任せるべきかというのはこれはツールの導入や物流の代行会社の導入と同じで自分がお金を払ってでも作業を人に任せたいと思ったタイミング、としか言いようがありません。
税理士の方に顧問を頼むと最低でも月3万円はかかります。
自分で記帳するのが面倒だという人はあまり稼げていないうちでもするべきですし月100万円位稼いでいても自分でやっている人もいます。
私はたまたま友人に税理士がいたので最初からお金を払って任せていました。
輸入ビジネスを始めた理由もお金を稼ぐことはもちろん時間を生み出すことが最大の目的だったので物流代行会社も1ヶ月目で導入して有料ツールは3ヶ月目で導入しました。
今は初期投資として最初に一時的にマイナスとなってもどんどん道具を揃えていくと思いますが当時はやはり慎重でした。
利益は出ていたのですがそれでも月2万円位のツールを導入するかどうかを相当悩んだのを覚えています。
税務も任せるか悩み自分で簿記の勉強をして無駄に簿記2級を取りました。
役に立っている部分も多いですが工業簿記の知識など今は一切使わないのでやはり無駄も多かったと思っています。
何事も経験といいますが成功するためには何をやるかと同じくらい何をしないかが大切になってきます。
しかし仮に自分でできるとしても時間の節約のためには任せられるところはどんどん人に任せて行きましょう。
輸入ビジネスで生き残りたいのであれば経営者としてのスキルを磨くことに集中してあとは何もしないくらいの気持ちでいた方がいいです。
輸入ビジネスの失敗例・注意点
備えあれば憂いなし、ということでまずは輸入ビジネスでよくある失敗例や注意すべきことについて学びましょう。
小さい失敗は色々あると思いますが輸入ビジネスのほとんどの失敗がライバルの存在を無視した独りよがりな商品リサーチに起因します。
商品リサーチをしてその時点では確かに利益の出るものだったかもしれませんがライバルも同じように考えているかもしれません。
商品が被れば多くの場合値段の下げ合いになります。
そして赤字で売るか、値段を下げたくないから在庫として眠らせておく、というどちらかになると思います。
ちなみにこの場合多少の赤字であれば在庫を処分して仕入れ資金に回してしまった方がいいです。
どういった商品を扱ったらいけないか経験を買ったと思えば安いものです。
商品リサーチはもちろん物流の選定やツールの導入、コンサルの受講などをする際は常にその選択がライバルに勝つことに繋がっているかどうか考えましょう。
輸入ビジネスはどこまで行ってもビジネスです。
仲間と情報交換するのは素晴らしいことですが最近の運動会にあるようにみんなで仲良く手をつないでゴールするようなことはありません。
自分の選択には常に責任を持つ必要があるのです。
失敗は誰でもするものでその度立ち上げればいいのですが立ち上がることが不可能な致命的な失敗はしないようにしましょう。
例えば初心者にも関わらず短期の需要を見込んで一つの商品を100万円分仕入れるなどすると簡単に失敗し復活が難しくなります。
輸入ビジネスで個人が起業するために学ぶべきテーマまとめ
今回紹介したのは以下の12個のテーマです。
- 資金繰り
- タイムマネジメント
- 輸入ビジネスと言語の必要性
- 輸入ビジネスの商品リサーチ
- 輸入ビジネスの仕入れ
- 輸入ビジネスの販売チャネル
- 輸入ビジネスの物流・代行会社の決め方
- 輸入ビジネスとツールの導入
- 輸入ビジネスの仕組み化
- 輸入ビジネスに関する法律
- 輸入ビジネスの税金・確定申告
- 輸入ビジネスの失敗例・注意点
輸入ビジネスで利益を出すことは仮にあなたが初心者であっても思っているよりも簡単です。
しかし成功し続けるのは簡単なことではありません、常に勉強を続ける必要があります。
その際にもがむしゃらに勉強していては効率が悪いので輸入ビジネスを本業にしたい、もっと安定して稼ぎたいという方はぜひリンク先の記事を参考に引き続き勉強を続けてみてください。