輸入ビジネスの11種類の失敗事例・注意点を知れば怖いものなし

輸入ビジネスは始めるのが簡単な分何も考えないで挑戦すると失敗しやすいビジネスでもあります。

しかし失敗は成功者の誰もが通る道です。

失敗の原因を1つずつ潰していけばもはや必然的に成功するしかないので失敗は迅速かつ最小限に抑えることが大切です。

早速失敗事例や注意点を見ていきましょう。

  1. 利益の計算ミス
  2. 過剰・過少在庫
  3. 物流の選択ミス
  4. 購入した商品が偽物
  5. 情報商材やコンサルで損をする
  6. 税関で止まる
  7. 返品・返金ラッシュ
  8. 広告費などの販促ミス
  9. キャッシュフロー管理不足
  10. 安易な値下げ
  11. 販売・輸入許可が必要な商品

以上の11個です。1つずつ解説します。

利益の計算ミス

よく計算ミスしやすいのが関税の計算、重量の計算です。

事業用として輸入した場合はほぼ確実に関税がかかります。

個人輸入の場合は関税は商品価格(正確にはCIF価格)の60%に対してかかります。
なお16,666円以下は免税となります。

CIF価格とは商品価格+送料+保険料の価格です。

同時に複数の荷物が送った場合は、その合計金額で判断されます。

CIF価格を知らないと思っていた以上に関税がかかり商品リサーチの損益分岐点を誤ってしまうことがあります。

通関手数料は200円でこちら課税の対象となった場合のみかかります。

輸入ビジネスの関税の計算方法については以下の記事を参照してください。

参照;輸入ビジネスの関税計算方法

重量の計算に関してははクーリエで送る場合容積重量と実重量のうち大きい方が採用されるのですが初心者のうちは実重量だけで計算してしまいがちです。

過剰・過少在庫

過剰在庫は誰もが一度はやるミス。利益率がいいから、という理由だけで数量を細かく吟味せず輸入するとこの事態に陥ります。

初また心者は売れすぎてすぐに在庫がなくなってしまう方は失敗と思わないようですが過小在庫も当然失敗です。

利益を生むチャンスを失っているので当然です。

物流の選択ミス

為替の影響で常に同じということはありませんが仮に仕入れ価格が同じだとしたらあとは物流でしか差をつけることが出来ません。

月に何tも輸入する上級者の方は直接クーリエ業者と契約することになると思いますが輸入ビジネスにおいて物流とはほとんどの場合代行会社を意味します。

ネットで素直に検索すると日系の代行業者が出てきますが輸入の場合アメリカ資本でアメリカを拠点に活動している代行会社が優勢です。

リンク先でもアメリカからの輸入代行の会社を比較していますが一番オススメなのはMyUSという会社です。

参照:アメリカの輸入代行業者・転送業者・配送業者の比較とおすすめ

購入した商品が偽物

これはどちらかというとビジネスでやっている人よりも個人輸入として少量輸入する人が被害に遭いやすいものですが購入サイトが詐欺サイトである場合があります。

ネットで特にブランド品の安いサイトをひたすら探しているとそのような詐欺サイトに出遭ってしまうことがあります。

私は初めて海外のネットショップでポールスミスのバッグを購入した際に偽物が送られてきて損をしました。

安いサイトではなく信頼できるサイトで買いましょう。

これは中国輸入を行う際に特に言えることです。

個人輸入の方法の記事の中でそのような詐欺サイトの見分け方を解説しています。

情報商材で損をする

私もいくつか情報商材を購入したことがあるのですが当時買ってよかったと思ったものは2割くらいでした。

当時は自分のレベルが低かったのもありますが今思い返したら本当に役に立ったものは0.5割です。

当時は私が書いているようなブログや他の人が書いているブログのように本当に役に立つ情報が書いてあるブログというのは少なかったのです。

それに反比例して最近は情報商材が減ってきている気がします、いい流れですね。

買うならせめて本にしましょう、ただ本も不要だとは思います。

私は世の中に存在するあらゆる輸入ビジネスの本を上回るようこのブログを作りました、そしてそれを達成できている自負があります。

ぜひ無料で学んでください。

税関で止まる

アンダーバリューかフェイク(偽物)か、はたまた書類の不備か。法律に引っかかる商品の可能性もあります。

私は玩具を扱っていた時に武器とみなされ税関で止まったことがありました。

結局一筆添えて弁明したら通関しましたが面倒だったのでそれ以来その商品は扱っていません。

ちなみに普段DDP条件で輸入している人(何も意識していなければDDP)は通関業者という存在を認識さえしていないかもしれませんが
貿易には様々な荷渡し方法があり本格的に行う人はなじみの通関業者を作っておくと便利です。

代行業者を利用している人はこの部分は特に気にしなくていいのでそういう意味でも初心者のうちは代行業者を使った方がいいと言えます。

返品・返金ラッシュ

よく確かめないで輸入すると微妙にデザインが違ったり型番が違ったりで返品・返金に応じたのは苦い思い出。

しかし当然自分が悪いのでいい勉強になりました。

中国輸入でよくおきやすい失敗です。

広告費などの販促ミス

 

広告はかければいいというものではないので商品ごとの利益率、キーワードごとのコンバージョンの高さ、商品ページとキーワードの一致度、競合の強さなどを考慮して予算を決める必要があります。

そしてそれは日ごとに変化するので継続的に広告を管理しなければ広告費は無駄になってしまうことが多いです。

キャッシュフロー管理不足

輸入ビジネスはキャッシュフローに長けたビジネスではありません。

例えば50万円分の仕入れを行い80万円売り上げ、30万円の利益が出たとします。

売り上げが振り込まれるのは独自ネットショップの場合はクレジット会社の振込み日、Amazonなどのショップモールで販売している場合はその振込み日です。

Amazonの場合は利益が出ても振込みまで2週間ほどあるのでその間に支払いがあると帳簿上は黒字でも支払いが滞ってしまうという自体が訪れます。

入金ベースで管理していくのは大事です。

安易な値下げ

特に初心者のうちは商品が売れないと安易に値下げをしてしまいがちです。

ものが売れないのは値段設定に問題がある場合ももちろんありますが
集客ができていないだけの可能性もあります。

まずは原因をはっきりさせましょう。

販売・輸入許可が必要な商品

商品をリサーチする段階では問題がなくても実際に輸入するときに輸入できない、最悪の場合は輸入は出来るもののAmazonや楽天で販売できない、ということがあります。

これは下調べが足りないと起こりうることで輸入ビジネスに関する法律やどんな商品が販売許可が必要かについてある程度勉強しておく必要があります。

参照:輸入ビジネスで覚えておくべき法律

参照:販売許可が必要な商品のAmazonでの販売方法

輸入ビジネスの11種類の失敗・注意点まとめ

私が経験してきたものだけでも本当はここに書ききれない失敗が10倍くらいあります。(本当です)

天才ともてはやされることもありましたが私は結局人の何倍もの速さで失敗を重ね乗り越えてきてきただけでただの凡人です。

本などで知識をつけたらあとはひたすらアウトプット。

トライ&エラーを繰り返し過去の自分の読み聞かせたい本が書ける程の失敗例が積み重なればようやく脱初心者と言えるのではないでしょうか。

どんなにすごい人でも挫折を経験したことがない人はいないでしょう。

こういうテーマを扱うと最終的に精神論に終始してしまうのが少々残念ですが成功したければどんどん失敗しましょう。

また中国輸入ビジネスの失敗例・注意点に関しては別で扱っているのでそちらも合わせてご覧になってみてください。

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