副業としての輸入ビジネス【そのままやっていては本業の人に勝てません】

今回紹介するのは副業でなるべく人を雇わずに月10~20万円稼げれば独立などは興味ない、という人のための戦略です。

まず最初に副業として輸入ビジネスを選ぶことの強みをみていきましょう。

輸入ビジネスとそれ以外の副業ビジネスの最大の違い

輸入ビジネスとそれ以外のビジネスの最大の違いは輸入ビジネスが投資ビジネスである、ということです。

アインシュタインが複利は人類最大の発明であるという言葉を残しましたがその複利を活用します。

これは株や不動産でも同じですがそれらは年で3~8%程度程度の利率です。それに対して物販は月の利益率で3~8%と言わず10~20%程度は取れます。年利換算すると最大300%程度まで増やすことも十分可能です。ただし複利で運用していくとキャッシュフローの関係で途中で資金が足りなくなり、いわゆる黒字倒産を起こしてしまう状態になってしまうので銀行などから追加の融資を受けることは必須になります。

銀行の融資と組み合わせると比較的資金が少ない状態からでも再現性を持って数年で億超えの資産を形成することが可能です。

その分株や不動産より労力はかかりますが最終的には仕組み化すれば同じ程度しか時間がかからなくなります。また株や不動産よりも確実に資産を構築していくことが可能です。

特に株は源泉分離課税で税率が20%であるため個人の資産が多い状態でさらに増やす分には非常にいい選択肢だと思いますが本来は誰しもが物販に取り組んだ方がいいほど収益性が大きく異なります。
ただし現実問題として株と同じレベルで日本人全員が取り組んだらプラスサムゲームであるとは言えパイの奪い合いで稼げない人が増えてしまうのは事実です。

そのため世間的にはあまり知られていない位のままがちょうどいいと思います。

次に最終的に1日1,2時間やもっと少ない時間で利益を出していくにはプラットフォーム選びが非常に大切になります。

メルカリやヤフオク、自社ECなどいろいろなプラットフォームがありますが今まで多くの人を独立に導いてきたり副業成功者を生んできた経験で言えば副業としての輸入ビジネスで選ぶべきなのは間違いなくAmazonです。

発送や返品対応、商品リサーチの自動化などをビジネスの仕組みの中に入れやすいからです。

しかし本業で輸入ビジネスを行っている人と同じようにやっていては思うように結果は出ません。

それはなぜでしょうか?

副業としての輸入ビジネス戦略

輸入ビジネスを専業として行える人と副業として行える人では使える時間が違います。

またそもそも専業の人が会社を大きくしたり自由な時間を増やすことに興味があるのに対し本業が好きで副収入が少し増えればいいという目的意識の違いもあります。

それなのに方法が同じになるわけがありません。

副業でやる人には副業でやる人のやり方があります。

コンサルティングなどで本業で忙しい人を集めておいて1日8時間かけてリサーチしてください、という方法を提案する人は何も分かっていないのです。

もちろん専業にしろ本業にしろ私は時間の確保のために仕組み化・外注化を進める方法を共通して提案していますがその前にまず時間がかかっても稼ぐというフェーズが必ずあります。

しかし1日8時間かかるやり方では副業として輸入ビジネスを続けたいサラリーマンの人には難しくなってしまいます。

土日を全部使ったり睡眠時間を極限まで削れば確かに出来ますし実際私も最初は何もわからなかったので体育会系の方法で1ヶ月位は頑張りましたがすぐに気付きました。
この方法に未来はないと。

輸入ビジネスの全体の流れが分からないという方は先に以下の記事を読むことをおすすめします。

参照:輸入ビジネスのやり方【はじめからていねいに】

それを踏まえた上で副業の人が輸入ビジネスで稼ぐための商品リサーチ方法を紹介します。

副業の人向けの商品リサーチの方法

専業、あるいは副業だけどいずれ独立したいという人は迷わず卸を取得する方法を勉強してください。

直に海外の展示会に行ったりメール・電話交渉を組織的にかけるやり方です。

参照:Amazon輸入における仕入れ交渉のポイント

多くの人は卸交渉をしても前に進んでいるのか後ろに進んでいるのか分からず心が折れるので専業でやっていく覚悟がある人は誰かに教わった方がいいともいます。

またすでに専業でやっている人はOEM・オリジナル商品を得る方法も視野に入れるべきです。

ただし成功した時の効果は絶大ですが勉強にも成果が出るまでにも非常に時間がかかります。

そこで副業で月10~20万円でいい人は全く別の戦略をとるべきです。

具体的には以下の5つの方法が考えられます。

卸掛け率の部が悪いジャンルに絞って勝負

CDやDVDやゲームなどは卸掛け率が9掛け程度にしかならないこともありポイントが貯まりやすいクレジットカードを活用するなどで小売仕入れをしても利益が出やすいので副業として輸入ビジネスに
取り組む際にはおすすめできます。

小売利益率が低い商品を狙う

これも上記の方法と似ていますがCDやDVDなどのジャンル以外でも卸販売をしていない直販の商品や掛け率の良くない商品がありリサーチをした際の小売利益率は一桁か時にマイナスになるものを狙います。

これらの商品をポイントが貯まるクレジットカードやクーポンなどを活用して購入することで利益率を少しでも上げていき利益を取っていきます。

ちなみにアメリカ国内に知り合いがいる場合はAmazon.comのカードで買ってもらえば5%引きで仕入れることができます。

ちなみに”並行輸入”というキーワードがタイトルについているような商品はほぼ確実に代理店がいるので卸仕入れでないと利益は出ません。

月の販売数が少ない商品に絞る

月の販売数が5個以上になれば本業の人が参入してきます。

もちろん月の販売数が3個程度でも本業の人と競合する可能性はあります、あくまで可能性の問題です。

そのため副業として輸入ビジネスを行う場合の一つの方法として月に1,2個売れる商品を多種類を扱うという戦略が考えられます。

この場合前項と矛盾するように思う方もいるかもしれませんが利益率は高くなります。

つまり利益率が低く回転率が高い商品か利益率が高く回転率が低い商品を狙うということが副業としての輸入ビジネスの基本戦略になります。

本業としてやる人は中利益率・中回転率が一番利益が出ます。(競合は多いです)

なお前述の卸掛け率の部が悪い商品(主にメーカー直販商品)に関しては他の人も同じ条件で仕入れているため

月の販売数➗(FBA出品者数+1)>1
以上ならとりあえずOKと判断していきましょう。

値下がりの瞬間を狙う

小売商品と一口に言っても実は値段は相当動いています。

価格競争に陥り相場より明らかに安い価格で商品が出品されることもあります。

そこでCamelCamelCamelのような海外Amazonの価格変化を通知してくれるサイトを活用します。

過去の最低価格が見れるのでそこにラインを引いていきそのラインを下回った際にアラートメールが来るように設定できます。

おすすめは上の図のように本当の最低ラインと過去の相場の中に何度かあった最低ラインを設定することです。

同じアカウントでは設定できないので本当の最低ライン用のアカウントと妥協としての最低ライン用のアカウント2つ用意することになります。

もちろん妥協としての最低ラインでも利益が出ないと意味がありませんのでその点も考慮して商品を登録しましょう。

上記の卸掛け率の分が悪い商品や小売利益率が低い商品を絞った上でこのやり方を使うと月10~20万円くらいなら固いです。

無在庫販売を行う

海外のAmazonを仕入先とする場合その価格変化に応じて価格を調整することでリスクを極限まで抑え商品販売をすることができます。

唯一コントロールしづらいリスクがあるとしたら返品リスクがあることです。

ただしこれは物販をやっていれば必ずつきまとうもので返品率は通常1%以下と考えるとその数値も計算に盛り込んで利益計算しておけば問題ありません。

ちなみに不良品であることを除いて返品率が高いジャンルでは返品率は5%ほどです。

また海外発送できない商品(エアガン・食品など)を商品登録してしまい売れた際に発送することのできない可能性があるので数字上利益が出るからといって何でもかんでも出品するのはやめましょう。

ただし商品数が増えてくるとツールがないと在庫管理が難しくなります。

副業としての輸入ビジネスの方法まとめ

これらのやり方は大きく稼ぐのは難しいものの安定して成果を出しやすいため本業の人は手を出しづらく副業として輸入ビジネスを行っている人同士でもそれほど競合しないのが特徴です。

利益が出る商品を見つけるまでに第一の壁がありこの辺りはツールを活用すれば時間がない方でもクリアできますがもう一つ越えなければいけないのはその商品をどこから仕入れるかを決めるという第二の壁です。

全く工夫しなくても一時的には利益が出るかもしれませんがやはり少しでも安く仕入れるための工夫は絶対に必要になってきます。

送料を安くするのか、購入価格を安い場所探すのか、在庫を持たないようにしてキャッシュフローをよくするのか、在庫を持つ代わりに安く仕入れるのか(本業向き)など結局勉強しなければならないことは本業の人と同じです。

一つアドバイスできるのはビジネス経験がない人がいきなり卸を取ろうと思ってもほぼ失敗します。

自慢のようになるかもしれませんが私は輸入ビジネス開始2ヶ月目ですでに卸仕入れをしていました。
しかしそれまでのバックグラウンドとしてビジネス自体について相当勉強していました。

輸入ビジネス自体が始めて2ヶ月だっただけでマーケティングやビジネスモデルの構築などを中心に1年で1000冊以上の本を読む程度には勉強していたので出来ただけです。

最初から利益を取ろう(卸を取ろう)と思ってもまずうまくいきません。

どんなビジネスでもまず売り上げを増やす(お客さんを増やす)ことが重要なのです。

そのため月利10万円を目指す人に極端に言えば月商100万円を 目指していただきたいです

物販で月商100万円で利益10万円あればそこから利益を15万、20万円と増やしていくのはそこまで難しくありません。

これからの時代副収入源を持っておくと役に立つ時代が確実に来ます。

今日という日は、残りの人生の最初の日です。
ぜひ興味を持ったのであれば少しずつチャレンジしてみてください。

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