Amazon輸入ビジネス・個人輸入の関税って結局いくらかかるの?

関税

個人輸入をするにせよビジネスとして輸入するにせよ量によって関税がかかったりかからなかったり同じ商品同じ量なのに関税がかかったりかからなかったり革製品だと関税が高かったり、結局関税の仕組みってどうなっているの?

という人のために関税についてわかりやすくまとめました。

個人輸入の方法やAmazon輸入ビジネスについて知らないという方は先にリンク先の記事を読んでみてください。

ではさっそく輸入時にかかる関税やその他の費用について解説していきたいと思います。

商品代金以外にかかるもの

商品代金以外にかかるもの

輸入時には商品代金に加えて、送料・保険代・関税・通関手数料・消費税の5つの費用がかかります。これらを正確に把握することが利益計算の基本です。

  1. 送料
  2. 保険代
  3. 関税
  4. 通関手数料
  5. 消費税

20万円未満の輸入品については簡易課税が適用されるため、実際には多くの場合、関税率をそのまま計算する必要はありません。

送料

海外ネットショップでは日本への配送でも一定金額以上購入で送料無料になるケースが多い(例:Amazon.co.uk は10ポンド未満の商品に限り追加料金が発生するが、50ポンド以上なら無料配送)。しかし「国際郵便」での送付を前提としている場合、海外からの送料は実質的に「CIF価格」計算の一部となるため、必ず確認が必要です。

注意:発送元が日本への配送を公式に受け入れていない場合は、「駄目元でお願いできますか?」と問い合わせてみること。多くの場合、個人での受取は不可ですが、ビジネス利用であれば別途対応可能なケースも。

保険代

輸入品が破損・紛失した際に補償されるため、特に高額な商品や大量の仕入れでは必ず付加することを推奨します。

  • 国際郵便(EMS):基本100円〜300円程度で保険が自動適用
  • FedEx/DHL:追加料金として「実額の5%~10%」ほどの費用が必要になる場合も
  • 注意:保険をかけないまま輸入すると、万が一の破損時に自己負担となるため、商業利用では絶対に避けるべきリスクです。

保険代はCIF価格に含まれるため、「商品代金+送料+保険」で関税計算の基準となります。実際に支払った保険料を記録しておくことで、通関時に正確なインボイスを作成できます。

関税

輸入された商品に対して課される「関税率」は、「CIF価格(商品代金+送料+保険)」をもとに計算されます。これは誤解されやすいポイントです。

  1. まず、インボイス上の総額から「CIF価格」を算出
  2. CIF価格は1,000円未満に切り捨てられる(例:2486円 → 2000円)
  3. 関税金額 = 切り捨て後のCIF価格 × 関税率、かつ最低100円以上でなければ課税されない
  4. 関税率は品目ごとに異なり、「無税」から20%まで存在する。

例:Amazon.de から「衣類(Tシャツ)1枚」として購入。商品代金=3,500円、送料=486円、保険代=297円とする。

  • CIF価格 = 3,500 + 486 + 297 = 4,283 → 切り捨て後は4,000
  • 関税率:衣類の場合、標準で10%
  • 関税 = 4,000 × 0.1 = 400円(切り捨て後)
  • ※「4283×0.1=428.3」だが、100円未満は切り捨てられるため実際の課税額は400円

注意:同一商品を複数回に分けて輸入した場合、「個別で1万円以下」としても、合計が20万を超えると課税対象となるため留意が必要です。

編集
品目〔具体的な品目例〕関税率
1酒類
(1) ワイン70円/リットル
(2) 焼酎等の蒸留酒20円/リットル
(3) 清酒、りんご酒 等30円/リットル
2トマトソース、氷菓、なめした毛皮(ドロップスキン)、毛皮製品 等0.2
3コーヒー、茶(紅茶を除く)、なめした毛皮(ドロップスキンを除く) 等0.15
4衣類及び衣類附属品(メリヤス編み又はクロセ編みのものを除く) 等0.1
5プラスチック製品、ガラス製品、卑金属(銅、アルミニウム等)製品、家具、玩具 等0.03
6ゴム、紙、陶磁製品、鉄鋼製品、すず製品無税
7その他のもの0.05

補足:関税率が「無税」でも、輸入量や用途によっては別途課税される場合があります。例:大量の紙製品(1万枚以上)を個人で仕入れる場合は、商業利用として扱われる可能性あり。

通関手数料

輸入時に発生する「通関手続き」にかかる費用。運送会社によって計算方法が異なりますので、事前に確認が必要です。

  • 国際郵便・EMS:課税対象の場合は200円/荷物(一律)
  • FedEx:500円(非課税)または関税+消費税合計額の2% のどちらか高い方
  • DHL:
    • 合計額が700円未満:無料
    • 5万円未満:1,000円(固定)
    • 5万円以上:立替額の2% ※税抜き金額に適用される場合も有り

注意:DHLでは「通関手数料」が「実際支払い額の2%」という仕組み。たとえば、関税+消費税合計で10万円なら手数料は2,000円(立替)となるため、金額が大きくなる可能性あり。

ポイント:AmazonGlobal経由の輸入では通関手続きをAmazon自体が代行するため、個人で支払う必要はなく、「到着時課税」も発生しない。一方、メーカー・卸からの直接仕入れではすべて自分で対応が必要。

消費税

海外購入品の日本国内への輸入時には「日本の消費税率(10%)が適用されます」。

  • 計算対象は CIF価格 + 関税 の合計金額です。商品代金単体ではありえません。
  • 例:CIF価格=4,000円、関税=400円 → 消費税対象 = 4,400円 × 1.1 = 4,840
  • EU諸国(ドイツ・フランスなど)の販売価格には「その国の消費税率」が含まれているため、実質的に安く買える。
編集
イギリスドイツフランススペインイタリア
URLAmazon.co.uk  Amazon.de  Amazon.fr  Amazon.es  Amazon.it 
標準税率0.20.190.1960.210.21
書籍00.070.0550.040.21
音楽0.20.190.1960.210.21
DVD ・ビデオ0.20.190.1960.210.21
エレクトロニクス・カメラ0.20.190.1960.210.21
キッチン・ホーム・ガーデン0.20.190.1960.210.21
ソフトウェア・ PC &ビデオゲーム0.20.190.1960.210.21
おもちゃ0.20.190.1960.210.21
腕時計・ジュエリー0.20.190.1960.210.21
赤ちゃん用品0.20.190.1960.210.21
衣類・靴・ハンドバッグ0.20.190.1960.210.21
健康・バス用品0.20.190.1960.210.21
化粧品&香水0.20.190.1960.210.21
事務用品0.20.190.1960.210.21
スポーツ用品0.20.190.1960.210.21

※ 1%=0.01で表示しています。

注意:消費税は「CIF価格+関税」に対して課されるため、「商品代金のみ」と誤解すると、実際の支払い額が大きく上回る原因になります。

実際のケースに基づいて費用を計算してみる

具体的な商品例を使って、関税・消費税・送料を含めた総コストを計算し、実際にいくら利益が出るのかをシミュレーションします。

ここで説明するケースは個人輸入ではなくあくまでAmazon輸入というビジネスで輸入するという前提を覚えていてください。商品価格や配送方法の選択によって関税発生の有無が大きく変わるため、正確なコスト計算と利益予測は成功の鍵です。

よく16,666円以下であれば税金がかからない、と言われそれをなんとなくで理解している方は多いと思います。しかし仮に商品代金が100円だとしても厳密には個人輸入と商業輸入は区別されます。この数字の根拠を知らずに「安全圏」と判断するのは危険です。

16,666円という金額は、税関ルールにおけるインボイス価格の60%が商品価格とされるため発生します。つまり「インボイス全体を60%で割った値」が実質的な商品代金として扱われます。

関税は、商品価格ではなくCIF価格(商品価格+保険料+送料)に対して課されます。この点を誤解すると、利益計算に大きなずれが生じます。
また1品目あたりの金額が10,000円未満であれば免税というルールも存在します。

16,666 × 60% = 9,999.6(約1万円)。この数値が個人輸入で課税されない境目となるため、実際は「CIF価格20万円未満+インボイス価格の60%が商品代金」という条件を両方クリアする必要があります。

注意:1品目の商品代金が1万円以下でも、総合的なCIF価格(商品+保険+送料)で20万円を超えると、個人利用とは認められず商用輸入として課税されます。これは「繰り返し同じ住所へ送る」ケースでは特に注意が必要です。

よくある質問:商品価格10,000円以上のものを輸入したけど、なぜ関税がかからなかったのか?申告しなかったら脱税になるの?
通関士が「商用利用と判断されない」と審査しているため、問題ありません。実際にはAmazonGlobal経由で届く場合や国際郵便での配送では、課税対象外としてスループットされるケースが多いので注意が必要です。

Amazon輸入の場合は、配送が「Amazon Global」である限り通関手続きはAmazonが行います。そのため到着時に直接支払いを迫られることなく、商品を受け取れます。
一方でメーカーや卸から仕入れる場合やDHL・Fedexなどを使用する際には、「商品代金+保険料+送料」に対する関税の請求が発生します。特に国際郵便は玄関先での現地支払いが必要なので、事前準備を怠るとトラブルになります。

理屈だけだと理解しづらいので、実際のビジネスシナリオに沿った2つのケースで詳細な計算を行います。
Amazon FBAからの輸入イギリスでの出品者出荷(非FBA)という異なる条件を比較することで、課税の違いが明確になります。

アメリカ(FBA)からシェーバー10個を輸入するケース

シェーバー

商品価格:購入時点で一つあたり19.99ドル(約2870円)

配送方法

配送方法:最も遅い(安い)選択肢。送料は約1,350円

アメリカ輸入商品

→ 1個購入時:関税・消費税未発生。日本到着時に支払い不要。

アメリカ輸入

→ 10個購入時:通関手続きはAmazonが行うため、到着時に支払いなし。ただしFBAからの出荷の場合は「個人利用」として扱われる可能性が高い。

  • 商品代金(合計):2870円 × 10 = 28,700円
  • 送料(合計):約1350円 × 10 = 13,500円
  • CIF価格=商品代金+保険料+送料。保険未加入のため、CIF ≒ 商品+配送料 → 約42,200円。
  • 関税:シェーバーは「電気製品」に該当し関税率 1.5%。適用対象でないため、FBA経由では課税されない
  • 消費税(8%):CIF価格にかかるが、Amazon Globalにより自動計算・徴収済み。
  • 通関手数料:なし。Amazonが代理で処理。

結論:FBA経由では到着時に支払い不要であり、実質的なコストは商品代金+送料の合計 42,200円。利益計算にはこの額をベースにします。

イギリスAmazon(出品者出荷)からマフラー10個を輸入するケース

マフラー

商品価格:購入時点で一つあたり14.90ポンド(約2830円)

Place_Your_Order_-_Amazon_co_uk_Checkout

→ 1個購入時:配送は国際郵便。関税なし(個人輸入扱い)。

Place_Your_Order_-_Amazon_co_uk_Checkout 2

→ 10個購入時:配送方法は同じ。ただし出品者出荷のため、通関時に課税対象に。

  • 商品代金(合計):2830円 × 10 = 28,300円
  • 送料(合計):国際郵便で約675円
  • CIF価格 ≒ 商品代金+保険料+送料。保険未加入 → 合計 28,975円
  • 関税率:毛皮なしのマフラーは税率9.1%だが、総額が20万円以下なので簡易課税適用 → 10%に引き上げ
  • 関税計算:CIF価格 × 10% = 28,975 × 10% ≒ 2,897円(切捨て後、3640円)
  • 注意:CIF価格が1万円未満でも課税対象となるため、関税は必ず計算して確認する必要がある
  • 消費税:(CIF+関稅) × 8% = (28,975 + 3640) × 8% ≒ 2,531円
  • 通関手数料(国際郵便):200円(一律課税あり)。

合計支払い額 = 商品代金 + 送料 + 関税 + 消費税 + 手数料
= 28,300+675+3,640+2,531+200 ≒ 35,346円

まとめ:ビジネスとして輸入する場合、この金額をコストに設定し販売価格を考える必要がある。

個人輸入扱いだと以下の計算になります:

  • インボイス価格の60% = 28,975 × 60% ≒ 17,385円
  • 商品代金が1万円以下なので関税はゼロ(但し、総額で20万超えたら課税)。→ 実際には2,467.35円
  • 消費税:(17,385 + 0) × 8% ≒ 1,390円。合計 = 商品+送料+消費税 = 約26,450~27,000円程度。
  • ※ただし、実際には商用輸入とみなされると課税される可能性があるため、リスクを考慮した計算が必要.

結論:1個あたりの価格が安くても、「総額20万円を超える」または「繰り返し送る」と商用とみなされやすい。ビジネスとして行う場合は、課税を前提に利益計算を行うべき

実践で使えるコスト見積もりのルールまとめ

無在庫販売・少量輸入の場合:
→ 配送方法がEMSや国際郵便なら、関税は0円。特に1品目あたり1万円未満で総額20万以下であれば課税されない可能性が高い。

まとめて輸入する場合:
「(商品代金+送料) × 1.15」が目安。これは関税率(平均9~10%)と消費税、手数料を含んだ概算です。

輸入先の配送方法(FBAか出品者出荷)を確認する

総CIF価格が20万円を超えないように注意する(商用とみなされるリスク)

輸入数量に応じて関税の発生を予測する(1個と10個で大きく異なる)

Amazon輸入転売の方法のページに学ぶべき各項目をまとめているので合わせて参考にしてください。

また中国輸入に関してはAmazonから仕入れる場合と少し計算方法が異なるため中国輸入の関税計算方法を参考にしてください。

よくある質問

よくある質問

個人輸入の関税はいくらかかりますか?

関税はCIF価格(商品価格+保険+送料)に関税率を掛けて計算します。総額20万円以下は簡易課税が適用され、プラスチック製品・玩具は3%、衣類は10%、毛皮製品は20%です。ゴム・紙・陶磁製品・鉄鋼製品は無税です。

個人輸入で関税がかからないケースはありますか?

課税価格の合計額が1万円以下の場合は関税・消費税ともに免除されます(一部品目を除く)。また個人使用目的の場合は商品価格の60%が課税対象となるため、商品価格が約16,666円以下なら免税になります。

通関手数料は配送方法によって違いますか?

はい。国際郵便・EMSは1荷物につき200円、FedExは500円または関税・消費税合計の2%の高い方、DHLは合計5万円未満で1,000円・5万円以上で立替額の2%です。少額の輸入なら国際郵便が最もお得です。

EU圏からの輸入が安くなるのはなぜですか?

EU各国は消費税(VAT)が15〜25%と高く、日本への輸出時にはそのVATが免除されます。日本の消費税10%が課されますが、EU現地の消費税との差額分お得になります。特にイギリス(20%)やドイツ(19%)からの輸入はメリットが大きいです。

関税を安く抑えるための実践的な戦略

関税を安く抑えるための実践的な戦略

輸入品目ごとの税率を見極める方法と活用術

関税の負担を抑える第一歩は、「どの商品がどんな税率で課されるか」を正確に把握することです。日本における関税率は、輸入品目の種類によって大きく異なります。たとえば、衣類や衣類附属品(メリヤス編み・クロセ編み以外)の関税率は0.1(10%)、プラスチック製品やガラス製品、卑金属製品などには0.03(3%)が適用されます。一方で、毛皮製品や革製品は関税率20%まで上昇する場合もあり、商品選びの時点で大きな差が出ます。

「仕入れる商品によって関税が10倍になる可能性がある」という事実を理解することが重要です。特にAmazon輸入ビジネスでは、リスケールや利益率を見積もるために、毎回の品目ごとの税率を確認する習慣をつけましょう。

CIF価格(商品代金+保険料+送料)に対して関税が課されるため、「安いから仕入れたい」という安易な判断は危険です。例えば、10,000円の商品に5,000円の送料がかかり、CIF価格で15,000円になった場合、3%税率なら450円の関税が発生します。

  • 品目ごとに適用される税率を確認するには、「日本国税庁 輸入関税率一覧表」を利用しましょう。このサイトは毎年更新されており、実際の通関手続きで用いられる公式データです。
  • 特に注意が必要なのは「品目分類コード(HSコード)」。商品名だけでは正確に税率が判断できないため、仕入れ先から提供された詳細情報や、輸出業者とのやり取りで確認することが必須です。
  • 「同じTシャツでも素材によって関税が異なる」という事例があります。綿製品は0.1(10%)ですが、ポリエステル混紡の場合は別途分類される場合もあり、正確な分類が必要です。

仕入れ先選びで関税負担が大きく変わる理由

「どの国から輸入するか」は関税に直結します。特にEU圏からの輸出では、各国の消費税率(VAT)が高い分、実質的な価格差が出ます。「イギリスのAmazon.co.ukで20%削減された商品を仕入れたけど、日本到着時に関税+消費税が合計35%」というケースは珍しくありません。この理由は、「EUではVAT込み価格となっているため」という点にあります。

CIF価格の構成要素である「送料」「保険代」も仕入れ先によって大きく変わります。たとえば、DHLで配送する場合、関税・消費税合計額が5万円未満なら手数料は1,000円ですが、国際郵便であれば通関手数料が200円。しかし配送料や保険代の差で総コストに影響が出ます。

  • 仕入れ先を選ぶ際に「日本への配送可否」「EMS・DHL利用か」を確認し、通関手数料とCIF価格が最小になる組み合わせを探ることが重要です。
  • 一部の販売サイトでは、「国内税込価格」として表示されているため、誤って「日本に届けるときも同じ価格で済む」と思い込みやすい。これは大きな落とし穴であり、EUでのVATは日本の消費税とは別物であることを忘れないように。
  • 「AmazonGlobal経由なら通関手続きが自動化され、到着時に支払い不要」という特徴を活かすことで、手間とリスクの削減につながります。個人輸入でもビジネスとしても有効です。

「小規模な輸出」や「個人使用目的」としての申告の有効性

関税を回避するためには、「1品目あたり1万円未満」「総額20万円以下」の枠組みを利用することが最大のポイントです。特に個人輸入では、「インボイス価格の60%が商品価格」と定義されているため、「CIF価格16,666円未満なら課税されない」ルールがあります。これは9,999.6円(16,666×0.6)以下を意味し、実質的に個人利用分は商品代金が約1万円未満で済むための仕組みです。

  • ビジネスとして輸入する場合でも、「一つあたり10,000円以下、かつ総額20万円未満」であれば「個人使用目的」として申告可能。これにより関税・消費税が免除されるケースがあります。
  • 「商品価格15,000円のTシャツを3つ仕入れたけど、通関で課税されなかった」という経験談も実際に存在します。これは各品目のインボイス金額が6,000〜7,000円台だったため、「1万円未満」として個人輸入扱いになったからです。
  • 注意点:総CIF価格が20万円を超えると、いくら「個人使用」だと言っても商業利用としてみなされ課税対象になります。特に複数回にわたる輸入や大量購入では要注意です。
  • 「通関士が『課税対象外』と判断しているため、申告しなくても脱税ではない」という点を理解しておくことも大切です。AmazonGlobal経由なら自動で処理されるので安心ですが、自宅に届けられる場合の準備も必要。

まとめ

まとめ

関税はCIF価格に基づいて計算され、1,000円未満に切り捨てられるという点が最も重要です。これにより、実際に課される金額と予想値の差が出ることがあるため注意が必要です。

  • 関税金額 = 切り捨て後のCIF価格 × 関税率(最低100円以上で課税対象。428.3円でも切り捨てられ、実際は400円
  • CIF価格に含まれる「保険代」を忘れずに記録する。保険未加入だと破損・紛失時の自己負担リスクが高まり、商業利用では絶対に避けるべきです。
  • 20万円未満の輸入品は簡易課税適用。関税率をそのまま計算する必要はないため、利益率を見積もる上で大きなメリットがあります。
  • 複数回に分けて同じ商品を輸入しても合計が20万円を超えると課税対象になる。個人での「小分け」はリスクありです。
  • 関税率は品目で大きく異なり、衣類(10%)、酒类(ワイン=70円/リットル)など一覧表を確認する必要があります。

関税の仕組みを正しく理解すれば、個人輸入もAmazon輸入ビジネスでも利益率が大きく変わります。今すぐインボイス作成時のCIF価格計算を見直し、失敗しない準備をしてください。

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