中国輸入OEMで実際に利益が出た商品11カテゴリの事例と、利益が出る商品の共通点・リサーチ方法を解説します。 自動給餌器、テント、アクセサリーなど具体的な実例から学べます。
中国輸入OEMを始めたいけどどんな商品を作ったらいいか分からない、どんな商品が利益が出るの?どんな商品だったらライバルが増えづらいの?と思っている方のためにこの記事は中国輸入OEMでオリジナル商品を作ったり簡易OEMを行う上で利益の出る・出た商品とその特徴をまとめました。
OEM生産は市場の需要、自社の強み、競合の強み等を考慮して行うべきなのでここで掲載する商品をそのまままねしても利益が出るわけではありません。
しかし事例や生産のポイントを知っていればOEM生産のクオリティが上がり成功確率が上がるのは間違いないのでぜひこの機会にOEMの事例を学んで帰ってください。
過去に自社で販売した商品の類似商品やクライアントが扱っていた商品の類似商品でクライアントの許可を取って情報としてまとめていいと言われたものを載せています。
私自身は最近は国内OEM+中国輸入OEMの二刀流になり高単価商品や輸入が難しい商品(化粧品や食品)は国内生産を行いそれ以外でライバルが増えづらい商品は中国輸入OEMを行なっています。
どこで生産しようが肝心なのは商品づくりのマーケティングや販売ノウハウ、集客ノウハウになるので本質を見失わないようにしましょう。
中国輸入に限らずこれからOEM生産を行いたいという方の参考になれば幸いです。
中国輸入OEMで利益が出る商品
中国輸入OEMで利益が出やすい商品の特徴は「差別化できる改良点がある」「競合のレビューに不満が多い(改善余地がある)」「価格帯2000〜10000円(利益確保と購買障壁のバランス)」の3条件だ。

差別化しやすく・ライバルが増えにくく・リピート需要がある商品こそが、中国輸入OEMでの成功を左右する鍵です。
このセクションでは、実際に売れている11のOEM事例から得られる「利益が出る商品」の本質的な特徴と、それらを見極めるための具体的なリサーチ手法について解説します。単なる成功事例を眺めても知識は身につきません。まずはキーワード検索+画像検索という二段階型リサーチフローで、市場ニーズと競合状況の両方を見極めることが不可欠です。
- アリババ1688.comを活用する理由はコスト低減と商品数の多さ。Alibaba.comでは販売価格が高くなりやすく、OEM工場選びも難しくなります。
- 画像検索で類似品を探しても「完全一致」はほぼ不可能です。デザインや機能の微細な変更があるため、「見た目だけ似てる商品」という誤解を避ける必要があります。
- OEM工場選びでは、生産実績・MOQ(最小注文数量)・納期対応力の3点が重要。アリババ内の「認証済み工場」や「優良評価」を活用しましょう。
- 売れている商品は、ランキング10位以内にランクインしているものではありません。実際には上位5,000件程度の品が市場全体の大半を占めています。初心者はこの範囲から始めることでリスクを抑えることができます。
利益が出る商品とは、誰でも真似できる「安価な転売品」ではなく、「差別化の余地がある」「リピート購入が見込める」という特性を持つもの。この視点をもってOEM戦略を考えることが成功への第一歩です。
OEM商品のリサーチ方法
OEM商品リサーチの手順はAmazon売れ筋ランキングで競合レビュー200件以下・月間販売数3件以上の商品を特定→競合レビューの不満を抽出→中国工場への改良仕様書作成の3ステップで進める。

中国輸入OEMで成功するためには、「正確なニーズを捉えた差別化された商品」を見つける力が不可欠です。このプロセスは単なる情報収集ではなく、「市場の隙間」「競合との違い」「実際の需要動向」といった多角的な視点が必要になります。
OEM商品を探す方法は中国輸入のリサーチ方法で紹介している通り、主に以下の2つの手法を組み合わせて行います。
- キーワード検索:具体的な製品名や機能・用途に関連する日本語・英語のキーワードを中国語に変換し、1688.comで絞り込み検索を行う。
- 画像検索:販売ページの商品写真やパッケージデザインから類似品を探る。特にOEM後の改修が施された製品は、元データと異なるため「形状」「色合い」「配置」に注目。
アリババ内の画像検索精度はまだ低いため、「完全一致の商品探し」という目的で使うのはリスクが高いです。むしろ「似たデザインや構造を持つ可能性のある製品を初期候補として抽出する」ための一歩目と捉えるべきです。
また、OEM対応工場を見つけるには以下のステップが効果的です:
- 1688.comで「OEM可」「カスタムデザイン可能」と明記されたメーカーを絞り込み
- 製品のサンプル依頼(通常無料)や納期・最小注文数量(MOQ)確認を行う
- 実際の生産体制と品質管理プロセスを見極めるため、工場見学も可能であれば活用
1688.comは中国国内向け市場であり、単価がAlibaba.comより平均20〜35%安くなる傾向があります。さらに商品数が多く、特に小ロット生産に対応できる工場が多い点も大きなメリットです。
注意すべきは、「OEM対応」と書かれていても実際には「パッケージのみカスタマイズ可能」「デザイン変更不可」のケースが多数。必ず仕様確認用の問い合わせを実施し、納品までに必要な時間とコストを見積もりましょう。
さらに効率的なリサーチのためにおすすめなのは、「Aliexpressでの販売データ分析」と「Amazon・楽天ランキング」連携です。例えば:
- AWS(アマゾンウェブサービス)の在庫追跡ツールで、特定商品の月間販売数をリアルタイムで把握
- 1688.comでの検索結果に「類似品が50件以上ある」→ そのニーズは高いが競争も激しい → 自社差別化戦略が必要
- 逆に「3〜4件しか出てこない商品」=市場の隙間。OEMで独自設計すればリーチしやすい可能性大
実際の事例では、「自動給餌器」というキーワードを「魚 自動 餌やり オートフィーダー」に変換後、1688.comで検索。価格帯500円前後の工場が複数見つかり、仕入れ単価・送料含めても販売利益率40%以上を確保できた。
最後に重要なのは「リサーチの再現性」です。一度見つけた商品はそのまま真似するのではなく、「このデザインがなぜ人気なのか」「何が差別化ポイントか」という視点を持つことが、長期的なOEM成功への鍵。
中国輸入OEMの事例
中国輸入OEM成功事例の共通点は「競合レビューの不満を改良した商品設計」「差別化ポイントを前面に出したAmazonページ」「初期30件のレビュー獲得に集中した立ち上げ戦略」の3点に集約される。
自動給餌器
Amazonのペットカテゴリで2,000位以内**(※掲載時点)にランクインしている売れ筋商品です。

「Auto feeder fish」というキーワードを中国語に変換し検索することでアリババで発見しました。
- 販売価格:1,600円前後(税込)
仕入れコスト:500円前後(FCA工場、2kgパックで輸入時送料込み含む) - 注意点:販売価格が過去の1,980円から下落しており、ライバル出品者が増加していることが確認可能。利益率は当初45%〜60%だったのが現在25%程度まで低下。
この商品をOEMする際には「価格競争力」よりも「機能差別化」と「品質安定性」が重要です。
特に水槽用の自動給餌器は、誤作動やカプセル詰まりなどのクレームが多く発生するため、仕様書に明記された耐久性・防水性能を工場と共有することが必須です。
差別化のポイントは「給餌タイミング」「粒数調整精度」「電源方式」。例えば以下のような改良が可能です:
- USB充電式+リチウムバッテリー搭載で、長期間使用でも交換不要(既存品では単3乾電池)。
- 給餌粒数を1〜5まで細かく調整可能。現在の商品は「2種類」のみで、高級感が損なわれている。
- スマートフォンアプリ連携機能(Bluetooth搭載)による遠隔設定・状態確認の実装も検討可。

画像検索で見つけた商品と、実際の販売ページは色味が似ているものの全く異なる製品でした。これはOEM工場からの出荷時に「仕様通りに作られているか」を確認する上で非常に重要です。
中国輸入OEMの実践的ポイント:
- OEM前のサンプルは必ず10個以上発注。初期不良率が2〜3%程度あるため、数を確保しておく。
- 仕様書に「電池の種類」「給餌量制御精度(±5%以内)」などを明記し、工場と合意する。口頭での指示は信頼性が低い。
- 輸出用パッケージには「電池使用不可」という警告ラベルを追加必須(海運規制対応)。
卓上扇風機
大型家電カテゴリでトップ10以内にランクイン**(※掲載時点)しており、非常に高い販売実績があることが確認できます。

同一の型番で画像検索によりアリババ上の工場商品を発見しました。ただし、実際には製造元が異なるため、設計・素材に差異があります。
- 販売価格:1,780円(税込)
仕入れコスト:450円〜600円(FCA工場、2kgパックで輸入時送料込み) - Amazonページの商品はボタンが「ON/OFF+風力調整」の合計2つあり、既にOEM加工済み。
このように、すでに市場で成功している製品をベースにして差別化された改良型**(例:USB充電式・低騒音設計)を開発することで競合回避が可能になります。
逆に「全く同じ商品」を作るのはOEMではなく単なる転売と同義です。
重要な注意点:大手ランキング10位以内の製品は、ライバルがすでに多数存在するため、初学者にとっては「真似しにくい」のが現状です。以下のように戦略を分けるべき。
- 初心者:ランキング1,001〜5,000位**の商品
- 中級者:ランキング101〜1,000位**までを対象に分析・OEM検討
- 上級者:トップ50位以内の商品も視野に入れるが、差別化戦略必須。
OEM成功には「販売数を正確に把握する」ためのツール(例:Helium 10, Jungle Scout)を使うことが推奨されます**。単純なランキングだけではなく、月間平均販売個数や「在庫回転率」といったデータも活用するべき。
VR用3Dゴーグル
VR用ゴーグルは「PlayStation VR」の流行期に爆発的に売れた後、一時期旬が過ぎたとされています。しかし現在でも再び注目されている分野**。
- 販売価格:4,980円(税込)
仕入れコスト:1,250円前後 - 利益率:約75%。ただし、付属品が少ない場合や箱の質感に差があると低評価につながる。
成功戦略ポイント:
- 流行を「先回り」することが必須。
→ 例:2018年にはPlayStation VRの発売前からOEM準備開始。その結果、販売開始と同時に在庫完売。 - 「流行が来た」段階でOEMするのはすでに遅い。情報収集は雑誌・SNS・YouTubeチャンネルなどで行うべき。
- 既存商品に比べて差別化機能を追加することで競合回避が可能。
→ 例:「手の動きを認識」「音声入力対応」など、スマホで再現できない付加価値。 - 薬事法に抵触しない表現が必要。例えば「視界が明るくなる」といった効果を述べると医療器具扱いになるため、注意必須。
→ 正しくは「快適なVR体験」などと抽象化。
OEM成功の鍵:自社に強みがある場合(例:開発チーム・ブランド力)であれば、飽和市場にも挑戦可能。逆に「何も持たない状態」で投入するのは失敗リスクが高い。
動物用爪ヤスリ
ホーム&キッチンカテゴリで約15,000位**(※掲載時点)にランクイン。類似商品も多数存在し、1万〜5万位の範囲が主流。

「動物 爪ヤスリ」というキーワードに「usb」という語を加えて検索し、アリババで発見。
- 販売価格:3,050円(税込)
仕入れコスト:498円〜620円 - 差別化が非常に困難**。既に多数の類似品あり。
OEM戦略アドバイス:
- 単体で販売する場合は、非常にリスクが高い。差別化ができないため、価格競争に巻き込まれやすい。
- ペット専門ショップを運営している場合のみOEM推奨**(ブランド構築可能)。
- 例:「ペットケアシリーズ」の一環として、猫・犬向けのグラインダー+爪保護パッドセットで販売。価格帯を1,980円〜2,480円に設定し、「専用ケア」として訴求。
結論:自社の「強み」や「軸」がないと、一時的な利益でも長続きしない。OEMは単なる製造ではなく、ブランド戦略の一環であることを認識すべき。
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OEM販売が難しい商品例
OEM化が難しい商品は「強力なブランドが支配するカテゴリ(例:USBケーブルでApple競合)」「薬機法・電気用品安全法が絡む高規制商品」「最小ロットが高額すぎて資金リスクが大きい商品」の3種だ。
OEM販売が難しい商品例
検索キーワードの選定が難しく、複数の関連ワードを獲得できない商品は、SEO対策として上位表示されにくく、大量販売も困難になるため注意が必要です。 たとえば「シンプルな黒いTシャツ」や「無印良品風のステンレスボトル」といった汎用性が高いアイテムは、競合が多いため差別化が難しく、独自ブランドとして展開しても売上が伸びにくい傾向にあります。
また日本市場では著作権・意匠権を侵害するリスクがあるデザインのOEMも絶対に行わないようにしましょう。たとえば有名なアニメキャラクターがプリントされた商品や、ブランド特徴的な形状(例:Apple製品風のラウンド型ケース)などは、法的トラブルを招く可能性があります。
OEM成功の鍵は「差別化」と「リピート需要」。一方で、キーワードが絞り込めない商品や特徴がないモノは、マーケティングコストがかかりすぎます。
特に以下の点に注意しましょう:
- 検索ボリュームの低さ:「オフィス用消しゴム」のようなニッチなキーワードは、集客が難しい
- デザインや機能に革新がない:既存商品と見分けがつかない場合、価格競争しかできない
- 販売チャネルでの差別化不能:Amazon・楽天で並ぶ類似品が多いと、自社ブランドの存在感が薄れる

日本で販売するとブランドの著作権や意匠権を侵害してしまうようなデザインのOEMも行わないように気をつけましょう。類似品が大量に存在する商品は、OEM戦略として避けるべきです。特に「流行りモノ」で一時的に売れるものの後発参入による価格下落リスクが高いのは周知の事実です。
成功確率を高めるには、「差別化できる特徴」と「リピート需要のある構造」を持つ商品を選ぶことが不可欠。キーワードが複数想定できず、競合に埋もれる可能性が高い商品は、OEM生産の対象から外すのが賢明です。











