中国輸入の仕入先はいろいろありますが一体どこから仕入れるのがいいでしょうか?
それぞれのショップモールに得意ジャンルがあるのでまとめてみました。
目次
タオバオ
言わずと知れた中国輸入仕入れで誰もが一度は覗いたことがあるであろうサイト。
商品価格は安めですが個人でも出店出来るため商品の質が低いものも多く初心者の方には判断が難しいためあまりおすすめしません。商品の質を見抜くには店の評価を見ることが大切です。
中国語ができない方はchromeの自動変換機能で英語に直しましょう。
中国語と英語は文法が近いので綺麗に翻訳されますが日本語に訳すと見にくいので中国語がわからない人は英語に変換して見るのをおすすめします。
日本語でも翻訳は変になりますがそれでも値段や送料と必要な情報は分かります。
こちらはアカウント全体の評価数です。
しかし中国人の知り合いに聞いたところ出店アカウントは購入できるそうなので店の評価だけを鵜呑みにも出来ません。
免許証もお金で買えるようなので色々な意味ですごい国です。
タオバオ仕入れの詳細なやり方については以下の記事にまとめています。
参照:タオバオ仕入れの方法
アリババ
アリババは卸買いができるため値段がかなり安くまた工場が直で販売していることも多いです。
質をいいと言っている人が多いですが質は普通だと思います。
ショップによりまちまちです。
OEM可能なところも多いので新規出品時の工場探しにも役立ちます。
日本人向けのアリババと中国国内向けのアリババがあり国内向けの方が安くロット数も少なく済むので国内向けを使うことをおすすめします。
http://www.alibaba.com/というURLのアリババが日本向け(正確には中国国外向け)のアリババでhttps://www.1688.com/というURL表記なのが中国国内向けのアリババです。
なぜかあまり知られておらず日本向けの方を使っている方が多いですがOEMまで見越すならなおさら1688.comの方を使った方がいいです。
なぜ1688という数字を使っているかというと1688は中国語の発音でyow-leeyoh-ba-baと発音しAlibabaの発音に近いためと言われています。
中国では数字を使ったURLが多いです。
中国では文字より数字の方が親しみやすく感じる人が断然多いそうです。
参照:アリババ仕入れの方法
天猫
「てんねこ」と読む人が多いですが中国輸入セラーの前でそう読むと恥をかきます。
ティエンマオと中国読みするかtmallとアルファベット読みするのが普通です。
出店審査が厳しいため商品の質は高いです。
アリババで質のいいところを探すか天猫で安いところを探すかだと個人的にな意見としてはアリババで質のいいところを探したほうがいいと思います。
Aliexpress
Aliexpressは英語主体のサイトでなんと日本のクレジットカードが使えます。
また中国から日本に直送してくれるので基本的に代行会社を利用する必要がありません。
初心者の方におすすめです。
ほとんどの商品が送料込みで販売されており1品から購入できます。
値段はタオバオやアリババよりやや高いという印象です。
1点買いが出来るため無在庫販売に利用している方も多いです。
ここからは有名4サイト以外の中国輸入の仕入先を見ていきます。
返利網(Fanil.com)
中国で有名なキャッシュバックサイト。
タオバオで商品を購入する際もこのサイトを経由してから買うとキャッシュバックポイントが得られます。
なぜかあまり知られていませんが中国のユーザーは6000万人います。
サイトに登録後キャッシュバックが使えるようになります。
お金の受け取りにはAlipayなどが必要ですがAlipayも無料で登録できます。
ただ普通は代行会社経由で買うと思うのでパートナーを通して買っている人でないと活用できません。
vivica Duo
vivica Duoはレディースアパレルに特化した仕入れサイトです。
日本のクレジットカードの対応していてサイトも日本語で閲覧可能です。
卸売も対応しているので安く仕入れることはできますが中国輸入アパレル販売は集客が難しく上級者以外にはおすすめしません。
Yiwugou
烏購(yiwugou.com)は中国輸入で有名な義烏(イーウー)の商品を仕入れることのできるサイトです。
浙江中国小商品城集团股份有限公司といういわゆる福田市場を運営している会社が運営しています。
取り扱っている商品も非常に多く、タオバオやアリババより安い商品もありますがそこまでのメリットはありません。
そもそも義烏の商品はそれほど安くありません。
安さだけ求めるなら虎門(フーメン)などのほうが安いです。
中国人のバイヤー達に聞いてもなんで義烏?と首を傾げます。
ちなみに虎門は色々なサイトでフーメンと書いてあったのでそのまま書いていますが実際はフーナンと聞こえます。
私なりの考察では中国輸入を流行らせた人が義烏で仕入れを初めてそれが有名になったからだと思ってます。
AKF
Amazonや楽天の売れている水着の中には、AKFから仕入れている人は多いです。
あとはルームウェアも有名です。
OEMもやってるのでおすすめしたいところですが季節ものの新規出品はスポンサープロダクトや競合に合わせた価格改定など色々とテクニックを使う必要があるので初心者の方にはおすすめしません。
中国輸入の仕入れ基準
「仕入れ」を行うケースなので日本の販売チャネルにすでにカタログがありライバルユーザーが存在することを前提に考えたいと思います。
- 純利益率20%以上
- 月の販売数➗(カート価格10%以内のセラー+1)>5以上の商品
- カートを取っているセラーの1ヶ月の評価数が100を超えていない
また仕入れを行う際は事前に以下のことに気を配りましょう。
- 扱う商品がカテゴリー規制されている商品かどうか
- 同一または類似の販売ページが他にないかどうか
- 電波法などに引っかかる商品でないか
- 壊れやすい商品でないかどうか
- 異常に重い商品でないかどうか
- アパレルであれば洗濯タグ、家電であればPSEマークが付いているかどうか
中国輸入の仕入れ個数
仕入れ個数は理論値では
月の販売数➗(カート価格10%以内のセラー+1)
となりますがそれはその瞬間に商品があれば過去のデータに基づいてそれだけ売れるという数字なので当然仕入れが遅れればライバルが増えたり、ニーズが変化することで理論値通り売れなくなります。
そのため物流関係で大切なのは安さよりもスピードです。
もちろんや安さも大切ですが多少利益が減っても計画通りに売ることが重要です。
中国輸入に仕入れ資金はいくら必要?
OEM生産ではなく、仕入れを行う中国輸入の場合仕入れの最低資金は一般的に10万円と言われています。
しかし10万円で買えるだけの量だと送料も高くなるので利益率は下がり稼げても1万5000円位になると思います。
もちろんまぐれで利益率が高い商品が売れて10万円の資金で5万円稼げることもあるでしょう。
しかしあなたは運に身を任せてビジネスをしたいですか?
数多くの商品を中国輸入で販売してきましたが相乗り出品の場合、やはり利益率は2~3割に落ち着きます。
経験を積むために資金10万円で始めるのはいいと思いますが資金が10万円しか使えない状態でお金を増やしたいのであればバイトをしたりアフィリエイトなど他のビジネスに取り組んだ方が効率がいいです。
個人的な意見としては中国輸入の資金は最低30万円だと思います。
中国輸入の仕入先まとめ
中国輸入の仕入先について見て行きましたがいかがだったでしょうか?
中国から商品を輸入するのが初めてという方はアリエクスプレスを、ビジネスで定期的に輸入するという方はアリババをベースにするのをおすすめします。
仕入れが出来るようになっても商品登録、集客、発送、アフターフォロー、再仕入れ(需要予測)の方法などを学ばなければ中国輸入を進めることは出来ないのでまだ学んでいない方は以下の記事も合わせて読むことをおすすめします。
参照:中国輸入の始め方