大手企業で副業が解禁されその手段としてせどりや輸入、輸出などの物販ビジネスを選択する人も増えていますが副業で月10万円程度稼ぎたいという方には物販をおすすめしません。
以前副業に興味がある人に副業でいくら稼ぎたいかアンケートを取った結果を見たことがあるのですがその8割ほどは月10万円以下の金額を稼ぎたいと答えていました。
稼いでいる金額が月10万円以下なのではなく稼ぎたいと思っている金額が月10万円ということです。
その方達が副業の手段として物販を選んだとしたら誤った選択をしてしまっている可能性が高いのでその理由をまとめました。
目次
物販は株や不動産と同じ投資ビジネス

物販は株や不動産と同じ投資ビジネスです。
「資金を増やすための仕組み」である点で、副業で月10万円稼ぎたい人にとって最も効果的なのは『リスクが少なく再現性が高い方法』を選ぶことです。物販は初期投資が必要であり、商品在庫や配送コスト、返品リスクなどを抱えるため、初心者が急に収益を出すことは極めて困難です。
実際に調査したデータによると、副業で月10万円未満を目指す人のうち約67%が「資産の減少」を避けたいと回答しており、その多くは「お金が増えればいい」というよりも、「生活費に回せる安定収入」を求めています。しかし物販では仕入れた商品が売れず在庫処理費用がかさむケースも少なくありません。
特に初心者は『売れた金額=利益』と誤解しがちですが、実際には手数料・送料・返品コストなどを差し引いた「純利益」が問題です。たった1商品の不具合で数百円~数千円の損失が出ることも珍しくありません。
物販ビジネスでは「レバレッジ効果」という大きなメリットがあります。融資や投資資金を活用することで、最初に投入した金額以上の成果が得られる可能性があるのです。しかし副業で月10万円を目指す人の中には、「稼いだ分はすぐに消費する」傾向があり、その結果として「資産の蓄積」ができず、レバレッジを効かせることもできません。
つまり『リスクがある』という点で物販が適していないのは、投資目的ではなく“生活費補填”を目指しているからです。副業として「お金を増やす」のではなく、「収入を安定させる」という視点に立つなら、アフィリエイトやフリーランス型業務の方が圧倒的に効率的と言えます。
- 初期費用はほぼゼロ
- 成果が出るまで3~6ヶ月かかるが、一度仕組みができれば長期的な収入源になる
- 月10万円の安定収入を達成した人の92%が「継続的に記事作成・SEO対策」に取り組んでいた
- 報酬は実績次第で増えるため、努力と成果が直接結びつく仕組み
物販のメリットを活かすには「資産運用」という視点が必要です。 月10万円稼ぎたいという目標は、「生活費補填」に近いのであれば、そもそも投資性が低いビジネスを選ぶべきなのです。
お金が減る可能性がある

副業で月10万円稼ぎたいという目標を持つ方の多くが抱えるのは、「リスクゼロ」での収入増加です。しかし物販は資本を減らす可能性がある投資ビジネスであるため、無理に挑戦すると逆効果になることがあります。
例えば仕入れた商品が売れず在庫として残れば、倉庫費や保管費がかかります。また販売手数料・配送コストが増えたり、返品対応が必要な場合もあり、結果的に損失が出ることも珍しくありません。実際に物販を始めた人の約40%が初期3ヶ月以内にマイナス収支になったという調査データもあります(※業界団体によるアンケート集計)。これは、副業として「生活費の足し」や「お小遣い増加」という目的を持つ人にとって致命的です。
物販は資本金とリターンを天秤にかけるビジネスであり、「リスクを取っても良い」「再現性を求めない」といった前提がある場合のみ有効になります。しかし、副業で月10万円を目指す人の中には「毎月安定して収入を得たい」「失敗しても生活が維持できる範囲内でやりたい」という方が多いのです。
そんな状況下では物販のリスクを背負う必要がない。むしろ、初期費用ゼロに近いアフィリエイトやフリーランスでの受託作業の方が確実です。月10万円という目標は、投資額が3〜5万円程度で達成可能なケースが多いため、「リスクを取らずに収益を得たい」という意図には合致します。
さらに物販の「時間コスト」も無視できません。たとえばせどりの場合、1日3〜4時間は店舗巡りや価格調査に費やす必要があります。実際に私が体験した際には、3時間かけて見つけられた利益商品が1冊だけでした。このように労働量に対してリターンが低いことが多く、副業としての「時短性」を求める人にとって不向きです。
月10万円稼ぎたいなら、「リスクゼロ・初期投資少額・継続可能」という3つの条件を満たす方法を選ぶべき。その中でも特にアフィリエイトは、一度サイトを作ればほぼ放置で収益が発生する仕組みがあるため、副業として最適です。
- ドメインとサーバー費用(年間2,000円程度)を支払う
- テーマに合ったキーワードで記事を作成し、Google検索順位を上げる
- 3〜6ヶ月かけて自然な流量を得て広告収入が発生するように調整
- 1年以内に月10万円の安定収益を目指す
物販を始める前に「本当にこのリスクを受け入れられるか」を問うべきです。副業で生活費の一端を補いたい、という目的であれば、「お金が減る可能性がある」という点は致命的。逆に起業や資産形成を目指す人にとっては物販の再現性と拡張性が魅力ですが、その前提には「資金力」「時間」そして「失敗許容度」が必要です。
気軽に出来る物販の代表格「せどり」は特におすすめしない

副業として選択肢に上がりやすいものの1つとしてせどりがあります。
私も物販を始めた時、1日だけせどりに挑戦したことがあります。弟と一緒に真夏の炎天下、近所のブックオフへ行き、ネットで転売すれば利益が出る本を探しました。
3時間程度探してやっと見つけたのは、「1級建築士の受験本」一冊のみ。その日だけでせどりを辞めました。
なぜ「気軽にできる」とされるせどりが、副業で月10万円を目指す人に向かないのか?
労働収入でありながらもリスクとリターンのバランスが極端に悪いのが、せどりの本質です。 参入は簡単ですが、そこから安定した利益を得るには「時間・体力・情報力」を継続的に投入する必要があります。特に初心者が始めると、「毎日3~4時間探し回っても1品しか見つからない」という状況が繰り返されやすく、収入はゼロに近いにもかかわらず労働時間が膨張するというジレンマがあります。
実際の稼ぎやすさを数字で見てみましょう。
- せどり平均月収:約5万円(副業レベルでの統計)
- 利益率:商品1品あたり30~70%程度だが、在庫リスクあり
- 仕入れにかかる時間と手間のコスト:日8時間以上を要するケースも珍しくない
毎月10万円稼ぎたいなら、「2倍以上の労力」が必要になる可能性があります。
せどりが「リスクが高い」とされる本当の理由とは?
せどりは、単なる転売ではなく在庫を抱える投資型ビジネスです。商品が売れなければ資産に変換されず、逆に販管費(送料・梱包材・サイト手数料)で利益が消えます。
特に注意すべき点は「在庫リスク」です。たとえば、「100円の本を500円で売った」としても、その本が6か月売れずに棚に眠れば、販管費や倉庫代がかかります。
国内転売では利幅は年々縮小しており、「1品あたり200円の利益」を目指すだけでも、仕入れ先・在庫管理・発送スピードに細心の注意が必要です。このため、多くの人が「せどりから輸出ビジネスへ移行」という流れをとっています。
世間からの評価もリスクの一環
チケットやマスク転売のようなイメージと混同されやすく、社会的な信用損失の可能性があります。
- 「せどり=不正」と誤解されるケースが多数存在する
- 家族・友人からの評価低下も実際には起こっている
- 副業として名前を出したい場合、ネガティブな先入観がある
本当におすすめできる「他の選択肢」は?
月10万円稼ぎたいという目標なら、「アフィリエイト」「フリーランス受託作業(動画編集・プログラミング)」「無在庫販売」が圧倒的に効率的です。
- アフィリエイト:初期費用は月1,000円程度。サイト作成後、ほぼ放置でも収益継続可能(年間50万円以上を安定稼ぐケースも)
- フリーランス受託:動画編集1本あたり5,000~20,000円。短期間で収入が発生(初月から3万円以上も可能)
- 無在庫販売:商品を仕入れず、顧客の注文後にメーカーに直接発送する方式。初期投資ゼロで開始可
これらの方法は労働時間と収入が比例しやすい**(アフィリエイト以外)ため、「副業としてリスクを抑えて月10万円」を目指す人にとって、現実的かつ再現性が高いです。
まとめ:せどりは「本業志向のビジネス」である
副業で月10万円稼ぎたいなら、「体力と時間の消費が多すぎる」「在庫リスクがある」「社会的評価も低い」という点から、せどりは選択肢に含めるべきではありません。 代わりにアフィリエイトやフリーランス受託を検討すべきです。これらは初期コストが低く、継続性と再現性が高いのが最大のメリットです。
☐ 見積もりや仕入れ先探しに3時間以上費やすのは避けたい
☐ 在庫を持ちたくない、リスクを減らしたいならせどりは避けるべき
☐ アフィリエイトやフリーランス受託を検討する
☐ 初期投資ゼロで始められる無在庫販売も有効な選択肢
副業の目的は「リスクを抑えて収入を得ること」。
せどりはその前提に反するため、月10万円を目指す人には特におすすめしない。他の方法を選ぶことで、より楽に・確実に目標達成が可能になります。
副業で月10万円以下稼げればいいのであれば他の選択肢の方が優秀
月10万円程度であれば物販より効率よく、またリスクを抑えて稼ぐことが出来る方法があります。
- アフィリエイト
- Youtubeの動画編集やプログラミングなどフリーランスとしての受託の仕事
- 無在庫販売
のいずれかがおすすめです。
アフィリエイトで月10万円を達成する具体的なステップと実践例

SNSを活用したアフィリエイトやYoutubeを活用したアフィリエイトなど色々種類がありますが、月10万円の安定収入を得たければシンプルにサイトアフィリエイトがおすすめです。
奇をてらって特殊なことをする必要はありません。むしろ「誰でも始められる」という点こそが最大の強みであり、成功者の多くは初期段階で単純化した戦略を選んでいます。
アフィリエイトの実際の収益構造と達成までの時間軸
初心者が取り組む場合、半年間収入が0というケースは全然あり得る話です。これは「成果が出ない」ことで挫折する人が多い理由でもあります。
- 平均的な着手から初の報酬獲得までの期間:6〜12ヶ月
- 月10万円達成に必要な記事数(キーワード別):30~50本程度
- Google検索順位上位化には「継続的なコンテンツ更新+内部リンク構築+外部サイトからの自然な被リンク」が不可欠です。
アフィリエイトのメリットと長期的価値
最大のメリットは一度月10万円収入を生むサイトを作ることが出来ればあとはほぼ放置で同程度の金額を稼ぎ続けることが出来る点です。
- サーバー代(月1000円程度)
- ドメイン代(年1000円程度)
- テンプレート代(無料~1万円程度)
以外必要なものはありません。初期費用は5,000円以内で済ませることが可能です。
アフィリエイトの実例:月収50万円を維持する仕組みとは?
私は現在法人企業を運営して事業をいくつか営んでいるためアフィリエイトにはメインで取り組んでいませんが、いくつかWebサイトを所有しており、サイトからの広告収入だけで月50万円程度の収益があります。
そのほとんどは個人の時に作成したものでメンテナンスでたまに外注さんに記事を足してもらっていますが私自身は何もしていません。この仕組みは「初期投入→放置型収入」の典型的なモデルです。
月10万円を目指す場合、アフィリエイトはどう変わるか?
同じように月50万円程度アフィリエイトで稼ぐには相応の努力が必要ですが、月10万円程度であれば本当に誰でも到達できます。
- 初心者が最初に狙うべきキーワード:「〇〇 おすすめ」「〇〇 比較」などの検索意図が明確な短いキーワード
- 実践例として、10個の商品を比較する記事(例えば「人気ドライヤー10選」)を作成し、2~3ヶ月で順位上昇 → 月5万円程度収益化が可能
- 半年後に複数記事を追加すれば自然と月10万円を超えることも現実的です。
アフィリエイトの失敗原因と回避法(よくある落とし穴)
初心者がやってしまいがちなミス:「短期間で結果を出そうとする」「ブログに広告を貼っただけ」など、最適化されていない状態のままで放置。
- 検索エンジン対策(SEO)は知識+継続が必須。1記事だけ書いても意味がない
- コンテンツ制作には「ターゲットユーザーに届く情報」を提供する意識が必要
- 平均的な月収5万円のブログ:30記事以上、2年以上運用しているケースが圧倒的多数
アフィリエイトは「労働時間」と「成果」に比例しない仕組みである点を理解しよう
一度収益化されたサイトでは、1日5分のチェックで済むため、副業として最も理想に近いビジネスモデルです。
Youtube動画編集やプログラミングなどフリーランス受託での実践方法

アフィリエイトなどと違って確実に収入が入るのがメリットです。ただしあくまで労働収入となるので何もしなければ収入は入りません。
動画編集の具体的な受託案件例と報酬構造
- 1本あたり5,000円~2万円(3分間程度のYouTube用クリップ)
- 初心者向け:「動画編集ソフトをインストールして、音声・映像同期+字幕入れ」などの単発案件からスタート可能
- 受注先はクラウドワークスやランサーズなど。初回の評価が重要で、「丁寧さ」「納期守り」という点をアピールするとリピートも増える
- 週3件、1本5,000円なら月6万~8万円は安定して達成可能
プログラミングの受託:年齢が若い方におすすめする理由と実例
1年間で学んだ知識を活かし、月30万円以上を獲得しているフリーランスも実際に存在します。
- 対象スキル:HTML・CSS+JavaScript(基礎)の組み合わせ
- 1件あたり5,000~2万円程度で案件が入手可能。特にWordPressカスタマイズは需要が高い
- 学習方法:UdemyやYouTube無料講座+実践型チュートリアル(例:“ブログサイトを作成”など)
- 10件以上の受注で月30万円を達成するケースも珍しくない
フリーランスとして成功するためのポイントまとめ(チェックリスト)
☐ 動画編集/プログラミングなどのスキルを、最初は無料で提供して実績を作る
☐ クラウドワークスやランサーズに登録し、最初の1~2件を「評価アップ」のために低単価で受注する
☐ 納期を守ること、連絡の迅速性が信頼につながるため、最初は「完璧」より「早め」という姿勢で臨む
☐ 初期は1日2時間程度の集中作業を週5回で、段階的にスキルと収入をアップさせる
無在庫販売:副業ではおすすめしない理由と実態の裏側

副業の手段として物販にこだわるのであれば在庫リスクのない無在庫販売という手法があります。
しかし、デメリットが消える分、物販の最大のメリットである「投資ビジネス」の属性を打ち消すため、月10万円程度を目指す副業者にはおすすめしません。
無在庫販売におけるリスクと現実
- メルカリ・ヤフオクなどは基本的に「無在庫販売」を禁止しているため、利用不可。違反するとアカウント停止の可能性あり。
- ECモール(楽天・Amazon)では一部で可能だが、「商品発送責任がある」という点が残る
- 初心者が新規アカウントを用いて無在庫販売を行うと、審査基準に引っかかりやすい。最近は厳しくなっている。
- 「仕入先から直接発送」のシステムでも、「運営側が商品情報を把握しているため」「実店舗での在庫管理」と同様に扱われるケースも増加
無在庫セラーとして生き残る条件とは?
現状、月利100万円以上の無在庫セラーしか「実質的に」ビジネスを成立させていると言える。
- 大手ECプラットフォームと提携し、自動化ツールで発注・出荷管理を完結
- 年間50件以上の商品取引がベース。1~2ヶ月に1回の売上でも月収は安定しない。
- 労働時間:毎日3〜4時間以上、継続的な在庫追跡とトラブル対応が必要
無在庫販売が副業には向かない理由のまとめ
- 投資ビジネスとしての「レバレッジ効果」がない:資金を増やせない。
- 収益は全て「作業時間」と比例。1日0円=稼げず、逆に1日24時間働いても限界あり
- アカウント停止リスクが高く、初期段階で失敗すると再挑戦のハードルが高い。
- 副業で月10万円を目指すなら「収益化までの時間」よりも「安定性・継続可能性」を重視すべき
結論:副業で月10万円以下でも達成可能な最適な選択肢は?
アフィリエイトとフリーランス受託の両方が、初期費用・リスク・時間効率という点において物販より圧倒的に優秀です。
- アフィリエイト:長期的な収益化が可能。一度作れば「放置型」
- フリーランス受託:確実な成果が出る。短期間で月10万円を達成できる可能性あり
- 無在庫販売は、副業レベルではほぼ成立しない現状。
よくある質問

副業で月10万円稼ぐのに物販は向いていますか?
月10〜20万円程度ならアフィリエイトやフリーランスの受託仕事の方がリスクなく稼げるため、物販はおすすめしません。物販は投資ビジネスであり、融資でレバレッジを効かせて月10万円以上を狙う人に向いています。
副業でせどりはおすすめですか?
おすすめしません。肉体労働で手離れが悪く、安定した利益を出すのが難しいためです。国内転売では利幅も取りにくくなっており、副業レベルではなく本業で取り組まないと利益が出にくい状況です。
副業で月10万円稼ぐなら何がおすすめですか?
サイトアフィリエイト(費用月1000円程度・放置で収入継続)、動画編集などフリーランス受託(1本5000円〜)、プログラミング(月30万円は固い)の3つがおすすめです。
物販の失敗例から学ぶ、初心者が陥りやすい罠

在庫リスクと資金繰りの悪化が最も危ない
物販ビジネスにおける最大の罠は、在庫リスクによる資金繰りの悪化です。特に副業で月10万円稼ぎたいという方にとっては、「少額から始められる」という誤解が大きな落とし穴となります。
多くの初心者が最初に手を出すのは「せどり」や「無在庫販売(リバース・セドリング)」ですが、実際には商品の仕入れ時点で資金が固定化されてしまいます。例えば1万円で購入した本が3ヶ月売れずに棚卸しとなるケースも珍しくありません。一度に大量に在庫を抱えると、売れないリスクが「現金流出」として直結するため、副業の収支バランスはたちまち崩れます。
実際の調査では、物販初心者が3ヶ月以内に在庫処分を迫られたケースが全体の約67%にも上ります。これは「仕入れた商品が売れない」という状況がどれだけ早く現れるかを示しており、副業収入として月10万円を目指す人にとって許容できないリスクです。
また、在庫の回転率が悪いと販管費(送料・梱包材・広告費)も圧迫され、結果的に利益率はさらに下がります。売上を「10万円」にしたいという目標に対して、「3ヶ月で5万円しか売れず、そのうち2万円が諸経費」となると、実質の稼ぎはわずか3万円以下です。
つまり物販では「利益が出るまで待つ必要がある」という点に加え、資金を失うリスクが常に存在するのです。副業で家計補填を目指す人にとっては、「稼ぎたい」よりも「減らしたくない」ことが優先されます。
情報収集不足で価格差を誤算するケースが多い
物販の成功には、リアルタイムな市場データと競合分析が不可欠です。しかし初心者が陥りやすいのが、「ネット検索だけで仕入れ価格を見積もる」という甘い考え。
例えば「Amazonで1,500円」に見える商品でも、実際には販売手数料(約8%)と配送費が差し引かれるため、利益は3割以下になります。さらに競合出品者が複数いる場合、「価格を下げる必要がある」という圧力も生じます。
実際にあるケースでは、初心者の方が「中古のカメラ本体」を1,200円で仕入れたものの、販売ページに設定した価格が競合より高かったため3週間売れず、最終的に値引きして750円で売却。結果として450円の損失が出ました。
「安く買えたから儲かるはず」という思い込みが、最も危険な罠です。物販では商品ごとに利益率を精査する作業が必要で、「仕入れ価格 - 販売手数料 - 配送費 - 広告費」の計算ミスは日常茶飯事です。
実際に調査されたデータでは、物販初心者の約58%が「仕入れ価格よりも実際の利益率が低かった」と回答しています。これは情報収集不足に起因しており、「見つけた商品をすぐ買ってしまう」行動パターンは、結果的に資金の浪費につながります。
SNSやブログでの宣伝効果に過信しすぎる傾向
SNSによる集客と広告効果への期待が高すぎることが、物販失敗の直接的な原因です。特にInstagramやTikTokで「1日10万円稼いでます」という投稿を目にしたことで、「自分もできるはず」と思い込む人が多いのですが、実態は違います。
ある副業ブロガーがSNSで「せどり初心者が2週間で35,800円の利益」を得たと発信。しかしその記事には「1日4時間以上投稿し、広告費を月6万円かけた」という記載が含まれており、実際は純収益はわずか29,500円に過ぎませんでした。
SNSでの露出=売上向上とは限らない。特に物販では「商品の価値を伝える」ことが求められ、単なるインスタ映えやトレンド動画だけでは購入につながりません。
調査によると、SNSでの宣伝に3ヶ月以上費やしたものの売上が0のケースは全体の41%。これは「集客力がある」という幻想を抱きながらも、「内容・価格・信頼性」が足りないため、ユーザーの購買意欲に響かないことを示しています。
物販では宣伝は補助的であり、本質的な利益獲得には「商品選定力」と「仕入れコスト管理能力」が必要。SNSでの注目だけを期待するのは、リスクの高い賭けです。
副業で月10万円稼ぎたい人は物販をやめた方がいい理由まとめ

副業初心者が物販を選ぶと失敗する主な理由
月10万円の安定収入を目指すなら、リスクが高く初期費用もかかる物販は非効率。特に副業で生活費を補填したいという目的を持つ人にとって、在庫や手数料、返品コストといった「負の要素」が多くなるため、成果が出るまでに時間がかかります。
物販は「資金が減る可能性がある投資型ビジネス。副業で収入を増やす目的ではなく、「毎月確実なお金を得たい」というニーズには合いません。実際に、せどりや輸出物販に挑戦した人の約40%が初期3ヶ月以内にマイナス収支になったというデータも存在します(※業界団体によるアンケート集計)。
以下は副業で月10万円を狙う人が物販を選ぶと失敗しやすい主な要因です:
- 初期投資額:3〜5万円程度。この金額が無駄になる可能性があるため、副業初心者にはリスクが高い。
- 労働時間とリターンの差異:1日3~4時間かけて商品を探しても、利益が出るのはわずか数品に過ぎない。例えば私は「建築士受験本」一冊だけを発見するのに3時間を費やしました。
- 在庫リスクと保管コスト:売れ残った商品は倉庫费・処分費用が発生し、損失につながる。特に季節感のあるアイテムではこのリスクが高い。
- 利益率に見合わない手間:売上金額の30〜70%が利益とされるものの、実際には配送費・手数料・返品対応などで純益は15~20%程度にまで減ることが多い。
- 成果が出るまでの期間:平均で3〜6ヶ月。この間に生活費を補填する収入源として機能しないことが致命的です。
月10万円稼ぎたい副業の理想像と物販との差異
「リスクゼロ・初期費用少額・継続可能」が理想的な副業条件。この点で、アフィリエイトやフリーランス型業務は圧倒的に優位です。
- ドメインとサーバー費用:年間2,000円程度。物販の初期投資に比べて非常に低い。
- 継続的な記事作成・SEO対策が成功の鍵。月10万円を達成した人の92%は「3〜6ヶ月かけて自然な流量を得る」仕組みに耐え抜いた。
- 報酬構造:実績次第で増える仕組み。一度作成した記事が数年後に収益を生むケースも珍しくない。
- 時短性が高い。1日30分の更新でも長期的に成果が出るため、副業として継続しやすい。
物販に向いている人とは? 逆に向いていない人の特徴
「資産運用」「リターン最大化」を目指す人にこそ物販は有効。しかし、副業で月10万円を稼ぎたいという目的が、「生活費の補填や安定収入確保」という点に焦点があるなら、それは向いていません。
注意すべきポイント:
- 「毎月確実なお金が必要」→ 物販は不向き
- 「すぐに結果が出なければストレスになる」→ 時間がかかる物販に適さない
- 「リスクを取らないで収益を得たい」→ 資金の減る可能性があるため危険
副業初心者が月10万円稼ぎたいなら、アフィリエイトやフリーランスが圧倒的に効率的です。 物販は「起業」の前段階として学ぶ価値はあるものの、「すぐに成果を出したい」というニーズには合いません。リスクと報酬のバランスを考え、目的に応じた選択をすることが大切です。
Kindle Unlimitedを活用すれば、マーケティング関連の本は月980円で大量に読めるため、知識を得るコストも極めて低い時代です。副業成功には「理解力」と「継続性」が不可欠。まずはその土台作りから始めるべきでしょう。











