Amazon輸出リサーチと言っても実はその数は多岐にわたります。
私はこれを9つに分類しました。元々7つでしたが近年小売仕入れは厳しくなっているため新たに2つの方法を追加しています。
- キーワードリサーチ法
- Amazon輸出FBA画像リサーチ法
- Amazon輸出FBA出品者リサーチ法
- キーワードボリュームリサーチ法
- テストマーケティングリサーチ法
- Amazon輸出無在庫キーワードリサーチ法
- Amazon輸出無在庫画像リサーチ法
- Amazon輸出無在庫出品者リサーチ法
- Amazon輸出予約商品リサーチの方法
の9つです。
それぞれの手法を知らないでリサーチツールを使うのはバッティングフォームを知らずにバッターボックスに入るのと一緒です。
まぐれでヒットが出ることがあってもその率は低くなります。
輸出の安打製造機になるためにもただしリサーチ方法をこの機会に全てのリサーチ方法を学んでみてください。
ちなみに全てを体得する必要はありません、自分に合うものを見つけてそれを極めれば大丈夫です。
それぞれのリサーチ方法について見て行く前にまずはリサーチ全体に対する概念を説明したいと思います。
目次
Amazon輸出FBAのリサーチ方法間違っていませんか?
Amazon輸出のリサーチ方法が初心者と上級者では全然違うという事実をあなたは知っていますか?
この記事ではAmazon輸出リサーチで最も大切になる考え方を解説しています。
Amazon輸出FBAリサーチで躓かないために覚えておくべきこと
今まであまり意識していなかったのですが少し前に初心者の方数人とお話しする機会があり気づきました。
そもそものやり方が全然違う、と。
なんでそのやり方しているんですか?と尋ねると本で読んだ、ブログで読んだ、など。
正解は一つではないのでどのやり方でもいいと思っていましたが明らかに間違っている方法には警鐘を鳴らさなくてはいけません。
まず根本的に大きな間違いを引き起こしている原因は「人のまねをする」ということです。
惜しい、確かに何事も模倣から入るべきですがサッカーが上手くなりたいとして真似をするのは上手い人の真似ですよね。
同じようにAmazon輸出FBAのリサーチが上手くなりたいのであれば上手い人の真似をしないとだめです。
今の状況を見ると初心者が初心者の真似をしあって誰も上手くいっていない言うなれば地獄絵図です。
経済的にも何もいいことがありません。
このような状況に気づかなかったのも上級者セラーと初心者セラーのリサーチ方法が乖離していることが原因でした。
本来は方法は同じであるべきです。
方法は同じでその中でコツやテクニックなどがあり上級者はさすが上級者だな、と思わせる節があるべきなのにその情報は閉ざされています。
もちろんこれは当たり前のことかもしれません。
物販で結果を出している人が言わば飯の種を好き好んで人に教えるわけがないからです。
まず以下の人をまねしていたら自分がまだ初心者を脱していないという自覚を持ちましょう、謙虚さは大切です。
- 評価が一桁かつ出品数が10以下または1000以上のセラー
- 評価が500以上のセラー
- FBAセラーが10人以上のページに出していて価格がメインカートから離れているセラー
- メインカテゴリーがtoysもしくはhobby
評価が一桁かつ出品数が10以下または1000以上のセラー
副業で少し手を出しているだけの人か考えなしにツールでリサーチをかけて無在庫販売をしている人のどちらかです。
真似をするべき対象ではありません。
評価が500以上のセラー
レベルが高すぎて参考にならないと思います。
専業で独自の仕入れ先を抑えてルーティンに入っています。
狙うのは評価20~200位のセラー、自分の少し前を行く人を参考にしましょう。
FBAセラーが10人以上のページに出していて価格がメインカートから離れているセラー
価格改定をしていないということは
副業で少し手を出しているだけか価格設定の価値を
わかっていない人です、よって真似をするべき対象ではありません。
メインカテゴリーがtoysもしくはhobby
メインとしているのが簡単に思いつくこのジャンルだとしたらそれははっきり言ってセンスがないです。
もちろん流行に乗るのも大切なのでサブで扱っている分には全然問題ありません。
office productsのジャンルも最近だと人が増えてきましたがまだまだ日本の強みを使った上で攻めることのできるジャンルはあります。
それに卸を取ることを目的として考えた場合ある程度ニッチなジャンルの方が取りやすいのでtoysなどだけだと厳しい戦いになります。
そしてそれは火を見るより明らかなのにそれ一本でやっている人は専業でよほどいい仕入れ先を持っているか、流行に流されているだけの人でどちらにしろ真似していては先がありません。
ピンポイントでこういうジャンルのこの商品などがいいですよ、というのはさすがにブログには載せられませんがAmazon輸出の商品リサーチの方法に対してしっかりと戦略を持てばまだまだいくらでもチャンスはあります。
その際決して価格差やランキングだけを見るような素人みたいなことはしないでください、本当に利益を出したければ本気で色々な要素を見てください。
アインシュタインも言っています。
何事も出来得る限り単純化しなければならないが、必要以上に単純化してはならない
と。
そうすればライバルに見えていた人たちが実はそうではなく進むべき方向が別にあることに気づけると思います。
この記事で紹介したのはAmazon輸出リサーチの根本となる考え方であり実際はもう少し奥深いものです。
ここでいよいよ具体的なリサーチ方法について見ていきたいと思います。
Amazon輸出FBAリサーチで対象にしたい商品の特徴
輸出FBAリサーチで見つけたい商品の特徴は以下の5つです。
- 月に10個以上売れている
- 月の販売数÷(出品者数+1)≧3
- 利益で月3万円以上取れる
- Amazon以外の仕入れまたはASINが繋がっていない
- FBA納品できるサイズ・重量
- 商品数に対してキーワード需要が多い
月の販売数÷(出品者数+1)≧3をクリアしていても仕入れている間にライバル出品者数が急に増えることがあります。
これはツールで簡単に見つかる商品である場合がほとんどです。
日本のAmazonと海外のAmazonを比較してそこそこ売れていて利益率もある程度確保出来る、このような商品はただの爆弾だと思ってください、私のブログを読んでくださっているレベルの方は決して扱ってはいけません。
価格競争の巻き込まれきっと後悔します。
またサイズの問題は以外と重要でリサーチ時は利益が出る計算だったのにそもそも海外に送れないという商品がたまに存在します。
常にサイズや重量もチェックして取り扱い商品の絞り込み条件に加えましょう。
また卸で仕入れるかあるいは小売で仕入れるにせよAmazon輸出の利益率を上げる方法をぜひ一度読んでみてください。
どちらの方法を選ぶにしろ以下の5つのリサーチ方法はどれも欠かせない方法ですのでぜひ習得してください。
はじめはキーワードからリサーチして次にその流れで見つけた有力と思われるセラーに絞ってセラーID抽出をしましょう。
参考になるいいセラーは5%位しかいませんが現実でも本当に仕事ができる人というのはそのくらいの割合しかいないので納得できる数字だと思います。
画像検索はサブとして使いましょう。
Amazon輸出無在庫リサーチで対象にしたい商品の特徴
無在庫リサーチで見つけたい商品の特徴は以下の4つです。
- 2,3ヶ月に1個売れる
- ライバルがいない(少ない)
- 利益が1000円以上取れる
- Amazon以外の仕入れまたはASINが繋がっていない
- FBAセラーのライバルがいないかいても差益が大きい
1ヶ月に1個以上売れる商品はFBAセラーが扱う可能性が高いのでランキングが低い商品の方がおすすめです。
30000位以下でとりあえずランキングが付いていればOKという判断でいきましょう。
また利益1000円以上については最初は利益トントンでも評価を増やしていくことが重要なので利益が100円でも扱ってください。
またAmazon以外の仕入先を見つけたい所はFBAの場合と共通です。
それを踏まえた上で以下の3種のリサーチ方法をそれぞれ試してみてください。
無在庫販売で基本となるリサーチ方法ですが大切なのはツールで見つからない商品です。
無在庫セラーが扱っている商品は通常ツールで見つかります。
見つからないということは日本のAmazonに存在していない商品でAmazon以外から仕入れていることになります。
長期的に利益を出していくにはこのような商品を見つける必要があります。
また売れる商品は誰かがFBA出品していくのであまり売れていない商品を扱う方が重要になってきます。
Amazon輸出で言うとランキング30,000位以下でランキングが付いている商品は全て無在庫出品の対象になります。
予約販売向け
予約販売を使った特殊な販売方法です。
せどりに近い販売手法なのでせどりから物販ビジネスを始めた人には取り組みやすい手法と言えます。
Amazon輸出リサーチ方法9種類のまとめのまとめ
FBA出品のリサーチ方法と無在庫飯場のリサーチ方法で考え方が全然異なるということが分かったかと思います。
しかしどちらの場合も
- ライバルを参考にする
- ライバルより安く仕入れる
- ライバルが参入しづらい商品を扱う
という大原則は変わりません。
今回紹介した9つの商品リサーチの方法をすべて習得すればツールを使う際もさらに有効活用できるはずです。
ツールでは見つからない商品が大切になってきますがツールで見つかる商品は基本的にメジャーな商品なので卸が取れればそれだけ回転数が稼げますしツールで見つからない商品を見つけるのにも結局ツールが必要になります。
手動で探して見つけた利益が出るであろう商品がツールでも見つかる商品だった場合間違いなくライバルが参入してくるのでこれが一番もったいないです。
ツールで見つかる商品→卸
ツールで見つからない商品→小売、卸どちらでも
と考えてください。
リサーチツールに関しては無在庫販売でもFBA販売でも「アマトピア」というツールをおすすめしています。
その理由や活用法はAmazon輸出リサーチツールのおすすめにまとめているので興味のある方はぜひご覧になってください。
月に5万円程度の副業レベルであれば無料リサーチツールでも十分だと思いますがそれでも時間を使って稼ぐのであれば普段している仕事の残業をした方がいいはずです。
在宅でネットを通して仕事ができるというのは大したメリットではありません。
仕組み化することによって労働収入のように時間を使って稼ぐビジネスではなくお金を使ってお金を稼ぐ投資ビジネスと捉えることが出来るのが最大のメリットです。
いろいろな本に書いてあると思いますがお金を増やすにはお金に働いてもらう必要があります。
お金を使って人を雇ったりソフトウェアを導入することで時間を短縮してその短縮した時間で勉強してあれこれ考えてまた収益を上げてその収益でまた別の仕事を人に任せたり新しいソフトを導入する、この正の循環に入っていかない限り安定しません。
この仕組みが作れれば仮に体調を崩して1週間寝込んでいたとしても収入は確保できます。
それがリサーチを自分で時間をかけて行うスタイルだと体調を崩したタイミングで収益が入るのが遅くなります。
今回紹介した9つの方法もポイントは人に任せるということです。
最初はもちろん自分で行う必要がありますがその際はツールを導入してリサーチを効率化していきましょう。
そしてある程度収益に余裕が出たらその方法自体を仕組み化してお金を払うことで人にやってもらいましょう。
雇用を生むことでそれは社会的にも価値があることになります。
もちろん需要と供給の問題があるので割に合わない賃金であれば人は辞めていってしまいます。
ではいくら払えばいいかと言うとそれは人それぞれです。
私はリサーチを言った通りに完璧にやってくれる人には月20万円払ってもいいと思っています。
しかし始めたばかりの人がリサーチに20万円払うと赤字になってしまうでしょう。
他の作業だってそうです。
結局自分がしたくない作業、自分の時給を考えるともったいないな、と思う作業をじゃあいくらで人に任せたいか、それはあなた自身しかわからないのです。
Amazon輸出には3大テーマがあってそれがリサーチ、卸仕入れ、物流です。
どれも重要なテーマですがその中でもやはり優先順位はリサーチが一番高いです。
なぜなら卸を取らずとも物流を考慮せずともリサーチを抑えれば利益を出る商品を見つけることは出来るからです。
もちろんそれら二つの武器が合わさることでリサーチ自体にも相乗効果があるので切っても切れない関係なのですが物流を抑えたところでリサーチが全然できないなら利益は出せません。
営業や卸交渉が得意だとしてもどの商品に対してどのメーカーに対して交渉をかけたらいいかリサーチができないと何も始まらないのです。
ぜひ卸仕入れや物流といった次の次元のテーマを語れる人が増えることを期待しています。
その為にもAmazon輸出は商品リサーチに始まり商品リサーチに終わることを意識して徹底的に勉強しましょう。