岸本さん(28歳)は、メーカーでバイヤーを務めたのち単発「eBay輸出」からのちに輸出ビジネスマスターコンサルティングへアップグレードした受講者です。
服を見る目やセンスには、少しだけ自信がありました。でも会社のバイヤーとしては数字と方針が先で、「自分が本当に良いと思うもの」を扱えない。それがずっと、心のどこかに引っかかっていたそうです。
自分の審美眼で選んだ日本ならではの一点物の逸品を、それを心から愛してくれる海外の人に届けたい。その気持ちからeBay輸出へ。まず単発で月商300万を達成し、輸出ビジネスマスターコンサルティングへアップグレードして、越境EC(Shopify)で自分のセレクトショップを育てました。20ヶ月目に月商850万・月利230万まで。
売上の大きさよりも「自分の感性で選んだものが、世界のどこかの誰かに届く」ことに意味を見いだした、審美眼を軸にした事例です。
目次
コンサル受講前の状況|「本当に良いと思うものを、扱えない」ジレンマ

岸本さんはメーカーのバイヤーだったそうですね。まず、その頃の気持ちを教えてください。

メーカーで、バイヤーをしていました。良いものを選ぶ仕事は好きでしたし、目利きにも、少しだけ自信があったんです。
でも、会社のバイヤーって、結局は会社の方針と数字がいちばん優先で。私が『これは本当に良い、美しい』と思うものより、『これは売れ筋だから』というもので棚を埋めることの方が、ずっと多かった。自分の審美眼を、そっと脇に置いて、売れるものを仕入れる。それが、だんだん苦しくなっていった気がします。
美しいものが好きでこの仕事を選んだのに、自分の「好き」や「美しいと思う気持ち」を、仕事の中では出せない。私にとっては、それがすごく寂しいことでした。
本当は、誰かの決めた正解じゃなくて、自分の感性で選んだものを、それを分かってくれる人に届けたかった。その思いが、ずっと心の奥にあったんです。

その思いを、なぜeBay輸出で叶えようと思ったんですか?

日本ならではの一点物の品が、海外でものすごく愛されていると知ったのが、きっかけでした。
日本には、丁寧に作られた、独特のセンスの逸品がたくさんあるんです。それを世界の目の肥えた人たちが、探し求めている。eBayは、そういう一点物の逸品を、その価値が分かる人が世界中から見つけに来る市場でした。私の審美眼で『これは美しい』と選んだ一品を、それを愛してくれる海外の誰かに、直接届けられる。
会社の棚では出せなかった私の「好き」が、そのまま事業になる。そう思うと、なんだか胸がふるえる気がして。
しかもこうした逸品は一点物なので、大量に仕入れて在庫を抱えるリスクも小さいんです。自分の感性を活かせて、リスクも小さい。もう、これしかないと思いました。円安で日本のものが海外から探しやすくなっているのも、そっと背中を押してくれた気がします。

バイヤーの経験があれば、独学でも始められたのでは?

服を選ぶ目はあっても、それを海外に売る仕組みは、私にはまったく分からなかったんです。
eBayのアカウントの作り方、海外への発送、関税、多言語の対応、価格の付け方…。私の得意は、あくまで『美しいものを見極める』ことで。それを事業として海外に届ける実務は、完全に未知の世界でした。しかも私、細かい事務や数字の管理が、本当に苦手で。独学でそこを手探りしていたら、大好きな服を選ぶ楽しさより、苦手な作業のストレスで、心が折れてしまう気がしたんです。
だから、仕組みの部分は最初から正しく教わって、私は得意な『選ぶ』ことに集中したかった。
受講前の個別面談で、そういう自分の凸凹を正直に話したら、否定せずに受け止めてもらえて。ああ、この人たちになら任せられるな、って、そっと思えました。
まず単発「eBay輸出」を選んだ理由|まず一着、自分の目を世界で試す

いきなりマスターではなく、まず単発「eBay輸出」から入った理由は?

まずは、自分の審美眼が本当に海外で通用するのかを、一つの場所で、そっと確かめたかったんです。
会社では『売れ筋』を優先させられて、自分のセンスで勝負したことが、一度もなかった。だから、まずeBayという一つの市場で、私が『美しい』と思って選んだものが、世界の誰かに響くのかを試したかった。もし通用するなら、それは私にとって、数字以上に大きな意味があるんです。
いきなり複数のチャネルに手を広げるより、まず一つ、自分の目を世界で試してみる。それができてから、広げればいい。
eBayはこうした一点物の逸品と相性のいい市場なので、私の感性を試す最初の舞台に、ぴったりな気がしました。単発なら一つの領域に集中できるし、個別相談も1回あるので、実務で詰まったらそこで聞けばいい。
本当は、自分の「好き」を、まず一つだけでも形にしてみたかった。それが、最初のささやかな目標でした。

単発期の立ち上げは、どうでしたか?

選ぶ工程は、本当に、幸せでした。誰の指示でもなく、自分が心から美しいと思う一着だけを、選べる。
バイヤー時代に育てた目で、日本ならではの逸品の中から、状態やデザイン、時代背景まで見て『これは価値がある』というものを、そっと厳選しました。商品ページも、eBay商品リサーチAIで相場を確認しつつ、その一品の魅力や背景を、私の言葉で、丁寧に綴っていく。ただの品物じゃなくて、なぜこれが素敵なのか、という物語を添えるんです。
苦手な発送や事務は、テンプレートと手順に沿えばできるし、分からないところは24時間の専用AIサポートに聞けた。おかげで、私は選ぶことと、魅せることに、集中できました。
初めて海外の方から『あなたのセレクト、センスが好き』ってメッセージ付きで買ってもらえたときは…正直、涙が出ました。会社では得られなかった、自分の感性を分かってもらえる嬉しさ。
そうやって、半年で単発でも月商300万まで来ていました。
アップグレードを決めた理由|「自分のセレクトショップを持ちたい」

単発で手応えを掴んだ後、輸出ビジネスマスターコンサルティングへアップグレードした理由は?

eBayで自分の目が通用すると分かったら、次は『自分のお店』を、持ちたくなってしまったんです。
eBayは一点物を出品する場所としては最高なんですが、その中では、私が作りたい世界観までは、表現しきれなくて。私が選んだ品を、私の世界観の中に並べた、自分だけのセレクトショップを作りたい。それができるのが、越境EC(Shopify)の自社サイトだと知りました。単発で審美眼が世界に通用すると確信できたからこそ、次は、世界観ごと届ける段階に進みたくなったんです。
それでアップグレードして、越境EC(Shopify)を足しました。eBayで私のセンスを気に入ってくれた人が、私のセレクトショップのファンになってくれる。そんな流れも作れる気がして。
個別相談が2回になって、ブランドの世界観づくりを相談できたのも、心強かった。自分の感性を、一品から、お店という形に育てていく。本当は、そんなイメージが、ずっと頭の中にあったんです。
2年目|越境EC(Shopify)で自分のセレクトショップを構築し月商850万へ

越境EC(Shopify)のセレクトショップは、どう作りましたか?

自分の「好き」を、一つの世界観に、そっとまとめました。
ただ品物を並べるんじゃなくて、私が美しいと思う日本ならではの逸品の世界観を、写真も言葉も含めて表現したんです。高機能デザインテンプレートをベースに、一つ一つの品の背景や使うシーンまで見せて、『このお店でしか出会えない一品』という空気を、丁寧に作っていく。バイヤー時代にはできなかった、自分の感性そのものをお店にする、という夢が、ようやく形になりました。
eBayは世界中の目の肥えた愛好家が探しに来る場所、越境EC(Shopify)は私の世界観に共感してくれるファンが集まる場所。そんなふうに、役割を分けました。eBayで私のセンスを知った人が、Shopifyのお店に来てくれる。
20ヶ月目にeBay輸出が月商500万、越境EC(Shopify)が月商350万で、合算月商850万・月利230万です。
数字ももちろん嬉しいんですけど、それ以上に…自分の感性で選んだものが、世界の人に愛されて、しかも『あなたのセンスが好き』って言ってもらえる。この気持ちが、私にはいちばん大切でした。

バイヤーの経験は、事業でどう活きましたか?

ものの価値を、見極める目です。
バイヤーとして、素材やデザイン、作り、時代背景まで見て品の価値を判断してきた経験は、逸品の目利きに、そのまま活きました。状態の良し悪しや、どれが海外で価値を持つかが、なんとなく分かる。これは、感覚だけじゃ出せない、プロの目なんだと思います。
ただ、会社では脇に置いていたその目を、今は自分の感性のままに使えるんです。「売れ筋だから」じゃなくて「私が本当に美しいと思うから」で選べる。
不思議なんですけど、自分のセンスで自由に選ぶようになってからの方が、結果的にお客さんに喜ばれる気がして。誰かの決めた正解に合わせるより、自分の審美眼を信じて選んだものの方が、それを愛してくれる人に、ちゃんと届くんです。
バイヤーの技術と、自分の感性。この両方を、初めて一つにできた。それが、私にとってはとても嬉しいことでした。
これから自分の感性を仕事にしたい方へ

会社で自分のセンスを活かせずにいる方へ、メッセージをお願いします。

昔の私みたいに、会社の方針の中で、自分の「好き」や感性を、そっと押し殺している方に。いちばん、伝えたいです。
あなたの審美眼やセンスは、しまい込んでおくには、もったいない。それは、立派な価値なんです。世界には、あなたが本当に美しいと思うものを、同じように愛してくれる人が、きっといます。会社の棚では表現できなくても、自分で選んで、それを分かってくれる人に直接届けられる場所が、今はちゃんとあるんです。
私はeBay輸出で、自分の審美眼が世界に通用するんだって確かめてから、越境EC(Shopify)で、自分のお店という形に育てました。まず一つ、自分の感性を世界で試してみてほしい。
苦手な実務や数字の部分は、手順やツール、サポートが、そっと助けてくれます。あなたは、あなたの得意な『選ぶ』『美しく見せる』ことに、集中すればいい。
自分の感性で選んだものが、世界の誰かに愛される。あの嬉しさは、本当に、何にも代えがたいんです。まずは受講前の個別面談で、あなたの「好き」がどこで価値になるか、ぽつぽつ話してみてください。
岸本さんの成果まとめ
- コンサル形態:単発「eBay輸出」→輸出ビジネスマスターコンサルティングへアップグレード
- 受講前:メーカーのバイヤー、会社の方針で自分の審美眼を活かせないジレンマを抱えていた
- 単発期(半年):自分の目で選んだ日本ならではの一点物の逸品をeBay輸出、月商300万
- アップグレード後:越境EC(Shopify)で自分の世界観のセレクトショップを構築、合算月商850万・月利230万
- 合計チャネル:eBay輸出+越境EC(Shopify) の2チャネル
- 3年目目標:月商1,200万、セレクトショップの世界観を深めファン層を広げる
よくあるご質問
バイヤーの経験は、eBay輸出で活きますか?
大きく活きます。岸本さんは、素材・デザイン・作り・時代背景まで見て価値を判断するバイヤーの目を、日本ならではの逸品の目利きにそのまま活用しました。状態の良し悪しやどれが海外で価値を持つかを見極める力は感覚だけでは出せないプロの目です。eBayは一点物の逸品を価値の分かる人が世界中から探しに来る市場のため、審美眼がそのまま強みになります。
自分のセンスで選んだものが、海外で本当に売れますか?
売れます。岸本さんは会社の「売れ筋」ではなく自分が美しいと思うものを選び、その物語を丁寧に伝えることで海外の顧客から「あなたのセンスが好き」と支持されました。世界には自分の感性に共感してくれる人が必ずいます。誰かの決めた正解に合わせるより、自分の審美眼を信じて選んだものの方が、それを愛する人に届きやすくなります。
事務や数字の管理が苦手でも大丈夫ですか?
大丈夫です。岸本さんも細かい事務や数字が苦手でしたが、発送や出品はテンプレートと手順に沿って進め、分からないことは24時間の専用AIサポートに相談することで、自分は「選ぶ」「美しく見せる」ことに集中できました。得意な部分に力を注ぎ、苦手な部分は仕組みとサポートで補う役割分担が有効です。
いきなりマスターと、まず単発から、どちらがいいですか?
まず自分の強みを一つの市場で試したい場合は単発が向いています。岸本さんは自分の審美眼が海外で通用するかをまずeBay輸出で確かめ、確信を得てから輸出ビジネスマスターコンサルティングへアップグレードして越境EC(Shopify)で自分のセレクトショップを構築しました。一つで手応えと自信を得てから世界観ごと届ける段階へ進む流れが有効です。
eBay輸出から越境EC(自分の店)へ広げる意味は何ですか?
商品単体ではなく「世界観」で届けられる意味があります。岸本さんはeBayで一点物を出品しつつ、越境EC(Shopify)で自分の美意識をまとめたセレクトショップを構築しました。eBayは価値の分かる人が探しに来る場所、越境ECは世界観に共感するファンが集まる場所と役割を分け、eBayでセンスを知った人が自分の店のファンになる流れを作れます。








