中国輸入で説明書や洗濯タグ、梱包袋をつけるべき理由とその方法

中国輸入商品では差別化や日本の販売ルールやECサイトの販売ルールを守るために説明書や洗濯タグ、梱包袋をつける必要があります。

それぞれが必要な理由とその方法について記したいと思います。

説明書が必要な理由と付け方

説明書は必須ではありませんが何らかの操作を必要とする商品の場合説明書がないとユーザーがその商品を適切に使うことのできなかった時にマイナスレビューを生む可能性があるのでつけるべきです。

中国輸入商品では説明書がついているものもありますがその多くが中国語で記載されており中国製品のクオリティは上がっているものの今だに多くの日本人の間では中国製品=安物の認識があるためそのような説明書が付属している商品は中国語の説明書を取り除き翻訳した説明書を付属するべきです。

海外販売も見越す場合日本語でなく英語の説明書でも大丈夫ですがよく日本のAmazonのレビューで日本語の説明書がなかったため星-1のようなレビューを見かけるので可能であれば日本語で用意するべきです、

説明書はその商品を販売しているショップ(メーカー)にこちらで翻訳するので説明書を作ってくれないかと依頼するのが最も簡単な方法です。

それができない場合は別で説明書を作れる会社に依頼してあとでまとめる必要があります。

洗濯タグが必要な理由と付け方

日本での衣類の販売には洗濯タグの付与が必須ですが中国国内向けに売られている商品には洗濯タグがついていません。

そこで洗濯タグを作成して付ける必要があるのですが洗濯タグには

  1. 繊維の組成
  2. 洗濯マーク
  3. 洗濯に関する取り扱い注意
  4. 表示者名と連絡先

の記載が必要となっています。

繊維の組成は家庭用品品質表示法に基づいた成分の記載が必要です。

参照:家庭用品品質表示法

次に洗濯マークですがアクロンの洗濯表示一覧の記事が最もわかりやすかったため参照させていただいています。

参照:アクロン洗濯表示

3番目の洗濯に関する取り扱い注意とは「タンブラー乾燥はお避け下さい」などと書かれてる箇所のことです。

洗濯タグは日本とのやりとりがある工場であれば問題なく作成・付与が可能です。

最後の連絡先は個人名か会社名を記します。

また連絡先は住所か電話番号のどちらか(両方でも良い)を表示と定められています。

梱包袋が必要な理由と付け方

こちらはAmazonをはじめとする多くのECモールで商品の梱包を販売条件としていますが、仮に条件とされていなくても剥き出しの商品が届けばマイナスレビューをつける人が多いでしょうから必須になります。

最低限透明なOPP袋に入れると言う方法を使ってもいいのですが中国輸入OEMの差別化手法にも記載しているように梱包資材自体がブランドの価値をコントロールしたり差別化に繋がってくるので慎重に選ぶことをおすすめします。

商品価格の5%程度は梱包資材費にかけるべきだと思っています。

こちらは特定の商品を作っている工場に任せるより梱包材を専用で作っている工場に依頼して梱包してもらうのがおすすめです。

その方が質が高いことが多いためです。

差別化を目指すのであれば上記以外にもロゴやタグを付けると言う方法もあります。

以下の記事にまとめていますのでぜひ合わせてご覧になってください。

参照:中国輸入のロゴ・パッケージ制作について

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