輸入ビジネスは儲からない?【タイプ別物販ビジネスの利益率・難易度等徹底比較】

輸入ビジネスは時に儲からないと言われることがありますがあなたはそのような言葉を聞いたことがありますか?

この記事では輸入ビジネスが儲からないと言われる理由とその真相について解き明かしています。

輸入ビジネスの種類

輸入ビジネスは儲からないと言われることがありますがそれは輸入ビジネスの種類によります。
輸入ビジネスにも大きく分けて5種類の方法があります。

※ここでいう輸入ビジネスとはAmazon輸入を示します。

欧米輸入(小売)、欧米輸入(卸)、中国輸入(小売)、中国輸入(卸)中国輸入(OEM・オリジナル)の5つです。

無在庫輸入は小売に含んでいます。

東南アジアからの輸入は中国輸入とほぼ変わらないので中国輸入に含んでいます。

物販ビジネスの比較

せっかくなので他の物販ビジネスも同時に比較したいと思います。

国内せどり(小売)、国内せどり(卸)、Amazon輸出(小売)、Amazon輸出(卸)、これらを含めて9種類の物販ビジネスを一挙に比較し輸入ビジネスが儲からないと言われることがあることについて検証したいと思います。

物販ビジネスの種類欧米輸入(小売)欧米輸入(卸)中国輸入(小売)中国輸入(卸)中国輸入(OEM・オリジナル)国内せどり(小売)国内せどり(卸)Amazon輸出(小売)Amazon輸出(卸)
キャッシュコンバージョンサイクル※1ヶ月1~2ヶ月1ヶ月1ヶ月2~3ヶ月2週間2週間3~4週間3~4週間
利益率5~15%15~25%10~20%25~35%30~45%10~20%15~25%10~20%20~30%
難易度easynormaleasynormalhardeasynormaleasyhard
競合
無在庫・予約販売
必要初期資金10万円~50万円~10万円~30万円~50万円~1万円~10万円~5万円~30万円~

上の図は横スクロールできます。

※キャッシュコンバーションサイクルとは仕入れをしてから入金があるまでの平均的な期間のことです。

輸入ビジネスというと主に欧米輸入のことを指すので中国輸入と比べると利益率があまり良くありません。

参照:中国輸入ビジネスの利益率

しかし輸出ビジネスと比較した場合は利益率は小売の場合も卸の場合もほぼ変わりませんがそれでも消費税還付分を考慮するとやはり一般的には輸出ビジネスの方が利益率は高くなります。

もちろん商材によりますのでその点はご注意ください。

またキャッシュコンバージョンサイクルを比較した場合わずかですが輸出ビジネスの方に分があります。

輸出の場合は法人でないと卸が取りづらいケースも多いので卸仕入れメインであれば利益率は多少下がろうとも輸入ビジネスのメリットはありますが輸入ビジネスが稼げないというレベルの人はほとんどの場合小売仕入れの方法しか知らないためその意味では輸入ビジネスが稼げない、儲からないと言われるのも納得できます。

輸入ビジネスで利益を出すためには

上記の考察により輸入ビジネスで利益を出すためには卸を取ることが必須であることが分かるかと思います。

  1. 輸入卸を取る方法
  2. Amazon輸入の仕入れ交渉のコツ
  3. 輸入ビジネスの商材探しの方法

辺りの記事を読めば輸入卸の取り方の基本は抑えることができるのでぜひ合わせて読んでみてください。

また今回の記事の考察はAmazonを絡めた物販ビジネスの話で他にもebay輸入やbuyma輸入、ネットショップ販売、楽天販売、Lineコマース販売など色々ありますが利益率は販売チャネルの手数料と広告費に依存しますので必要に応じて考察してみてください。

輸入ビジネスの飽和リスク

輸入ビジネスは何年も前からあるビジネスですが私が始めた2012年にもすでに輸入ビジネスは飽和していると言われていました。

それを稼げない人が飽和している、と言って片付けることも出来るのですがそれを抜きにしてもやはり参入者は増えているし商社なんかが入ってきたら勝ち目がないのでは?と思っている方も多いようです。

まず5大商社のような有名な商社は10億円規模以下の案件は基本的に扱わないと言われています。

どんなに小さいものを扱ったとしても年商1億円規模のものでしょう。年商1億円規模の商材は腐るほどあります。

それら全てを扱うほど商社の人は暇ではないです。

次に商社以外でも個人のセラーが増えたら販売しづらくなるのでは、ということに対しても意見があります。

個人セラーは確かに増えていますがAmazonなどネットで商品を購入する人もどんどん増えています。

それに輸入ビジネスの最終系は独占卸やオリジナル商品の販売にあるのでそこを目指して走り続ける限り大丈夫です。

いわゆる電脳せどりと呼ばれるようなAmazonで買って楽天で売るようなやり方はライバルの増加とともに淘汰されていくとは思います。

そのような隙間をついた裏技のような方法を試すのではなく王道を行きましょう。輸入ビジネスの世界では王道こそが正義です。

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