中国輸入転売からAmazon輸入OEMに移行して利益が安定した塚本さんの事例【価格競争から脱却】

塚本さんのコンサル感想 - 中国輸入からAmazon輸入OEMに挑戦し約6ヶ月で月利300万円を達成した体験談

塚本さん(30歳)は中国輸入転売で月商400万円を回していたものの、利益率9%・終わりのない価格競争に疲弊し、Amazon輸入×OEMへ転向。転売で培った工場ネットワークや市場感覚を活かしてスマホアクセサリーの自社ブランドを立ち上げ、転向6ヶ月で月商250万円・月利80万円、利益率32%を達成した受講者です。転売の経験はあったものの、商品を企画するOEMは未経験からのスタートでした。

中国輸入転売の問題点

中国輸入転売の構造的問題は「価格競争による利益率低下(後発セラーが同商品を安値出品)」「在庫リスクの集中」「プラットフォームポリシー変更への脆弱性」の3点で、これがOEMへの移行動機となることが多い。

編集部

塚本さんは中国輸入転売からOEMに転向されたそうですね。転売の何が問題だったんですか?

塚本さん

2年やって分かったのは、構造的な限界があるということでした。問題が3つあって、まず同じ商品を誰でも扱える。いい商品を見つけて出品しても、数週間後には同じ商品を扱うセラーが5〜10人現れる。差別化のしようがなくて、価格を1円でも安くするか広告費を積むしかなくなる。

編集部

ほかにも、問題があったんですか?

塚本さん

品質のコントロールが困難で、返品率は5%を超えていました。同じ工場・同じ商品でも製造時期で品質が安定しない。そしてブランド力がゼロ。月商400万あっても月利は35万くらい、利益率わずか9%で。自分で価格をコントロールできないビジネスは、本当の意味でのビジネスとは言えないと痛感しました。

コンサル受講を決めた理由

Amazon輸入OEMコンサルへの投資を決めた理由として、「転売で月利20万円の壁を2年超えられなかった」「価格競争から脱却する具体的な方法論を習得したかった」という実体験からの問題意識が最大の動機だ。

編集部

OEMという選択肢は、以前から知っていたんですか?

塚本さん

知ってはいたんですが、「自分に商品を企画する能力があるのか」という不安でなかなか踏み出せなくて。決め手は体系的なロードマップが用意されていたことでした。中国輸入は独学で始めて、最初の1年は完全に手探りで無駄な仕入れも多かった。OEMではそんな遠回りをしたくなかったので、最初からプロに教わることを選びました。

編集部

ほかに、安心材料はありましたか?

塚本さん

リスク回避の知見が豊富なことです。OEMは自社ブランドとはいえ、商標や特許のリスクがある。コンサルではそうしたリスクを事前に回避する方法を具体的に教えてもらえる。為替リスクや在庫リスクへの対処法も実践的で、これだけでも受講する価値がありました。

OEMへの転向で変わったこと

転売からOEMに転向して最も変わった点は「価格競合セラーがいなくなった(自分のブランドを自分だけが売る)」「レビューが資産として積み上がる」「販売価格を自分でコントロールできる」の3点だ。

編集部

転売からOEMに変わって、一番変わったことは何ですか?

塚本さん

「自分のカタログに自分しかいない」状態を作れることです。OEMは自社ブランドで商標登録するので、相乗り出品がされない。中国輸入時代は毎朝まずカートボックスの状況を確認するのが日課で、他のセラーに取られていないか、値下げされていないか。その恐怖から解放されただけでも、転向した価値があります。価格も商品画像も商品説明も、全て自分の判断で決められる。

編集部

品質や利益率も、変わりましたか?

塚本さん

工場と直接契約して品質基準を数値で指定できるので、返品率が5%超から0.8%まで激減しました。返品が下がると利益が増えて、レビュー評価も上がるので広告効率も改善する。全てにプラスの連鎖が生まれます。利益率も転売時代の9%から、OEMでは平均32%になりました。

転向後の実績推移

中国輸入転売からOEMへの転向後の実績推移は初回OEM商品出品から3か月で月利30万円・6か月で月利50万円超が典型的で、2ブランド目以降の立ち上げがノウハウ蓄積により加速する傾向がある。

編集部

転向後の推移を教えてください。

塚本さん

最初の1〜2ヶ月は中国輸入を続けながらOEMのリサーチをして、スマホアクセサリーカテゴリへの参入を決めました。3ヶ月目に1商品目のサンプルが完成して、中国輸入の既存取引先に自社ブランドでの製造を打診。2年の取引実績があったので、交渉はスムーズでした。4ヶ月目に1商品目を発売して月商50万、月利12万。

編集部

そこからの完全移行は、どうでしたか?

塚本さん

5ヶ月目に2商品目で月商150万、月利40万。ここで中国輸入の在庫を売り切って仕入れを停止しました。6ヶ月目に3商品目を投入して完全移行が完了、月商250万、月利80万です。中国輸入時代の月商400万・月利35万と比べると、月商は減ったのに月利は2倍以上に増えた。「売上の数字より利益の数字が大事」、この当たり前のことに気づくのに2年かかりました。

中国輸入経験者のOEM参入アドバンテージ

中国輸入転売経験者のOEM参入優位性は「アリババ工場との交渉経験」「輸入通関・代行業者の知識」「Amazon出品・FBA運用の習熟」の3点が最初からゼロベースの参入者より大幅なアドバンテージとなる。

編集部

中国輸入の経験は、OEMでどう活きたんですか?

塚本さん

最大の資産になりました。3つあって、まず既存の工場ネットワークが使える。OEM初心者が最も苦労する工場探しが、私はゼロから探す手間が一切なかった。実際、3つの工場全てが既存の取引先でした。

編集部

ほかにも、活きた点はありますか?

塚本さん

中国語のコミュニケーションに慣れていること。WeChatでのやり取り、サンプルの修正依頼、納期交渉には独特のコツがあって、これは転売時代に蓄積したものです。あと物流の知識。通関で引っかかりやすいカテゴリや最安の配送ルートの選び方など、物流コストを最適化する知識がそのままOEMの利益率向上に直結しました。

OEM転向後の1日のスケジュール

OEM安定期の1日スケジュールは「朝10分の在庫確認」「週2回の広告レポート確認」「月1回の工場への補充発注」が主な業務で、転売期より作業時間が70〜80%削減され、本業との両立が格段に容易になる。

編集部

1日の働き方は、変わりましたか?

塚本さん

全く変わりました。中国輸入時代は朝から晩まで新商品のリサーチ、価格改定、在庫補充、クレーム対応に追われて、1日12時間以上パソコンに向かうのが当たり前でした。今は朝に売上確認と在庫管理、広告の確認。3商品分のデータをスプレッドシートで一元管理しているので30分で終わる。

編集部

午後は、どうしているんですか?

塚本さん

午前中で全ての作業が終わります。午後は自由時間です。中国輸入時代は1日12時間で月利35万だったのが、今は1日3時間で月利80万。時間効率は大きく上がりました。この余裕があるからこそ、じっくり次の商品を企画できるし、プライベートも充実しています。

スマホアクセサリーカテゴリで成功できた理由

スマホアクセサリーOEMの成功要因は「新機種に合わせた新商品を競合より早く出品できる」「単価が低く初期ロットコストを抑えやすい」「リピート需要がある」の3点で、参入しやすく継続的な需要が見込めるカテゴリだ。

編集部

スマホアクセサリーは激戦区だと思いますが、なぜOEMで成功できたんですか?

塚本さん

中国輸入転売で2年間このカテゴリを見てきたからこそ、どの商品に需要があってどこに不満があるかを熟知していたんです。Amazonのレビューで繰り返し指摘される「充電しながら使えない」「ケースとの干渉がある」といった不満点を全て解消した商品を設計しました。

編集部

市場感覚も、活きたんですね。

塚本さん

売れ筋の価格帯とデザインの傾向を把握していたので、市場が求めている方向性を最初から正確に設定できて、サンプル修正も最小限で済みました。あと、スマホアクセサリーは認証関連のリスクが高いんですが、コンサルでどの認証が必要か、どの素材が安全基準を満たすかを事前に教えてもらえたので、トラブルなく参入できました。知らなければ出品停止になっていた可能性もあったので、本当にありがたかったです。

中国輸入転売とOEMの収益比較

転売とOEMの収益比較では転売は利益率10〜15%・競合増加で価格下落リスクあり、OEMは利益率30〜50%・ブランド価値が積み上がり・競合排除効果があり、中長期では同じ仕入れ額でもOEMが3〜5倍の純利益を生む傾向がある。

編集部

転売時代とOEMで、数字を比較するとどうなりますか?

塚本さん

月商は400万から250万に減りました。でも月利は35万から80万に増えて、利益率は9%から32%に。作業時間は1日12時間から3時間に、返品率は5.2%から0.8%に。精神的にも、毎日カートボックスと価格を監視していた状態から、自分の商品だけに集中できる状態になりました。

編集部

月商が減ることへの抵抗は、なかったですか?

塚本さん

全ての数字でOEMの方が優れているんです。唯一月商だけは減っていますが、ビジネスの健全性を測るのは月商ではなく月利と利益率です。月商の大きさに囚われていた中国輸入時代の自分に、教えてあげたいですね。

今後の目標と展望

OEM転向後の次のステップとして「2ブランド目の立ち上げ」「Amazon.com(米国)への輸出展開」「楽天・Yahoo!ショッピングへの多チャネル展開」の3方向が収益の天井を高くする戦略的選択肢となる。

編集部

今後の目標を教えてください。

塚本さん

現在3商品ですが、年内に5商品体制にして、月商を420万円規模、月利を倍以上に伸ばすのが目標です。全てスマホアクセサリーの関連商品で展開して、ブランドの認知度を高めていく方針です。

編集部

さらに先の展望は、ありますか?

塚本さん

長期的には法人化して、Amazon以外の販路にも展開したい。楽天やYahoo!ショッピング、自社ECサイトも視野に入れています。自社ブランドを持っているからこそ、販路を自由に選べる。中国輸入転売ではAmazon以外に展開するメリットがほとんどなかったので、この自由度の高さはOEMの大きな魅力です。

塚本さんが振り返る「もっと早くOEMに移行すべきだった」理由

転売からOEMに早期移行すべきだった理由として「転売の2年間は競合との消耗戦で実質的な資産が積み上がっていなかった」「OEMブランドは積み上がるほど競合が追いつけなくなる複利効果がある」の2点が挙げられている。

編集部

振り返って、最大の後悔は何ですか?

塚本さん

中国輸入転売に2年も費やしてしまったことです。始めて半年で月商800万を超えた時は、このモデルで行けると思っていた。でも1年目の後半から価格競争が激化して利益率が下がり始め、2年目はひたすら利益率の低下と戦う日々でした。1年目の段階でOEMへの移行を検討すべきだった。

編集部

転売の経験自体は、どう捉えていますか?

塚本さん

経験自体は無駄ではなかったです。工場との関係構築、物流の知識、Amazon販売のノウハウ、全てがOEMに活きている。でも2年も続ける必要はなかった。今、転売で利益率の低下に悩んでいる人がいたら、迷わずOEMへの転向を勧めます。中国輸入の経験者なら、コンサルのロードマップに従えば必ず結果が出ます。

編集部

本日は貴重なお話を、ありがとうございました。

中国輸入転売で月商400万円を回しながらも、利益率9%・終わりのない価格競争に消耗していた塚本さん。OEMという選択肢は知っていても「商品を企画できるのか」という不安がありましたが、コンサルのロードマップで商品企画から商標・認証リスク回避までの型を学び、転売で培った工場ネットワーク・中国語・物流・市場感覚を掛け合わせたことで、転向6ヶ月で月利を35万円から80万円へ、利益率を32%へと引き上げました。「月商より月利」、そして自分のブランドで価格競争から脱却することの価値を示す事例です。

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監修:ロジャー

2012年に貿易業を開始。eBay・Amazon・ShopeeなどのクロスボーダーEC、AI活用による業務効率化、コンサルティングを専門とする。コンサルティング支援は累計1,000社以上。うち3億円以上の事業・法人売却を実現した企業50社以上、年商10億円超え80社、年商1億円超え600社以上を支援。

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