Amazon輸出のキャッシュフローを上げるためには消費税還付が必須になります。
そして消費税還付は慣れていない人が行うと還付が行われないこともあるので輸入ビジネスの場合とは異なり必ず税理士の方に税務を任せるべきだと思います。
消費税還付を行わない場合は確定申告を自分で行えばいいだけなので売上が小さいうちは自分で確定申告を行ってもいいと思います。
ただ参考までに私は一度も自分で確定申告をしたことがありません。
かなり早い段階で税理士の方に任せていました。
お金を払って人に任せられることはなるべく任せるようにしていくことが会社を経営して行く上で重要だと知っていたためです。
ただし税理士の方に任せるとしても自分で確定申告の知識を持っておくことは非常に重要です。
税理士の人が常に正しい処理をしてくれるとは限らないからです。
人によって仕分け方は異なりますし輸出ビジネスに詳しくない方もいます。
そんな際にこうしてほしい、という指針を示すことが出来なければ結果的に損をしてしまうこともあります。
そのためまずはAmazon輸出の確定申告の方法を学びましょう。
その上でAmazon輸出ビジネスに最適な税理士を見つけましょう。
両方とも自分で出来るという方はもちろん税理士は不要ですが経営者であれば自分で出来ることであっても自分の時給を考えて人に任せたほうがいいかどうか考えて決めましょう。
Amazon輸出におすすめの税理士・税理士事務所の見つけ方
沖縄に住んでいる人に東京のこの税理士がいい、と紹介してもその人にとって最適な選択肢にはきっとならないので特定の税理士や税理士事務所を紹介することはここではしません。
私は2回税理士事務所を変えた経験がありますが2回目の時に税理士ドットコムという無料でおすすめの税理士を紹介してくれるサービスを利用しました。
自分が行っているビジネスの詳細を伝えた上で紹介してもらった税理士事務所が条件に合わないと何回でも別の所を紹介してくれるのでおすすめです。
経験上言えることなのですが知り合いのツテなどで税理士を決めると失敗します。
必ず複数の税理士・税理士事務所の中から選ぶようにしましょう。
副業のAmazon輸出でも税理士は必要?
消費税還付を受けないのであれば日商簿記3級程度の知識があれば確定申告はどうにかこなすことが出来るので副業の特に初期段階であれば税理士は不要です。
正しいノウハウを知っている場合は早い段階から売上を作ることができるので消費税還付のために課税事業者登録を行わないと損ですがこれもやろうと思えば自分でやることも出来るでしょう。
副業でも誰かにきちんと教われば半年で月30,000ドルくらいの売上は作ることができます。
副業小売仕入れで仕入額月250万円とざっくり仮定すると消費税は
250万円×(0.08/1.08)≒18.5万円
なので年間だと
18.5×12≒222万円
です。
キャッシュフローが年間で200万円変わってくるとなると影響は大きいです。
問題は消費税還付に必要な課税事業者登録は事業年度の最初に決めないと行けないというところです。
年の途中で始める場合は十分な成果が出るまで半年かかると仮定して初年度は免税事業者のままで2年目から課税事業登録をしてそのタイミングで税理士を探してもいいかもしれません。
しかし融資などを検討する場合融資に強い税理士さんがいたほうが絶対に有利なので数字作りの為にも可能なら早めに契約したほうがいいと思います。
まずはAmazon輸出のノウハウをきちんと身につけないことには仕方がないのでぜひ継続して勉強を続けましょう。