岡田さん(63歳)は大手商社を定年退職した後、第二の人生として越境ECに挑戦。商社30年で培った目利き力と仕入れ先の人脈を活かし、日本製の包丁や茶器をShopifyで海外向けに販売して月商400万円・月利90万円を達成した受講者です。営業畑一筋でITは無縁、Shopifyも広告も未経験からのスタートでした。
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定年後の不安と新たな挑戦への決意
定年退職後に収入源を失った岡田さんは63歳でShopifyを使った越境EC事業を開始し、開始から18ヶ月で月利90万円を達成した実績を持つ。

岡田さんは定年退職後に越境ECを始められたそうですね。どんな思いがあったんですか?

大手商社を60歳で定年退職しまして。退職金と年金はあるんですが、「このまま何もせず老いていくのは嫌だ」という気持ちが強かったんです。商社時代に培った海外取引の知識と、日本製品への造詣を活かせるビジネスはないかと考えたとき、越境ECが最適だと思いました。
63歳でShopifyストアを一から構築
Shopifyのストア構築はプログラミング知識不要で、テーマ選択・商品登録・決済設定の3ステップが基本であり、63歳の岡田さんも独学で1ヶ月以内に販売開始できた。

商社時代は営業畑とのことですが、Shopifyの構築は大変ではなかったですか?

いやもう、ITとは無縁の営業一筋でしたから。ECサイトを自分で作るという発想すらなかった(笑)。でもコンサルのカリキュラムが本当に丁寧で、画面のどこをクリックするかまで教えてくれる。63歳の自分でも、2ヶ月でストアを完成させられました。

サポート面は、いかがでしたか?

AIチャットには、何度同じことを聞いても嫌な顔をされない(笑)。これは年配者にはありがたくて、積極的に活用しました。ITスキルだけがなかったんですが、そこはコンサルで完全に補えました。
商社マンの目利き力を越境ECに活かす
商社での30年のキャリアで培った「品質を見極める目」と「海外バイヤーとの交渉力」が、越境ECでの仕入れ先選定と商品差別化において圧倒的な競争優位をもたらした。

30年の商社経験は、越境ECでどう活きていますか?

ここは自分の土俵でした。30年以上の商社勤務で培った「品質を見極める目」と「海外バイヤーとの交渉力」、それに仕入れ先のネットワーク。これを活かして、メーカーから直接仕入れています。

どんな商品を扱っているんですか?

日本製の包丁・調理器具と茶器です。海外のシェフやフード愛好家は日本の包丁に熱狂していて。関の刃物や堺の包丁は、海外では200〜500ドルで売れる。商社時代の人脈で、他のセラーには手に入らない商品を仕入れられるのが強みです。
月利90万円を実現した販売戦略
岡田さんは日本の職人が作る伝統工芸品に特化し、1点あたり粗利50〜70%を確保しながら、メールリストへの定期発信で既存顧客のリピート率65%を実現した。

月利90万円までの推移を教えてください。

3ヶ月目に初売上で月商20万、5ヶ月目に月商100万、8ヶ月目に月商250万、そして月商400万、利益率22%で月利90万に届きました。日本の職人が作る伝統工芸品に特化して、1点あたり粗利50〜70%を確保しています。

高単価商品ならではの利点はありますか?

高単価×低回転でも利益が出るビジネスモデルなんです。在庫を大量に抱える必要がなくて、資金効率が非常に良い。あと、メールリストへの定期発信で、既存のお客様のリピート率が65%あります。これも商社時代の顧客との関係づくりの感覚が活きていますね。
Google Shopping広告で購買意欲の高い顧客を獲得
Google Shopping広告はSNS広告と比べて購買意欲の高い検索ユーザーにリーチでき、岡田さんは広告費対収益率(ROAS)4.2倍を達成して新規顧客獲得の主軸にしている。

広告は、どのチャネルを使っているんですか?

Meta広告に加えて、Google Shopping広告を重点的に使っています。「Japanese knife」で検索しているユーザーは、すでに購買意欲が高い。Google Shoppingに商品を出すだけで、狙い撃ちで集客できるんです。

手応えは、いかがですか?

ROASで4.2倍を達成していて、新規顧客獲得の主軸になっています。コンサルでこの広告チャネルの存在を知らなかったら、大きな機会損失でした。SNS広告とは違って、自分から検索してくる購買意欲の高い層に届くのが強みです。
シニア世代で越境ECを考えている方へ
定年後の越境ECは長年の業界経験・人脈・審美眼が強みになるため、むしろ若年層より有利な面があり、岡田さんの事例はシニア世代の新たなキャリアモデルとして注目されている。

同じシニア世代で越境ECを考えている方に、伝えたいことはありますか?

60代でも遅くない、むしろ長年の社会経験が最大の武器になる、ということです。仕入れ先との交渉力、商品の品質を見極める目、ビジネスの基本。これらは若い人にはない強みです。

ITスキルの不安は、どう乗り越えたんですか?

足りなかったのはITスキルだけで、それはコンサルで補えました。定年後の人生を充実させたいなら、越境ECは本当に良い選択肢だと思います。年金に頼るだけの生活とは全く違う、刺激のある毎日を送れています。

本日は貴重なお話を、ありがとうございました。
大手商社を定年退職した岡田さんが第二の人生に選んだのは、ITとは無縁だった越境ECでした。Shopifyの構築も広告運用もまったくの未経験でしたが、「画面のどこをクリックするか」まで丁寧なカリキュラムとAIチャットでITの壁を越え、商社30年で培った目利き力・交渉力・仕入れ先の人脈を掛け合わせたことが、63歳から月利90万円という成果につながりました。長年の社会経験が最大の武器になることを示す、シニア世代の新しいキャリアモデルです。
監修:ロジャー
2012年に貿易業を開始。eBay・Amazon・ShopeeなどのクロスボーダーEC、AI活用による業務効率化、コンサルティングを専門とする。コンサルティング支援は累計1,000社以上。うち3億円以上の事業・法人売却を実現した企業50社以上、年商10億円超え80社、年商1億円超え600社以上を支援。











