アパレルは意外と儲からないという意見をよく耳にしますが実際のところはどうなのでしょうか?
今回の記事ではアパレルのweb販売について掘り下げています。
関連した内容として輸入ビジネスが儲からないと言われていることについて検証した記事があるのでそちらもよかったらご覧になってください。
アパレルとネット販売
Amazonやネットショップなどでアパレルを販売している人は多いと思います。
手軽にできることから主婦の方で挑戦している方が多い印象です。
しかし昨今の商品のコモディティ化、価格競争の波に飲まれ赤字で在庫を捌いている人も多いはず。
商売は自己責任なので同情はしません、よく考えなかった自分が悪いだけです。
アパレルでも稼いでいる人は稼いでいます。
まず確実に海外ネットショップからは仕入れていません。
私もアパレル・雑貨をメイン商材にしているのですがものによっては現地メーカーから4掛けで卸してもらっています。
ブランド名は明かせませんが正規代理店になっているので完全にライバルと差別化しています。
ここに至るまでに必要なのはアパレルの知識ではなく人脈形成です。
もちろん最低限のアパレルの知識はあります。
小売販売価格で買ってしかも並行輸入品として扱わなければいけない人とメーカー卸価格で買って正規輸入品として扱える人、
どちらが有利かは明らかです。
薄利多売で事業規模を大きくして稼ぐというやり方では経営のノウハウをきちんと持っていないと利益を出せません。
個人が真似するやり方ではないです。
個人で稼ぐならニッチな商品を見つけて安く買うために最善の努力を尽くす必要があります。
アパレルとヤフオク・Amazon
アパレル商品をどこで売っているかというと昔はヤフオクで売っていました。
しかし当時は外注化するという方法を知らなかったのでヤフオクは面倒になりやめてしまいます。
ちなみに中国のアパレルを扱っていました。
今はヨーロッパのアパレルと中国でOEM生産したものを扱っています。
ヤフオクをやめた後アパレルはしばらくネットショップだけで販売していたのですが2014年頃からAmazonでも扱うようになりました。
Amazonはアパレル部門に出品するには審査がいるということでやめていました。
当時は難しいことは避ける傾向にあったからです。
しかし今では普通の人が難しそうと考えるところは人が集まらずチャンスだと思っているので果敢に飛び込んでいます。
結果Amazonのアパレル販売は大成功しましたがブランド路線を維持するのが難しく今は撤退しています。
LPの都合上Amazonで1.5万円以上のアパレルブランドを無るのは難しいです。楽天と自社サイトで売っています。_
ただ販路の選び方も大事ですが商材の時点で勝負がついています。
ネットショップと違って集客はAmazonが行ってくれるので手数料を差し引いてもわりとお得。
(この辺はPPC広告との兼ね合い)
最近中国輸入が流行っていますが仮に自分の商品がヒットしたところでライバルにまねされれば終わりです。
個人で月収100万円超えのプレーヤーになるには独自の仕入れルートは必須と言っていいでしょう。
アパレルだと海外メーカーの展示会はよく国内でやっているのでそういう所にもチャンスはあります。
難しそうと思って尻込みしている人はそこまで、ということで諦めてください。
展示会に行ったことがなければSNSでもなんでも活用してアパレルの仕入れをやっている人に同行してでも勉強させてもらうべきです。
楽して稼ぐ方法なんてありません、努力した結果楽になるだけです。
私は展示会より直に電話してアポ取る派なのであまり詳しいことは言えません。
そしてアパレルが稼げるか稼げないかで言ったらこれほど利益率の高い商品ジャンルは他にあまりないので安く買い付ける限り稼ぎやすい商品だと思います。
仕入れについてはネットショップ仕入れの方法について記載したリンク先のページも合わせて参考にしてください。
アパレルのAmazon販売
Amazonでアパレル商品を販売することは一般には難しいです。
理由は二つありブランド商品でないと売れづらいのとアパレル商品は手数料が高いためです。
Amazonのアパレル商品の手数料は15%です。
有名ブランドとなるとよくても仕入れは6掛け位になっていてネットの世界では小売価格も8掛けか9掛けくらいになっているので上から15%持って行かれたらほとんど残りません。
比較的有名なブランドでも眼鏡やベルトなどは4掛けくらいで仕入れることができるものもあるため商売が成立しますが基本的にブランドアパレルのAmazonでの販売は厳しいと思ってください。
Amazonでアパレルを売って稼ぐことは不可能か?
ではAmazonでアパレル商品を売って利益を出し続けることが不可能かというとそうではありません。
確かに集客は難しいですがそれはノーブランド商品の場合です。
地道にブランディングを続けていけばAmazon内でも新規ブランド売ることは出来ます。
そこで日本に上陸していないブランドを安く買って日本で売ってもいいのですが自分が頑張って認知度を上げた頃に他の人に参入されては面白くないのでこの手法を使うなら独占販売契約を結んでもらいましょう。
もしくはオリジナル商品を作って販売するという手法がAmazonのアパレルジャンルで稼ぐ上では鉄板です。
中国輸入でオリジナル商品を作る方法の記事に詳しい生産の方法やブランディングの方法をまとめているので興味のある方はそちらも合わせてご覧になってください。