アパレルは儲からないという意見がありますが、正しい仕入れルートを持っていれば、むしろ利益率の高い商品ジャンルの一つです。この記事では、アパレルのWeb販売で利益を出すための仕入れ戦略、Amazon・ヤフオクでの販売ノウハウ、OEM商品での稼ぎ方を実体験に基づいて解説します。
関連した内容として輸入ビジネスが儲からないと言われていることについて検証した記事もあるのでそちらも参考にしてください。
目次
アパレルが儲からないと言われる理由
アパレルが儲からない最大の原因は、仕入れルートの問題です。海外ネットショップから小売価格で仕入れ、並行輸入品として売っている限り、利益率は非常に低くなります。
儲からないパターン
- 小売価格での仕入れ — 定価の80〜100%で仕入れるため、利益率が低い
- 並行輸入品としての販売 — 正規品と比べて信頼性が低く、価格競争に巻き込まれやすい
- コモディティ化した商品 — 誰でも仕入れられる商品は価格競争が激化し、赤字で在庫を捌くことに
儲かるパターン
- メーカー卸価格での仕入れ — 定価の40%(4掛け)で仕入れられれば利益率が大幅に向上
- 正規代理店契約 — 正規輸入品として販売でき、ライバルと完全に差別化できる
- OEM・自社ブランド — 価格決定権を自分で持ち、模倣されにくい
私もアパレル・雑貨をメイン商材にしていますが、ものによっては現地メーカーから4掛けで卸してもらっています。正規代理店になっているのでライバルとは完全に差別化できています。ここに至るまでに必要なのはアパレルの知識ではなく人脈形成です。
アパレルの仕入れルート開拓方法
個人でアパレルの仕入れルートを開拓するには、以下の方法が有効です。
- 海外メーカーの展示会に参加する — アパレルの展示会は国内でもよく開催されている。初めてなら、SNSでアパレル仕入れ経験者を見つけて同行させてもらうのがおすすめ
- メーカーに直接電話でアポを取る — 私はこの方法を主に使っている。展示会より効率が良い場合も多い
- SNSで人脈を形成する — Facebook、Instagram、LinkedInで業界関係者とつながる
- ショップURLを武器にする — 特定ジャンルに特化したショップがあると交渉時に信頼されやすい
難しそうと思って尻込みしている人はそこまでです。楽して稼ぐ方法はありませんが、努力した結果楽になることはあります。
アパレルとヤフオク・Amazonの使い分け
アパレル商品は、販売チャネルの選び方で売上が大きく変わります。
各販売チャネルの特徴
- Amazon — 集客力は圧倒的だが手数料15%が高い。ノーブランド品は売れにくい。1.5万円以上のブランドアパレルはLPの都合上厳しい
- 楽天 — ブランド路線と相性が良い。リピーター獲得に向いている。出店コストは高め
- 自社ネットショップ — 手数料が安く、ブランディングの自由度が高い。集客は自力で行う必要がある
- ヤフオク — 限定品やヴィンテージ品と相性が良い。出品の手間がかかるが外注化で解決可能
私も最初はヤフオクでアパレルを販売していましたが、外注化の方法を知らなかったため面倒になりやめました。その後ネットショップだけで販売し、2014年頃からAmazonでも扱うようになりました。Amazonのアパレル販売は大成功しましたが、ブランド路線の維持が難しく現在は撤退し、楽天と自社サイトでの販売に切り替えています。
ただ販路の選び方も大事ですが、商材の時点で勝負がついています。個人で月収100万円超えのプレーヤーになるには独自の仕入れルートが必須です。
アパレルのAmazon販売が難しい理由
Amazonでアパレル商品を販売するのは一般的に難しいです。その理由は2つあります。
- ブランド商品でないと売れにくい — ノーブランドの服をAmazonで買う人は少ない
- 手数料が高い(15%) — 有名ブランドの場合、仕入れは良くても6掛け、ネットでの販売価格は8〜9掛けに。そこから15%の手数料を引くとほとんど利益が残らない
ただし比較的有名なブランドでも、眼鏡やベルトなどのアクセサリー類は4掛けくらいで仕入れられるものもあり、これなら十分な利益を確保できます。
Amazonでアパレルを売って稼ぐ2つの方法
Amazonでアパレル商品の利益を出し続けることは不可能ではありません。以下の2つの方法が鉄板です。
方法1:日本未上陸ブランドの独占販売
日本に上陸していないブランドを安く買い付けて日本で販売する方法です。ただし、自分が頑張って認知度を上げた頃に他の人に参入されてはもったいないので、必ず独占販売契約を結びましょう。
独占契約を取るためのポイント:
- 年間の最低発注量をコミットする
- 日本市場でのマーケティングプランを提示する
- ブランドイメージを守る販売方針を明確にする
方法2:OEM商品・自社ブランドの販売
オリジナル商品を作って販売する手法は、Amazonのアパレルジャンルで稼ぐ上で最も再現性が高い方法です。自社ブランドであれば価格決定権を自分で持て、他のセラーに相乗り出品される心配もありません。
中国輸入でオリジナル商品を作る方法に詳しい生産方法やブランディングの方法をまとめているので、興味のある方はそちらも参考にしてください。
まとめ:アパレルで稼ぐための3つの鍵
アパレルは仕入れルートさえ確立すれば、最も利益率の高い商品ジャンルの一つです。
- 独自の仕入れルートを開拓する — メーカー直取引、正規代理店契約、展示会での人脈形成
- 商品に合った販売チャネルを選ぶ — 高額ブランドは楽天・自社サイト、OEM商品はAmazon
- OEM・自社ブランドで差別化する — 模倣されにくく、価格決定権を自分で持てる
仕入れについてはネットショップ仕入れの方法についてまとめた記事も参考にしてください。
よくある質問
アパレルのネット販売は本当に儲からない?
仕入れルート次第です。海外ネットショップからの小売仕入れでは薄利になりますが、メーカーから4掛け(定価の40%)で卸仕入れできれば高利益率を実現できます。アパレルは利益率が高い商品ジャンルの一つです。
Amazonでアパレル商品を売るのは難しい?
Amazonのアパレル手数料は15%と高く、有名ブランドの6掛け仕入れでは利益がほとんど残りません。稼ぐならOEM商品の自社ブランドを作るか、日本未上陸ブランドの独占販売契約を結ぶのが鉄板です。
アパレルの仕入れルートはどう開拓する?
海外メーカーの展示会への参加、SNSでの人脈形成、直接電話でアポを取るなどの方法があります。メーカーの正規代理店になれれば、卸価格での仕入れと正規輸入品としての販売が可能になります。
中国輸入のアパレルOEMは稼げる?
自社オリジナル商品を作ればAmazonでも販売可能ですが、中国人セラーに真似されるリスクがあります。デザインや品質で差別化し、ブランディングを継続することが成功の鍵です。











