岡田さん(63歳)は、大手総合商社の海外事業部門で38年間にわたり輸出入業務と海外駐在を経験したのち、定年退職を機に輸出ビジネスマスターコンサルティングを一括受講した受講者です。退職金には余裕があります。しかし残された時間は有限であり、ゆえに最短距離で組み立てる、という前提から逆算して、まずAmazon輸出で日本ならではの商材を欧米富裕層向けに販売する事業を設計しました。既存の巨大な集客力を借りて最短で市場に出る、という判断です。1年目に月商450万・月利130万を達成し、2年目に自社ブランドとして越境EC(Shopify)を2チャネル目に立ち上げたことで、22ヶ月目には合算で月商1,000万・月利260万まで事業を拡大しています。勝因は明快です。商社時代に蓄積した「商品の目利き」「海外バイヤーとの交渉」「為替とリスクの管理」という3つの経験資産が、越境ECの事業設計にほぼそのまま転用できました。つまり、定年後に何か始めたいが年齢を理由に踏み出せないという世代にとって、長年の職業経験はハンデではなく、むしろ越境ECにおける差別化要因になります。この事例はその構造を淡々と示しています。
目次
コンサル受講前の状況|商社38年で見えた「自分に資産が残らない」構造

岡田さんは大手総合商社で38年というキャリアですね。まず退職前の状況から教えてください。

大学を出てから定年まで、ずっと大手総合商社の海外事業部門におりました。前半と後半で扱う分野は変わりましたが、通算で輸出入と、7年ほどの海外駐在を経験しています。仕事そのものは充実していましたし、待遇にも不満はありませんでした。ただね、38年やって最後に手元に残ったものを、冷静に眺めてみると、それは「会社の看板で動かしていた取引」であって、自分個人のものではなかったんです。私が築いた海外バイヤーとの関係も、商品を見極める目も、退職と同時に会社へ置いてくることになる。積み上げたものが、自分の手元には残らないんですね。定年が近づくにつれて、そのことへの引っかかりが、少しずつはっきりしてきたんです。だから63歳で定年を迎えるにあたって、残りの人生でもう一度、今度は自分の名前で事業を持とう、と決めました。

数ある選択肢の中で、なぜ越境ECだったのでしょうか。

消去法で選んだわけではないんです。自分がこれまで積み上げてきたものから考えていった結論でした。私が38年で身につけたのは「日本の良い商品を見極める目」「海外の富裕層が何に価値を感じるかの肌感覚」「海外との取引で何が危ないかの勘」、この3つでした。この3つを一番活かせて、なおかつ初期投資が退職金の一部で収まって、在庫のリスクを自分の手で調整できる事業は何だろう、と。そう考えていったら、日本の良質な商材を海外へ売る輸出事業に行き着いたんです。商社時代に、海外の展示会で日本ならではの商材がびっくりするほど高く評価される場面を、何度も目にしてきました。国内では数千円のものが、欧米では「アート」のような扱いで数万円で売れるんですよ。この価格の差を、会社の取引としてではなく、自分の事業として取りにいけるのが輸出だなと。年齢のことも考えると、目新しさで勝負するより、長年見てきた確かな商品で勝負する方が自分には合っている。むしろ、そこにこそ勝ち筋があると思いました。

パソコンやネット販売のスキルについては不安はありませんでしたか。

そこが唯一の不安だった、というのが正直なところです。商社でもメールと表計算くらいは使いますが、ネット販売を自分で回すとなると、話は別ですからね。ただ、受講前の個別面談で「Amazon輸出は出品テンプレートやリサーチツールが整っているので、専門的なIT知識がなくても、出品から販売まで手順どおりに進められます。多言語対応や商品説明の翻訳もツールで補えます」と具体的に説明してもらって。ああ、これは年齢の問題ではなくて、仕組みの問題なんだな、と腑に落ちました。実際、受講後にいただいた多言語商品説明テンプレートや商品9アングル画像自動生成ツールを使えば、商品ページの骨格は数日で整うんです。英語の訴求文を一から書く必要もありません。私に足りなかったのは「作業のスキル」だけで、そこはツールと手順が埋めてくれる。63歳でも越境ECに入っていけると思えたのは、この面談の説明が終始筋道立っていて、精神論が一切なかったからなんです。
輸出ビジネスマスターコンサルティングを一括受講した理由|「越境ECは4領域が連動する」

単発でAmazon輸出だけを受講する選択肢もあった中で、なぜ輸出ビジネスマスターコンサルティングの一括受講を選ばれたんですか。

商社で数えきれないほど事業計画を見てきた立場から言うと、単発で1領域だけ買っても、全体としてはうまくかみ合わないんですよ。そこは早い段階で答えが出ていました。輸出ビジネスマスターコンサルティングはAmazon輸出・eBay輸出・Shopee輸出・越境EC(Shopify)の4領域でできていますが、これらは切り離せるものではなくて、実際にはお互いにつながって働くんです。まずAmazon輸出の集客力で認知と数量を取りにいって、そのうえで自社ブランドの商品を越境EC(Shopify)で高い単価に育てていく。この2チャネルを最初から見据えるなら、4領域をひととおり押さえておかないと、あとで必ず組み立て直すはめになるんですね。私はもう63歳ですから、そのやり直しに使える時間の余裕がないんです。だから最初から全体像を持って、一括で受講しました。これが、時間という一番貴重なものの使い方として、私には一番良かったんです。実際、2年目に越境EC(Shopify)を追加したときも、もうカリキュラムで学び終えていたので、迷わずに進められました。あの判断は正しかったな、と今は思っています。

ご家族の反応や、初期資金の考え方は。

妻には「退職金の全額を使うわけじゃない。事業に回すのは一部だけで、その範囲で失敗しても生活は揺るがないようにするから」と、数字を出して説明しました。具体的には、退職金と貯蓄の一部から事業用に600万円を切り出して、そこからコンサル費用、初期の仕入れ、出品や出店まわりの環境づくり、運転資金へと配分しています。生活費は年金と貯蓄で別に管理して、事業の口座と生活の口座は完全に分けました。これは商社時代にプロジェクトの予算管理をしてきた習慣が、そのまま出た感じですね。事業がうまくいかなくても家計には響かない、という形をまず組んでから始める。妻も、感情ではなく数字で説明された方が、かえって納得しやすかったようです。年齢を考えると、生活の土台を守ったうえで攻める、というこの順番だけは崩せなくて。そこは最初から動かしませんでした。

マスターに含まれるサポートで、特に役立ったものは。

私の世代にとって一番ありがたかったのは、専用AIサポートが24時間使えることでした。越境ECの作業でつまずいたとき、若い方なら検索して自分で解決できるのでしょうが、私の場合は「そもそも何を検索すればいいのか分からない」ところで止まってしまうんです。専用AIサポートに日本語で状況を説明すれば、手順をかみ砕いて返してくれる。だから深夜に一人で作業していても、手が止まらずに済むんですね。それに、オンラインの個別相談が2回使えるので、事業の方向性という大きな判断は、そこで相談させてもらいました。日々の細かい操作はAIサポート、戦略の分かれ道は個別相談、という使い分けがうまくはまったんです。それから、進出国選定フレームワークと出品前リスク自己診断フローは、商社時代のリスク管理の感覚とよく合っていて、どの国から攻めるかを決めるときの裏付けに使っています。精神論ではなく、判断のよりどころになる道具がひととおりそろっていた。そこが、何より助かりました。
1年目|Amazon輸出で日本ならではの商材を欧米富裕層へ、月商450万到達

受講後の最初の3ヶ月、具体的に何から着手されましたか。

1ヶ月目はカリキュラムをひととおり読むのと、扱う商品カテゴリーの絞り込みに充てました。私は、海外で評価の高い日本ならではのあるジャンルに、最初から絞っています。理由ははっきりしていて、商社時代にこの分野が海外でどれだけ評価されるかを、実際に目で見てきたからです。感覚で入るのではなく、過去の取引という裏付けのある領域から入る。これは、私にとってリスク管理の基本なんですよ。2ヶ月目には、産地の中小メーカーへの仕入れ交渉を始めました。ここは商社の経験がそのまま活きたところで、メーカー交渉テンプレートスライドを土台にしながら、38年で培った交渉の勘どころを重ねて、産地の中小メーカーや工房と取引条件をまとめていきました。3ヶ月目にはAmazon輸出のアカウントを整えて、Amazonリサーチツールで欧米の需要を確かめながら、多言語商品説明テンプレートと商品9アングル画像自動生成ツールを使って、商品ページを欧米の富裕層に響く見せ方に仕上げました。

最初の売上が立ったのはいつ頃でしたか。

4ヶ月目に、最初の注文が入りました。米国のお客さんが、ある日本製の品を、日本円で約4万円で買ってくださったんです。国内なら数千円ほどのものが、物語と見せ方を整えるだけで4万円で売れる。この価格の差こそ、商社時代に何度も目にしてきた「日本の良い商材が海外で持つ価値」そのものでして、それを今度は自分の事業として再現できたんです。あの受注には、確かな手応えがありました。5ヶ月目以降は、進出国選定フレームワークで米国・ドイツ・オーストラリアを主なターゲットに据えて、それぞれの富裕層が好む傾向に合わせて品揃えを調整していきました。6ヶ月目で月商120万に届いて、この段階で、これは趣味ではなくちゃんとした事業になるな、と思えたんです。高単価で粗利率が高いので、点数が少なくても利益がしっかり残る。そこが、高付加価値な商材を扱うことの強みなんですね。

1年目末までの数字を教えてください。

12ヶ月目で、月商450万・月利130万に着地しました。Amazon輸出は、高単価の商材を、Amazonの大きな集客力に乗せて売れるのが強みなんです。モールの手数料はかかりますが、広告費をそれほどかけずに欧米のお客さんへ届くので、月商450万に対して月利130万、だいたい28%前後の利益率を確保できています。高単価の商材なので、点数が少なくても利益がまとまって残るんですね。年金という土台があるので、この月利130万は、ほぼ全額を事業の再投資と生活の余裕に回せます。63歳で始めて1年でここまで来られたのは、正直に言えば商社38年の経験があったからですね。まったくのゼロからだったら、同じ速さは難しかったと思います。裏を返せば、私たちシニアには、初心者にはない「経験」という武器がある、ということなんです。
1年目の壁|越境特有の物流・関税・多言語対応をどう乗り越えたか

越境EC特有の難しさ、つまずいた点はありましたか。

物流と関税、それに扱う商材ならではの規制ですね。商材によっては国ごとに輸入の規制や配送の制約があって、ここは商社時代の知識があっても、EC個人事業としてはやっぱり勝手が違いました。だから無理に自分で抱え込まずに、マスターで紹介してもらえる物流・発送の代行会社を、早い段階で使いました。これが正解でしたね。梱包や発送、通関の実務を代行にお願いすることで、私は商品選びとお客さん対応という、大事なところに集中できたんです。多言語対応も最初は不安でしたが、多言語商品説明テンプレートで英語やドイツ語の商品ページを整えて、問い合わせ対応は専用AIサポートで下訳を作ってから返信する。この形で十分に回りました。7ヶ月目に一度、配送の遅れでお客さん対応が立て込んだ時期があったんですが、レビュー獲得メールの文例集などを使って、購入後のフォローを仕組みにしておいたおかげで、お叱りを次の購入につなげる形に持っていけました。一人で全部を抱えないこと。これが、シニアが越境ECを続けていくうえで一番大事なところだと思っています。
2年目|越境EC(Shopify)の自社ブランドを2チャネル目に追加、月商1,000万へ

2年目に越境EC(Shopify)の自社ブランドを追加された狙いは何でしたか。

役割を分けたかったんです。Amazon輸出はもともと大きな集客力を持ったプラットフォームなので、1年目はその集客力に乗って、認知と数量を取りにいきました。ただ、モールである以上は手数料も価格競争もあって、ブランドの価値や粗利を積み上げていくには、どうしても限界があるんですね。そこで2年目に、自社ブランドとして高単価・高粗利で売る場所として越境EC(Shopify)を立ち上げました。この2つは、競合ではなくて、お互いを補い合う関係なんです。13ヶ月目からShopifyの高機能デザインテンプレートで自社サイトの骨格を数日で組んで、多言語商品説明テンプレートで欧米の富裕層に響く商品ページを整えました。どの商品を自社ブランドの主力にするかは、eBay商品リサーチAIの画像分析やAmazonでの販売データで裏付けを取りながら決めています。感覚で仕入れない、というのは商社時代からの鉄則でしてね。むしろ、ツールでデータの裏付けが取れる今の方が、当時より精度が高いとさえ感じています。

22ヶ月目の月商1,000万の内訳を教えてください。

Amazon輸出が月商400万・粗利率28%(月利80万ほど)、越境EC(Shopify)が月商600万・粗利率40%(月利180万ほど)。合わせて月商1,000万・月利260万です。Amazon輸出が数量と認知を支える入口、Shopifyの自社ブランドが利益の柱、という役割分担ですね。この2チャネルの形が組み上がったことで、どちらか一方が不調でも、事業全体は揺らがなくなりました。Amazon輸出では、価格の追随を人の手でやっていると手が回らないので、eBay価格改定ツールやShopee価格改定ツールといった提供のツールで運用を自動化しています。そのうえで私は、商材の仕入れとお客さん対応という「経験がものを言う部分」に時間を使う。63歳で始めて22ヶ月、月利260万という数字は、商社時代の年収を月あたりで超えたんです。しかもこれは会社の看板ではなく、自分の名前で築いた事業から生まれたもの。38年間ずっと抱えてきた「自分に何も残らない」という引っかかりに、ここでようやく決着がついた気がしました。
総合商社38年の経験は越境EC事業でどう活きたか

商社38年のご経験は、越境ECのどこで最も活きましたか。

4つありますね。1つは、商品を見極める目です。海外で何が高く評価されるかを、38年分の取引の積み重ねとして体で覚えているので、扱う商材の選定を外さない。2つ目は、海外の商習慣とリスクの理解。関税や規制、為替、配送トラブルといった越境ならではの落とし穴を、前もって想定して組み込めます。3つ目は、交渉の勘どころ。産地メーカーとの仕入れ条件の詰め方は、テンプレートだけでは埋まらない経験がものを言うんです。4つ目は、全体を見渡す事業の設計。2チャネルの役割分担や予算配分を、事業全体を見て組み立てられます。これらはどれも一朝一夕には身につかないもので、まさに年齢と経験がそのまま武器になるところなんですよ。若い方には、行動の速さやITへの慣れという強みがあります。ただ、越境ECで高単価の商材を扱う場面に限れば、「本物を見極める目」と「海外相手の交渉と管理」は、私たちシニアの方がはっきり有利だと思います。年齢を、参入の壁だと思う必要はどこにもありません。

3年目以降の展望を教えてください。

3年目は月商1,500万・月利400万を目標に置いていますが、規模を大きくすること自体より、「仕組みとして残す」ことに重きを置いています。越境EC(Shopify)のブランドを、産地メーカーと欧米のお客さんをつなぐ独自の存在として育てて、私が現場に張り付かなくても回る体制を作りたいんです。そのために、仕入れ交渉と商品選定という私にしかできない部分以外は、代行や自動化ツールに少しずつ任せていっています。もう一つの狙いは、この事業を「引き継げる資産」にすることです。商社では会社に残して去るしかなかったものを、今度は自分の家族や後継者に渡せる形で組み立てたい。そこまでいけば、38年間抱えてきた引っかかりに、私なりの答えを返せたことになると思うんです。年齢を理由に何もしない、という道も確かにありました。でも、63歳で踏み出したこの2年間は、私の職業人生でおそらく一番、中身の濃い時間になっています。
定年後、会社の看板を外してもう一度勝負したい同世代へ

定年前後で新しい挑戦を迷っている方へ、メッセージをお願いします。

年齢を理由にあきらめる必要は、どこにもありませんよ、とお伝えしたいですね。越境ECで高単価の商材を扱うなら、必要なのは若さではなくて、「本物を見極める目」と「海外を相手にする落ち着き」なんです。そしてそれは、むしろ長年働いてきた世代の方が持っているものなんですね。不安の正体は、おそらくITの操作という一点だけで、そこはツールと専用AIサポートが埋めてくれます。私は63歳、パソコンは得意ではありません。それでも2年で月利260万まで来られました。大事なのは順番だと思います。まず生活の土台を守る予算の設計を済ませて、そのうえで、経験という武器を活かせる領域に絞って始める。輸出ビジネスマスターコンサルティングは越境ECの4領域を、シニアでも手順どおりに追える形で示してくれるので、経験はあるけれど今の販売のやり方を知らない、という世代にはむしろ相性がいいんです。定年は終わりではなくて、会社の看板を外して、自分の名前で勝負を始める出発点にできます。もし迷っておられるなら、まずは受講前の個別面談で、自分の経験がどこで活かせそうかを一度整理してみてください。私がお勧めするとしたら、そこからですね。
岡田さんの成果まとめ
- コンサル形態:輸出ビジネスマスターコンサルティング(一括受講)
- 受講前:大手総合商社の海外事業部門で38年(輸出入・海外駐在7年)、63歳で定年退職、退職金・貯蓄の一部から事業用に600万円を確保
- 1年目:Amazon輸出で日本ならではの商材を欧米富裕層へ販売、月商450万・月利130万(粗利率28%前後)
- 2年目:越境EC(Shopify)の自社ブランドを2チャネル目に追加し高単価・高粗利の利益の柱を構築、合算月商1,000万・月利260万
- 合計チャネル:Amazon輸出+越境EC(Shopify) の2チャネル
- 3年目目標:月商1,500万・月利400万、仕入れと商品選定以外を代行・自動化に委譲し、引き継げる資産としての事業化
よくあるご質問
63歳・パソコンが得意でなくても越境ECは始められますか?
始められます。Amazon輸出は出品テンプレートやリサーチツールが整っており、専門的なIT知識がなくても出品から販売まで手順どおりに進められます。多言語商品説明テンプレートや商品9アングル画像自動生成ツールで商品ページを整えられ、操作でつまずいた場合も、24時間の専用AIサポートに日本語で相談できる仕組みです。岡田さん自身、パソコンは得意ではないと語りますが、受講後22ヶ月で月利260万に到達しています。要は、年齢の問題ではなく仕組みの問題として捉え直すこと。そこが出発点になります。
シニアが越境ECで有利な点は何ですか?
「本物を見極める目」と、「海外を相手にする交渉・リスク管理の落ち着き」です。とりわけ高単価の商材では、何が海外の富裕層に評価されるかを見極める経験値が、そのまま売上を左右します。岡田さんは総合商社38年で培った目利き・海外商習慣の理解・交渉力・俯瞰的な事業設計力を、越境ECの事業設計へほぼそのまま転用しました。行動の速さやITへの馴染みで若い世代に譲る部分は、ツールが補ってくれる。したがって、経験の豊富なシニアはむしろ差別化しやすい立場にあると言えます。
初期資金と生活の両立はどう設計すればよいですか?
事業用の資金と生活費の口座を完全に分けること。これが基本です。岡田さんは退職金・貯蓄の一部から事業用に600万円を切り出し、生活費は年金と貯蓄で別枠管理としました。つまり「事業がうまくいかなくても家計は揺るがない」という構造を先に組んでから、着手しています。在庫リスクを自分の手で制御できる越境ECは、この予算分別と相性が良く、生活の土台を守りながら挑戦できる事業モデルです。
Amazon輸出と越境EC(Shopify)はどう使い分けるのですか?
両者は役割が異なります。Amazon輸出は巨大な集客力を使って数量と認知を取りにいく入口、越境EC(Shopify)は自社ブランドとして高単価・高粗利でブランド価値を積み上げる利益の柱です。つまりこの2チャネルは競合ではなく補完関係にあり、どちらか一方が不調でも事業全体が揺らがない構造になります。岡田さんはまずAmazon輸出で立ち上げ、2年目に越境EC(Shopify)を利益の柱として加え、22ヶ月目に合算月商1,000万を達成しました。
単発と輸出ビジネスマスターコンサルティング、越境ECをやりたい場合はどちらが向いていますか?
越境ECで本格的に事業化するのであれば、輸出ビジネスマスターコンサルティングの一括受講が向いています。Amazon輸出単体でも売上は作れますが、ブランド価値や粗利を積み上げるために越境EC(Shopify)など他チャネルとの連動が必要になる場面は、必ず訪れます。輸出ビジネスマスターコンサルティングはAmazon輸出・eBay輸出・Shopee輸出・越境EC(Shopify)の4領域を体系的にカバーするため、最初から全体像を持って2チャネル・3チャネルへ拡張できる。ゆえに、時間の余裕が限られるシニア世代ほど、やり直しの少ない一括受講が合理的だと言えます。










