メルカリでの梱包のやり方
タイトルにメルカリと付けてはいますが
Buymaでもネットショップでも基本的に同じです。
ただ普通の梱包と一緒にしていけないのは
お客さんが女性だということです。
男性の多くは商品が問題なければ
梱包のあり方を気にしない方が多いですが
女性にとっては梱包も商品の一部です。
いい商品が届いても
梱包が雑だといい評価をつけようと思っていたところ
うーん、と思いやめてしまう可能性があります。
特に海外から商品を仕入れて
それをそのまま日本で販売しているような方は要注意です。
アメリカに限定しますがアメリカでは
梱包は破くものです。
丁寧に梱包用紙を脱がす(?)文化はありません。
ビリビリに破きます。
![破く](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/rend.jpg)
プレゼントなどをもらったら
目の前で開けるのがマナーなので
これはこれで一つの文化として
理解を示すとして
日本で特に女性がお客さんの場合に
同じ感覚のままでいてはいけません。
梱包に際して以下のポイントを押さえましょう。
ちなみに安価な日用品などに関しては
下記のように丁寧に梱包していては
数字的に合わないと思いますし
お客さんもそれを望んでいませんので
目安として2000円以上の商品が対象です。
もちろんそれ以下の価格でも可能ならば
下記のルールを守った方が長い目で見た場合
売上増加につがります。
- 梱包は2重に
- 緩衝材、または固定は必須
- 商品梱包のデザインが重要
- サンクスメッセージも忘れずに
- リピーターを意識
梱包は2重に
ダンボールの中にむき出しの
商品を入れるようなことはまずしないと思いますが
ダンボールの中にプチプチでぐるぐる巻きにした
商品を入れることは意外としてしまっている人が多いです。
商品を直接使う部分は
梱包袋を使いましょう。
緩衝材、または固定は必須
プチプチ(エアークッション)や
発泡緩衝材を使いましょう。
![エアーパッキン](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/air.jpg)
![発泡緩衝材](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/発泡緩衝材.jpg)
商品梱包のデザインが重要
繰り返しになりますが梱包も含め商品です。
高めの商品を売るのであればなおさら意識してください。
例えば以下のような梱包袋があります。
![おしゃれな梱包材](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/red.jpg)
シンテックス巾着BAG(マチ付) 約400円
![おしゃれな梱包材2](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/blue.jpg)
お洒落なギフトバッグ 約500円
意外と高い、、これでは利益を
いたずらに減らしてしまうだけなので
もう少し安いのはないのか、という意見が
出てきそうなのでちゃんと探しておきました。
![IKEA](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/pink.jpg)
IKEAで約200円
その他にもSeriaやHeadsなどにも
コスパのいい袋が並んでいましたので合わせてチェックしてみてください。
サンクスメッセージも忘れずに
返報性の原理、という心理学効果で
説明されるように人は好意を受けると
好意で返したくなるものです。
購入してもらったありがとうの気持ちを
メッセージカードで伝えましょう。
この場合の期待する好意はいいフィードバック(評価)です。
アカウントを育てるためです。
私が普段使っているのは下のメッセージカードです。
ここにスタッフに手書きでメッセージを書いてもらっています。
![メッセージカード](https://trade-king.biz/wp-content/uploads/2015/12/message.jpg)
リピータを意識
新規顧客の獲得コストはリピーターの3倍かかると言われています。
そのため一度商品を買ってもらったお客さんに
また商品を買ってもらうことは
非常に重要になります。
リピーターを重視する構造をしていないビジネスは
常に広告費をかけていく必要があり大変です。
商品がいいから自然にリピーターになる、と思っていませんか?
もちろんそのケースもありますが
店側からのアプローチも重要です。
最近では購入者のメールアドレス宛に
定期的にリピーター向けの割引メルマガを流している
店舗も増えましたがebayやamazonの場合
お客さんと直接メールをすることは出来ません。
一応コンタクトを取る方法はありますが
アカウントが削除される恐れもあるのでその方法は載せません。
となると唯一直接コンタクトを取れるのが
商品に同封するメッセージカードということになります。
ここに自社ショップや自社アカウントのURLを載せましょう。
これはAmazonやebayでも規約違反ではありません。
最近はスマホが当たり前になっているので
QRコードを活用してショップのURLを載せたり
Line@のアカウントに誘導する方法もあります。
こんな方法で本当にリピーターが付くの?
と思うかもしれませんが
実体験上約10%の人は直接リピーターになってくれました。
メッセージカードに掲載するURLからの
流入を測定しているので確かなデータです。
10%を少ないと思うか多いと思うかは自由ですが
平均顧客単価5000円で月間100人が利用するショップでは
5000×100×10%=5万円売り上げが増加します。
メッセージカード代はかかりますが
他のショップモールを使っている場合
そのシステム利用料分浮くので利益率も増加します。
リピーターを増やしていくためにも
ぜひ普段あまり意識しないであろう
梱包についても戦略的に考えてみてください。