楽天無在庫販売の方法【規約で禁止?】

いきなり結論から入りますが楽天での無在庫販売は禁止されていません。

しかし楽天で商品を販売しAmazonの別のセラーから買った商品を販売するような方法は禁止されています。

この手法は長い間禁止されていなかったため年10億円稼いでいたショップも存在したほどです。

しかし現在は認められていないので楽天で無在庫販売をしたければ別の方法を使う必要があります。一度自宅や倉庫などに送り梱包資材を変えて送る場合は一応問題ありませんが費用的に数字が合わない商品が多くなるでしょう。

と言っても未だにAmazonの商品を楽天やYahooショッピングで倍の価格で無在庫販売で出品して売ってそれならに利益を出しているショップは存在しています。

私が推奨している楽天無在庫販売の方法ではありませんが一応そのような無在庫セラーもいるということで頭に入れておいてください。

楽天無在庫販売がおすすめな理由

  1. ライバルが他のモールより少ない
  2. 集客力が高い
  3. D2Cと組み合わせやすい

楽天はYahooショッピング同様日本の口座が必要であるため中国セラーなどの参入が少なく価格競争に陥っていない商品が数多くあります。

そもそも利益が出るならなぜ人に教えるのか、独占して自分で取り組めばいいのではないかと思う人もい未だにいるようですが私が取り組んでいるのは無在庫販売×D2Cでライバルの存在はほとんど関係ありません。それに売れる商品に関してはすぐに在庫を持っています。どちらかと言うとテストマーケティング的に使っています。

価格競争に巻き込まれてしまうような商材を扱っていればノウハウを紹介していなかった可能性はありますが長年の経験で培ったスキルやビジネスの組み立て方で初心者の人に負ける要素がないので正直その状態でも紹介します。

例えばどの商材を扱うか、どこから仕入れるかなど紹介しますが紹介しても出来る人は5%位なので問題ないです。

楽天で無在庫販売可能な商品

  1. オーダーメイド商品
  2. メーカーからの取り寄せ品
  3. 海外からの取り寄せ品
  4. 卸・問屋からの取り寄せ商品

ただし産地やメーカーなどから購入者へ直送する商品は事前審査が必要になりノーブランド品の無在庫販売は審査に通らないため実質不可能です。

また商標を取得している商品や医療品など販売許可が必要な商品を出品するのはNGなのでツールでまとめて出品するような場合はフィルターで弾いてから出品するようにしましょう。

私は以下の記事で紹介しているように中国輸入で仕入れた商品を自社ブランド化して販売しています。また国内OEMの商品も販売していますがこちらは有在庫販売なので省略します。

楽天無在庫販売の仕入れ先

楽天では海外からの取り寄せ販売や海外からの発送も可能なので最も簡単なのは海外Amazonやebayで仕入れる方法ですがその場合梱包材は変える必要があるので海外または日本で再梱包してくれる外注さんを探しましょう。

またAmazonと違って参入者が少ないため現在は単純な転売でも稼げますがその方法ではいずれ厳しくなるでしょう。集客の難易度はやや高くなりますが無在庫販売×D2Cの方がおすすめです。

具体的には中国や韓国から仕入れることになります。

中国の場合を例にすると楽天でアリババやタオバオなどの商品を掲載し売れたら中国から送ると言う流れになります。

無在庫販売では7日以内に配送できるかどうかという所に一つのラインがあり、それ以上だと売れる数が減ります。

またさらに一段階上の3~5日以内の発送にできれば通常の自社出荷とほとんど変わらないためリスク低く売上を積み重ねることが可能になります。

このような表記がある所は無在庫販売、または在庫を持っていても海外から直接配送していることになります。最近増えており今後も増えていくでしょう。

国際郵便で送ると10日~2週間かかってしまうのでビジネスとして取り組むのであれば厳しいです。自社物流を持っている現地の代行会社を利用しましょう。

楽天無在庫販売の始め方

最初に楽天のエンパワーメントプランを選択しましょう。

公式ページには月額約2万円~のプランしか掲載されていませんがエンパワーメントプランは月額約5000円で利用可能です。

しかし月商50万円を超えたあたりから月額約2万円のプランのがんばれプランの方が月会費を含めても残るお金が多くなるので人によってはそこからスタートしても問題ありません。

次に楽天は出店審査があり在庫や仕入れ証明書(請求書など)がないと審査に通過できないので無在庫販売を行うとしても審査を通してからにしましょう。

楽天無在庫販売の集客

無在庫販売では基本的に広告は使いません。無在庫販売の最大のメリットは売上さ先に立つことでキャッシュフローが安定することなので広告を使うとそのメリットを打ち消してしまうためです。

物が溢れた今の時代に広告なしで集客するのは至難の技ですがAmazonと比べるとクロスセル、アップセルも多いですしセラーの数が少ないので商材で差別化しなくてもある程度は集客できます。

しかし同じ商品が存在する場合

  1. レビューがいい
  2. 価格が安い
  3. 発送が早い

のどれかの要因でしか買われることはありません。

無在庫販売開始時はこのうちの価格が安いという部分で勝負をしショップの評価を伸ばしてからは価格で勝負しなくてもいいようにします。

また他の無在庫セラーに対しては発送の早さで差をつけていきます。

さらにこれらは同じ商品を扱っていることを前提としていますが専門店化して商品のラインナップで差別化を行っていくことが望ましいです。

楽天無在庫販売の注意点

楽天に限らないことですが無在庫販売で失敗する人の9割が出荷遅延や出荷キャンセルを繰り返すことにより起こるものです。

残りの1割は他社が商標取得済みの商品を扱ったり法律で扱ってはいけない商品を扱うことによるもので無在庫販売自体によるものではありません。

無在庫販売は在庫を持たないでノーリスクで出来るというイメージが先行して物販初心者に人気であるため稚拙な方法で取り組み失敗をしお客さんに迷惑をかけた挙句アカウントを閉じている人が多いだけできちんと取り組んでいる人も数多くいます。

楽天無在庫販売の方法まとめ

無在庫販売の話をするときに必ず言っているのがきちんと配送を行っている限り自社出荷と無在庫販売の違いは外からは分からないということです。

結局無在庫販売自体がいけないのではなくリテラシーが低いまま無在庫販売に取り組む人がいけないだけです。

世の中の流れを考えると無在庫販売自体は今後も増えていくと思いますし環境問題などまで考えると無駄な在庫は持つべきでないと思います。

実際近年成功しているD2Cの会社は無在庫販売を行っている所が非常に多いです。その場合は楽天無在庫ではなくShopifyなどの自社EC無在庫になってくるのですがさらに難度が高くなるので自分で集客できない場合はAmazonや楽天、Yahooショッピングなどで配送キャンセルなどをしないようにいい代行会社をパートナーにして無在庫販売を行いましょう。

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