輸入ビジネスとは?という方の為に輸入ビジネスの流れを徹底解説

輸入ビジネスとは海外で商品を仕入れ日本で販売するビジネスの事です。

作業の全てを自宅で行うことも出来副業はもちろん、専業として輸入ビジネスで独立していく人も数多くいます。

仕入れ先の開拓や輸入手続き、商品を売るための販売戦略など勉強しなくてはならないこともたくさんありますが手軽に始めやすいのがメリットで今大きく成功している人でも学校などでその方法を教わったわけではなく独学や周りの人に教わって始めたという人がほとんどです。

今の時代はネットで情報を得ることも出来輸入ビジネスに取り組む人が非常に増えているため継続的に稼ぐにはライバルを上回る力を身に付けることが求められますがこれから挑戦するという方は肩に力を入れすぎず少額から試しに始めてみることをおすすめします。

私自身も今ではWeb集客やソフトウェア開発、オリジナルブランドの販売など色々な事業を行なっていますが最初の頃は海外から服やCD・DVDを輸入することから始めています。

ビジネスのいろはを学ぶ上でも輸入ビジネスは非常にいい勉強になりますのでおすすめです。

輸入ビジネスの流れ

一般的な輸入ビジネスの大まかな流れは以下のようになっています。

  1. 販売チャネルを決める
  2. 利益が出る商品を探す
  3. 銀行口座やクレジットカードを用意する
  4. 仕入れ場所を決める
  5. 安く送る方法を考える(代行会社の利用など)
  6. 商品を出品する
  7. 商品を売る為に広告をかける
  8. 商品が売れるように価格を見直す
  9. 商品を売って出た利益で次の商品を仕入れたり設備投資を行う

順に解説したいと思います。

販売チャネルを決める

ビジネスで使うのであれば仕組み化・自動化しやすいAmazonでの販売をおすすめしています。

Amazonでの販売が安定した方は楽天やYahooショッピング、独自ネットショップでの販売を行いましょう。

物販の経験がない方は輸入した商品をメルカリやヤフオクで売るという経験をしてからAmazonでの販売に取り組むことをおすすめします。

また初心者の方ほどリスクヘッジを狙って販売チャネルを複数同時進行で進めたがる傾向がありますが資金が少ないうちからリスクヘッジを気にしすぎると資金・労力の分散でどれも中途半端になってしまうので最低でも一つのチャネルで30万円稼げるようになるまでは一つの販売チャネルに集中することをおすすめします。

ただしメルカリやフリル、ヤフオクなどでは10万円利益を出せるようになったら他のチャネルを使い始めましょう。

オークションサイトでの販売は労力が多く初心者の場合結局労働集約的なビジネスになってしまい頭打ちがきます。

利益が出る商品を探す

輸入ビジネスで利益が出やすい商品を見つける際には利益が出やすい商品の特徴を知ることが大切です。

その上で利益が出るセラーが扱っている他の商品を見て真似できないかどうかを考える癖をつけましょう。

以下が輸入ビジネスで利益を出しやすい商品の特徴です。

  1. 雑誌やメディアへの露出でニーズが高まっている商品
  2. ドラマ・映画出演者の愛用品
  3. 日本未発売のブランド品
  4. 海外のクラウドファンディングなどで注目される機能を持った商品
  5. プロや業界の有名人の愛用品
  6. 在庫数が限られている限定品
  7. 日本で発売されていたものの撤退したブランド品
  8. 利益が出る商品を扱っているセラーが扱う他の商品
  9. 人気商品・ブランドに似た商品
  10. ハロウィンやクリスマスなどのイベントの特需商品
  11. なぜか分からないものの差益がある商品

最後を全てに共通するのは需要と供給のバランスが崩れた時に商品は高騰し利益を出しやすいということです。

有名人の愛用品などがメディアに露出するとその商品の需要が急激に高まるため価格が高騰し利益を出しやすくなります。

クリスマス前のサンタコスプレ商品や、成人式前の着物の価格なども高騰しますがその期間が過ぎれば今度は共有が需要を上回り商品を値下げしないと売れなくなります。

利益が出る商品リサーチをツールなどでシステマティックに行なっているとなぜだか分からないものの差益があり利益がある商品というものもよく見つかります。

重量が重かったり容積が大きく送料を計算に入れたら利益が出なかったり値段の差はあるものの販売予定の坂路で全然売れていない商品であることがほとんどですが、仕入れ先の販売者が在庫処分でたまたま安く売っていたり自分の知らないところでブームが起きていて価格が高騰していることもあります。

結局は需要と供給のバランスで説明できるのですが特に国をまたぐと海外では余っているものの日本では数が足りていないものなどもよくあります。

しかしこれは結果的に説明できるだけであって経験が不足していると商品リサーチをしている中で、これは何かの間違いだと思って買い控えをしていると他の人に買われて在庫がなくなってしまうこともあります。

もちろん逆に先ほど例を上げたように送料が思ったより高くつくなどの理由が潜んでいる可能性もあるので徹底的に検討した上で問題なければ積極的にGoサインを出すようにしましょう。

銀行口座やクレジットカードを用意する

売上が上がってくると普段使っている口座では仕分けが面倒になってしまうので専用の口座を用意しましょう。

クレジットカードについても同様です。

銀行口座は楽天銀行やジャパンネット銀行などのネットバンキング機能が充実している口座がおすすめですが法人化した後融資を考えるのであれば融資を受けたい銀行の口座を使っている方が信用が高まり融資が取りやすくなるので覚えておきましょう。

クレジットカードに関しては口座に残高があればデビットカードのように使え枠が広がるアメックス系のカードがおすすめです。

通常のVISAやMasterカードでは枠が30万円程度から始まるためビジネスに利用しているとすぐ上限を迎えクレジットカーdーを使って仕入れを行う場合キャッシュショートを起こしてしまうことになります。

参照:輸入ビジネスにおすすめのクレジットカード

仕入れ場所・販路を決める

今の時代いくらでも商品を仕入れる場所や販売する場所があるのでそれぞれ以下のようにして決めましょう。

仕入れ場所

仕入れは初心者の方の場合は海外Amazonやebayなどの小売サイトがおすすめです。

中級者以上の場合は展示会に赴いたりネットで交渉して卸・メーカー仕入れをしていくか、中国などでOEM生産をしていくことになりますが小売仕入れをスキップして卸・メーカー仕入れをしようとする人は十中八九失敗します。

小売利益である程度利益が出ている人がこのままだとライバルと同じかそれより高い価格で仕入れて売っているだけだから安定しないよな、と思って始めて上流から仕入れるべきなのです。

輸入ビジネスに取り組む人を1000人以上見てきましたが他の業界でのビジネス経験があるような方か超天才を除いて皆小売仕入れから着実にステップアップしていっています。

今上場企業の社長として活躍するソフトバンクの孫社長やゾゾタウンの前澤社長辺りも最初は小売仕入れの輸入ビジネスをやっているのでそのような方を上回る才能を持っているという自信がある方以外は素直に小売仕入れから始めましょう。

いきなり卸仕入れで多めの在庫を抱えることは補助輪なしでいきなり自転車に乗るようなものです。

自転車の場合は転んでも擦り傷で済みますが輸入ビジネスで失敗するとお金の損失が待っています。

販路

最初のうちは選択肢は特に販路に関して情報量を持ちすぎるとどこで売ればいいか分からなくなるので断言しますが初心者の方はビジネスにしたいならAmazonで売りましょう。

お小遣い稼ぎ程度でいいのであればヤフオクやメルカリもおすすめです。

Amazonで成功して始めて楽天やYahooショッピング、ネットショップでの販売を検討しましょう。

安く送る方法を考える(代行会社の利用など)

物量が多くなればDHLやFedexなどと直接契約して送った方が送料は安くなりますが多くの方は代行業者を使うことになります。

直接DHLやFedexと契約すると検品やインボイスの記入などを自社で行う必要があるので送料が安くなっても手間が増える箇所もあるのでそのような部分も含めて直接契約に移行するかどうかを検討しましょう。

最近は安く質のいい代行会社が増えているので上級者でも代行業者を使っている方が増えており私も中国輸入に関しては代行業者に発送を依頼しています。

参照:アメリカの輸入代行業者の比較

参照:中国の代行業者の比較

商品を出品する

多くのECモールのシステムは基盤が整っているので商品数が増えてきた場合CSV出品などして作業スピードを上げていくことが大切です。

商品を売る為に広告をかける

広告制度があるECサイトではそれを活用しない手はありません。

ライバルが広告を使っている時点で自分だけ使わないのはもったいない為です。

実際大手のブランドでも集客には困っていないもののライバル会社が広告費を大量にかけブランド認知を強めようとしてくるのでそれに対抗するためだけに広告を出しているという会社もあります。

なお私個人が取り組んでいる輸入ビジネスの流れは以下のようになっています。

これから輸入ビジネスに取り組まれるという方は現段階ではあまり参考にならないかもしれませんが最終的にお金を増やすのではなく時間を増やすことを考えたらこの方法に近づくと思うので参考になれば幸いです。

商品が売れるように価格を見直す

Amazonのように価格改定機能が備わっているサイトではそこまで難しくありませんが価格の設定というのは非常に重要です売上に大きく影響してきます。

Amazonのように一つの販売ページに複数セラーがいる場合は他のセラーの価格設定の影響を受けるのはもちろん楽天やYahooショッピングのようなサイトでは他の販売ページの影響も受けます(Amazonも)。

唯一価格設定でライバル商品の価格の影響を受けづらいのがブランド化に成功したオリジナル商品です。

商品は安ければ売れるというものでもないのでプライシングに関しては本を読むことをおすすめします。

輸入ビジネスの流れ(上級者向け)

  1. 市場調査
  2. 集客体制を用意(Webサイトやメディア)
  3. 低めの価格帯の商品をOEMして検証
  4. 高めの価格帯に徐々に移行しブランド形成
  5. SNS運用や広告運用を行う

一般的な輸入ビジネスの方法と大きく異なるのは商品を仕入れる、あるいは作ってから商品を売るのではなく商品を売るための戦略に基づき売れる体制を作ってから商品を仕入れる、あるいは作って売るという手法を取っているということです。

こうすることで失敗時のコストを最低限まで抑えることが出来ます。(10万円程度)

商品を仕入れてみたもののどうしても強いライバルがいる、そのライバルに勝つにはどうすればいいかと考えることも大切ですが時にはあまりに強大なライバルがいたらそのポジショニングはすっぱりと諦めて別の舞台で戦うこということも大切です。

集客用にオウンドメディアを育てることで仕入れ商品以外にも関連商品のアフィリエイトや関連サービスの紹介なども可能になるので収益が安定化しやすのいのがポイントです。

集客に関しては核となるオウンドメディアの育成を押さえた上で新商品やオリジナル商品は芸能人やYoutuber、業界の有名人などをインフルエンサーの紹介により売れるケースが増えており特定のジャンルの商品を販売していきたいのであればその業界のパイプを太くしていくことが求められる時代になってきましたのでSNS運用は重要です。

輸入ビジネスとは?まとめ

輸入ビジネスは究極物を安く仕入れて高く売るだけのシンプルなビジネスです。

取り組みやすいものの奥は深く大きく稼ぎたいと思ったらその目標は継続した努力なしには達成できません。

輸入ビジネスで起業する方法のページに輸入ビジネスに取り組む際に気をつけるべき点などをより詳細にまとめていますのでよかったらそちらも参考にしていただければと思います。

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