物販ビジネスを行うには資本金がどうしても必要になります。
この記事では在庫を持った物販ビジネスの資本金集めに焦点を当てています。物販ビジネスに取り組む場合無在庫販売を除いてある程度のまとまったお金は必要です。
一体どれくらい必要かというと100万円は欲しいところです。
私は学生の時に100万円を貯めて輸入ビジネスを始めていますが一体どのようにして貯めたのか解説していきたいと思います。
不用品を売る
家にある不用品を売れば意外と30万円くらいは行きます。
今だとメルカリで売りましょう。
私はギターやギターのエフェクターを大量に持っていたのですがしばらくは我慢と思い売りました。しかも趣味が高じてエフェクターを作ってヤフオクで売って稼いでいた時もありました。
材料費は確か1500円くらいで5000円で売っていましたがそれが将来に繋がっている気がしなかったので3ヶ月くらいでやめました。
本気でお金を貯めたいならプライドを捨ててジモティーで無料で引き取ってメルカリで売るくらいしてもいいと思います。
アルバイトをする
ある程度資本金がたまるまではバイトでもして貯めた方が効率が良くなります。
頭を使う仕事よりも体を使う仕事の方がいいです。
アルバイトとしては失格だと思いますが私は学生時代飲食店の店員をしながら頭の中ではどう起業しようか、何で起業しようか、ということを考えていました。
頭を使う仕事の方が肉体労働より楽に見えますがそれは短期的に見た場合で頭を使う仕事だとそれで頭の中がいっぱいになって起業のことなど考えられません。
私は今無一文になったらまた肉体労働しながら逆転のチャンスを虎視眈々と狙うでしょう。
普通は単純なバイトは敬遠されがちですが色々なバイトをするよりも一つのバイトをルーティンにして頭の中では将来の設計図を描くやり方をおすすめします。
なおこのやり方ははたから見るとぼーっとしているように思われるので店長や上司には怒られることもあるでしょう。
しかし何かを得るには何かを犠牲にしなければなりません。
私はバイトの充実感やバイト内での頑張りによる給与アップなどは犠牲にして将来の成功を自分に誓いました。
セルフキャッシュバックを行う
ハピタスなどのキャッシュバックサイト経由でクレジットカードの発行やFX口座の開設を行うことでキャッシュバックを得る方法です・
この方法で学生時代に30万円ほど貯めた経験がありますが注意が必要でクレジットカードは無駄に発行すると将来いいカードを作ろうと思った時に審査に悪い影響を及ぼす可能性があるので今やるならFX口座や証券口座の開設だけにした方がいいと思います。
公的機関に借りる
ビジネス以外の借金というのは基本的にいいものでないと思いますが私は日本学生支援機構に借りていたお金が助けになりました。
もちろん学業も頑張っていたので学生としての本文は果たしていましたがこれがなかったら起業出来ていなかったんじゃないかな、と思います。
ただしキャッシングや無理にローンをしてまで資本金を貯めて特に塾やコンサルを受けるのはやめましょう。
そういうのは基本的にある程度自分でやったことがある人が受けるもので借金してまで情報を手に入れようとする思考の人だとまず成功できません。
考えてもみてください、物販ビジネスはどうしても資本金が必要になるビジネスでした。
高いお金を払って資本金がなくなってしまえばまたそのお金を稼ぐために途方もない時間がかかります。
自分である程度利益が出せているかあるいは初心者でも本業でしっかりした収益がある、または貯金や確かなお金の当てが
ある場合以外物販は最終的には投資ビジネスになります。
投資で一番大切なのはお金を増やすことではなく減らさないこと。
情報を得るために一時的に減る分には問題ありませんが減ったまま再起しない高額塾犠牲者を何人も見ています。
私は時間もなくお金もないけどカード枠などでどうにかコンサル費用を払えるので教えてください、と言う方に今まで何人もお会いしてきましたが全て断っています。
しかしそういう人の何割かが結局中身のない高額塾に行ってしまうことを考えると心苦しいところもありますが結局は誰しも自分で物事を判断する必要がありその結果は自己責任なので同情はしません。
副業で貯める
物販ビジネスに取り組む上ではあまりおすすめできない選択です。
例えば物販ビジネスに取り組む資金が欲しいからという理由でYoutubeを勉強してYoutubeで稼げるようになったりプログラミングを勉強してプログラミングで稼げるようになろうとしてもそれ自体に時間がかかりますし本末転倒です。
そもそもYoutubeなどで大きく成功する才能があるのであればそれに集中した上で成功しきってから投資の選択肢として物販、株、不動産と色々あるなかで必要であれば物販を選択していけばいいだけです。
物販に限らず特定の副業で稼ごうとするために別の副業で稼ごうとしても99%失敗するのでやめましょう。ただしすでにスキルがあり動画編集の案件をココナラやランサーズなどで受けるのはアルバイトと変わらないので資金を貯める上ではいい選択と言えます。
無在庫販売に取り組む
物販ビジネスに取り組みたいけど資金が少なく社会的信用もないという場合の選択肢の一つに無在庫販売に取り組む、ということが挙げられます。
しかし勘違いしている人が多いですが無在庫販売は無料で成功できるビジネスではありません。
稼げる市場には当然人が集まってきて独学の生半可なノウハウでは太刀打ちできないケースが多いですしほとんどのプレイヤーが有料ツールを使っているため使用しないで完全無料で稼ごうと思っても実質不可能です。
そのため有在庫販売のように最初に100万円までの資金はいらないものの、どんなに少なくとも20万円+カード枠(50万円以上)がないと難しいです。
20万円もないという場合はやはりアルバイトなどで貯めましょう。
無在庫販売には無在庫輸入と無在庫輸出がありますが日本に住んでいる限りは無在庫輸出の方がメリットが大きいので特別な理由がない限りは無在庫輸出がおすすめです。(現地にパートナーがいるような場合は無在庫輸入でも問題ありません)
無在庫輸出はAmazon輸出とebay輸出が2台巨頭となっていますがAmazon輸出の方は真贋調査のリスクが高いので小売仕入れで継続して取り組むにはやや難度が高いです。(新規アカウントに入りがちなランダム真贋調査を終えているアカウントであれば基本は問題ないです)
ebay輸出の無在庫に関しては別ページにまとめているのでそちらを参照してください。
ただebay輸出無在庫で成功した人は他の有在庫の物販に行かずにそのままebay輸出無在庫を続ける傾向にあるので物販ビジネスの資金集めとして機能しているかどうかというと少し怪しいかもしれません。
どちらかというと分け方的に
平日日中などでもある程度時間があるものの資金はない主婦や学生の方→無在庫
時間はないものの借入などで比較的まとまった資金を捻出しやすいサラリーマンの方、投資として物販ビジネスに取り組みたい方→有在庫
という感じになります。一般的に夫婦で物販に取り組んでいて奥さんが専業主婦なら奥さんが取り組むなら無在庫、旦那さんが取り組むなら有在庫という感じですね。
もちろん事業として無在庫に取り組む方も多く女性で有在庫に取り組む方も多いのであくまでおすすめというだけでそれを守る必要などないので最終的には好きにしてください。
物販ビジネスの資金集めまとめ
当記事では輸入ビジネスを始めるのにまずあらゆる手段を用いて100万円を貯めようという趣旨の話を書きました。
途中で少し触れたようにそれでも資本金はある程度必要になってしまいますが無在庫輸入を行うという方法もあるので資金が少ないからといって諦めないようにしましょう。
また100万円貯めたとして当然一回の仕入れで使うわけにも行かないので
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- 初回10万円で自分のリサーチの妥当性を検証、利益はトントンでいい
- 仕入れを30万円に増やす、利益は5万円を目標
- 再び仕入れを30万円で行う、利益は10万円を目標
(キャッシュフローの重要性がこの辺りで分かる)
- 仕入れを50万円程度、利益は20万円を目標
- 実績をベースに事業計画書を作り借り入れを行い運転資金を増やす
このような流れになっていくと思います。
また資金が少ない状態から成功したいのであれば無在庫販売がおすすめです。