Amazon輸出ビジネスで起業するための手順

Amazon輸出ビジネスで起業する手順を考える前にAmazon輸出ビジネスで起業するということの定義を考えてみたいと思います。

起業とは新しく事業を起こすことなので1円も稼いでいなくても起業というかもしれませんが輸出企業というからには輸出ビジネス専業で生活出来ることを目標としている方が多いはずです。

人によって生活費は異なりますが一般的なモデルを考えると専業で生活するには生活費で20万円あれば十分でしょう。

それと別に事業を成長させる資金を稼ぐ必要を考えるとAmazon輸出ビジネスで起業するということをAmazon輸出で50万円稼ぐことと定義します。

Amazon輸出で50万円稼ぐのに必要な資金

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手順を考えるにはゴールから考える必要があります。

今暫定的なゴールを月の利益50万円と定義しましたが輸出ビジネスの純利益率を15%と考えると売り上げでは300万円を超える必要があります。

300万円の売り上げを作るのには余裕を持って考えると200万円は必要です。

そうなると安定して50万円を稼ぐというゴールの前に200万円の資金を貯めるという目標が立ちはだかります。

自己資金で200万円集めるのは中々大変です。

輸出ビジネスの資金の集め方についてはリンク先に詳しくまとめていますが借り入れを前提とするとまず売上100万円を達成する必要がありそのためには最低60万円ほどは資金が必要になります。

売り上げ100万円を達成するのに必要な資金60万円
+借り入れで借りられる資金100万円
=160万円

なのであと40万円はやはり自力で集める必要があります。

となると月50万円稼ぐには結局自己資金で100万円は必要になるということです。

※最近では卸を取らないと勝負できなくなってきたので在庫を持ってやる場合は資金300万円ほどあった方がいいです。

まずはこの事を頭に入れておいてください。

次にAmazon輸出ビジネスの売上目標を借り入れが出来る100万円と50万円の利益を出すための300万円に分けて考えたいと思います。

Amazon輸出で起業して売上100万円稼ぐ手順

売上100万円を目指す場合に考えたいのが商品数です。

よく1商品で1万円売り上げが取れればそういった商品を増やしていけば100商品で売上100万円になるという考え方をする人がいますが起業したての頃はそう上手くはいきません。

最初に目指すべきは20商品で売上100万円です。
※あくまで目安です。

つまり1商品5万円/月。
あまり高価なものは最初は扱わない方がいいので結構な数を売っていかないといけません。

具体的には月20個以上売れるような商品です。

それだけ回転率のいい商品は利益率は10%を切ります。

しかしそれでいいのです、融資が目的なのもありますしまずはAmazonの出品者評価を貯めることの方が重要だからです。

評価が少ないうちから利益率20%以上の商品を扱っていてはたまに売れることはあっても売上も出品者評価も中々増えていきません。

なお利益率20%そこそこの商品は初心者が目をつけやすく在庫を抱えないように簡単に値下げするライバル出品者も多いのでなおさら効率が悪くなります。

利益率が低く回転率の高い商品か利益率が高く回転率の低い商品を狙っていきましょう。

※ここに載せているのはあくまで王道の方法で本当は評価が少なくても売る裏ワザやもっと効率的に評価を増やす方法もあります。

その辺りは公にすることは出来ませんが長く続けていればいつかきっと思いつくことが出来ると思います。
ぜひ色々画策してみてください。

Amazon輸出で起業して売上300万円稼ぐ手順

売上100万円を達成して借り入れにも成功した前提で話を進めると売上 300万円を達成するためにするべきことは業務の効率化です。

単純に売上100万円を達成していれば仕入れ資金を増やせば売上300万円を達成するのも簡単に思えますが売り上げが増えれば増えるほど細かい作業の量も増えていきます。

そのため月商100万円までは完全に自分一人でやる事を推奨していますが月商300万円を目指すには自分でする作業の量を減らしていく必要があります。

Amazon輸出で外注化すべき作業はリンク先にもまとめていますが時間がかかる部分からお金を払って人に任せていくべきですがツールを使うにしろ使わないにしろリサーチの質自体が変わってきてしまうのでまず物流について考えるべきだと思います。

1kg1500円で送る方法しか持っていない人がリサーチツールを使っていようが1kg500円で送る方法を持っていてリサーチツールを使っていない人と勝負するのは難しくなります。

もちろんここでも工夫すれば仮に1kg1500円で送る方法しか持っていなくても稼ぐこと自体は可能です。

しかしそれは近道があるのに遠回りの道を全力で走って近道を歩いて目的地に着くのと同じ時間でゴールするようなものです。

ゲームであれば魔法しか使わない、レベルを上げないなどのいわゆる縛りを自分に課して楽しむことにも繋がるでしょうが輸出ビジネスの目的はあくまで稼ぐことであり趣味でやっているという方以外は無理に苦労する必要はありません。

なるべくシンプルにしてなるべく楽にしようとすることこそが正解です。

また売上300万円となると小売商品のリサーチだけしていては厳しくなります。

というのも利益が出るAmazonの小売商品の販売寿命は2,3ヶ月だからです。

それ以降はライバルが増え価格競争が起きいわゆる定常状態になります。

以前売れた商品をそのまま仕入れることができればリサーチ時間はどんどん短くなっていくのですがAmazonでの小売商品の販売寿命が2,3ヶ月だとしたらせいぜい同じ商品を扱えるのは2回ほどになってしまいます。

そのため売上100万円まではこれだけでもいいのですが売上300万円を目指すにはほぼ必ず卸仕入れを行う必要があります。

もちろんリサーチを任せられる部隊を用意できれば小売仕入れだけでも月商300万円は難しくありませんがそもそもその部隊を揃えること自体がなかなか難易度が高いことですし固定費も増えるので個人的にはおすすめしていません。

参照:Amazon輸出の仕入先の開拓

統計データを取ったわけではありませんが今まで人に教えてきた経験上仕入れ資金が揃っている状態でリサーチを終えた商品に対しだいたい5箇所くらいの分散した卸先からリピート仕入れが出来るようになると月商300万円を超えてくる方が多いです。

結局どの商品に対して交渉をかけていくかという部分はリサーチ作業の先にあるものなのでリサーチを極めることが一番大切になります。

物流も大切ですがいい物流は基本的にお金さえ払えば手に入れられます。

リサーチはお金を払ってツールを使えば利益が出るものが見つかるというわけではありません。

ツールを使わずに見つけることが出来る状態を作ってその作業をツールを使って短縮していくだけです。

そのためAmazon輸出ビジネスで起業するにはリサーチが最も重要であると思います。

Amazon輸出のリサーチ方法についてはリンク先に無在庫、FBAそれぞれの方法をまとめていますのでぜひ合わせて参考にしてみてください。

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