ebay輸出無在庫販売の方法

ebay輸出

輸出ビジネスの一つとしてebay輸出に取り組む人が増えていますがその中でもebay輸出の無在庫販売が人気を集めています。

この記事ではそんなebay輸出の中でも無在庫販売に焦点を当て方法を解説させていただきます。

ebay輸出無在庫販売の概要

ebay輸出とはアマゾンに次ぐ世界最大級の越境ECマーケットプレイスであるeBayで主に日本製の商品を販売し利益を出すビジネスです。

eBayのアクティブユーザーは2023年時点で2億人弱存在し非常に大きなマーケットとなっている割に日本の参入者が少ないと言われています。

過去にも円安になって輸出で利益を出しやすい時期が何度かありましたが競合が増えづらい傾向にあります。

輸入の場合でもヤフオクやメルカリをメインの販売市場とする人が少ないようにeBayを主戦場にしようとする人が少ないためだと思います。

輸入では法人企業はAmazonや楽天、自社ECなどで販売し輸出ではAmazonや越境ECで販売することが多いです。

その点eBayは穴場となっています。

ちなみに2019年時点で日本人セラーのアカウントは4000個程、2023年時点で日本人セラーのアカウントは7000個ほど存在していると言われています。参入者は増えていますがその大半は評価300以下です。

ではeBay輸出の中でも無在庫販売が人気なのはなぜでしょうか?

eBay輸出無在庫販売のメリット

それは

  1. 在庫リスクがない
  2. キャッシュフローがいい

というメリットがある為です。

在庫リスクが少ない

ebay輸出に取り組む上で無在庫販売に取り組むべきか有在庫販売に取り組むべきかという問題がありますが最初は低リスクで挑戦可能な無在庫販売を推奨しています。

初めて物販に取り組む人の多くが過剰在庫で失敗するのでそのデメリットを取り払ってくれる無在庫販売は初めて挑戦する物販としても相性がいいものとなっています。

ただ外注化が比較的難しいビジネスでもあるので自分で作業ができない場合はメーカー仕入れなど他の物販ビジネスの方がおすすめです。

無在庫出品と聞くと何千、何万と商品を出品し商品が売れたら発送するようなビジネスというイメージを持っている方も多いようですがそれは違います。

まずeBayは悪質な無在庫セラーの抑制の為に新規アカウントでの高額な出品·出品数の急激な増加、発送キャンセルの繰り返しなどはサスペンド対象としています。

その為陳腐な無在庫販売のやり方は通用しませんが本書では在庫管理まで含めたやり方を解説しています。

特に出品者出荷型の輸出ビジネスの場合は在庫を持っていても在庫を持っていなくてもリードタイム(発送から到着までの時間)は大して変わりません。

その為海外の購入者から見ると無在庫セラーであるかどうかなどは気になりません。

特に日本はアニメ·漫画産業を中心に世界に誇れる産業が数多くあるので日本に住んでいること自体が強みになっています。

ただし売れる商品に関しては無在庫販売で在庫を確保する前にせどりを行なっている人を中心に有在庫セラーに買われ在庫切れを起こしてしまいます。

キャッシュフローがいい

このメリットも無在庫販売であることが前提となりますがeBay輸出の無在庫販売はキャッシュフローがいいビジネスとなっています。

キャッシュフローという言葉を知らない方の為に説明しておくとキャッシュフローとは、ビジネスや個人の財務活動において重要な概念の一つで、特定の期間内で現金が受け入れられたり支払われたりする金額を示すものです。

キャッシュフローは、ビジネスの健全性や財務パフォーマンスを評価する際に非常に重要な要素であり、経営者のみならず投資家や銀行などが意思決定を行う際に参考にします。

有在庫販売では商品を仕入れてから売れるまでラグがあるためいわゆる黒字倒産を起こしてしまうことがあります。

黒字倒産は、一般的な倒産とは異なり、企業が黒字(収益が支出を上回る)であるにもかかわらず、経済的な問題や財務的な危機に直面し、倒産する状況を指します。

通常、企業の黒字は収益がコストや費用を上回ることを示すため、財務的に健全であるように思われますが、黒字倒産の状況では、債務超過などの理由により倒産が起こります。

商品を仕入れて売れてから入金までにラグがある為利益が出ているにも関わらず手元の資金が足りずに次の仕入れが出来ない状況が資金が少ない状態で有在庫販売を行うと起こりがちです。

無在庫販売では商品が売れてから商品を仕入れるためこのリスクが低くなっています。それはつまりキャッシュフローがいいと言い換えることが可能です。

ただし何らかの理由で売り上げを保留されると仕入れに使ったクレジットカードの支払いが間に合わずに、無在庫販売でも黒字倒産を起こすリスクはあるのでリスクが0な訳ではありません。

また輸出ビジネス自体にも

  1. 消費税還付を受けることができる
  2. マーケットが広い
  3. 輸入ビジネスより参入者が少ない

というメリットもあります。

ただ無在庫販売は他の物販ビジネスと違いノウハウ以外で強みを出しづらいビジネスであるためこれだけ真似すれば稼げる、といったようなノウハウが世に出てくることはほぼないと思ってください。ここで紹介している方法もあくまで基本的なやり方についてのみとなっています。
またメーカー仕入れやOEMであれば独占契約はもちろん、そもそも商材が無限にあるので人に教えるビジネスが成立しますが無在庫販売に関しては一定以上の利益を出している人がコンサルなどでその情報を教えるメリットが薄いです。

実際私もeBayとAmazonの無在庫輸出合計で月利800万円ほどあり、過去にはそのノウハウを参加者の属性に合わせて比較的安めの30~50万円程度のグループコンサルで教えていましたが情報公開するデメリットの方が大きいと判断し現在は提供していません。その時受けることが出来た方達は全員月利70万円を超えたので受講できた方はラッキーだったと思います。

-追記- 現在はショップの専門店化および多方面での差別化が完了したためコンサルを再開しました。

eBay無在庫用のツールも実践用に特化させすぎたため現在は公に販売していません。ツールの販売で無在庫で稼いでいる額を稼ごうと思うと1000人以上に売らなくてはいけないので大変です。
(現在は商材選びで差別化できているためリリースしてもいいのですがツールだけあっても結局ノウハウがないと真に稼ぐことができないので悩ましい所です。)

という訳で無在庫輸出に関してはブログにもこれを真似すればすぐ稼げるという情報は載せることは出来ませんがそのヒントは散りばめているのでどうにか察して取り組んでください。ビジネスモデル自体は非常に優れていると思います。

言葉の響き的にリスクなく簡単に出来そうなので世の中には初心者向けに変な無在庫塾が乱立しているようですが無在庫販売自体が悪い訳ではなく悪いのはその運営者と誰でも簡単に稼げると思って参入する人達です。前述の通り無在庫販売は優れたノウハウを広めすぎると自分の首を絞めることになるので世の無在庫塾のノウハウの質は推して図るべし、と言った所でしょう。

月利10~30万円のノウハウなら分かりますが月利100万円以上に到達できるノウハウは無料では確実に世に出ていないと言っていいです。無在庫に関しては結局稼いでいる人はコンサルティングを受けるなどして試行錯誤して頑張っています。(自分で経験してきたからこそ分かりますが独学でも不可能ではないですが時間と痛みを伴います)

また厳密にはebayでは無在庫販売は禁止されていますがそのルールは大量に商品を出品して商品が売れた後にキャンセルするようなレベルの低いユーザーを排除するために出来たためで現場レベルでは無在庫販売をしている人は山ほどいます。ちなみにアカウントリスクが厳しいAmazonでも無在庫販売で稼いでいる人は大勢います。

こちらは素人が手を出すと失敗しやすいのでおすすめはしませんが方法としては可能です。結局eBayでもAmazonでも無在庫販売は黙認されています。
そもそも論として巷に広まっているような粗末な大量出品などせず発送をきちんと行なっている限りeBayやAmazon側からは有在庫なのか無在庫なのか分かりません。

eBay輸出無在庫販売のデメリット

私自身はデメリットと感じていない部分ですが世間でデメリットと言われていることをまとめました。

  • 大量出品が必要
  • 知的財産所有権に引っかかる
  • 発送が遅れる
  • アカウントリスクがある
  • 購入時に仕入れ元の価格が高くなっている

大量出品が必要

世間に出回っている手法が大量出品するやり方であるためそのように見えるのかもしれません。本当に無在庫で稼いでいる人の多くは少量出品しかしていません。

知的財産所有権に引っかかる

知的財産所有権に引っかかることがあるというのも間違いではありませんがそれはむやみやたらと出品するから起こることで特に中古品を取り扱っている限りは起こりませんし、新品でもリサーチ時に気をつけていればまず起こりません。独学で取り組むと引っかかるリスクは上がるのでこれはある意味正しいです。

発送が遅れる

代行会社などを使って送っている限り期日までに届かないことは滅多に起こることではありません。仕入れ時の業者からの発送もメルカリなどからの仕入れであれば遅れることもありますが評価の少ない出品者から買わないようにしていれば問題ありません。

また商品が売れた時に仕入れ元の在庫がないという問題はツールによる在庫管理で仕入れ元の在庫を監視していればクリアできます。

アカウントリスクがある

アカウントリスクはあります。アカウント凍結の主な原因は上記の知的財産所有権と発送遅延の繰り返しです。ただしどんなビジネスにもリスクは存在しそれをコントロールすることが大切なのでこのようなハードルはむしろ歓迎して受け入れるべきポイントです。競合が減る要因になります。

購入時に仕入れ元の価格が高くなっている

ツールを使って仕入れ元の価格を監視しそれに合わせて価格改定をしていればこの問題は関係ありません。

Amazon輸出との違い

ebay輸出の攻略方法を解説する前に最初に知っておいていただきたいのはAmazon輸出との違いです。

Ebayはオークション市場として始まったので日本でいうAmazonとヤフーオークションのような違いがあります。

現在はebayでは定額での販売が可能になっており安定した販売を行うにはこの定額販売を攻略するのが鍵です。

ゴールをAmazon輸出での成功におく場合、Amazonでもebayでも売れる商品というものを多くの場合考えてしまいがちですが市場に合わせてカスタマイズすることが何よりも重要なので一旦分けて考えましょう。

Ebayではメーカー仕入れの商品でなく小売仕入れの商品でも販売しやすいという点もAmazonと大きく異なる点です。ただしebayでも在庫証明を求められる場合があります。eBayは公式ではDropshippingを規制しているため、疑いがかかると警告が届くようになっています。

しかし現実的には発送をきちんと行いキャンセルを繰り返したり一度に大量出品をしない限りは無在庫販売を行いやすく実際に多数のセラーが存在します。

ただし確実にルールを厳守したいという場合でも無在庫販売は一切行わず有在庫販売だけでも利益を生み出すことは可能です。

しかしながらeBay輸出に取り組んでいる人はえてしてeBayでもAmazonでも売れる商品を考えがちです。

確かにそのような商品も存在しますがebayで売れるものとAmazonで売れるものは異なります。日本のヤフオクで売れるものとAmazonで売れるものが異なるのと同じイメージです。

eBayは高価な商品やコレクター向け商品も売れますがAmazonでは売れません。またAmazonでは日用品や消費財が売れやすいですがeBayでは売れません。

またeBayではヨーロッパでの販売を行う際も150ユーロ以下の販売価格の商品を扱う限りVAT登録が必要ないというメリットがあるのに対してAmazonではヨーロッパでの販売を行う際にVAT登録を行う必要がある(正確には国ごとに異なる一定の売上以上で登録義務あり)ので参入障壁の面ではeBayの方が低い状態にあります。

そのためこれから輸出を始めたいという場合、すでにAmazon輸入に取り組んで成果が出ているような場合はAmazon輸出(メーカー仕入れ)を完全に1から始めるという場合はeBay輸出を推奨しています。

またAmazonではきちんと在庫管理・ブランド管理・発送管理を行い販売を行わないとアカウントが止まりやすいですがebayでは多少発送遅延や発送キャンセルなどを起こしてもアカウントを維持しやすい為初心者の方にも向いています。

きちんと発送する限り誰にも迷惑がかからないので個人的な見解としては無在庫販売はおすすめですが原理主義な人は禁止されているからやってはいけない、で思考がストップしてしまうと思います。

法律で定められているのであれば当然守るべきですがECサイトの無在庫販売禁止ルールはアカウント存続のリスクと天秤にかけて個人で判断しましょう。無在庫販売が嫌なのであれば在庫を持てば良いだけでやり方自体は大きく変わりません。有在庫販売では在庫を持つ分リサーチをシビアにして売れ筋の在庫を持ち、無在庫販売では許容範囲を広げて数ヶ月にに1個売れるような商品も出品していくという形になります。

これを私は確率的に捉えることを推奨しています。

3ヶ月に1個売れる商品というのは在庫を持つセラーは通常扱いません。

しかしこの商品は確率的に捉えれば1/90で今日売れる商品になります。このような商品を90品出したら1日1個は何かしらの商品が売れるという状態を作ることが出来ます。

実際には一般的なやり方だと数千品出品することになるのでここでは4500品出品したとしましょう。(上級者ほど実は出品数が少なく、多くても数百品ですがそれは無在庫でも比較的売れる商品を扱っているためです。その辺りが一般的に出回っている情報と違います。実際に実践しているコンサルティングで教えている手法だと500品につき月利50万円程度で出品数2000品月利200万円程度までは複数のアカウントで再現性を確認しています。この記事に書いている手法とは異なります)

そうすると4500*1/90=50個

一つあたりで利益1000円は取れるような商品を狙っていくので

50*1000=5万円

月で5*30=150万円

このように営業利益で150万円位は稼げます。ただし評価を増やさないとSEOで上位表示されず過去のデータ通りには売れないのでこの域に至るまで3年程度はかかります。発送の手間を考えると副業といえど土日しか休みが取れないという方には厳しいです。その場合は在庫を持つやり方かebay輸出ではなくAmazon輸出かAmazon輸入に取り組みましょう。

1日50個の商品が売れるようになります。実際には3ヶ月に1個どころか1年に1個でも売れたような商品も出していくのでこの通りにはいきませんがこの位の数字であれば再現性はあります。

ただし無在庫販売を教えているような塾の多くは大量出品をするだけで在庫コントロールが全く出来ない形となっているので気をつけましょう。ebay輸出は在庫コントロールをはじめとしたアカウントコントロールさえしっかり押さえておけば独学でも取り組みやすいので独学で始めても問題ないと思います。(Amazonは今は独学だと厳しいです)

この記事ではそんなebay輸出で少なくとも月30万円以上収益を上げるやり方をまとめています。

ebay輸出にはさまざまなやり方がありますが推奨しているのは無在庫販売をベースとしたやり方です。

ebay無在庫輸出の流れ

ebay無在庫輸出の流れは以下のようになります。

  1. ebay無在庫輸出で売れる商品のリサーチ
  2. 無在庫で100商品の出品を目標にする(この時点では2日に1商品売れる程度)
  3. 商品が売れたら仕入れ・発送
  4. 無在庫の出品数を300品、1000品程度まで順次増やす(1000品の時点で月商200~300万円、月利40~60万円程度に達する)

ebay輸出のリサーチ(有在庫)

ebayリサーチツール

基本戦略としては日本のAmazonの中古価格を軸にebayの価格を改定し売れたら発送するというやり方になります。リサーチも日本Amazon⇄ebayで見つけ出したものを出品します。

特に日本人の考える中古コンディションと海外ユーザーが考える中古コンデイションには差があり中古でも綺麗な状態が多いため中古販売の方が差益を出しやすいビジネスモデルとなっています。

また新品だとAmazon輸出のように在庫を抱えて行かないと仕入れでライバルセラーに勝つのは難しくなってきます。実際には新品の小売仕入れでも利益が出る商品は数多くあるのですがそこは情報として公開してしまうと値崩れしやすいのでリサーチを行う中で自分で見つけてください。

私も所有している会社でebayで販売している商品の7割は新品でその中でも半分近くが小売の無在庫商品です。この事実を知らないとネットには情報は落ちていないので新品小売仕入れではどうせ無理と最初から諦めてしまう方が多いと思いますが中古品無在庫→新品無在庫(小売)と移行していきましょう。

Amazonと違いアカウント維持が比較的楽なのもebayの良いところです。

手動でリサーチをする場合以下のような絞り込みを行いましょう。

ebayのトップページからAdvandedで詳細検索のページに移ります。

次に売れた商品に限定する為Sold Listingsをオークション制ではなく定額販売の商品に絞る為にBuy It Nowにチェックを入れ価格の絞り込みも行います。

ここでは利益が出るように1500円以上にしていますが最初のうちは出品リミットがあるので上限も5万円程度にしておくことをおすすめします。

ebay輸出soldlisting

配送元を日本に絞ります。

ebay輸出リサーチ絞り込み

あとはめぼしいキーワードを入れて検索しJANコードや画像が一致する商品を日本のAmazonやメルカリで検索し利益が出る商品を見つけ出品し売れたら販売していくだけです。

ebay輸出のリサーチ(無在庫)

無在庫商品のリサーチは有在庫商品のリサーチと基本的な考え方は同じですが大きく異なる部分があります。

それは価格の変化です。

無在庫ビジネスはリサーチをしてから商品が売れるまで数ヶ月のラグが発生します。また比較的低い利益率になるためリサーチ時点で利益が出ても商品が売れた際には仕入れ価格や為替が変動して利益が出なくなっている可能性が出てくるためです。

そのため後ほど詳しく解説しますが価格改定と表裏一体なところがあります。

ただし手動でこのリサーチを行なっているうちは副業・お小遣い稼ぎのレベルを脱することは出来ません。

ebay輸出で稼いでいる人はほぼ確実にリサーチツールを使っています。

どんなリサーチツールを使ってもいいと思いますが私がebay輸出に使用しているツールについて解説したいと思います。

ebay輸出リサーチツールの活用

ebay輸出リサーチツール

ebayで利益が出る商品を見つけるには利益を出しているであろう日本のebayセラーを真似るのが確実です。

この時特定の分野の商品だけを扱っている専門ショップ系のアカウントは太刀打ち出来ないので避ける必要があります。

海外で需要のある日本商品を在庫を持って販売することができる人であれば同じように専門ショップとしてのアカウント作りを目指す手もありますが再現性はそれほど高くありません。

ebay輸出無在庫販売では特に最初のうちは雑多な商品を販売するようにしましょう。

仕入れ場所は新品仕入れの場合はAmazonか楽天、中古仕入れの場合はメルカリがおすすめです。

ツールを活用する場合はebayとAmazonとの価格比較が可能です。

セラーから取得する場合はAmazonのセラーIDでもebayのセラーIDでも検索が可能です。

私は最初のビジネス設計でジャンルを絞った上でリサーチツールを使い日本Amazon→eBayで利益額5000円以上になるかつ有在庫で扱うセラーが少ない商品に狙いを絞り扱っています。

ちなみに出荷を行なってくれる外注パートナーさえいればAmazon.com→イタリアのeBayのようなことも出来、そのようなリサーチにも対応しています。

商品単位で検索を行いたい場合はAmazonのASIN,JAN,UPC,EAN、ebayのItemIDがあればcsvファイルにまとめてアップロードすることで一気に検索を行うことが出来ます。

※現在は販売していません。販売再開時はメルマガでお知らせします。

無在庫で100商品の出品を目標にする(この時点では2日に1商品売れる程度)

ebay輸出で商品を売る方法

上記で説明した商品リサーチを行い利益が出る商品を見つけて出品しても最初のうちは商品が売れません。

それは出品者評価が貯まっておらずお客さんの信用が獲得できていない為です。

出品者評価が低いうちは同じ商品が出品されている場合最安で出品を行う必要があります。

そのため最初は評価を稼ぐための商品販売を行う必要があります。

新品の商品を赤字価格で売って評価を貯めるのは勿体無いのでおすすめは中古商品をメルカリやヤフオクで仕入れてebayで売り評価を貯める方法です。

ebay輸出で生活できるくらいに稼ぎたいのであれば最低でも評価100は貯めましょう。

ebayでは購入者としての評価も貯めることができます。そうではなくあくまで出品者としての評価を100以上貯めるのが望ましいです。

またアカウントを作ったばかりの頃は販売額や出品数のリミットがあります。

また販売額や出品数のリミットを伸ばしても特定のカテゴリに出品を行うことができないカテゴリー制限が付与されます。

カテゴリー制限の条件は以下の通りです。

  1. アカウント登録から90日以内
  2. 新規で販売を開始する
  3. 1年以上出品してない
  4. 過去一年に総取引の3%以上のeBayバイヤー・プロテクション(eBay買い手保護保障制度)ケースを開かれたことがある

そのため最初のうちは制限を取り除くためにアカウントを育てることになると思いますが経験者の方であれば時間を節約するために最初からM&Aサイトなどで育ったebayアカウントを買うのもありだと思います。

新規アカウントを育てる場合は時期により異なるのですが初回のリミットアップで250品/$25,000 は獲得できるのでそこから最低100商品は売れる商品を出品しましょう。

利益率が高い商品を片っ端から出品するやり方は非効率的です。

リサーチの段階で解説した売れる条件に当てはまっている商品を出品します。

この時最も重要なのが競合価格や仕入れ価格に合わせて価格を改定することです。Amazonでは価格改定は当たり前に行われていますがebayでは行われていません。

それはAmazonは相乗り出品で同じ販売ページに複数のセラーが存在しうるもののebayでは1ページ1セラーとなっているためです。

しかし見込み購入客は他の商品ページと価格を比べた上で商品を購入している人が多いので価格改定は必須です。また無在庫販売では在庫を確保できないことによる出荷キャンセルを繰り返すとebayアカウントが凍結してしまうので在庫の管理も必須です。ただし出荷キャンセルによるペナルティはAmazonより緩いです。

ebay輸出の在庫管理・価格改定ツールの活用

ebay輸出価格改定ツール

評価が少ないうちは最安価格で商品を出品していても商品が売れないため最安価格や最安から2番目の価格などを参考に価格改定を行う必要があります。

また無在庫販売の場合在庫の管理が重要となるため日本のショップモールの在庫の有無と連動できる価格改定機能があるツールが望ましいものとなります。

仕入れ元と価格を見比べて利益が出る範囲でライバル価格に合わせて値段設定をする、手動でも出来ることですが価格は常に動くので商品数が増えれば非常に手間になるでしょう。

私がプロデュースするアマトピアというツールは上記の機能は全て備えています。

ebayの商品リサーチ、価格改定、出品管理を行える複合ツールです。

もちろん自分で送っても問題ありませんが相当数送って限界まで安い送料契約を取らない限り代行会社に任せた方が安いですし自分で発送を行う場合はその作業は当然自分で行う必要があるので、発送業務を人に任せる人件費も乗ってくるのでその辺りを考慮して自社発送にするか代行会社に任せるか考えましょう。

ebay輸出の仕入れ

ebayで販売するための商品は一般的に新品を扱うか中古を扱うかで大きく変わってきます。

おすすめはAmazonと楽天を軸として中古をベースにアカウントの評価を伸ばし新品も扱うスタイルです。
メーカーから仕入れた商品を定額で出すこともありますがしそれは別の輸出ビジネスであるAmazon輸出を進める上で卸契約を取った商品を販売しているだけでebay輸出単体で取り組む場合に推奨するやり方ではありません。

仕入れはhapitasのようなポイントサイト経由で仕入れたり還元率のいいクレジットカードを使って少しでも利益率を上げましょう。

数字にすると1~2%程度ですが後々効いてきます。

ebay輸出の発送

ebay輸出の発送は基本的にはEMSかeパケット(ライト含む)を使います。ただしコロナの影響で国によって使えない地域もまだ存在するので常に最新の情報を追うようにしましょう。

なおヨーロッパ方面はVATという制度があり関税も含めた価格で販売しないといけないためFedexやDHLなど関税を発送人のアカウント払いが出来るやり方で送る必要があります。必然的に安い商品では割に合わなくなるので販売価格で3000円を超えるような商品を扱っていくことになります。

Sellbrite(旧AUtoMCF)というツールを使えばebayで売れた商品を自動で海外AmazonのFBAマルチチャネルで発送する仕組みを簡単に作れるのでAmazon輸出にメインで取り組み在庫を持っている方にはぜひ推奨したいやり方ですが多くの日本人が副業レベルで~100万円/月程度外貨を獲得していくには無在庫販売+自社出荷で日本から直送するのがいいと私は考えています。

反対にビジネスレベルで100万円/月~を目指すのであれば在庫を持って行かないと結局フルフィルメントセンターの構築などで大変になります。無在庫販売だけで月に1000万円利益ベースで稼いでいるような人も存在しますがそのような方は長年ebay輸出に取り組んで社員を雇い物流を自社で構築しているレベルの方のみになります。

ebayの場合評価が溜まっているアカウントがSEO的に優遇されるので既に伸びているアカウントをそのまままねしても伸びません。

無在庫の出品数を300品、1000品程度まで順次増やす(1000品の時点で月商200~300万円、月利30~50万円程度に達する)

1000品出すまで早い人で4ヶ月ほど、平均すると6、7ヶ月はかかります。

1000品出品したら終わりではなく寿命の長い商品を扱ったとしても商品の入れ替えは1年半程度で必ず起きるもので毎月チューニングして出品商品を入れ替えていく作業が発生します。

しかしこれを繰り返すだけで安定した利益を得られるので完全在宅のビジネスとしては非常におすすめ出来るものとなっています。ネックなのはこれ以上は人を雇ったり在庫を持つのがほぼ必須になるのと人力だと商品数が増えると在庫管理や価格改定にリソースを割けなくなるので無在庫販売として一人で稼げるのは一般的にはこの辺りが限界になってきます。

再現性があるのは月利30~50万円程度までと言えるでしょう。

ただこれはあくまで初心者向けの話です。中級者以上の人は商品数は絞って卸仕入れの無在庫販売をしたり最初から需要があるにも関わらず現地で供給が不足しているような商品を選んで販売しましょう。実際私が持っているアカウントでは1アカウント100商品強で月利100万円以上出しています。

この辺りの情報が本来世に出てこない部分ですがいきなり真似しようと思っても無理なのでまずは大量出品までは行かないある程度の出品数で勝負しましょう。

その他ebay輸出に関すること

在庫を持つタイミング

ずっと無在庫販売を続けてもいいのですがやはり売れる商品、特に中古の商品は常に仕入れ先の段階で品切れを起こしてしまいます。

そのような売れ筋商品は在庫を抱えて販売していくことになります。

この形で在庫を持つのは問題ないのですが中途半端に欲を出してAmazonFBA販売のように海外の倉庫に納入して売るやり方に手を出すと売上は大幅に増えますが法律リスクやキャッシュフローリスク、借入のリスクなど色々な問題が付き纏ってきます。

やはり簡単に稼ぐことの出来るビジネスなど存在せず多くの人が出来ない(やらない)部分にこそ利益が眠っているのでリスクを考慮した上で移行する人は有在庫に移行していきましょう。

ebay輸出の販売国

またebayは英語圏だけでもアメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなど複数選択肢がありますし香港やシンガポールなどのアジア圏にも存在します。

日本→アメリカの日本人ebayセラーはそこそこ多いですが中古品をベースにすれば後追いでも参入しやすいですしそれ以外の国も無数に選択肢があるので飽和するようなことは考えづらいです。

私も全パターンは試すことは出来ていませんがヨーロッパに会社を持っているためヨーロッパ方面の数カ国と香港、シンガポールに出しています。インドや台湾に出して成功している知り合いもいるので可能性は無限にあると言えるでしょう。

消費税還付

消費税の還付を受けるには、消費税の申告書に消費税の還付申告に関する明細書を添付の上、消費税の確定申告(還付申告)をしなければなりません。 申告後、税務署によって多少時期に差はあります1ヶ月から1ヶ月半ほどで還付金が指定口座に振り込まれます。

売上が発生して初めて還付できるので仕入れたタイミングで還付可能なわけではないので注意しましょう。

ebay無在庫輸出のやり方まとめ

  • 日本Amazon→eBayでのリサーチが基本
  • 中古メインで日本Amazon、楽天→ebayで価格改定を行う
  • 売れたら商品をポイントサイトを経由し還元率のいいクレジットカードで仕入れる
  • 自宅または倉庫に届いたら発送
  • 評価が増えたら新品も扱っていく

大まかな流れはこれだけでシンプルです。やはりネックになるのはリサーチの部分と価格改定の部分になりますがこの部分はツールを使えば大幅に効率化することが可能です。

市販のものは少ないので自作している方が多いと思います。私の会社でも社内で自作していて一時期は一般向けに販売していたのですが当時は新品のみ扱っていたのでツールを売るより自社で取り組んだ方が効率が良かったので販売は行わないようになりました。

無在庫販売はビジネスモデル的に利益が出て売れそうなものはとりあえず扱うことになるためどうしてもバッティングしやすいビジネスです。今は中古品も扱うようになったのと販売対象となる国も増えました、何よりビジネスに取り組む次元が以前とは変わったので飽和しないラインを見極めて徐々に販売再開していこうと思います。

日本の経済が縮小していく中で外貨を獲得できるビジネスは貴重なのと日本は長期的に見ると円安が進みやすい経済政策を取っているので改めてebay輸出が注目されています。徐々により詳しいやり方を掲載していきますので定期的にブログをチェックしてみてください。

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