Amazon輸出を再開した理由
最近輸入ビジネスが完全に自動で回っていることもあり、かつて取り組むのをやめたAmazon輸出に再び取り組むようになりました。
と言っても昔やっていたような卸・メーカー仕入れの手法ではなくOEM。
ある一定のレベルを超えると税制的に個人の資産を増やす上で株式やM&Aでキャピタルゲインを得た方が効率がいいと思っているのでそのようにしているのですが株やM&Aの世界では今更私が情報発信しても全く歯が立たないレベルの猛者が多いので自分の強みを活かすべくまた輸出ビジネスを研究しています。
輸入ビジネスは仕組み化のパターンを完全に作れているので自分でやる理由もなくなりましたが輸出はおそらく誰も再現性を高めることができていません。稼いでいる人はもちろんいますが輸入よりは少ないですしその人たちが他の人でも誰でもできると思いますか?と聞かれたら首を縦には振らないでしょう。
私が辞めた理由は儲からなくなったとかそういった理由ではなく単純に選択と集中の問題で事業は少なければ少ない方がいいと思ったためです。副業などで再現性を求める方は輸入ビジネスに取り組んだ方がいいですが超長期的に見た場合輸出ビジネスの方が魅力的な面が多いです。
- マーケットが広く売上が大きくなりやすい
- 日本の景気に左右されない
などのメリットがあります。
ただそれを大きく上回る再現性に乏しいというデメリットがあります。輸入も輸出も基本的には同じやり方でいけますが輸入は仕入れ先が無限なのに対して輸出の仕入れ先はある程度数が限られてきます。
その代わり今は販路がどんどん増えておりAmazonだけでなくebayやesty、Lazada、アリババなどの販路がありますが一般レベルまでノウハウは降りてきていないのとそれぞれで活躍している企業を知っていますがその企業だから稼げているというケースが多くやはり再現性は高くありません。
企業が稼ぐという意味では現時点でも輸出ビジネスは非常に魅力的であり特に日本製の商品が評価されているようなビューティ・ヘルス、食品市場は成功例もある程度ありますが輸出ビジネスでは輸入ビジネスのように8~9割の人に対して再現性がある手法というのを誰も作れていません。
しかし日本の国益を考えた場合少子高齢化が進む中で外貨を獲得するというのは非常にやりがいのあることなのでぜひチャレンジしたいと思い取り組み始めました。金銭面だけ考えれば普通に輸入ビジネスを伸ばした方が効率がいいのでまねはしない方がいいです。
次の世代が物販ビジネスに取り組むとして海外を相手にした方が日本にとってプラスが大きいと考えたわけです。
Amazon輸出OEMの基本戦略
海外向けSNSやYoutubeチャンネルと組み合わせて進めているので万人に対して再現性の高い方法を作るという意味ではなかなか難しいです。
さらにOEMという手法をとってしまうと国内でも再現性は下がります。
経営者に教えた場合の再現性は8割を超えても未経験者に教えた場合誰が教えたとしても6割程度が限界だと思っています。(数十万円程度稼げればいいだけであればもっと再現率は高いですが)
そこに加えて海外Amazonはマーケットが大きく、成功すると売上が大きくなる分ライバルも当然強くなるのである程度は仕方がないかもしれませんが一応国内でD2Cを成功させた時の流れと同じで
- SNSを育てる
- Youtubeを育てるか、インフルエンサーに依頼
- SNSやYoutubeに広告をかける
- OEM販売
- 販路はAmazonがベースで商材によって変える
という流れで進めています。
国内向けであればオウンドメディアを育ててもいいですが海外向けでは基本不要です。
自社ネットショップ型の越境ECはやりません。これは昔小成功した際に事業売却したこともあるので分かっていますがやはり再現性に乏しいためです。ゴールから逆算するとなるべく多くの人が再現できるということが重要です。
再現性が担保できれば長い時間をかけて勝手に広まっていくと思うのでそれで満足です。少子高齢化により日本の消費人口が減ったとしても別に問題ないことが示せるわけです。
国力を測る時によくGDPが用いられがちですがこれは人口が多い国が圧倒的に有利なわけで国民一人一人の豊かさを考えると国民一人当たりのGDPに着目した方がいいことが分かります。
アメリカや中国、インドなど人口が増えている国のお客さんを相手に商売ができれば日本の人口が減っても少なくとも経済的には問題ないことになります。
国防などの問題では人口が多い方がもちろん有利なのですが集団的自衛権などで人口が少なくても国防を問題を解決している国は多いです。ただこの辺は政治的な話になるので深く触れないことにします。
私自身も海外にも何年か住んでいましたし優秀な日本人が海外に脱出していくのも見ていますがやはり日本が好きなので内側からどうにかしたいという想いが強いです。
数ある物販ビジネスの中でおそらく一番難しい輸出OEM、時間をかけてもその再現性を高めるというのが今の自分にできる最大限の社会貢献だと思うので3~5年スパンで頑張ります。手法は広まらないと意味がなく、広まっても価値があるものでないと意味がないのでノウハウとともに次の世代の若者を育ててその人がメディアで注目されて広まっていけばいいなと思っています。
共に日本の明るい未来を作っていきましょう。