Amazon輸出FBAで販売を続けていると返品されることが5~10%位の確率で起こります。
安物であれば返品されたものは廃棄損としてしまってもいいのですが数万円の商品を扱っている場合はそうも言っていられません。
FBAの場合は返品は自動でされるので今回はそのあとの対応について考えてみたいと思います。
Amazon輸出FBA商品返品後の対応
まずセラーセントラルで返品された商品について確認しましょう。
InventoryからManage FBA Inventoryを選択して、次にUnfulfillableの列に
ある品目を選択するかCreate Removal Orderを選択します。
返送先住所を記入する画面に遷移するので情報を入力し完了です。
転送料は50円程度。
小型包装物を超えるサイズの大型商品は$0.1ほど料金が上がります。
処分料は20円程度。
大型商品は処分に一つ30円程度の手数料がかかります。
米国FBAの倉庫にある商品を日本へ転送する場合、安くても$20程度の送料が必要になるのと返送されて戻って来る商品は、損傷具合も不明ですので返送を希望する場合は必ず事前にアメリカ国内のパートナーを見つけておく必要があります。
(イギリスであればもちろんイギリスのパートナー)
再販するためには商品状態の確認、場合によっては修理と再パッケージングの作業が必要になります。
またコンディションが新品として販売できるかどうかも定かではないので場合によっては中古で出さなくてはいけないケースも出てくるので注意しましょう。
パートナーを見つけるのにおすすめのサイトとしてLancersなどを挙げている人が多いですが海外のパートナーを見つける場合はUpworkで探したほうが優秀な人が見つかりやすいのでそこで見つけるようにしましょう。
Amazon輸出で返品されやすい商品
実は返品されやすい商品とそうでない商品が存在します。
返品されにくいのは日用品や比較が必要ない商品です。
Amazon輸出でよく扱われる商品で言えばキッチン用品などですね。
購入者も必要に駆られて買うため多少不備があっても返品には至らないケースが多いのです。
※商品の値段が高くなると比較して返品されるケースが増えます。
またCDやフィギュア系も壊れでもしていない限り一度手に入れて返品する人は少ないです。
まとめると返品されづらいのは「Toys & Games」、「Home & Kitchen」、「Hobby」、「Music」カテゴリです。
反対に返品が多いのは家電、特にオーディオ系です。
他にも「Home Improvement」カテゴリーと「Office Product」、「Wireless」カテゴリーが他のカテゴリと比べて返品率が高めです。
なお「Home improvement」と「Wireless」は一度返品されると再販不可になってしまうものも多いので気をつけましょう。
その場合一度外注さんなどの元に返送して商品状態をチェックして新品で売れそうでなければ中古にして売る必要があります。
またプレゼントに向いている商品なども返品されやすい気がします。
向こうの人の感覚では恋人にあげて気に入ってもらえなかったら返品するということが普通なのでしょうか。
日本人の感覚からすると信じられないかもしれませんが複数買って聞きくらべをして気に入ったもの以外返品する人がいるのです。
もちろん非常に多いというわけではありませんが利益計算に返品リスクを組み込んでおかないと危険な程度には返品は起こります。
あらかじめ想定しておけば返品されることは大した問題ではなくなるのではじめは考えなくてもいいですがぜひ10%返品されても利益が出るものをなるべく扱うようにしましょう。