「Amazon輸入って赤字になる可能性のある怖いビジネスじゃないの?」
あるいは
「Amazon輸入で赤字になってしまったけど何が悪かったのかわからない」
この記事はそんな悩みを持つ方のために書いています。
早速赤字を避けるために必要なことを一つ一つ見ていきましょう。
利益計算の徹底
Amazon輸入で成功したいのであれば絶対にざっくりとした計算をしてはいけません。
必ず1円単位で計算しましょう。
初心者の方には大変ですが関税はもちろん消費税の還付金まで考慮に入れる必要があります。
Amazon輸入の関税計算についてはリンク先のの記事が参考になると思います。
1円単位の計算ができない場合は予想される範囲から厳しめの数値を用いて計算するのが次善の策です。
世の中には100円のものを売って10円の利益を出して数億円の利益を出している企業も数多くあります。
これは大企業の話なのでそのまま参考にすることは出来ませんがざっくりした計算をするとなぜか赤字になる時があってその根本原因も分からないので同じミスを繰り返してキャッシュフローが悪くなってしまう時が出てきます。
Amazon輸入の利益計算の方法については詳しくはリンク先にまとめていますので合わせて参考にしてください。
仕入れ数計算方式の見直し
赤字は利益計算だけでなく仕入れ数のミスでも起きます。
というより輸入ビジネスの赤字の原因のほとんどが過剰在庫にあると言えます。
予想した期間内に売れなかった商品は在庫コストがかかるだけでなく次の資金に回せるお金が減るため機会損失を生みます。
後者は本来赤字とはカウントしませんが本来増やせるはずであったお金が増やせないということは損失を生んでいるという認識を強く持つべきです。
仕入れ数はモノレートを参考に判断している人が多いと思いますが失敗してしまう人のほとんどがその時点での出品者数に強く注目してしまっています。
「そんなことはない、過去の出品者数も見てる」という方もいるでしょう。
ではその商品の販売日などは見ていますでしょうか?
新しくSKUが登録されたAmazonの商品に対し2,3ヶ月後に出品者数が急に増えるケースは非常によく起こります。
これは新しく登録された商品の海外のASINと日本のASINがAmazonによって紐つけられツールなどで見つかるようになりその人たちがそれぞれライバルが少ないと思って商品を仕入れて入庫するとちょうど2,3ヶ月位経過しているところでリサーチ時点ではライバル出品者数が少なかったにもかかわらず仕入れから入庫までの時間経過で同じことを考えていたライバルが増えてしまうために起こることです。
これに対する対策は二つあります。
- さらに早く入庫して売り切るようにする
- 価格競争になっても負けないように卸や発送方法の見直しでコストを下げる
1のやり方は本当にスピード勝負になり代行業者を使わず自分で納品しない限りは厳しいので多くの方は対象外になります。
再現性があることが重要ですので後者の仕入れコストを下げる方に特に注目してください。
ノウハウコレクターにならない
無駄に情報商材を買ったり質の低い塾・コンサルティングを受けると物販において非常に重要な割合を占める資金が減るため特に初心者のうちはなるべくならそういったものにお金を払わないようにしましょう。
利益が最低でも10万円出るようになった上で自己責任で選ぶのは問題ありませんが0→1の部分は今は無料で手に入る時代です。
そういった塾やコンサルティングは言葉巧みに簡単に利益が出るように宣伝されているものが多いですがこのブログを読んで独学で物販を実践する上での資金として活用した方が遥かにいい選択だと思います。
複数販路の用意
このブログでも基本的にAmazonを使った輸入ビジネスのやり方を推し進めていますがAmazonでは一つの商品ページに複数のセラーが出品することが出来るためAmazonだけで商品を販売しているると価格競争に巻き込まれて赤字覚悟で売らないといけないことも出てきてしまいます。
この際Yahooショッピングや楽天、ネットショップを候補に入れる人がいると思いますが楽天、ネットショップは手間がかかりすぎるので独占卸をもらっている商品を売る場合でない限りは使わないほいがいいです。
Yahooショッピングは維持費がかからないため作りたい人は作ってもいいと思いますが私はあくまでメインにAmazonがあって適正価格が崩されている時の避難経路として他の販路を使うべきという考えなのでそれらの媒体ではなくメルカリやヤフオクのようなサイトで売ることを推奨しています。
これら二つのサイトは入金までが比較的早く集客もしやすいためです。
Amazon輸入で赤字を防ぐ方法のまとめ
Amazon輸入ビジネスをはじめとした物販ビジネスでは何よりもお金を減らさないことが大切ですが赤字を怖がりすぎて機会を逸してしまうことも非常にもったいないことです。
慎重になりすぎるよりは全体で黒字になれば一部赤字になってもいい、という全体論でリサーチもどんどん行って行ける人の方が成長しますので慎重かつ大胆に攻めましょう。