目次
- 「関税の請求書が届いたんですが……」——2025年秋、相談が殺到した
- SpeedPAK——最安・公式推奨のメインルート
- eLogi——高単価・速達型の主力
- 使い分けの結論と設定実務
- 配送トラブルの対処——遅延・紛失・関税クレーム
- CPaSS・eLogiの始め方——登録から初回発送まで
- 梱包と容積重量——送料は「箱のサイズ」で決まる
- HSコードと実効関税率の調べ方——DDP時代の必須スキル
- 事例で見る使い分け——高単価と低単価、それぞれの正解
- 日本郵便の現行サービス——「使いどころ」を正しく知る
- 発送オペレーションの組み立て——週次ルーチンと同梱
- 補償と保険——「事故が起きた後」の差
- 発送でよくあるミス5選——先人の失敗から学ぶ
- この記事の結論を1枚に——発送の意思決定表
- よくある質問(FAQ)
- まとめ:発送選び=関税の設計
「関税の請求書が届いたんですが……」——2025年秋、相談が殺到した
2025年の米国デミニミス(少額免税)廃止により、低価格帯でも関税処理が必要になり、eBay輸出の発送はeBay公式の配送プログラム(CPaSSのSpeedPAK、eLogi)を軸に再編された。SpeedPAKはコスト最安でeBay公式も推奨、eLogiはFedEx特別レートでDDU(関税バイヤー負担)も選べる点が強み。
2025年9月、コンサル先のCさんから慌てた連絡が来ました。「SpeedPAKで送った荷物の関税が、こちらに請求されています。設定を間違えたのでしょうか?」
間違いではありません。ルールそのものが変わったのです。米国は2025年8月29日、長年続いた「$800以下は免税(デミニミス)」を廃止しました。これに先立ち、SpeedPAK Economyは2025年8月26日以降の注文からDDP(関税をセラー側に請求する方式)へ移行。つまり、低価格帯の商品でも関税が発生し、それをセラーが負担する形が標準になったのです。
Cさんのように「知らないうちに利益が関税で削られていた」というセラーは少なくありません。逆に言えば、新ルールを理解して価格・配送を設計し直したセラーだけが、以前と同じ利益率を保てています。まず、何がどう変わったのかを時系列で整理しましょう。
| 時期 | 出来事 | セラーへの影響 |
|---|---|---|
| 2024年春 | SpeedPAK(CPaSS)が日本セラー向けに本格展開 | 公式・低コストの選択肢が登場 |
| 2025年8月26日 | SpeedPAK EconomyがDDP方式に移行 | 関税がセラー請求に |
| 2025年8月29日 | 米国デミニミス($800免税)廃止 | 低価格帯でも関税が発生する時代に |
現在の日本セラーの主な選択肢は3つです。
| 発送手段 | 特徴 | 向いている商品 |
|---|---|---|
| SpeedPAK(CPaSS・eBay公式) | コスト最安クラス・eBay公式推奨。EconomyはDDP(関税セラー負担)で発送 | 低〜中単価の小型商品 |
| eLogi(eBay公式発送ツール) | FedEx等をセラー特別レートで利用。DDU(関税バイヤー負担)も選択可 | 中〜高単価・速達したい商品 |
| 日本郵便(EMS・小形包装物) | なじみ深いが、DDP対応・追跡・料金でプログラム勢に見劣りする場面が増えた | 補完的な利用 |
「eBay International Shipping(EIS)」は日本セラー向けではありません
検索するとEISの解説が大量に出てきますが、EISは米国内のセラー向けの国際配送プログラムです。日本から発送する私たちが使うのはSpeedPAK・eLogi・日本郵便など。EISの記事を読んで「自分も使える」と誤解しないよう注意してください。
郵便系サービスの「現在地」を正しく知る
名称の変遷で混乱しやすいので整理します。国際eパケット(書留付き)は2023年に終了。一方、国際eパケットライトは継続しており、2026年6月1日から「国際エアパケット」に名称変更されました(サービス内容は同じ・取扱国は全世界に拡大)。ただし注意点があります。郵便系はDDP(関税元払い)に対応できないため、デミニミス廃止後の米国向けでは主力になれません。国際エアパケットの使いどころは、米国以外の仕向地や軽量低単価品です。
SpeedPAK——最安・公式推奨のメインルート
SpeedPAKはeBay公式パートナー(Orange Connex)が提供する配送サービスで、CPaSSからラベルを発行して発送する。Economy/Standard/Expressの速度別選択肢があり、追跡番号は自動でeBayに反映される。2025年8月26日以降、EconomyはDDP(関税・輸入税をセラー側に請求)となったため、関税分を価格に織り込む設計が必須。
SpeedPAKは、eBayの公式配送パートナー(Orange Connex)が提供するサービスです。コストの安さ・公式連携の確実さ・DDP処理の自動化がそろっており、現在のメインルートと言えます。使い方の流れは次のとおりです。
- CPaSS(eBay公式の配送プラットフォーム)にセラーアカウントで登録する。
- 注文情報がCPaSSに連携されるので、サービス(Economy/Standard/Express)を選んでラベルを発行する。
- 梱包してラベルを貼り、指定の方法で引き渡す(集荷・持込み)。
- 追跡番号は自動でeBayに反映。Top Rated条件の追跡アップロードも満たしやすい。
- Economyの場合、関税・輸入税はDDPとしてセラーに請求される。
DDPのコストを価格に織り込む——計算例
「関税セラー負担」と聞くと損に感じますが、正しくは「関税が読めるコストになった」ということです。バイヤーにとっては着荷時の追加請求がなくなるため、購入体験はむしろ良くなります。要は織り込み方の問題です。
主力商品のHSコードから実効関税率を一度計算しておけば、あとは価格式に1項目足すだけです。カテゴリごとの関税率はAIに聞けば当たりを付けられます(最終確認は公式情報で)。
eLogi——高単価・速達型の主力
eLogiはeBay公式の発送管理ツールで、FedExなどのクーリエをセラー専用の特別価格で利用できる。FedEx利用時はDDU(関税バイヤー負担)の設定も可能で、高単価商品で関税をバイヤー負担にしたい場合の主力手段。ラベル発行・追跡連携・補償までeBayとスムーズに連動する。
eLogiは、eBay公式の発送管理ツールです。強みは3つあります。
登録は無料で、eBayアカウントと連携して注文を取り込み、ラベル発行→集荷依頼まで一気通貫です。$150を超えるような商品は、「多少送料が高くても、速く・確実に・関税はバイヤー負担で」の方がトータルで得になるケースが多い。カメラ・時計・楽器などの高単価セラーは、eLogi+FedExを標準にしている方が多数派です。
使い分けの結論と設定実務
低〜中単価はSpeedPAK(DDPコストを織り込む)、高単価はeLogi(FedExでDDU選択)が基本の使い分け。送料設定はBusiness Policiesで「送料込み価格+Free Shipping」に一本化すると検索面でも有利で、手数料計算もシンプルになる。
| 商品タイプ | 推奨 | 理由 |
|---|---|---|
| 低単価・小型(〜$50程度) | SpeedPAK Economy | 送料最安。DDP関税は少額なので価格に織り込みやすい |
| 中単価($50〜$150) | SpeedPAK Standard/eLogi | 速度とコストのバランスで選択 |
| 高単価($150〜) | eLogi(FedEx等) | 速達・確実・DDU選択可。バイヤー体験も良い |
設定面では、eBayのBusiness Policies(配送ポリシー)で「単価帯×発送手段」のテンプレートを作っておくと、出品のたびに迷いません。おすすめは送料込み価格+Free Shipping表示への一本化です。eBayの手数料は送料にもかかるため送料で調整する意味がなく、Free Shippingは検索・購入率の面で有利に働きます。
配送トラブルの対処——遅延・紛失・関税クレーム
配送トラブルの基本対応は、①遅延には追跡番号の共有と丁寧な状況説明、②紛失には配送プログラムの補償申請とバイヤーへの先行対応、③関税クレーム(DDU利用時)には出品ページへの事前明記で予防、の3つ。放置はネガティブフィードバック・ケース化に直結するため、24時間以内の一次対応を徹底する。
CPaSS・eLogiの始め方——登録から初回発送まで
CPaSSはeBayアカウントでの登録後、注文連携→サービス選択→ラベル発行→引き渡しまで管理画面で完結する。eLogiも同様にeBay連携で始められ、FedExの集荷依頼まで画面内で行える。どちらも登録無料のため、両方に登録して商品ごとに使い分けるのが標準的な運用。
「登録が面倒そう」で止まっている方が多いので、初回発送までの流れを具体化します。どちらも登録は無料。両方登録して使い分けるのが標準です。
CPaSS(SpeedPAK)の始め方
- CPaSSのサイトでアカウントを作成し、eBayアカウントと連携する。
- セラー情報・集荷元住所(日本の発送元)を登録する。
- eBayで注文が入ると、CPaSSの管理画面に注文が表示される。サービス(Economy/Standard/Express)を選択。
- 重量・サイズを入力してラベルを発行・印刷し、梱包に貼付する。
- 指定の方法で引き渡す。以降の追跡はeBayへ自動反映される。
eLogiの始め方
- eLogiにeBayアカウントで登録し、発送元情報を設定する。
- 注文を取り込み、FedEx等のサービスと関税方式(DDU/DDP)を選択する。
- インボイス情報(品名・HSコード・価額)を入力してラベル発行。
- 集荷依頼まで画面内で完結。ドライバーが集荷に来る。
最初の1週間でやるべきこと
主力商品3〜5品について、CPaSSとeLogiの両方で見積もりを取って実費を比較してください。「この重量帯・この単価ならどちら」という自分専用の判断表が1時間でできます。以後の発送判断は迷いなく秒で終わります。
梱包と容積重量——送料は「箱のサイズ」で決まる
国際配送では実重量と容積重量(縦×横×高さ÷5,000)の大きい方が適用される。軽くてかさばる商品は容積重量で送料が跳ね上がるため、梱包サイズの最適化が送料削減の最重要ポイント。梱包後サイズで事前計算する習慣が赤字出品を防ぐ。
発送コストの見積もりで最も多い失敗が、容積重量の見落としです。国際配送では、実際の重さ(実重量)と、箱の大きさから計算する「容積重量」の大きい方が送料計算に使われます。
例えば、重さ400gのカメラアクセサリーでも、30×25×15cmの箱に入れると容積重量は2.25kg。実重量の5倍以上で課金されます。対策はシンプルで、①商品に対して最小の箱を使う、②緩衝材を過剰にしない、③「梱包後の」サイズで送料を事前計算する、の3つです。仕入れ判断の段階で「この商品は梱包後何cm×何cm、容積重量何kgになるか」まで見積もるのがプロの習慣です。
HSコードと実効関税率の調べ方——DDP時代の必須スキル
DDP発送では関税がセラーのコストになるため、主力商品のHSコード(関税分類)と実効関税率の把握が価格設計の前提になる。AIにHSコード候補と税率の当たりを付けさせ、確定はCPaSS/eLogiの見積もりや公式情報で行う2段構えが効率的。
「関税がいくらかかるか分からない」では、DDP時代の値付けはできません。かといって関税の専門家になる必要もありません。実務は次の2段構えで十分です。
一度確定した「商品カテゴリ×実効関税率」の表は、あなたの資産です。価格式に組み込めば、以後の新商品も同じカテゴリなら即座に採算判断できます。
事例で見る使い分け——高単価と低単価、それぞれの正解
高単価カメラセラーはeLogi(FedEx・DDU)への一本化で紛失・破損クレームが激減し、月々の補償トラブル対応がほぼゼロに。低単価雑貨セラーはSpeedPAK Economyを維持しつつDDP関税を売価に3〜8%織り込み、利益率を廃止前と同水準に回復させた。
事例1:高単価カメラセラーHさん——eLogi一本化で「事故」が消えた
中古カメラ・レンズ(平均単価$280)を扱うHさんは、以前は郵便系で発送していました。悩みは月1〜2件の紛失・破損トラブル。補償請求・バイヤー対応・再送で、1件あたり半日が潰れ、ネガティブ評価のリスクも常にありました。
eLogi(FedEx・DDU)へ一本化した結果——送料は1件あたり数百円〜千円ほど上がりましたが、紛失・破損はほぼゼロに。追跡精度が上がったことで「まだ届かない」問い合わせ自体が減り、月あたりの対応工数は体感8割減。$280の商品で送料が$5上がっても、単価比では2%未満です。高単価帯では「確実性を買う」のが正解だと分かる事例です。
事例2:低単価雑貨セラーIさん——DDPを「織り込んで」利益率を回復
平均単価$32の日本雑貨を売るIさんは、2025年秋のDDP化で利益率が4%落ちました。対応は値上げ一択——ただし雑にやらず、商品グループごとに実効関税率を出し、3〜8%の幅で個別に上乗せしました。関税率の低いグループは3%、高いグループは8%。一律値上げより競争力を保てます。3ヶ月後、販売数はほぼ維持したまま利益率は元の水準に戻りました。「関税は一律のコストではなく、商品ごとに違う設計変数」として扱ったのが勝因です。
日本郵便の現行サービス——「使いどころ」を正しく知る
日本郵便の主な選択肢はEMS・国際小包・国際エアパケット(旧国際eパケットライト・2026年6月1日名称変更)・小形包装物。ただし郵便系はDDP(関税元払い)に対応できないため、デミニミス廃止後の米国向けでは公式プログラムが優位。エアパケットの使いどころは米国以外の仕向地や軽量低単価品になる。
SpeedPAK・eLogiが主役の時代でも、日本郵便を「終わった選択肢」と切り捨てるのは早計です。現行サービスと使いどころを整理します。
| サービス | 特徴 | 使いどころ |
|---|---|---|
| EMS | 最速クラス・追跡・補償標準 | クーリエ契約前の高額品、プログラム対象外の国 |
| 国際エアパケット(旧eパケットライト) | 2kgまで・追跡付き・5〜21日・全世界対応に拡大 | DDP不可。米国以外の軽量低単価品向け |
| 小形包装物(航空・書留付き) | 2kgまで・安価・書留で追跡 | 軽量低単価品。アジア・オセアニア向けで有効な場面 |
| 国際小包 | 2kg超の中大型 | 大型商品でクーリエ料金が高くつく仕向地 |
大事なのは宗派を作らないことです。「仕向地×重量×単価」の3軸で、その注文ごとに最安・最適を選ぶ。判断表さえ作れば、選択は数秒で終わります。
発送オペレーションの組み立て——週次ルーチンと同梱
発送業務は「毎日ラベル発行→週2回まとめて引き渡し」のバッチ処理化で効率が上がる。同一バイヤーの複数注文はSend Invoiceで送料をまとめ、同梱発送すると送料・資材・作業の三重の節約になる。ハンドリングタイムは現実的な日数+1日で設定し、遅延ディフェクトを構造的に防ぐ。
発送は「注文が来るたびに走る」のではなく、バッチ処理に組むと劇的に楽になります。実際に回っているセラーの週次はこんな形です。
繁忙期(Q4)の先回り
11〜12月は物量増で全キャリアが遅くなります。①ハンドリングタイムを平常+1日に、②年末の「この日までに発送すればクリスマスに間に合う」各社の締切日をカレンダーに、③資材の在庫を11月中に確保。この3点だけで、繁忙期のトラブルは大半防げます。
補償と保険——「事故が起きた後」の差
紛失・破損時の補償は発送手段で大きく異なり、クーリエ系は申請フローが整い解決が速い。高額品は付帯保険の追加を検討し、発送前の商品状態写真・梱包写真の保存が補償申請とバイヤー対応の両方で効く。
| 手段 | 補償の傾向 | 実務のポイント |
|---|---|---|
| eLogi(FedEx等) | 手厚い・解決が速い | 高額品は申告価額と保険を正しく設定 |
| SpeedPAK | プログラム内の補償フロー | 管理画面から申請。書類を揃えれば明快 |
| 日本郵便 | EMSは標準補償あり・書留は上限あり | 小形包装物は書留の上限額を把握しておく |
そして全手段に共通する最強の備えが、発送前の写真です。商品の状態・シリアル・梱包の様子をスマホで撮っておく。補償申請の証拠になり、「壊れて届いた」系のクレームでも冷静に切り分けができます。撮影は1件30秒、リターンは絶大です。
発送でよくあるミス5選——先人の失敗から学ぶ
発送のよくあるミスは①梱包後サイズ未計測による容積重量の誤算、②DDU/DDPの設定ミスによる関税トラブル、③品名の曖昧記載による通関遅延、④追跡番号の登録漏れによるセラー保護喪失、⑤繁忙期の締切見落としの5つ。いずれも仕組み化で予防できる。
共通するのは、どれも「知っていれば防げた」ミスだということです。発送は創造性のいらない領域だからこそ、チェックリストと仕組みで完全に事故ゼロにできる。この記事をそのままチェックリストとして使ってください。
この記事の結論を1枚に——発送の意思決定表
発送の意思決定は「単価×壊れやすさ×仕向地」の3軸で機械的に決められる。低単価×頑丈×米国はSpeedPAK Economy、高単価または壊れ物はeLogi(FedEx)、プログラム対象外の仕向地は日本郵便、という原則に例外処理(繁忙期・特殊品)を加えるだけで日々の判断は不要になる。
ここまでの内容を、日々の実務で使える1枚に圧縮します。迷ったらこの表に戻ってください。
| 条件 | 選択 | 理由 |
|---|---|---|
| 〜$50・頑丈・米国向け | SpeedPAK Economy | 最安。DDP関税は価格に織り込み済みが前提 |
| $50〜150・通常品 | SpeedPAK Standard/eLogi比較 | 実費見積もりで安い方。迷ったら速い方 |
| $150〜 または壊れ物 | eLogi(FedEx) | 確実性・補償・DDU選択。事故コストが最小 |
| プログラム対象外の仕向地 | 日本郵便(EMS等) | 対応国の広さは郵便が今も最強 |
この表を自分の商品リストに当てはめ、出品テンプレート(Business Policies)に落とし込めば、発送の意思決定は仕組みになります。考えるのは一度だけ、あとは回すだけです。
よくある質問(FAQ)
Q. 送料はいくらで設定すればいいですか?
「実際の配送コスト+関税見込み(DDP時)」を商品価格に含め、Free Shipping表示にするのが基本です。重量帯別に自分の実費表を作っておきましょう。
Q. SpeedPAKとeLogi、両方使えますか?
使えます。実務では「低単価はSpeedPAK・高単価はeLogi」と商品ごとに使い分けるのが標準です。
Q. 日本郵便はもう使わない方がいいですか?
ケースバイケースです。国際エアパケット(旧eパケットライト)や小形包装物が合う軽量・低単価品、プログラム対象外の仕向地では依然有効です。ただし郵便系はDDPにできないため、デミニミス廃止後の米国向けの主力はSpeedPAK/eLogiです。
Q. 料金はどこで確認できますか?
CPaSS・eLogiの管理画面で見積もれます。料金・仕様は頻繁に変わるため、四半期に一度は主力商品の発送コストを再計算してください。
Q. 発送代行は使うべきですか?
月100件を超えたあたりから検討価値があります。ラベル発行・梱包・引き渡しを外注でき、時間を仕入れ・リサーチに回せます。それまでは自分で回して、コスト感覚と手順を体で覚えるのが先です。
Q. 商品が壊れやすいのですが、どの発送が良いですか?
壊れ物はクーリエ系(eLogi/FedEx)一択です。ハンドリングが丁寧で輸送日数も短く、破損時の補償フローも明快。加えて梱包側で二重箱+角の保護を徹底してください。
まとめ:発送選び=関税の設計
デミニミス廃止後のeBay輸出は、「どの配送プログラムで、誰が関税を払う形にするか」を設計する時代になりました。SpeedPAKとeLogiの特性を理解し、単価帯で使い分け、関税をコストとして織り込む。この3点を押さえれば、送料と関税は「怖い変数」ではなく「管理できるコスト」になります。
eBay輸出を体系的に学ぶなら
リサーチから出品・発送・欧州展開・利益設計まで、AIを使ったeBay輸出の全工程を1つにまとめた講座を提供しています。本記事のような実務ノウハウを、順序立てて実践できます。











