無在庫ツールとしてのアマトピアAPIプランのおすすめの活用法

アマトピアのAPIプランではGoogleスプレッドシートなどに定期的に仕入れサイトのデータを取り出すことが可能です。その機能は様々な無在庫販売に応用可能です。

GoogleスプレッドシートはCSV出力が可能なためCSV出品に対応しているECサイトであれば事前に出品形式のファイルをスプレッドシート上に用意してその出品価格の部分をアマトピアで取り出した価格を元に計算式をスプレッドシートの関数で組みましょう。

このままだとCSVファイルを出力できるだけで出品までは行かないので自動で出品したい場合は以下のいずれかの手法を使います。

CSV自動出品の方法

外部ツールの利用

Rithumのようなスプレッドシートベースで管理できる在庫管理システムを使えばアマトピア→海外の複数モールの価格改定は簡単に完結します。ただ当然料金がかかるのでこれはすでに1つ以上のモールで成功していてお金がある人向けです。

スプレッドシートからCSV出品を行う部分の開発(APIがある場合)

1日1回CSV出品(更新)を手動で行うか出品サイト側にAPIがある場合はそれを利用して自動出品が可能になります。
APIを利用して特定のECサイトに出品する位の簡単なプログラムであれば今の時代AIに聞けば簡単に作成可能です。クラウドワークスなどで依頼する場合は3~5万円で済みます。

スプレッドシートからCSV出品を行う部分の開発(APIがない場合)

スプレッドシートではなくExcel VBAに取り出すようにしてSeleniumでブラウザを自動操作して出品する仕組みを作る方法があります。

デメリットはChromeのバージョンによって動かなくなったりメンテナンスが大変な点です。

またPythonというプログラミング言語を使えば直接ブラウザを操作できるのでそのやり方でもいいと思います。ただしPCをつけっぱなしにするかリモートデスクトップを借りる必要があります。

RPAツールの利用

RPAとは、Robotic Process Automationの略で、PC操作を覚えさせて、定型作業を自動化させるツールのことです。

プログラミングが不要でブラウザ操作などのタスクが自動化できます。UiPathなどが有名です。

無在庫ツールの可能性は無限大

a red light in the dark

では上記の方法のいずれかでアマトピアのAPIプラン+自動出品をすればアマトピアの通常のプランの価格改定機能を使う意味がないかというとそんなことはないです。
Amazon、eBayに出品する場合はやはり通常プランの方が手間がない上に通常プランの方だと例えばAmazonに出品するのであればライバルセラーの価格と仕入れ元の価格両方を参考にして価格改定が可能です。これがAPIプランだと仕入れ元の価格だけになります。そのため複雑な改定ルールが必要な場合は通常のプランの方が適しています。

ただ改変の自由さや様々なECサイトに応用できる汎用性を考えるとAmazon、eBay以外でも販売を行う場合は確実にスプレッドシート上に取り出すことが可能なAPIプランの方が使い勝手がいいと思います。
海外のAmazonから価格を拾ってBuymaの改定をするようなことも出来ます。

他に公表してもいいと言われている周りの成功事例だと

  • 日本のAmazon→Coupang(韓国のECサイト)
  • 日本の中古サイト→Catawiki(オランダのオークションサイト)
  • Amazon・楽天→Shopee(東南アジアのECサイト)

強者だと日本のフリマサイト→Shopifyの無在庫をやっている人もいます。この場合はサスペンドリスクが0ですが集客が難しくなるので再現性は低いです。そもそもフリマ仕入れの無在庫だと個人の写真をそのまま使うことにより著作権侵害になるので私自身は推奨していないやり方です。掲載する写真自体は別のものを用意して仕入れはフリマから行っている人は結構います。

CSV出品に対応しているサイトであればどこでも活用可能です。私は記事執筆時点では輸出はAmazonとeBayと上記にも載せていない海外の中古専門サイトへの出品しかしていないため上記の手法の詳細は不明ですがそれぞれ皆月利200万円以上は稼いでいます。(ただし皆上級者セラー)
AmazonやeBayと比べてサスペンドリスクも低いので2本目、3本目の柱として挑戦する価値は大きいと思います。

なお販売サイト側で無在庫販売が禁止されていることも多いのでその辺りは自己責任でお願いします。出荷キャンセルを連続で何度も繰り返さない限りAmazonでもebayでも楽天でも無在庫販売を続けている人は続けています。その辺りを管理できない初心者セラーは必然的に排除されていくので実は今の方がやりやすいです。

ただ在庫リスクが低く稼ぎやすい分どこまで行ってもアカウントサスペンド問題と無縁になることは出来ないので月利100万円程度達成したら他のマーケットプレイスの無在庫販売も並行してやるのがおすすめです。もちろん同じモール内で無在庫→有在庫に移ってもいいのですがこのパターンで成功する人より無在庫→別のモールで無在庫で成功する事例の方が多いのでそちらの方がいいと思います。

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