原田さん(42歳・男性)は、秋田県の金属加工メーカーで20年間働いてきた製造業一筋の受講者です。年収360万円、パソコンはExcelを触る程度のIT未経験。地方経済の縮小と製造業の先行き不安を肌で感じながらも、42歳・地方在住という条件では転職先も限られる——そんな八方塞がりの状況で出会ったのが「物販の作業を自動化するAIツールを、自分で作れるようになる」というコンサルでした。最初は専門用語に圧倒され、独学では一度つまずきます。しかし、専用AIが「20年の製造業経験こそが武器になる」と分析したことで流れが変わり、受講3ヶ月目に最初の自作ツールが完成。商品リサーチ・価格改定・広告運用・需要予測のツールを次々と内製しながら、受講から約1年で月利約48万円(利益率22%)を、週15時間ほどの作業で達成しました。本業と合わせた年収は936万円換算。地方・製造業・IT未経験という三重のハンデを、AI開発スキルでどう乗り越えたのかを聞きました。
目次
秋田の製造業20年——地方に残された限られた選択肢
原田さんは工業高校を卒業後、秋田県内の金属加工メーカーに就職し20年間勤務。年収360万円という安定した立場にいながらも、地方経済の縮小と製造業の先行き不安を強く感じ、42歳という年齢で県内の転職先が極端に限られる現実に直面していた。マンパワー不足を自作のAIツールで補えるという発想に惹かれ、リモートで完結する物販コンサルの受講を決意する。

まず、これまでのご経歴と、受講を決めたきっかけを教えてください。

工業高校を卒業して、地元・秋田の金属加工メーカーに入って、気づけば20年です。年収は360万円で、地方の正社員としては悪くない方なんですが、ずっと天井が見えていました。製造業って、景気と取引先の都合で仕事量がまるごと変わる世界で。ここ数年、近隣の工場が次々と縮小したり畳んだりするのを目の当たりにして、「10年後にこの会社があるのか」という不安がずっと頭の片隅にあったんです。かといって42歳・秋田在住で、まともな転職先なんてほとんどない。家族もいますし、東京に出るという選択肢も現実的じゃなかった。地に足のついた副業を探していて、物販に行き着きました。

地方在住という点は、不利に感じませんでしたか?

正直、最初は完全にハンデだと思っていました。普通の物販って、仕入れ・検品・在庫管理・梱包・発送を全部一人でやろうとすると、すぐに手が足りなくなる。東京のセラーはアルバイトを雇って回せますけど、地方でそれをやるのは難しい。でも説明を聞いて発想が逆転したんです。「物販の作業を効率化するAIツールを、自分で作れるようになる」と。人手が足りないなら、人の代わりに動くツールを自分で作ればいい。地方のマンパワー不足を、AIで埋めるという考え方ですね。それなら全部オンラインで完結するので、秋田にいることが一切デメリットにならない。むしろ「地方こそ自動化の恩恵が大きい」とまで言われて、その一言で受講を決めました。
独学のつまずき——「専門用語の壁」で一度心が折れかけた
受講前、原田さんはネット上の無料情報を頼りに独力でAIツールづくりに挑戦したが、断片的な情報と専門用語の壁に阻まれ、エラーの原因すら特定できずに挫折しかけていた。Excelしか触ったことのない42歳にとって、独学での開発習得は想像以上に高い壁だった。

受講前、独学で挑戦してみた時期もあったそうですね。

ありました。最初は「お金をかけずにネットの情報でやってみよう」と思って、無料の記事や動画を見ながらツールを作ろうとしたんです。でも、これが全然うまくいかなくて。パソコンはExcelで表を作る程度の自分にとって、ネットの解説はとにかく専門用語だらけで、一文ごとに手が止まる。そもそも何が分かっていないのかが分からない。動かそうとしてもエラーが出て、そのエラーの意味を調べるとまた知らない単語が出てきて……という無限ループで。一週間ほど格闘して、結局「自分には向いていないんだ」と一度は心が折れました(笑)。

その挫折から、なぜもう一度やってみようと思えたんですか?

独学で詰まった一番の理由が「順番」だと気づいたからです。ネットの情報は断片的で、初心者がどの順番で何を学べばいいかという地図がない。だから簡単なところと難しいところがごちゃ混ぜで襲ってくる。製造業の作業手順書って、必ず工程順に、誰がやっても同じ結果になるよう書かれているんですね。あの「順を追って積み上げる」感覚が独学には決定的に欠けていた。体系立てて順番に教えてくれる人がいれば、自分にもできるんじゃないか——そう思えたので、ちゃんとカリキュラムのあるコンサルに賭けてみることにしました。
専用AIが「製造業20年の経験」を武器に変えた
コンサル開始時、専用AIは原田さんの20年の経歴を分析し「品質管理の習慣・工程管理の効率化ノウハウ・QC活動の数値改善思考・忍耐力が、そのままAIツール開発に転用できる」と指摘。特にQC活動の改善サイクルがツール開発のPDCAと完全に重なるという分析が、原田さんに大きな自信を与えた。

コンサルの最初に、印象に残った言葉があったそうですね。

最初に専用AIへ自分の経歴を打ち込んだとき、返ってきた言葉が忘れられません。「原田さんの20年の製造業経験は、AI開発における最大の武器です」と。最初は意味が分かりませんでした。製造業の現場仕事と、パソコンで作るツールが、どうつながるのかと。そうしたら専用AIが、品質管理の習慣、工程管理・効率化のノウハウ、QC活動の数値改善思考、それに製造業特有の忍耐力——この4つが全部AIツール開発に転用できると、一つずつ理由つきで示してくれたんです。自分では「何の取り柄もない工場勤め」だと思っていた20年を、まるごと肯定されたようで、正直ちょっと泣きそうになりました(笑)。

その中でも、特に効いた経験はどれでしたか?

断トツでQC活動です。製造業では、不良が出たらデータを取って原因を特定し、対策を打って、また数値で効果を検証する——この改善サイクルを毎月のように回します。専用AIに言わせると、これはAIツール開発のPDCAそのものなんだと。ツールを作って、出力結果を検証して、精度の低い部分を直して、また回す。やっていることは工場のQC活動と完全に同じだと示されて、目からウロコでした。20年間ひたすら数字で改善してきた習慣が、まさかツール開発でそのまま使えるとは。あの分析がなかったら、自分はずっと「IT弱者だから無理」と思い込んだままだったと思います。
IT弱者の42歳でも、AI開発スキルが身についた
カリキュラムは、物販で実際に使うツールを作りながら学ぶ実践型。商品リサーチ・価格改定・広告運用・需要予測のツールをゼロから段階的に作る構成で、専門用語はすべて噛み砕かれていた。製造業の作業手順書に慣れた原田さんにとって相性がよく、受講3ヶ月目に最初の商品リサーチツールが完成し、実際に稼働した。

ITに自信がなかったとのことですが、どうやって学習を進めたんですか?

独学のときと一番違ったのは、「理論を学んでから作る」のではなく「実際に物販で使うツールを作りながら学ぶ」構成だったことです。商品リサーチ、価格改定、広告運用、需要予測——物販で必ず使うツールを、ゼロから一つずつ段階的に組み立てていく。しかも専門用語は全部かみ砕かれていて、なぜこの処理が必要なのかを物販の作業に紐づけて説明してくれる。監修者の方が東大卒で、物販の実績も日本有数だと聞いていましたが、教え方は本当に泥臭くて丁寧でした。製造業の作業手順書の文化に慣れていた自分には、この「手順を追えば必ず同じ結果になる」進め方がドンピシャでしたね。

「自分にもできた」と手応えを感じた瞬間は、いつでしたか?

受講3ヶ月目に、最初の商品リサーチツールが完成して実際に動いた瞬間です。画面の中で、自分が組んだツールが商品データを自動で集めて、利益が出そうな候補を一覧に並べてくれた。あの瞬間は、工場で新しい製品が初めてラインから流れてきたときと、まったく同じ感動でした。「42歳のIT弱者の自分でも、本当に作れた」と。独学で一度折れていたぶん、喜びもひとしおでした。この再現性の高さこそ、このコンサルの最大の強みだと思います。素質や若さじゃなく、順番どおりにやれば誰でもたどり着ける設計になっている。
品質管理思考×自作ツールで「精度」が武器になった
原田さんは、QC活動で培ったデータ分析・改善の習慣を、そのまま自作ツールの精度改善に転用。ツールの出力結果を検証して精度の低い部分を直すサイクルを回し続けた。さらに製造業者として培った「品質とコストパフォーマンスの目利き力」を商品リサーチツールの判定基準に組み込み、日用品・工具カテゴリーで決定的な差別化要因を生んだ。

製造業の経験は、ツールの運用にどう反映されたんですか?

ツールって、作って終わりじゃないんです。実際に使うと、見当違いの商品を拾ってきたり、判定がズレていたりする。そこでQC活動の出番です。出力結果を一つずつ検証して、精度が低い部分の原因を特定して、判定の条件を直す。直したらまた結果を見て検証する。工場で毎月やっていた改善サイクルを、そのままツールに対して回しただけなんです。普通の人はツールが動いたら満足してしまうみたいですが、自分は「動くこと」と「精度が高いこと」は別物だと20年で叩き込まれている。この精度への執着が、他の受講生との差になっていると感じます。

具体的に、製造業の目利きがツールに活きた例はありますか?

日用品や工具のカテゴリーで、ハッキリ出ました。20年金属を扱ってきたので、写真とスペックを見れば「この工具は値段のわりに作りが良い/悪い」が肌感覚で分かる。その品質とコスパの判断基準を、リサーチツールの絞り込み条件に組み込んだんです。ただ売れている商品を拾うだけのツールなら誰でも作れますが、「品質が伴っていて長く売れ続ける商品」を見抜く目利きは、現場で物に触れてきた人間にしか出せない。利益が出るのに評価が荒れにくい商品を選べるようになって、返品やクレームも少ない。20年の現場経験が、そのままツールの精度として武器になったのは大きかったですね。
月商8万円から——段階的な数字の伸び
原田さんの売上は、受講1ヶ月目の月商8万円から、2ヶ月目25万円、3ヶ月目55万円、5ヶ月目110万円、7ヶ月目160万円と着実に伸び、受講から約1年で利益率22%・月利約48万円に到達。自作ツールが作業の大半を自動処理するため、運営は週15時間ほどで回せている。本業360万円と合わせた年収は936万円換算となった。

成果の推移を、具体的な数字で教えてください。

最初は本当に小さな数字からです。受講1ヶ月目が月商8万円、2ヶ月目で25万円、自作ツールが動き始めた3ヶ月目に55万円。そこから5ヶ月目で110万円、7ヶ月目で160万円と伸びていって、受講から約1年で利益率22%・月利約48万円に届きました。本業の360万円と合わせると、年収換算で936万円です。秋田の製造業の年収から考えると、もう一つ会社員人生が増えたような感覚で。最初の月商8万円のときは「これで本当に増えるのか」と半信半疑でしたが、ツールが整うほど伸びが加速していきました。

これだけの売上を、どれくらいの作業時間でこなしているんですか?

週15時間ほどです。本業がフルタイムの工場勤務なので、これ以上は物理的に取れない(笑)。でもそれで回るのは、商品リサーチも価格改定も需要予測も、大半を自作ツールが自動でやってくれるからです。人を雇って手作業で回していたら、地方で年収936万円なんて絶対に届かなかった。自分の手は、ツールが拾ってきた候補の最終判断と、品質チェックみたいな「人にしかできない部分」だけに集中させている。地方のマンパワー不足をツールで埋めるという最初の発想が、そのまま現実になった形ですね。
「いきなり広げるな」——暴走を止めたリスク回避の指導
売上が伸び始めた中盤、原田さんは「一気に商品数を増やして売上を倍にしたい」と相談したが、コンサルは「今はツールの精度を固める時期。在庫を一気に広げると製造業時代の良さである品質管理が雑になる」とブレーキをかけた。焦りを抑えて精度を優先したことが、返品の少なさと利益率22%の維持につながった。

順調に伸びる中でも、判断に迷った場面はありましたか?

ありました。5ヶ月目で110万円まで伸びたとき、欲が出たんです。「このツールがあれば、商品数を一気に3倍にすれば売上も3倍になるんじゃないか」と相談したら、コンサルから「今は広げる時期じゃありません。まずツールの精度を固めるのが先です。在庫を一気に広げると、原田さんの一番の強みである品質管理が雑になって、結局クレームと返品で利益が消えますよ」とハッキリ止められて。正直、そのときは「いけるのに」ともどかしかったです(笑)。でも言われてみれば、工場でも生産能力が安定する前にラインを増やすと不良が一気に増える。同じ理屈でした。

そのブレーキは、結果的にどうでしたか?

止めてもらって大正解でした。あのとき勢いで在庫を3倍にしていたら、確実に品質チェックが追いつかず、返品とクレームで利益率がガタ落ちしていたと思います。言うとおりに先にツールの精度を固めてから少しずつ商品を増やしたら、返品がほとんど出ない状態を保ったまま伸ばせた。最終的に利益率22%を維持できたのは、あそこで一度ブレーキをかけてもらったからです。一人でやっていたら、間違いなく欲に任せて広げて自滅していた。焦りでアクセルを踏みたくなる場面で止めてくれる相手がいるのは、独学では絶対に得られない安全網でした。
24時間AIチャットが「夜勤明けの相棒」になった
原田さんは、カリキュラムやFAQを学習済みの24時間AIチャットを、ツール開発でエラーに詰まったときの即時相談に活用。本業のシフトが不規則で質問できる時間が限られる中、深夜でも即答してくれる環境が「分からないまま手が止まる」状態を防ぎ、独学で挫折した最大の壁を乗り越える支えとなった。

24時間AIチャットは、どんなふうに使っていましたか?

これが本当に命綱でした。ツールを作っていてエラーが出たとき、その場で「このエラーはどういう意味で、どこを直せばいいか」を打ち込めば、深夜でも即座に答えが返ってくる。独学で折れたのは、まさにこの「エラーの意味が分からず、調べてもまた知らない単語が出てくる」無限ループだったんです。それが、聞けばすぐ噛み砕いて教えてくれる相手がいるだけで、まったく別物になった。しかもカリキュラムやFAQを学習済みなので、自分が今どの段階で何をやっているかを踏まえた答えが返ってくる。製造業のベテラン作業員に、横でずっと見てもらっているような安心感でした。

本業のシフトと両立できたのも、そこが大きかったんですね。

そこが決定的でした。工場の仕事は早朝も夜勤もあって、決まった時間に誰かへ質問するのが難しい。でも24時間動いているAIチャットなら、夜勤明けの朝でも、早朝のわずかな時間でも、詰まった瞬間にその場で解決できる。「次に誰かに聞けるまで止まったまま」という時間がゼロになったんです。地方在住で、しかも不規則勤務の自分が学習を続けられたのは、この即答環境があったからにほかなりません。時間も場所も選ばないというのは、地方の兼業者にとって何よりの味方でした。
ネットの無料情報とは「深さ」が違った
原田さんは、受講前に独学で集めたネットの無料情報と、コンサルの違いを「体系性と理由づけの深さ」だと振り返る。断片的な情報の寄せ集めでは順番も理由も分からず挫折したが、コンサルは「なぜそうするのか」を製造業の経験と結びつけて体系化していた点が、再現性の決定的な差になったと語る。

受講前に独学で調べた情報と、コンサルの内容には、どんな違いがありましたか?

深さがまるで違いました。ネットの無料情報は、断片の寄せ集めなんです。「このツールはこう作る」という結果だけが転がっていて、なぜその順番なのか、なぜその処理が要るのかという理由がない。だから初心者は応用が利かず、少しずれた瞬間に詰む。コンサルは逆で、「製造業のあなたなら、これは工場のあの工程と同じです」という具合に、必ず理由を自分の経験に紐づけて教えてくれる。理由が分かると、初めて見るエラーでも「たぶんここだな」と自分で見当がつくようになる。独学で一週間つまずいたことが、コンサルだと半日で腑に落ちる。この差は本当に大きかったです。

その「理由とセット」という点が、再現性の高さにつながっているんですね。

そう思います。理由が分かっていれば、商品やカテゴリーが変わっても応用できる。リサーチツールで学んだ考え方を、価格改定や需要予測のツールに横展開できたのも、一個ずつ理由を理解しながら進めたからです。丸暗記で作ったツールは、状況が変わった瞬間に動かせなくなる。でも理由から理解したツールは、自分で直して育てていける。42歳・IT未経験の自分が、四種類ものツールを自前で作って運用できているのが何よりの証拠だと思います。独学のままだったら、いまだに最初の一個も完成していなかったでしょうね(笑)。
地方×製造業×AI開発——三つの掛け算が生んだ相乗効果
原田さんは成果の要因を「地方在住という制約をオンライン完結で無効化し、製造業20年の品質目利きとQC思考をツールの精度に転用し、AI開発スキルで人手不足を自動化で埋めた——この三つの掛け算」と総括する。どれか一つでも欠けていれば成立しなかった、自分だからこそ作れた組み合わせだと振り返る。

改めて、約1年で景色が変わった一番の要因は何だったと思いますか?

三つの掛け算だと思っています。一つ目は「地方在住」を、オンライン完結のビジネスで無効化したこと。二つ目は「製造業20年」の品質目利きとQC思考を、ツールの精度にまるごと転用したこと。三つ目は「AI開発スキル」で、地方の人手不足を自動化で埋めたこと。この三つが噛み合って初めて、秋田にいながら週15時間で月利約48万円という形になった。最初はどれも自分の弱点だと思っていたんです。地方であること、製造業しか知らないこと、ITが分からないこと。それが全部、掛け合わせたら強みに反転した。

収益以外で、得られた一番大きなものは何でしょう?

間違いなく「AI開発スキルという新しい能力」を手に入れたことです。これまで製造業の現場仕事しかできなかった自分が、自分でツールを作れるようになった。これは収入の数字以上に大きい。万が一、本業の工場がなくなっても、このスキルさえあれば食べていけるという確信があるんです。地方の製造業で働く人間にとって、これほど心強い保険はありません。お金が増えたこと以上に、「自分は変われる、学べば年齢に関係なく新しい武器を持てる」と42歳で証明できたことが、人生で一番の財産になりました。
今後の展望
原田さんは、内製したツール群をさらに磨き込みながら、取り扱いカテゴリーを得意の工具・日用品から少しずつ拡大していく計画。将来的には、自作ツールづくりのノウハウ自体を地元・秋田の同世代に伝え、地方の製造業従事者がAIスキルで選択肢を増やせる流れを作りたいと語る。

これからの展開を教えてください。

まずは今のツールをもっと磨き込んで、得意の工具・日用品を軸に、少しずつ扱うカテゴリーを広げていきます。焦って一気に広げず、製造業流に品質を保ちながら、精度を確かめてから広げる。あのリスク回避の指導が体に染みついたので(笑)、もう無茶はしません。本業も当面は続けながら、週15時間で回る今の形を太くしていくのが当面の目標です。

もう少し先の、夢のような目標があれば。

いつかは、このツールづくりのノウハウを、地元・秋田の同世代に伝えたいんです。地方の製造業には、自分と同じように「先行きが不安だけど、年齢的に動けない」と思い込んでいる人がたくさんいる。でも42歳・IT未経験の自分でもここまで来られた。「製造業の経験は、AIの時代にちゃんと武器になる」と、身をもって伝えたい。地方にいながら、誰でも新しい選択肢を持てる——その流れを、自分の地元から少しずつ作れたら最高ですね。

本日は貴重なお話を、ありがとうございました。
秋田の金属加工メーカーで20年、年収360万円・IT未経験という立場から、地方経済への危機感を抱えて踏み出した原田さん。独学では専門用語の壁に一度心が折れたものの、専用AIが「製造業20年の経験こそ最大の武器」と分析したことで流れが変わりました。QC活動の改善サイクルをそのままツールの精度改善に転用し、20年の品質目利きをリサーチツールの判定基準に組み込んで差別化。商品リサーチ・価格改定・広告運用・需要予測のツールを内製し、月商8万円から段階的に伸ばして、受講から約1年で利益率22%・月利約48万円、本業と合わせて年収936万円換算に到達しました。欲が出て在庫を一気に広げそうになった場面ではコンサルがブレーキをかけ、不規則な工場勤務の合間も24時間AIチャットが「詰まったら即解決」の環境で支えました。地方・製造業・IT未経験という三重のハンデを、AI開発スキルで強みに反転させた——週15時間で景色を変えた、地方兼業者の事例です。
監修:ロジャー
2012年に貿易業を開始。eBay・Amazon・ShopeeなどのクロスボーダーEC、AI活用による業務効率化、コンサルティングを専門とする。コンサルティング支援は累計1,000社以上。うち3億円以上の事業・法人売却を実現した企業50社以上、年商10億円超え80社、年商1億円超え600社以上を支援。











