2022年初心者におすすめのプログラミング言語ランキング

プログラミング言語はマイナーなものも含めると世界に200種類以上あると言われていますが実際に開発現場で使用されるメジャーな言語は20~30種類です。

またプログラミング言語は個人で新たに定義することも出来るので実際には10000以上存在すると思いますが根っこの部分は同じです。しかし最初に学習したプログラミング言語によりその後のプログラマーとしての人生が左右されるので慎重になると思います。

この記事では学生起業しIT企業を10年以上経営する立場から2022年にプログラミングを始める初心者の方におすすめのプログラミング言語をまとめてみました。

学習のしやすさ、利用率、将来性などから総合的に判断しています。

なおゴールにより学ぶべきプログラミング言語は変わってきますがここでは一般的なWeb系のIT企業に就職したりWebサービスを作って起業することを目的としています。

1位 Python

Pythonは

  1. 独学しやすい
  2. コードを書く時間が短くなる
  3. エラー箇所が分かりやすい

という特徴があり初心者の方に最もおすすめ出来るプログラミング言語となっています。

YoutubeやDropbox、Instagram、Spotifyなどの名だたるサービスがPythonで開発されています。

日本の現場ではJavaやPHPが数多く利用されていますがPythonを使った開発も増えています。

2位 Javascript

Javascriptはクライアントサイドの言語でプログラマーを目指す人であれば必須になる言語です。

JavaScriptは画面に動きをつけて、ユーザーが使いやすくするためのもので単体でも使えますがPHP+javascript、JAVA+javascriptという形で使われることが多いです。

比較的簡単ですがやはりPythonの方が簡単なので二つ目に学ぶ言語としておすすめです。

3位 JAVA

JAVAは日本の開発現場で最もシェア率が高)言語です。2021年時点で50%以上の現場で使われていると言うデータがあります。

ベンチャーより大企業で使われている印象で大手IT企業への就職を目指すのであればおすすめですがはっきり言って初学者には難しいです。他の言語よりルールや記述が多いためです。

またJAVAを実戦レベルで使用するにはネットワークやハードウェア、環境構築についての知識も必要になりこの辺りも初学者には敷居が高い原因となっています。

4位 PHP

PHPは、HTMLの中にタグ埋め込むようにして、コードを書くことで動作が可能でプログラミング言語の中でも簡単な部類に入ります。

多くのECサイトやWordpressなどのホームページ・ブログがPHPで記述されていることから案件が多いです。

5位 Ruby

現在一般的に普及している言語の多くは、海外で開発されたものが多いですが、Rubyはまつもとゆきひろさんという日本人が開発した国産のプログラミング言語です。

Ruby on Railsというフレームワークを利用すれば少人数でも大規模な開発が可能でスタートアップベンチャーで活用されることが多い言語です。

6位 Go

Googleが開発したプログラミング言語です。

  1. 実行速度が早い
  2. 並列処理に強い
  3. シンプルな記述が可能

などの点で人気です。

メルカリ、Freee、クックパッドなどの開発に用いられています。

並列処理に強いことからAPIサーバーの作成によく用いられます。

CやJavaに似ているためどちらかを学んだことがある人であれば比較的容易に習得できるでしょう。

7位 C#

Unityなどのゲーム開発で用いられる言語です。

Microsoftが開発した言語でC言語で名前は似ていますが互換性はありません。

C言語ではなくC++とJavaを基礎に作られたプログラミング言語で比較的学びやすい言語です。

元々はWindowsのアプリを開発するのに用いられていましたがXamarinというクロスプラットフォームを利用することでAndroidやiosアプリを作成することも可能です。

8位 Scala

ScalaはJAVAの後継言語でJAVAのライブラリが全て使用可能です。

JAVAで記述が長くて大変だった部分を短く記述できるようにした言語で元々JAVAを利用していた企業がScalaを使う事例も増えてきました。

Javaの開発プラットフォームとして有名なEclipse上での開発も可能です。

9位 C++

上位にランクインしていませんがゲーム会社に務めたいのであればC++やC#などを学ぶべきなので人によってはもっと上位にランクインするかもしれません。

10位 C

家電の組み込み系エンジニアになりたいのであればCやランキングには載せていませんがアセンブラという言語を学ぶ必要があります。

私は学生の頃にC言語の独学からプログラミングを始めたのですが何度か挫折しました。

バグ解析や設計がやや複雑で難しいですが難度としてはJAVAと同じ程度です。

まとめ

目的によって学ぶべき言語は異なりますが学習のしやすさだけで言えばやはりPythonが簡単です。Javascriptも学んでおいた方がいいのは間違い無いのでJavascriptからでも問題ありません。Pythonと記述が似ているのでその後独習するならRubyを学ぶのがいいと思います。

あとは日本の現場で働くことを考えるとJAVAかPHP、あるいはその両方を学んでおくことが望ましいです。フリーランスを目指すならJAVAは常駐案件が多いためPHPの方がおすすめです。

私はCやJAVAなど比較的難しい言語に最初に手を出して苦労した後JavascriptやPHP、Pythonを学習したら簡単すぎて驚いた経験がありますが時間的には分からないことがあるたびにやる気をなくしていたので非常に効率が悪かったと後悔しています。

独学でC言語を身につけるまでに3年ほどかかっています。もちろんC言語を学んだからこそその他の言語を学ぶ際に2~3ヶ月で習得できるようになったというメリットはあるのでC言語の学習自体を否定するわけではありませんが初心者におすすめできるものではありません。

ちなみにHTMLやCSSはどうなの?と思う方もいらっしゃるかもしれませんがHTMLは「マークアップ言語」、CSSは「スタイルシート」と言いプログラミング言語には属しません。そしてそれらは1週間でもある程度学べるほど簡単です。

ある程度理解したら何か必要なことがあったタイミングで調べるようにしてプログラミング言語の学習を開始してしまった方が効率がいいです。
たまにいつまでもHTMLとCSSを勉強している方がいますがHTMLとCSSを極めてもWebデザイナーはなることが出来てもプログラマーになることは出来ません。

またプログラミングスクールのようなものは必要かどうか?ということに関しては別の記事で詳しく扱っていますがお金に余裕があるなら確実に受けた方がいいです。

私みたいに独学で学ぶことも出来ますが、プログラミングに限らずどんなことでも独学は可能で、それと同時にどんなことでも学んだ方が上達は早いです。

特にスポーツをやっていた人であれば分かりやすいと思いますがどんなレベルになってもコーチに教わりながら上達を目指すことになります。

時間に余裕のある学生の方であれば時間をかけて独学で万でもいいと思いますが社会人が実践レベルまで短期間で仕上げるには誰かに教わらないとかなり厳しいです。

ただ悪質なプログラミングスクールで学ぶ位なら独学の方がましなのは確かなので受講するとしても慎重に選びましょう。

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