Amazonツールのおすすめとジャンル別活用法

Amazonツール

Amazonを活用したビジネスはいくつか種類があります。

輸入か輸出か、仕入れ方法がメーカー仕入れ、OEM、小売り仕入れのどれかとそれぞれに対して在庫を持って販売するかどうかで理論的には2×3×2=12種類、国内仕入れ国内販売の無在庫と有在庫があるので足して14種類の方法があります。

以下に再現性が高いかどうかをまとめています。

  • ◯ Amazon輸入×メーカー仕入れ×有在庫
  • ✖️ Amazon輸入×メーカー仕入れ×無在庫(専門店による受注発注のため参入障壁が高い)
  • ◯ Amazon輸入×OEM×有在庫
  • ✖️ Amazon輸入×OEM×無在庫(オンデマンドプリントのようなOEMで差別化が難しい)
  • ✖️ Amazon輸入×小売り仕入れ×有在庫(競合が増えやすいので輸入の小売り仕入れで在庫を持つのは危険)
  • ◯ Amazon輸入×小売り仕入れ×無在庫
  • ◯ Amazon輸出×メーカー仕入れ×有在庫
  • ✖️ Amazon輸出×メーカー仕入れ×無在庫(Excelで在庫情報を管理しているメーカーや問屋も多く難しい)
  • ◯ Amazon輸出×OEM×有在庫
  • ✖️ Amazon輸出×OEM×無在庫(オンデマンドプリントのようなOEMで差別化が難しい)
  • ◯ Amazon輸出×小売り仕入れ×有在庫
  • ◯ Amazon輸出×小売り仕入れ×無在庫
  • ◯ 国内仕入れ国内販売×有在庫
  • ◯ 国内仕入れ国内販売×無在庫

 

この記事では上記で◯になっている計8個のビジネスに対してのツールの活用法について解説しそれぞれのAmazonビジネスに活用できるおすすめツールと利益を出すためのポイントをまとめています。

ツールのおすすめとして私がプロデュースしているアマトピアをベースとした活用法を解説しています。なおマーケティング用のキーワード取得に関しては他社のツールを必要に応じて活用しているのでそちらも紹介しています。

全ジャンルに使えるツールなのと一番機能を把握しているため例として取り上げていますが他のツールでも部分的にでも同様の機能を持っているものがあれば代用できると思います。

何よりツールは作業時間を短縮するだけのものでありAmazonビジネスで稼ぐことのできる人はツールがなくても稼げます。

その上でツールを使えばさらに効率よく稼げる、というだけでこれを使えば稼げるという魔法のツールは世の中に一つも存在しません。

そのような売り出し方をしているツールがあれば危険ですのでよく吟味してから使うようにしましょう。まずはツールの機能について紹介します。

商品リサーチ機能

Amazon商品リサーチツール

日本のAmazonと海外のAmazonにある商品の価格差や販売数、レビュー数、利益率、ライバルセラー数などのあらゆるデータを取り出す機能です。

一般的には海外から仕入れた商品を日本のAmazonで販売するAmazon輸入、日本で仕入れた商品を海外のAmazonで販売するAmazon輸出のためのリサーチツールとして使われます。

バリエーション商品や予約商品の取得、コンディション別の取得を行うことも可能です。

ASINやJAN、UPC、EANコードのリストを活用して検索を行うことも出来ますがおすすめはセラーIDを使った検索方法です。

Amazonの出品アカウントの評価数が自分の出品アカウント+20~200位のアカウントを対象にセラーリサーチを行いましょう。

Amazonセラーの評価

その際Amazon上にない商品は通常見つけることが出来ませんがGoogleの画像検索機能と連動しているため中国のアリババやタオバオにある商品を見つけることも可能です。

また商品リサーチを行なった結果利益が出ないであろう商品を大量に扱っているセラーが見つかると思いますがそれはほとんどの場合小売仕入れではなく卸仕入れをしているためです。

物販ビジネスでは回転率がいい商品は卸交渉を行いまとめ買いで安く仕入れるのが鉄則ですがアマトピアではあらかじめ卸掛け率を想定し利益計算を行うことができるので卸を取った場合の利益や利益率もシミュレーションすることが出来ます。

また後述する在庫追跡機能により集まったビッグデータを解析することで精度の高い販売数予測を行なっています。

価格改定機能

Amazon価格改定ツール

アマトピアではAmazonの送料やポイントを含んだ改定など一般的な価格改定ツールにできることは全てできますがそれに加え在庫管理を行うことができます。

具体的にどういうことかというと仕入れURLを設定するとその値段変動や在庫の有無に応じて出品を取りやめたり再開することが出来ます。

仕入れURLとしてはAmazon、楽天、Yahooショッピング、ヨドバシカメラの販売ページを設定可能です。

またカート取得者がFBAセラーか出品者出荷セラーかによって改定ルールを変えることができるため常に最安値を取らなくても商品を売ることができ利益率を上げることが出来ます。

広告運用機能

Amazon広告運用代行ツール

インプレッション数やACos、クリック数の値などに応じて自動でAmazonの広告費を変更することのできるツールです。

スポンサープロダクトの表示順位も毎日測定可能なためルールが適用された悔過具体的に広告の表示位置がどのように変化しているか観測することもできます。

 

需要予測機能

Amazon需要予測ツール

Amazon上のビジネスレポート、広告レポート等をまとめ販売数や利益、インプレッション数、ACos、広告費、ユニットセッション率などあらゆるデータを分析可能な機能です。

販売を行なった商品同士の特定のデータを比較することも可能で全てのAmazonビジネスに活用可能です。

また販売した商品を自動でABC分析を行うことが可能でライバルベースの需要予測ではなく自社の販売ベースでの次回の仕入数予測を行うことが可能です。

キーワード取得

 キーワード取得にはSellerSpriteかKeyword tool.ioを利用しています。マーケット全体を調べたい場合は後者の方がより高機能です。以下のような形で出力可能です。

Amazon輸入×メーカー仕入れ×有在庫

Amazon輸入×メーカー仕入れ×有在庫にツールを活用するのであれば

  1. 商品リサーチ
  2. 広告運用
  3. 需要予測

辺りの機能が必要になってきます。

卸仕入れが基本となるためツールよりも前にまず融資を受けたり資金が有るかどうかの方が重要さの比重が高くなっています。

独占卸が取れたのであれば広告運用機能やSEO対策機能の重要度が一気に増します。

Amazon以外でも販売を行なっている場合は受注管理機能もおすすめに入ってきます。

Amazon輸入×OEM×有在庫

AmazonOEMでは相乗り出品ではなく新規出品を行うことが多くなるので以下の機能が必要になります。

  1. キーワード取得
  2. 広告運用
  3. 商品リサーチ
  4. 需要予測

マーケティング用のキーワードデータの取得が鍵になってきます。

Amazon輸入×小売り仕入れ×無在庫

Amazon輸入無在庫販売にツールを活用するなら必要な機能は大きく分けて3つです。

  1. 商品リサーチ
  2. 価格改定
  3. 出品管理

3つです。

ツール以外だと物流が非常に重要になるジャンルです。

物流についてですが最後は価格勝負になるので仕入れ価格でほとんど差をつけることのできない無在庫販売の場合は物流で差をつけるしかなくなります。

また最近では海外からの輸入でも2~3日で配送できる代行会社もあります。

このような代行会社を使える場合に限ってFBAセラーとも勝負することができます。

FBAセラーより価格を下げればメインカートを取ることが出来るためです。

リードタイムが1週間以上の場合はメインカートを取ることは難しいので配送が早い代行会社を選びましょう。

Amazon輸出×メーカー仕入れ×有在庫

  1. 商品リサーチ
  2. 広告運用
  3. 需要予測

必要な機能はAmazon輸入の場合と同じです。

Amazon輸出×OEM×有在庫

Amazon輸出×小売り仕入れ×有在庫

  1. 商品リサーチ

このビジネスの場合は商品リサーチ機能だけあれば十分です。

輸入と唯一異なるのは有在庫で小売り仕入れでも成立する点です。輸入も限定品などに絞れば成立するもののやはり小売り仕入れで在庫を持つメリットは薄くそれに対して輸出の場合は中古品や限定品を中心に小売り仕入れでも売りやすいのがポイントです。

Amazon輸出×小売り仕入れ×無在庫

  1. 商品リサーチ
  2. 価格改定
  3. 出品管理

Amazon輸出無在庫販売でもAmazon輸入無在庫販売の時と同じくらい物流が非常に重要になります。

国内仕入れ国内販売×有在庫

  1. 商品リサーチ

Amazon輸出の小売り仕入れ(有在庫)とほぼ同じであるため必要な機能も同じです。いわゆるせどりビジネスでコストコやドンキなどの店舗仕入れ、限定品の仕入れなどが中心になりツールよりノウハウや行動力の方が重要なジャンルになります。

国内仕入れ国内販売×無在庫

  1. 商品リサーチ
  2. 価格改定
  3. 出品管理

いわゆる電脳せどりです。メルカリなどから仕入れてAmazonで販売する無在庫のやり方になりますがよく売れる商品は在庫を持った方がいいので回転率が低い商品を中心に扱う手法になり在庫管理が必須です。

Amazonツールのおすすめと活用法まとめ

アマトピアにはAmazonでの販売に必要な機能を全て詰め込んでいます。

こういう機能が欲しいという要望があれば可能な限り取り入れていくのでアマトピアを利用中の方はこれからも信じて付いてきていただけると嬉しいです。

まだ使っていないという方は今使っているツールに不満を持ったらぜひ手に取ってみてください、現状に満足しているのであれば無理に移行する必要はありません。

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