ebay輸出のリサーチは手動で行なったり無料ツールで行うこともできると思いますがやはり有料ツールを使った方が効率的に行うことが出来るので結果を出している人のほとんどが何かしらの有料ツールを使っています。
この記事では私がプロデュースしているアマトピアのebayリサーチ機能について概要とおすすめする理由を述べたいと思います。
ebay輸出は稼げるのか
まずはじめに記事のタイトルではebay”輸出”リサーチツールとしていますがebay輸入にも使うことは出来ます。
アマトピアのebayリサーチ昨日は日本のAmazonと世界中のebayの価格を比較したりAmazon上のランキングや売れ行きなどを一括で抽出するためのツールです。
マーケットの広さや日本に住んでいることの地の利を活かすとebay輸出の方が効率的であるためebay輸出のリサーチツールとしておすすめしています。
また知り合いの中にもツールを活用してebay輸入で利益を出している人がいますが私自身はebay輸入はやったことがないため割愛しています。
ebay輸入実践者を見ていると参入者が少ない分利益は出しやすいものの飛び抜けて稼げることはないという印象を受けます。
反対にebay輸出実践者は周りだけでも5人以上月商1000万円セラーがいます。月利でいうと150~200万円くらいですね。
氷山の一角なので他にも数多くのセラーがebay輸出で結果を出していると思いますがAmazon輸出と比べるとなぜか実践者が少ないですしネットで検索してもいわゆる”稼げる系”の怪しいブログが多くまともな情報発信者が少ないですが
ebay輸出ツールの概要について
元々Amazon輸出ツールとして販売していた機能を拡張してebayにも使えるようにしました。(現在はebayの機能はコンサルティング受講者にのみ提供しています)
AmazonのAPIとebayのAPIがそれぞれ必要になるので事前に準備しておいてください。特にeBayは近年アカウントの作成までに時間がかかるようになっています。
eBayのAPIだけでもデータを抽出することは出来ますがその場合は比較する先がないので価格やタイトル、重量などの情報をまとめて抽出するだけになります。
AmazonのAPIもあると日本のAmazonと世界中のebayの価格を比較して価格差はもちろん、重量や体積、ランキング等、利益、利益率を一括で抽出することが可能です。
Amazonのセラーからもebayのセラーからも情報を抽出可能で私自身はebayのセラーから情報を抽出することが多いです。
- AmazonのセラーID
- ebayのセラーID
- AmazonのASINリスト
- ebayのJANリスト
からリサーチを可能で検索対象はAPI トークンを用意した国になります。
現在Amazonは1カ国分の月額料金で世界中のAmazonのAPIを利用することができますしebayに関してはAPIを無料で利用することができます。
そのため極端な話カナダAmazon→イタリアebay間で価格比較を行うことも可能ですが日本在住であれば日本Amazon→世界中のebayという使い方が一般的になります。
効率としては利益を出しているセラーを参考にするのが一番なのでebayのセラーIDを使うことが多くなると思います。
日本人セラーは約8000人と言われているのでそのセラーIDを全て集めれば理論上は日本から海外に輸出してeBayで売られている商品を全て把握できることになります。
ただ出品だけして売れていないセラーも多いのでそのようなやり方は効率的ではありません。売れているセラーのIDを最低50、最大1000程度マークしておけば十分です。
なおツールでは特定のセラーが扱っている商品を全て抜き出すことが可能で、JANが共通している場合Amazonの商品ページも特定することが可能ですが実際に検索してみると分かるようにAmazonとJANが共通しているケースというのはそれほど多くありません。
商品自体は同じものが存在していてもプログラム上は共通したEANコードがないと見つけられないということです。仮に画像やキーワードでマッチングしようとすると関係ない商品まで大量に出てきてしまうのでそのようなマッチング方法は採用していません。
Google画像検索を利用した画像検索の機能もついていますが結局仕入れ元の商品を探す作業自体は必要になるので社員の方や外注パートナーの方を雇う必要が出てきます。
もちろん最初のうちはその作業は自分でやるケースが多いです。
アマトピアのebay輸出関連機能の活用方法
- テラピークでキーワードなどから売れている日本セラーを見つける
- eBayのセラーIDをメモ(50~1000) ←外注化がおすすめ
- アマトピアでセラーIDリサーチ
- 仕入れ先を画像検索や型番などを軸としたキーワード検索で探す ←外注化がおすすめ
- 4で見つけたものをスプレッドシートなどで利益計算し利益が出るものをメモ
- 5の商品をcsvでまとめて出品(個別で出品してもOK、ただし次の工程で結局価格調整の設定が必要であるためこの工程で済ませておく方が楽)
- 6の商品の価格を改定、改定ルールのおすすめはeBay輸出の価格改定の方法の記事を参照
新品仕入れの場合はAmazon仕入れで利益が出る→楽天やYahooショッピングも見るというルーティンがおすすめです。
新品仕入れの場合はなんだかんだでAmazon仕入れが6割以上になるので他のショップから見ると効率が悪いです。ぜひ活用してください。
また中古の場合はAmazonの中古ではなくメルカリなどのフリマ仕入れがほとんどになってくると思います。中古市場は個人が法人と同等に近い力で勝負できるので特に新規でアカウントを育てたい人にはおすすめです。
この場合もAmazonの中古情報をリサーチ機能で拾えるのでAmazon中古→ebayが仕組み化しやすくおすすめです。
仕入れ先を探す人を外注化できる場合はメルカリ、ヤフオク→ebayという方法が利益を出しやすいです(ただしフリマサイトは古物営業法的にグレーゾーンのため推奨はしていません)
ebayリサーチ機能と合わせてebay出品機能とebay価格改定機能がありますが特に無在庫販売の場合はそちらが重要になってくると思います。
無在庫の場合はフリマサイトよりオフモールのような中古オンラインサイト仕入れがおすすめです。ebayの価格改定機能ではそれらのサイト価格を基準に価格改定ができるようになっています。
Amazonも同じですがebayで輸出を行う場合特に在庫を切らすことがなければ無在庫販売と通常の出品者出荷の販売の違いが分からないだけで厳密に言えばサスペンドのリスクは常に付き纏います。
弊社ではそのサスペンドのリスクを抑えるためにも価格改定で仕入れ元の在庫がなくなったら出品を停止するようにしています。この形が出来ていないのであれば無在庫販売は諦めて通常の在庫を持った販売だけを行うようにしましょう。
あとはひたすらこの繰り返しなのですがコツは専門店化していくことなので最初のうちはセオリー通りトレーディングカードゲームなどを扱い評価を貯めてもいいのですがカメラ、CD、ゲームなど最終的にはどれかのジャンルに特化していくことをお勧めしています。
割と日本のせどりで扱う商品ジャンルと相性がいいのでebay輸出はせどらー上がりの人が多い印象です。
Amazon界隈は中国人セラーの参入やD2C系企業の参入で苦戦している人が多いですがebay業界は常に無風で長年安定した売上を作ってくれています。2022年の円安時に一気に参入者が増えたようですが円安になって手を出す人はすぐに辞めていく人が多いので大した影響はないでしょう。クリエイティブな要素はほとんど存在せずやるべきことをコツコツ出来る公務員タイプの人が輝けるのがebay輸出です。
人には得意不得意があります。私はebay輸出のような地味な作業をコツコツとやるのは苦手なので社員に任せてしまっていますが本来日本人的にはebay輸出のようなビジネスの方が合っている方が多い気もします。
ebay輸出のメリットとまとめ
日本に住んでいれば
- 海外で人気の日本商品をすぐに仕入れることが出来る
- 在庫を持たなくてもいい
- 消費税還付を受けることが出来る
などebay輸出を行う上でのメリットを享受できます。
日本の人口は近年減り続けておりどうあがいても産業は縮小していきますが海外マーケットを対象にお金を稼ぐ仕組みを一つ持っておけばそれも特に怖く無くなると思います。
Amazonやebayは今尚色々な国に誕生しており日本→海外販売はこれからも伸び続けるでしょう。
最近だと中国人が日本の商品を仕入れて海外で売っているケースもよく見かけるようになりましたがそのようなケースを見かけると日本人はやはり商売が弱いな、と思ってしまいます。
なぜか日本ではお金を稼ぐことを良しとしない所があるのでそうなるのも仕方ないことだと思いますが国に頼らず自分の力で生きていく力というのは今後確実に求められていくものです。
日本が好きであれば外貨を獲得するということは素晴らしいことなのでなおさら伸びてほしい産業だと思っています。
特に自社出荷をメインとしているのであればAmazon輸出と共に並行して取り組むことがおすすめです。
アマトピアではAmazonの商品リサーチもebayの商品リサーチもどちらも行うことが出来ます。
とりあえずの目標はAmazon+ebay輸出で月商1000万円セラーを100人増やすことなので今後もどんどん改良して行きます。
輸出ビジネスので成功により生活レベルを向上し結果として日本経済にも貢献できる人が増えたら非常に嬉しいです。