「成功するためにはメンターが必要」
「メンター選びが一番大事」
こんなセリフを聞いたことはないでしょうか?
今回の記事では輸入ビジネスで成功する上でメンターってやっぱり必要なんだろうな、でもどうやって探せばいいかわからないという人のためにメンターなんてそもそもいらない、ということを説明したいと思います。
メンターとは?
メンターとは「mentor」のカタカナ読みで精神的なサポートや助言、後押しをしてくれる人を指します。
師匠と言い換えてもいいでしょう。
ちなみにメンターという言葉と共によく登場するのが「マインド」という言葉。
こちらも苦手です。
私が当時学生起業しようとしていた時周りにも起業しようとしている人が大勢いて彼らは皆口を揃えて「この間すごいメンターに出会った」、「昨日の勉強会本当マインドを鍛えられたわ」などと発していました。
こういう人が今どうなったかというと起業出来ず消えてしまったか本当に小さく一応の成功を収めています。
人に学ぶことは大切だと思います。
両親からも教師からも友人からも嫌いな人からでさえも学ぶことはあります。
本や映画からも学ぶことは沢山あります。
しかし”メンターを決める”という行為は学ぶ範囲を狭めることになります。
特定の人をメンターにすればその人を超えることは出来ません。
※例外的に今この期間だけはこの人をメンターにしてもっと上に行く、という考えで人を踏み台にして成功していく人もいます。
また”マインドを鍛える”って何でしょうか。
日々の中で常に成長を求めるのは当たり前のことでいちいちルー大芝さんのようにカタカナ英語を用いて自己顕示欲をアピールする必要はないと思うのです。
プライドは何の役にも立ちません。
メンターという言葉を使う人ほど本来自己顕示欲が強い、プライドが高い傾向にありますがメンターの受け売りの言葉を使ったりメンターの真似ばかりしている人は外から見ると〇〇さん(メンターの人)の劣化コピーとなってしまいます。
その人に対する絶対的狂信からとりあえずの成功を収めることは出来ても新たなステージに行くことは非常に難しくなってしまうのです。
たまに意見を参考にさせていただく、それで十分ではないでしょうか。
メンターだって間違っていることはあります。
だからこそいろいろな人の意見を聞くべきでいろいろな人の意見を聞けば大事な部分は重なっていて自分の中に気づきが生まれるはずです。
ただし箸にも棒にもかからないようなどうでもいい人の意見を聞くくらいならいわゆるメンターを決めてその人を盲信したほうが上手くいくでしょう。
大人になったら付き合う人間は選べるのですから選ぶべきだと思います。
小学校や中学校、あるいは高校や大学でさえたまたま同じ空間にいた人と考え方や生き方、目指しているものが全く違うにもかかわらず無理して話す必要など皆無です。
メンターが必要な人
今まで散々メンターが必要ないという話をしてきましたがメンターを”指針とする人”という言葉に置き換えると必要な人も出てくると思うのでそれについて述べます。
私には部活や受験での成功体験がありました。
テニスをやっていた頃に県大会で入賞したり受験でも日本一の大学に入ることが出来ました。
他にも小さな成功体験を積み重ねてきました。
努力して成功する、最初は上手くいかない、方法を工夫する必要がある、効率化する必要がある、他の人の何倍も頑張る必要がある、継続した努力が何よりも大事、モチベーション管理も大切、目標設定が大切、これらのことはビジネスを始める前からそれまでの人生経験で当たり前に出来ていたのです。
同様に過去に何かしら大きな成功を収めたことがある人はメンターなんて必要ありません。
しかし努力を避けてきてなんとなくで生きてきた、普通でいいと思ってきた、苦労したくない、努力が続かない、やりたいことがない。
という人には自ら学ぶ習慣が確立されていません。
この場合はメンターを見つけて思考から変えなくてはいけません。
個人的には禅寺にでも足を運んで鍛え直してもらった方がいいと思いますが上記に当てはまる人がいくらテクニックを身につけようと思っても無理です。
そもそもメンターとなりうる人にも選ぶ権利があるので採用してもらえない気がします。
結果どうなるかというと輸入塾やコンサルの餌食になります。
それも質の低いもの。
本当に優秀なコンサルタントは仕事を断るくらい依頼が来ているので成功する土台が備わってない人を教えたがらない傾向にあります。
文章でも誰でもできる、簡単にできるなどと煽ることはまずありません。
それに対して悪質な輸入塾やコンサルタントは誰でもできる、簡単にできるといい敷居を低くしてとにかく
受講させようとします。
しかしこういう所に元々出来る人が入ると意外と成功するので全く成果が出ないわけでもなく輸入塾やコンサルタントの実績は多くの犠牲の上に積み上がっていくことになります。
結局メンターが必要なレベルの人というのはいいメンターか悪いメンターかを判断できない人がほとんどになってしまうのでどうしても必要な場合は何人か見て冷静に決めるということしかないとないと思います。
ちなみにマインドが大切と言っている人は避けた方がいいです。
確かに正しい思考と言うのは何よりも大切なものです。
しかしわざわざお金を出して教わることではないと思います。
以下のリンク先に輸入ビジネスで必要なマインドをまとめたのでそれを読んだらあとはもう実践してください。
その頃にはいい輸入塾、コンサルタントを見抜く力が養われているはずです。
それからでも遅くないはずです。
キャッチーにするためにマインドと言っていますがこの言葉は本当に嫌いで”考え方”と思ってください。
結局輸入ビジネスではメンターが必要な人もメンターなんていらないという考えです。
メンターでなく全てに学ぶ
冒頭の方でも述べましたが特定の人の考えをフィルターなしに受け入れるよりいろいろな人の意見を聞いたり様々な本、音楽、映画、スポーツなどに触れることによって思考を健全化させたほうが後々差が出てくると思います。
学ぶことが嫌いでも成功は出来ますが成功してからもどこか品がなかったりダサかったりします。
当たり前ですがどんなことに対しても自分で判断するというのが大切だと思います。
ちなみに高級絵画が売れる理由として節税対策以外にも芸術を理解している自分かっこいい、という欲が多分にあるそうです。
自分がいいと思ったのなら買えばいいのに鑑定師に鑑定させないと買えないって私ならダサいと思ってしまいます。
仮に贋作だろうと自分の目を通していいと思ったならそれはいいものでそれが自分の審美眼の今のレベルでしかなく悔しいならもっと勉強すればいいだけです。
ちなみに食品の産地偽造問題なども社会的に絶対に許してはいけないことだとは思いますが大間産のマグロはやっぱり美味しいな、と言って産地偽装されたインドネシア産の安いマグロを食べてそのことが発覚した瞬間に怒る人、これが一番ダサいですね。
大間産のマグロって聞いたけどこんなものか、なんかあんまり美味しくないなと違和感を持った人は全力で怒っていいと思います。
今は経済も法律で守られていますが大昔は商売に偽物は付き物でした。
自分の目を養う必要があったのです。
私も起業当初色々騙されました。
でも恨んではいません、結局自分のレベルが低かったため起きたことだからです。
自分のレベルが高くなるにつれて騙されることはなくなりました、営業マンは基本信じていません。
例えばヴァイオリンについてもストラディヴァリウスだと思っていたら30万円の安物のヴァイオリンだった、なんてプロからしたらありえない話です。
99%のプロはどっちが本物かわかります。
ちなみに現代のヴァイオリンの方が音色がいいと言われていてストラディヴァリウスが至高という意味ではないです、音色が特徴的なので分かる人には分かります。
別に興味なければそれはそれで全然いいのです、知ったかぶりが一番ダサい。
ファッションについても雑誌がいいと言っていたから、今年の流行色だから、とかありえない話ですよね。
いいものを知ることは大切ですが何がいいのか分からず人に勧められたものを買うのはもはや滑稽に映ってしまいます。
お金を稼ぐなんてことは通過点でしかありません。
お金を稼いでるだけの人をメンターにしてしまったらあなたの成長はそこまでです。
お金を稼いでいる人を参考にはしてください、いったいどんな方法を使っているのか研究してみてください。
またブログの読者の方の中にはひょっとすると私をメンターとしてくれている方もいるかもしれませんがもしいたら今日でやめてください。
私が人生のゴールで目指すものとあなたが人生のゴールで目指すものは絶対違います。
私に憧れているという後輩の1人と以前話した時その子は有名になりたい、と言っていました。
私は有名になんてなりたくありません、この時点で参考にする人を間違っていますしましてやメンターにするなんて論外です。
輸入ビジネスの方法ならいくらでもブログにまとめています。
精神的なことは哲学書や歴史書から学びましょう。
芸能人や身近な人でもいいと思います。
私はただ自分の人生を最大限楽しむ上で手段として輸入ビジネスをしているだけです。
どこの国にいても出来てほとんど時間がかからない、株式投資なんかよりよっぽど安定した運用ができる、ただこれだけの理由です。
尊敬の対象にするなら人生のすべてをかけて何かを成し遂げようとしている人にしましょう。
そして特定のメンターなんて決めずにあらゆる事から学びましょう、人生は学びで溢れています。