アマトピアの商品リサーチ機能がKeepa APIの導入で取得項目大幅増加

近いうちに一般公開することになりますがAmazon販売総合支援ツールのアマトピアの商品リサーチ機能にKeepaのAPIをセットすることで取得項目が大幅に増加します。

KeepaのAPIで取得できる項目にはAmazonのAPIで提供されてない項目が大量にあります。

例えば

  • 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の平均ランキング
  • 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の平均価格
  • 1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月の平均販売者数
  • JAN/EAN
  • UPC
  • 商品説明

などです。

特に平均ランキングは販売数を算出する上でも重要な項目なので予想販売数の精度も大幅に向上しています。Keepa API導入まではその時点でのランキングを元に実際の販売数から補完して計算していたためどうしても急激にランキングが上昇したような商品の販売数を正確に見積もることが出来ませんでしたが改良後はそれが可能になっています。

平均の価格や販売者数が分かる部分も強いですね、縦だけではなく横の動きも分かるので縦の動きだけ見ると利益が出るものの徐々に価格が下がっていたり、セラーが増えている場合の仕入れを避けることが可能になりました。どちらかというとせどりに必要となるような機能ですが欧米輸入でも相乗り出品を行う上で他セラーの動向を抑えておくことは重要です。

しかしKeepaだけ単体で使おうと思うと販売数の精度が低かったり、数字を加工しないと卸・メーカー仕入れに使いづらいのがデメリットです。Keepaの販売数はあくまでランキングの上昇・加工回数を調べているだけなのでせどりで扱うような回転率が低めの商材であれば問題ないのですが売れ筋商品を仕入れる際には活用できません。

例えばKeepaで販売数500となっていても実際には2000個以上売れているようなケースが多いです。アマトピアはランキングの変化に加え実際の販売数(FBA商品の在庫の増減数)とAIによる補正を行っているため精度が高くなっていますがAmazonのAPIを元にしているため平均ランキングや平均セラー数のような横の変化が取れていませんでした。というよりこの部分はKeepa以外の全てのツールの弱点でもありました。

そのためいい所取りをするためKeepaに協力してもらいアマトピアを輸入ビジネスで最も効率的に使える形に仕上げることが出来ました。

またJAN/EANやUPCを取得できることで卸仕入れ先を見つけやすくなったことに加えAmazonのAPIと異なり各国ごとにAPIを取得する必要がありません。Keepa APIを設定すればアマトピアで対応している全ての国のデータを取得可能です。

そのためドイツ→日本やイギリス→日本の輸入ビジネスが進めやすくなりました。特典として提供している欧州輸入代行Euro-Arkと合わせればブルーオーシャン市場に参入可能です。

現在アマトピアは全て副社長とプログラマーに開発してもらっているのですが完成後は自分で触って色々検証するようにしています。Keepa API導入後のドイツ→日本のリサーチで早速、メーカー仕入れ候補をいくつか見つけ実際に交渉に成功しました。

メール交渉のみで成功しているのでやり方さえ知っていれば誰でも出来るように思えますがツール、物流、ノウハウの3つが揃わないと実践できないので結局ブルーオーシャンのままな気がします。基本となるノウハウ自体は10年以上前からありますし。

メルマガの登録者数やPV数などを見ても世間のニーズとしては中国輸入やOEMの方が大きいと思いますし実際に弊社でメインにしているのもOEM事業ですが物販で起業したい人は欧米輸入から始めた方が絶対成功しやすいです。

  • 学ぶべきことが中国輸入より少ない
  • ライバルが中国輸入より数ない
  • マーケティングがツールでほぼ完結する

などのメリットがあるためです。

特に欧州からの輸入は物流面でのハードルが高く安い送料やVAT還元で提供出来ている所はアマトピアと提携しているEuro-Arkしか知りません。先日も直接お会いしクライアントの方に欧州の物流代行のおかげでヨーロッパ方面にも手を出せるようになり毎月の新規取引先が3倍になった、とのお声をいただきましたが今回のアマトピアへのKeepa APIの導入で欧州輸入はさらにやりやすくなったかと思います。

私自身も久々にドイツのメーカーとの契約を取っとわけですがその流れを詳細に書きます。

Keepa APIで進化したアマトピア商品リサーチ機能の活用法

  1. Asin FetcherなどでASINリストを集める
  2. アマトピアで対象をヨーロッパの国にしてCSV検索
  3. 日本のAmazonになく海外のAmazonにある商品をマーク
  4. 予想販売数などを元にフィルタリング
  5. 3の該当商品のEANまたはUPC、ブランド名などからメーカーまたは卸にメール交渉
  6. 仕入れ前に念のため再度リサーチ
  7. 仕入れた商品をEuro-Ark経由でVAT還元、BtoB価格の送料で送る

詳しくは有料コンテンツにまとめていますがすでに実践している人はこれを見ただけでやるべきことが理解出来、世界が広がると思います。

確かにアメリカだけを対象にしても毎年のように新ブランドというのは出てくるのでアメリカ仕入れの輸入ビジネスだけでも十分成立するのですがライバルはそこそこいます。

アメリカ仕入れという選択肢を捨ててヨーロッパ仕入れだけにするのはもったいないのですが、今までアメリカのMYUSのように欧州から日本向けのいい物流がなかったことで欧州輸入は物流量が多い一部上級者のみしか実践しておらずガラ空きの状態です。

ブルーオーシャンや先行者利益という言葉は本来あまり好きではないのですが実際問題としてここ数年位はいち早く取り組んだ人が優位に立てる環境が出来ています。

Keepa APIの導入は11月上旬に正式リリース予定です。また在庫追跡機能の復活(2021年12月予定)も正式に決定したので子ASIN単位での精度の高い販売数の算出が可能になるので合わせて活用してください。

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