「Amazon輸出リサーチを何から学べばいいかわからない」
「アイデアベースでライバルが扱わない商品を見つけたい」
そんなことをお考えの方のためにこの記事をまとめました。
目次
Amazon輸出FBAキーワードリサーチとは
Amazon輸出FBAキーワードリサーチとはAmazonの検索バーに特定のキーワードを入れたりリサーチツールのキーワード検索で特定のキーワードを使って検索する方法です。
FBA出品者リサーチやFBA画像リサーチと合わせて3大リサーチ法と勝手に呼んでいますがキーワードリサーチは自由度が大きい分実は一番難しいリサーチ方法です。
しかしその分見返りも大きいリサーチ方法だと思っています。
基本となる方法自体はAmazon輸出無在庫キーワードリサーチと同じなのでそちらを参照してください。
しかし無在庫の場合と異なるポイントがいくつかあるのでこの記事ではそこに焦点を当てたいと思います。
FBAキーワードリサーチで考えるべきなのはまずFBA出品は卸仕入れでないと安定して利益が出ないということです。
FBA出品するということは月に複数個売れる商品を扱うということです。
この点が無在庫と異なります。
複数個売れる商品は当然目立つのでライバルも真似してきやすいです。
では一番まねされるゾーンはどこかというと月に5~15程度のほどよく売れるゾーンです。
Amazon輸出のライバルが少ないうちはこのゾーンを扱えばわりと簡単に利益が出ました。
小売でも利益が出るものは数多くありました。
しかしライバル出品者が多くなるとどうしても価格競争になります。
こうなった時に卸仕入れをしていても結局誰でも取れる卸であるため価格競争になっている、というのがAmazon輸出初心者~中級者にありがちなことです。
それを踏まえた上でリサーチすべきなのは
- 月に5個以下しか売れない高利益率の商品
- 月に5~15個売れるがライバルから見つかりづらい商品
- 月に15個以上売れるような低利益率の商品
のどれかになります。
それぞれどのようなリサーチ方法で探せばいいか見ていきましょう。
Amazon輸出FBAキーワードリサーチの3つの方法
月に5個以下しか売れない高利益率の商品
こういうキーワードで調べればあまり売れていない商品が確実に見つかるという法則があるわけではないので経験則になってしまいますが適度にニッチな日本メーカーをキーワードとして入れていくことで見つけやすいです。
例えばToyota,Sony,Yamaha辺りは誰でも知っていますがShimano,Konica minolta,Ricoh辺りは知っている人が少し減ると思います。
もちろんこれらのメーカーは少し知名度が下がるだけで十分メジャーなのでもっとマイナーなメーカーを探していく必要があります。
この際業界研究をして特定のジャンルのメーカー名、ブランド名を掘り下げていくのが遠回りに思えて実は近道です。
面白いのは海外で有名な日本ブランドと日本で有名な日本ブランドは知名度が逆転している場合もあるということです。
事前にわかるものではないのでリストを作ったらあとはツールを使ったり外注さんに任せるなどして端から攻めていきましょう。
1件1件見ていくのは大変なのでキーワードリサーチを行う場合ツールを使うことはほぼ必須です。
なおこの層は画像リサーチを活用する方が見つけやすいかもしれません。
月に5~15個売れるがライバルから見つかりづらい商品
キーワードリサーチの基本、カテゴリをToy & GamesやOffice Productsなどに絞ってjapan importなどのキーワードで絞り込む方法が適しているゾーンです。
なおこのゾーンは一番人が集まりやすいので出品者リサーチを使うのも効率的です。
月に15個以上売れるような低利益率の商品
こちらは見つけること自体は非常に簡単です。
月に5~15個売れるゾーンと全く同じキーワードかあるいは日本の有名メーカー、有名ブランドの名前を入れて検索しましょう。
問題はそのあとで卸が取れるかどうかですが例えば有名メーカーSonyから直接卸が取れるかというと99%取れません。
ヨドバシやJoshinなどは直接卸してもらっていると思いますがそれ位の規模にならない限り直接の卸は難しいので1次卸ではなく2次卸,3次卸を狙うようにしましょう。
なおヨドバシやJoshinから卸という形で売ってもらうこともまず出来ませんが値引きしてもらっ
安く仕入れることはできます。
卸として仕入れるのであれば田舎の電気屋などからの方が可能性があります。
有名メーカーの商品は利率でいうと1~10%に落ち着きます。
その代わり集客など一切学ばなくとも商品力で勝手に売れます。
仮に利益率5%だとしてあなたはそれを低いと感じますか?
売れることがほぼ確定しているので利益率5%は十分な数字です。
月利5%で複利で回せば年利は80%程度になります。
理屈の上では1000万円つぎ込めば800万円になります。
そう考えるとこれは非常にいいビジネスと言えるでしょう。
なぜ普段利益率で20%以上を取るべきだと主張しているかというとそれは月に5~15個売れるミドルゾーンの商品を扱っている人が多くそのボリュームゾーンはライバルの参入などで売れなくなる可能性があるからです。
物販は投資ビジネスであり当時で何よりも大切なのは元本を減らさないことです。
だからこそ在庫リスクを見込むと売れ行きが定かでない商品ほど利益率を高めに取っていないと危険なのです。
中国輸入の新規出品などでは粗利益率で50%以上を確保しようと言っているのにもそのような背景が関係しています。
Amazon輸出FBAキーワードリサーチのまとめ
- 狙う商品群によってキーワードを変える
- 画像リサーチや出品者リサーチと組み合わせる
- ツールはほぼ必須
Amazon輸出ではリサーチを制することができればあとは卸と物流に集中することができ完全自動化に大きく近付きます。
経営者の勘で商品を見つけている限りいつまで経っても仕組みできないのでぜひ今回のキーワードリサーチを始めとした体系化されたリサーチ方法に基づくリサーチ方法を社員教育にも取り入れてみてください。
今回の内容に関してFBAと無在庫販売のリサーチ方法をまとめたAmazon輸出リサーチ方法のまとめもぜひご覧になってみてください。