Amazon輸出はもう稼げない?

Amazon輸出ビジネスは検索需要などから判断すると以前と比べ人気が落ちてきていますがもう稼ぐことは出来ないのでしょうか?

結論から言えば昔流行った方法では稼ぐことが出来なくなりましたが一定の条件下で今も問題なく利益を出すことが出来ますので詳しく見ていきたいと思います。

Amazon輸出が稼げなくなったと言われる原因

アカウントが凍結しやすくなった

新規アカウントが凍結しやすくなったためAmazon輸出で稼ぐことは難しくなったと言われていますがこれはあまり関係ありません。

確かに新規アカウントでの真贋調査は入りやすくなりましたが正規代理店から仕入れている限り問題になりません。

またどうしても古いアカウントが欲しい場合はAmazonではアカウントの売買(事業譲渡)が正式に認められているのでM&Aサイトなどで購入すればいいだけです。

参入者が増えた

真贋調査により初心者が淘汰されてむしろ参入者は減っています。

ただし生き残っている人は中級者以上なので特定の商品で競合した場合以前より競合者のレベルは高くなっています。

またOEMに関しては中国セラーが非常に増えており日本の特色を出したOEM以外で太刀打ちするのは難しくなっています。

情報発信者が減った

これは理由の1つにあるかもしれません。

私も現在はパートナー会社5社にコンサルティングや物流提供、メーカー紹介、FDA、税制登録の仲介などを通して輸出の売上を間接的にもらっていますが輸出の情報発信はほとんど行っていません。

知り合いに何名か強豪セラーがいますが昔はブログで情報発信をしていても現在は誰も情報発信をしていません。

強豪セラーになると多くの場合、情報発信を行うより自社で商品を売る方が効率がよくなるため輸出に関するいい情報がネットでは入手しづらくなっているということはAmazon輸出で稼げる人が減っていることに関係していると思います。

Amazon輸出をこれから始めて稼ぐには

初心者の方は資金が少なくても挑戦可能な無在庫販売をやりたがりますが無在庫販売の方が気をつけることが多くアカウントを維持しづらいのでこれからAmazon輸出ビジネスを始める場合は卸・メーカー仕入れを行いましょう。

もしくはAmazonにこだわりがなければ売れる商品傾向は異なりますがebayやそれに付随して海外向けネットショップ運営を行った方がいいと思います。

卸・メーカー仕入れに関してはドロップシッピング型で自社出荷で海外に送るやり方も可能ですが信頼関係が築けているメーカーでないと対応してくれません。またFBA倉庫に入れた方が自社出荷で日本から送るより3~5倍程度売れます。

そのためメーカーから一定数を仕入れてFBA販売を行うことをおすすめします。

通常代理店契約は国ごとに決まっているので、アメリカ販売の代理店はすでにいてもオーストラリアやイギリス、ドイツの代理店はいないケースも多いです。

これらの国は全て付加価値税登録が必要な点も初心者が参入出来ず稼げない要因になっていると考えられますが長期的に見た場合日本のマーケットは縮小して海外マーケットは伸び続けているので輸入がメインの人でも輸出に取り組む価値は大いにあります。

メーカー仕入れに関しては海外の場合と交渉の流れ自体は一緒ですが代理店契約を結ぶ条件として

  1. 法人であるかどうか
  2. 資本金はいくらか
  3. 実店舗を持っているか

などを考慮される場合が多いので難易度は少し高くなっています。

ただし卸サイトであれば個人で利用できる所も多いですし、個人でも他の法人の力を借りてメーカーから仕入れている人もいます。(これは若干グレー)

個人で免税の間は消費税還付も受けることができないので私が今からAmazon輸出を行うとしたらメーカー仕入れ交渉を個人のうちからして、法人でないと取引できないと言う所に法人化するので取引を行わせてほしい、と確約を取っておき法人化してメーカー仕入れをします。

販路は物価の高いドイツかオーストラリアを選択します。

メーカー商品を販売していると現地のセラーから卸交渉を受けることもあるので海外向けページも事前に作成してVAT番号を掲載しておきます。

実際輸入ビジネスの際などに活用可能ですがヨーロッパのAmazonでは販売者ページにVAT番号が掲載されておりGoogleで検索することでHP等を見つけることで卸交渉を行うことが出来ます。

現地のセラーも当然これを知っているので現地で独占で販売していれば声がかかりAmazon以外の販路拡大にも繋がります。

Amazon輸出が稼げないかどうかについてのまとめ

Amazon輸出ビジネスは個人の方が取り組むのは難しいビジネスになっていますが逆転の発想で法人の方にとっては輸入よりライバルが少ないので今でもおすすめできる手法になっています。

またアメリカだけでなくヨーロッパやオーストラリア等で商品を販売したいという国内メーカーの担当者の方がもし見ていましたら誰よりも売ってみせるのでぜひお声がけください。FDA関係も得意としています。

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