最近輸出ビジネスにメインで取り組んでおりその中でもebayに重きを置いています。
Amazon輸出では$100,000/月以上売上を達成してきましたがebay輸出に関してはまだまだです。
しかし後発組だからこそ色々わかったことがあるので経験を踏まえてebay輸出のリサーチ方法について解説します。
目次
ebay輸出リサーチのポイント
他の物販ビジネス同様リサーチの基本は分析です。
既存の稼いでいるセラーを真似していくことになるのですが分析能力が低いと再現が出来ないので以下のポイントを抑えるようにしてください。
- 専門ショップか・多様なものを扱うショップか
- 無在庫か有在庫か
- 出品者評価が100以上か100未満か
- 新品か中古か
- 相乗り出品か新規出品か
ebay輸出リサーチの流れ
手動で行う場合はebayの機能で条件の詳細な絞り込みが行えるのでそちらを使いましょう。
最初にAdvancedをクリックします。
必要な条件に応じてその他の絞り込みを行なっていきますがおすすめはSold Listings、Buy it now、Price、Located inでの絞り込みです。
これに加えて事前にジャンルを絞り込んでおいてリサーチを行うのが手動で行う一般的なリサーチのやり方です。
Amazonとebayの価格比較を行える無料プラグインなどを使ってebayの定額の価格とAmazonなど日本のショップモールの価格を比較しましょう。
ebay輸出リサーチツールを使う場合
リサーチツールを使う場合は商品ベースで見ていくよりもセラーベースでリサーチを行う方が効率的です。
なぜなら利益が出る商品というのは本質的にはジャンルごとに存在するのではなく商品ごと、もっというとセラーごとに存在するためです。
特定のジャンルで特定の商品が利益が出るかどうかを一つずつ見ていくより利益が出る商品を扱っているセラーを複数見つけてまねをしていく方が簡単です。
ただしただ同じ商品をまねして出品しているだけでは当然既存のセラーの方が有利です。
そのため差別化を図る必要があります。
ebay輸出での差別化のポイント
ebay輸出で差別化を図る方法は次の通りです。
- 最安値にする
- 出品者評価を伸ばす
- リードタイムを短くする
- 卸仕入れを行う
- 同一商品を繰り返し販売する
- 特定の分野の出品に絞る
- 商品をセット化する
- オリジナル商品を販売する
最安値にする
最安値にすれば絞り込みで最安値にするセラーが買ってくれやすくなりますが利益率が下がるのと少しでも安いセラーが出てきたときに売れづらくなってしまうのであまりオススメの方法ではありませんが最初のうちは仕方ありません。
出品者評価を伸ばす
出品者評価が伸びれば最安値でなくても売れるようになるので初めのうちは利益を出すというよりも評価を貯めるイメージで出品を行いましょう。
リードタイムを短くする
商品が到達するまでの時間を重視して買い物をする人もいます。
郵便局送る場合2週間程度のリードタイムを取っておくことが多いですが代行サービスを使えば3~5日程度で送ることが出来ます。
卸仕入れを行う
無在庫販売では使いづらい手法ですがまとめ買いで安く買うことで仕入れ価格が下がれば結果として安く販売することが出来るので差別化につながります。
同一商品を繰り返し販売する
定額出品では同一の商品を繰り返し売ることでebay側に売れるページと認識されるため上位に表示されやすくなります。
特定の分野の出品に絞る
特定の分野に出品を絞ることでクロスセルを行なったりリピーターが商品を買ってくれることが増えます。
また特定の分野の商材に取り扱いを集中することで卸仕入れもしやすくなりますし売れやすい商品を見えてくるようになります。
そのため最終的に誰もが目指すべき形が特定分野に出品を絞ることになります。
商品をセット化する
シリーズものであったりセットで使うと便利な商品はセット化するだけでライバルが減るのでセット化も立派な差別化手法の一つになります。
オリジナル商品を販売する
初心者の方にはおすすめしませんが特定のジャンルでの商材販売がうまくいきリピーターも付くようになった上でオリジナル商品を扱うことは最大の差別化につながります。
いきなりオリジナル商材を扱ってもそれがどんなにいい商材だとしても人の目に付き信用を勝ち得ていない状態ではなかなか売れませんので最初は既製品を扱うことをおすすめします。
ここまではあくまでebay市場の分析方法に過ぎないので実際に利益が出る商品を見つけるには仕入れ先についても抑えておく必要があります。
ebay輸出の仕入先
ebay輸出の仕入先は新品の場合はAmazon、楽天、yahooショッピング、中古の場合はメルカリ、ヤフオク、ラクマ、その他中古品を扱うサイト(ハードオフなど)がおすすめです。
私はあくまでビジネスとして続けられるやり方しか考えていないので一番重視するのは安定した供給力です。
そのため限定品を狙ったり供給の少ないレアな中古品を狙うようなせどり的なやり方は好みません。
利益率が低くなろうと仕組みで回せる新品仕入れを好んでいます。しかし評価が少ないうちは商品が売れなかったので中古品ばかり扱っていましたし時間はかかるものの中古品の方が利益を出しやすいと思います。
ポイントとして人気の中古品は在庫を持って抑えて、そこまで人気でない回転率の低い商品は無在庫で扱うことです。
中古無在庫の場合は新品の場合と同じですがツールを使って仕入れ元の在庫数や価格を元にebayの価格改定を行いましょう。
新品:ebayと日本のAmazon、楽天などの価格比較・無在庫販売が出来るツールの使用
中古:ebayと日本の中古市場の価格比較・(無在庫販売)が出来るツールの使用
※中古の場合は無在庫より有在庫で扱った方がいい商品も多いです。数年前に発売されて市場に出回っていない人気の限定商品をイメージすれば分かりやすいのではないでしょうか。
そのような商品を無在庫販売で売ろうとしているうちに誰かが買ってしまいます。本当に人気のある商品で高く売れるものであれば在庫を持って販売するべきです。
これは不動産投資などと同じです。需要が高い物件は自社で抑えて、需要が微妙なものは仲介などに回す(物販でいう無在庫)という考え方です。
自社で抑える商品は一時的にはキャッシュフローが悪化するので十分な利益率を確保できるものしか扱いません。そのため有在庫と無在庫で扱う商品の利益率は異なります。
在庫を持つのであれば1ヶ月以内に売れる利益率2割以上の商品を確保したいところです。(為替レートの変動により15%程度になってもOK)
無在庫の場合は利益率15%未満のものが中心になります。15%未満と聞くと少なく思えるかもしれませんが商品単価が高ければ問題ありません。
単価5万円のものであれば利益額は
5万円×15%=7500円
なので悪くない数字です。こういった利益をローリスクで積み上げることが出来るのが無在庫販売の良いところです。
ebayの仕入れ判断
結局商品を仕入れて1万円の利益が出るとしてもそれが購入してから1年後に売れるものだとしたらかなり微妙な訳です。仕入れ価格が安ければいいですが仕入れ価格が100万円だとしたら1%しか増えていないので株でもやっていた方が良かったことになります。
また他に100万円を使うべき投資先がいくらでもあったと思うと機会損失にも繋がってしまいます。
これが仮に10万円の仕入れで1年後に1万円の利益が出たらどうでしょうか?10%増えたことになります。
しかし物販的にはこの商品も全然美味しくありません。1年後ではなく1ヶ月以内に売れるなら仕入れてもいいかな、という感じです。
このキャッシュフローの感覚は実践を通さないとなかなか身に付いてきませんが重要です。
より詳細なリサーチ方法はテラピークを活用したeBay輸出のリサーチ方法のページにまとめているのでそちらを参照してください。