この記事ではebayでの販売で活用可能なツールのおすすめの活用法についてまとめています。
商品リサーチ
商品リサーチではebay公式のテラピークというツールも便利なのですがこちらは仕入れ元が分かる訳ではありません。そのため最初にどんなものがebayで売れているか掴むのには良いのですが、無在庫販売は仕入れ元が命でありテラピークには在庫管理とも連動する機能もないので少々力不足です。
そこで紹介するのが私がプロデュースしているアマトピアというツールです。
Amazon⇄ebay間で検索出来るので輸出の場合はのセラーIDから輸入の場合はAmazonのセラーIDから情報を抜き出しましょう。物販の鉄則は商品を販売するマーケットで上手く行っているセラーを参考にすることです。そのまま真似しても勝てませんが傾向が分かることで対策ができるようになります。
ebay輸出で日本から出品されているものの1/3程度はAmazonにも在庫があるので価格差が分かりますがこの時点で利益が出るものは少ないです。
それはそこまでシンプルであれば簡単に仕組み化可能で誰かが挑戦しているからです。簡単に思いつくことは他の人もやっています。
そのためAmazon⇄ebay間でぎりぎり利益が出るかあるいはぎりぎり利益が出ない商品をいかに安く仕入れるかを考えることが重要になります。
具体的には送料と仕入れで差がつきます。送料は代行会社や契約している物流会社の送料に依存するので安いところで送ってもらうとして問題は仕入れです。
有在庫販売であればメーカー仕入れや卸仕入れを行うことによって安く仕入れて他のセラーを差をつけていきます。特に独占契約となるとそもそもライバルが同じ商品を取り扱うことが出来なくなるため非常に大きな差別化ポイントとなります。
しかし独占販売を行うにはまとまった仕入れ量が必要になるので無在庫販売とは相反することが分かります。
リサーチの段階でAmazon⇄ebayで検索しているのでAmazonより安い仕入れ場所を見つけてくるかAmazonにない利益が出る商品を見つける出来ればその他大勢のセラーと差別化出来ることになります。
これはプログラミング経験がある人しか分からないことですがそもそもなぜAmazonのリサーチツールは数多くあるのに他のマーケットではないかというとAmazon自体がセラーに協力的にリサーチ用のAPIを公開してくれているためです。
また他のモールと違いJANコードが同じであれば同一のページに出さないといけないというルールのおかげで商品の商号がしやすくなっています。また楽天やYahooショッピングだとセット商品でも同じJANコードが付いていたり同一商品のページが複数あったりで少なくとも絞り込みを行う前の段階でのリサーチでは価格を比較する上で非常に効率の悪い仕組みとなっています。
そのためAmazonに存在する商品はAmazonと比較してその上で他のモールと比較するというのが利益を出す上で最も効率がいい流れになっています。
しかしebayにある日本商品でAmazonにもあるようなものは1/3程度です。意外と少ないです。
Amazon⇄ebayだけでリサーチをしているとここを丸々捨てることになります。
初心者ほどこの激戦区でリサーチして上手くいかずに困っているのではないでしょうか?
一体どうすればいいでしょうか?
ここで登場するのが出品管理及び価格改定機能です。
出品管理・価格改定機能
新品だけでもAmazon、楽天、Yahoo、ヨドバシカメラ、
中古はヤフオク、メルカリ、駿河屋、ハードオフなどの商品在庫と価格を元にAmazonやebayの価格改定が可能です。この機能だけで数百人の人生をプラスに変えられていると思うと非常にやりがいを感じています。
ちなみに私自身は試したことがありませんが仕組み上国内電脳せどりにも使えます。
分かりやすいようにツールを使ったビジネスモデルを図にまとめました。
どのページと紐つけるかは手動で行う必要があるのでここだけ手間ですがAmazonのようにJANやASINでページがただ一つに定まっているモールの方が珍しいので仕方がないことですし逆に手動でやらなければいけない部分があるからこそ利益を出せます。
ヤフオク→ebayで定期的に定期的に価格改定、在庫がなくなったり利益が出ない価格になったらストップ
ハードオフ→Amazonで定期的に価格改定、在庫がなくなったり利益が出ない価格になったらストップ
などが可能です。
なおこれだけだと仕入れ元の価格を参考に価格改定をしているだけで市場の相場を無視することになってしまいます。
そのため仕入れ元の価格を元にしつつ利益の出る範囲で競合価格を参考に価格改定を行うことが重要です。もちろんツール上で可能です。
評価が増えるまでは特に中古品の取り扱いがおすすめです。卸仕入れであれば資金力が大きい所の方が安く買えている可能性が出てきますが中古品を扱う限り相手が大手だろうと対等に勝負ができるからです。ただし結果論として大手の方が人やツール、勉強代などに投資するため結局成果が出やすいのは言うまでもないです。
Amazonで無在庫販売を行うと真贋調査が入った際に面倒ですが特に輸出の場合は仕入れ証明がしやすいのでその点はあまり問題ありません。発送もリードタイムを3~5日程度にするとして残り気をつけるとしたら商標権とVAT(ヨーロッパ)の問題くらいです。
またアカウントの強さによって価格改定によって最安価格にしなくても上位表示できるようになるので長く続けることが大切ですがほとんどの人がすぐに辞めていきます。正直アカウントの規制も緩いので仕組み化出来る無在庫販売ビジネスの中で一番利益を上げやすいのがebayです。
Amazonは個人的には有在庫の方が稼ぎやすいと思っておりアカウントを分けたいので直接無在庫販売はしていませんが周りで取り組んでいるセラーは多いです。
有在庫に移行するかどうかは人により無在庫販売のまま月商1000万円以上稼ぐようなセラーも複数存在するので最終的には自分で決めましょう。
なおebayに関しても売れる商品は当然在庫を持って回した方がいいので有在庫販売でも同様に使えるノウハウとなっています。ebay輸出は資金が少なくかつ融資を受けることが出来ない人が取り組む物販ビジネスとしては最適なビジネスであり続けると思うので該当者はぜひ挑戦してみてください。
ebayツールのおすすめとその活用法まとめ
- 商品リサーチでセラーIDからリサーチ
- Amazon⇄ebayとの比較を行うもののAmazon以外の仕入れ先が重要
- 仕入れ先の価格、在庫情報を元にebayの競合価格を比較して価格改定
- 評価が貯まるまでは特に中古商品がおすすめ
- Amazonでも無在庫をするかどうかの判断は人による