Amazonを活用したビジネスはいくつか種類があります。
Amazon輸入、Amazon輸出、中国輸入、Amazonせどりとそれぞれに対して在庫を持って販売するかどうかで一般的に8種類の方法がメジャーとなっています。
この記事ではそれぞれのAmazonビジネスに活用できるおすすめツールと利益を出すためのポイントをまとめています。
ツールのおすすめとして私がプロデュースしているアマトピアをベースとした活用法を解説しています。
全ジャンルに使えるツールなのと一番機能を把握しているため例として取り上げていますが他のツールでも部分的にでも同様の機能を持っているものがあれば代用できると思います。
何よりツールは作業時間を短縮するだけのものでありAmazonビジネスで稼ぐことのできる人はツールがなくても稼げます。
その上でツールを使えばさらに効率よく稼げる、というだけでこれを使えば稼げるという魔法のツールは世の中に一つも存在しません。
そのような売り出し方をしているツールがあれば危険ですのでよく吟味してから使うようにしましょう。
まずはツールの機能について紹介します。
目次
商品リサーチ機能

日本のAmazonと海外のAmazonにある商品の価格差や販売数、レビュー数、利益率、ライバルセラー数などのあらゆるデータを取り出す機能です。
一般的には海外から仕入れた商品を日本のAmazonで販売するAmazon輸入、日本で仕入れた商品を海外のAmazonで販売するAmazon輸出のためのリサーチツールとして使われます。
バリエーション商品や予約商品の取得、コンディション別の取得を行うことも可能です。
ASINやJAN、UPC、EANコードのリストを活用して検索を行うことも出来ますがおすすめはセラーIDを使った検索方法です。
Amazonの出品アカウントの評価数が自分の出品アカウント+20~200位のアカウントを対象にセラーリサーチを行いましょう。

その際Amazon上にない商品は通常見つけることが出来ませんがGoogleの画像検索機能と連動しているため中国のアリババやタオバオにある商品を見つけることも可能です。
また商品リサーチを行なった結果利益が出ないであろう商品を大量に扱っているセラーが見つかると思いますがそれはほとんどの場合小売仕入れではなく卸仕入れをしているためです。
物販ビジネスでは回転率がいい商品は卸交渉を行いまとめ買いで安く仕入れるのが鉄則ですがアマトピアではあらかじめ卸掛け率を想定し利益計算を行うことができるので卸を取った場合の利益や利益率もシミュレーションすることが出来ます。
また後述する在庫追跡機能により集まったビッグデータを解析することで精度の高い販売数予測を行なっています。
価格改定機能

アマトピアではAmazonの送料やポイントを含んだ改定など一般的な価格改定ツールにできることは全てできますがそれに加え在庫管理を行うことができます。
具体的にどういうことかというと仕入れURLを設定するとその値段変動や在庫の有無に応じて出品を取りやめたり再開することが出来ます。
仕入れURLとしてはAmazon、楽天、Yahooショッピング、ヨドバシカメラの販売ページを設定可能です。
またカート取得者がFBAセラーか出品者出荷セラーかによって改定ルールを変えることができるため常に最安値を取らなくても商品を売ることができ利益率を上げることが出来ます。
SEO対策機能

Amazon上の自分の販売ページはもちろんライバル出品者の販売ページも含め特定のキーワードでの検索順位、Amazonの商品数、レビュー数を毎日測定することが出来ます。
検索順位が分かるだけでなくリバースASIN機能としてどのキーワード経由でお客さんが商品を購入したかも分かるようになっています。
また購買につながる予測キーワードをまとめて抽出したり、販売ページのSEO対策状況を診断することも出来ます。
在庫追跡機能

Amazonでの特定の商品の販売数・レビュー数を調べることのできる機能でSEO対策機能と合わせて新規出品時に特に役立ちます。
特にバリエーション商品(カラー、サイズ違い)などは商品リサーチ機能の販売数予測では正確にカバーしきれない部分なのですが在庫追跡機能では正確に測定することが可能です。
複数のカラーやサイズを展開しようと思っている際にライバル商品を参考に売れやすいカラーやサイズを調査することが可能です。
広告運用機能


インプレッション数やACos、クリック数の値などに応じて自動でAmazonの広告費を変更することのできるツールです。
スポンサープロダクトの表示順位も毎日測定可能なためルールが適用された悔過具体的に広告の表示位置がどのように変化しているか観測することもできます。
顧客フォロー機能

Amazonで商品を購入してくれたお客さんにサンクスメールを送る機能です。
購入した時間を起点にサンクスメールを送るので最も反応率のいい時間帯にメールを送ることが可能です。
※お客さんからの質問やレビュー対応も同一機能内で行えるように改良中です。
出品管理機能

Amazonの既存商品の個別出品・一括出品を行うことが出来る機能ですでに紹介済みの価格改定機能の設定を一括で設定することも可能です。
※新規商品のカタログ作成機能も現在開発中です。
需要予測機能

Amazon上のビジネスレポート、広告レポート等をまとめ販売数や利益、インプレッション数、ACos、広告費、ユニットセッション率などあらゆるデータを分析可能な機能です。
販売を行なった商品同士の特定のデータを比較することも可能で全てのAmazonビジネスに活用可能です。
また販売した商品を自動でABC分析を行うことが可能でライバルベースの需要予測ではなく自社の販売ベースでの次回の仕入数予測を行うことが可能です。
受注管理機能

Amazon、Yahooショッピング、楽天、ネットショッピングの受注を一括で管理し在庫数を連動する機能です。
Yahooショピングで注文があった際にAmazonFBAの倉庫から自動で発注するといったようなことも可能です。
次にジャンル別にあると便利な機能をまとめました。
Amazon輸入
一般的なAmazon輸入ビジネスにツールを活用するのであれば
- 商品リサーチ
- 広告運用
- 在庫追跡
- SEO対策
- 顧客フォロー
- 受注管理
辺りの機能が必要になってきます。
卸仕入れが基本となるためツールよりも前にまず融資を受けたり資金が有るかどうかの方が重要さの比重が高くなっています。
独占卸が取れたのであれば広告運用機能やSEO対策機能の重要度が一気に増します。
Amazon以外でも販売を行なっている場合は受注管理機能もおすすめに入ってきます。
Amazon輸入(無在庫)
Amazon輸入無在庫販売にツールを活用するなら必要な機能は大きく分けて5つです。
- 商品リサーチ
- (在庫管理)
- 価格改定
- 出品管理
- 顧客フォロー
5つです。
アマトピアには在庫管理という名目の昨日はありませんがアマトピアの場合価格改定と在庫管理は同一の機能となっているので無在庫販売に必要な機能は全て備えています。
ツール以外だと物流が非常に重要になるジャンルです。
物流についてですが最後は価格勝負になるので仕入れ価格でほとんど差をつけることのできない無在庫販売の場合は物流で差をつけるしかなくなります。
また最近では海外からの輸入でも2~3日で配送できる代行会社もあります。
このような代行会社を使える場合に限ってFBAセラーとも勝負することができます。
FBAセラーより価格を下げればメインカートを取ることが出来るためです。
リードタイムが1週間以上の場合はメインカートを取ることは難しいので配送が早い代行会社を選びましょう。
Amazon輸出
- 商品リサーチ
- 広告運用
- 在庫追跡
- SEO対策
- 顧客フォロー
必要な機能はAmazon輸入の場合と同じです。
以下のページにAmazon輸出でアマトピアを活用する際の効果的な使い方をまとめています。
Amazon輸出無在庫
- 商品リサーチ
- (在庫管理)
- 価格改定
- 出品管理
- 顧客フォロー
おすすめの機能はAmazon輸入(無在庫)に必要な機能です。
Amazon輸出無在庫販売でもAmazon輸入無在庫販売の時と同じくらい物流が非常に重要になります。
アマトピアを利用している方は本来月額19,800円かかるHi-Expressの月会費を特典として無料にしてもらっているのですぐにでもAmazon輸出無在庫販売を行えるようになっています。
中国輸入
中国輸入では相乗り出品ではなく新規出品を行うことが多くなるので以下の機能が必要になります。
- SEO対策
- 在庫追跡
- 広告運用
- 顧客フォロー
- 受注管理
リピータを増やしたりコンバージョンを高めるためのSEO対策と新規顧客を獲得するための広告運用はほぼ必須になってくるでしょう。
中国輸入(無在庫)
タオバオやアリババにある商品を無在庫でAmazonに出品する方法です。
あまり流行ってはいませんが一定数のユーザーが存在するため活用できる機能を書いておきます。
- 商品リサーチ
- 価格改定
- 顧客フォロー
商品リサーチ機能では対象URLを事前に指定して画像検索を行うことができるのでアリババとAmazon間やタオバオとAmazon間で商品リサーチを行うことが可能です。
また価格改定ではアリババやタオバオの価格を直接参考にすることはできませんがタオバオやアリババのAPIを使用して価格を取得することは出来るのでそのようなツールをプログラマーに作ってもらうのがいいと思います。
非常にニッチな需要であるためアマトピアでは実装予定はありません。
Amazonせどり
- 価格改定
- 顧客フォロー
国内で仕入れて国内で販売するAmazonせどりの場合仕入先はメルカリなどの中古商品がメインになります。
そのため価格改定や評価を増やすための顧客フォロー機能以外は特に必要にはなりません。
ツールを使うよりも安定した中古商品を仕入れる仕組みを構築できるかどうかが重要になるビジネスです。
本業にしても作業から抜け出すことが困難なため頭打ちが来やすくあまりおすすめできません。
Amazonせどり(無在庫)
- 価格改定
- 顧客フォロー
在庫を持って行う場合とほぼ同じですが仕入れが楽天やYahooショッピングでAmazonとの差益を使って販売するような電脳せどりには特に仕入れ元の価格を参考にできる価格改定ツールが必須になるでしょう。
Amazonツールのおすすめと活用法まとめ
アマトピアにはAmazonでの販売に必要な機能を全て詰め込んでいます。
自分自身がAmazonで販売を行うプレイヤーでもあるのでこれからも常に改良を行なっていき世界一のツールを作り上げたいと思っています。
正直なところAmazonせどりレベルであればここまでの機能は必要ないと思いますがAmazonを活用した輸出入ビジネスを行なっている方でツールを探している方であれば最終的に行き着く場になっているという自負があります。
なおAmazonせどり用には別で無料ツールを開発中です。(Amazon輸出にも活用可能な代物です)
こういう機能が欲しいという要望があれば可能な限り取り入れていくのでアマトピアを利用中の方はこれからも信じて付いてきていただけると嬉しいです。
まだ使っていないという方は今使っているツールに不満を持ったらぜひ手に取ってみてください、現状に満足しているのであれば無理に移行する必要はありません。