あくまで私は今回紹介するツールと方法論を使ってAmazon輸出無在庫販売を行っているだけで他にも方法はあると思います。
一つの方法として参考にしていただければ幸いです。
まず用意するツールですが以下の条件を満たしていればどの無在庫ツールを使っても良いと思います。
その条件とは
- 価格改定を自動で行う
- 在庫切れ管理機能が付いている
- 無在庫で利益が出やすい商品を見つけることができる
- 出品者評価アップ機能がある
- 物流サービスを用意している
です。
目次
Amazon輸出無在庫ツールに必須な機能ついて
価格改定を自動で行う
リサーチツールは実はそこまで重要ではありません。
なぜなら何よりも大切なことはAmazon輸出無在庫ビジネスを続けることだからです。
このビジネスはたまにアカウント凍結の危険性を指摘されています。
それは大量出品による凍結や注文後に在庫切れに気付いて出荷キャンセルをするために起きることです。
それらにさえ気を付けていればアカウント凍結はまず起こりません。
知的財産所有権の侵害によるアカウント凍結も一応あるので紹介しておくと現地に正規代理店がいるにも関わらず同じ商品ページに商品を出すとこの条件に引っかかる可能性があります。
しかしこれは他の出品者数などに気を配っていれば大丈夫です。
ちなみにリサーチツールを使うなら出品者IDから出品商品のASINコード一覧を抜き出せるツールを選んでください。
また出品に関してはAmazonが公式で提供しているマクロ(Excel)でやるのが確実かつ一番早いです。
そのため特別便利な機能がついていない限り出品に関しては余計なツールを使わないことを推奨します。
在庫切れ管理機能が付いている
仕入れ元の在庫がなくなったら出品を停止してくれる機能です。
日本→海外の場合は仕入れ元の9割はAmazon、楽天、Yahooショッピング、ヨドバシカメラのどこかになるでしょう。
そのためそれらのサイトと連動したツールが望ましいです。
もちろんさらにマイナーなサイトにも対応していればベストですがマイナーなサイトの方が仕入れ価格が安くなるということはまずありません。
無在庫ではなくFBA販売のために卸仕入れする場合にはよくあることですがそれはまたまったく別の手法になるのでFBAの記事を読んでください。
なお自分だけの卸サイトと価格を連動させて商品を仕入れたいと言う場合は個別カスタマイズを受け付けています。
サイトにもよりますが大体1サイト10万円~かかります。サイト更新時には2万円程度で修正可能ですが更新は大手ECサイトでない限り滅多に起こりません。
Amazonで正式にドロップシッピングを認められているのは卸サイトから購入する際のドロップシッピングになるので無在庫販売で月商1000万円を超える上級者の方の多くは個別カスタマイズを依頼されています。
無在庫で利益が出る商品を見つけることができる
無在庫輸出を行なっているセラーを見つける部分は手動で行う必要がありますがリードタイムを長めにとっており日本からの発送を行なっているセラーはほぼ無在庫セラーと考えられるので見つけるのは簡単です。
あとはそのセラーの情報を使って商品情報を抜き出すことになりますが無在庫セラーは大量に商品を出品している人も多いのでリサーチする商品が被ってきます。
そのため過去に検索したASINを省く機能を持っているツールがオススメです。
また価格差だけでなく販売数がわかることも重要です。
売れている商品はFBA出荷のセラーが増えやすいので多くても1ヶ月2,3個しか売れていないような商品がオススメです。
出品者評価アップ機能がある
無在庫販売の最大の弱点はカートが取得しにくいことです。
最近では出品者出荷でもFBA出荷同様とまではいかないもののカートが取りやすくなっていますが多くの人はカートが取れないと嘆いています。
これは価格改定をしっかりしていないことはもちろんのこと、出品者評価が低いことが影響しています。
そこで出品者評価を上げる方法を考える必要があるのですが海外販売の場合は基本的に商品購入者に連絡する方法以外はありません。
※一応Amazonで出品者評価を上げる裏技も存在します。
輸入時のやり方ですが輸出時も同様にできるので興味のある方は参考にしてください。
手動で連絡しても良いのですが今の時代それはツールでできるのでツールを使ったほうが良いです。
Amazonで購入した場合、評価をしてくれる購入者は1%~2%です。
しかし、購入者に対してこちらから評価リクエストのメールをすると評価をしてくれる購入者は8%-10%に上昇すると言われています。
評価が低いうちは最安値にしてもなかなかカートが取れないのでライバルが少ないところを狙う必要があり大変ですがだいたい評価50位を超えると無在庫販売でもカートが取りやすくなります。
もちろんFBA出品者がいる商品ページは避けてください。
今だと合計で49ドル以下の商品はFBA出荷できなくなっているので無在庫ビジネスで最初に評価を稼ぐ時は49ドル以下の商品を狙いましょう。
評価が順調に上がった後は50ドル以上の商品で利幅を重視しないと面倒くささのほうが勝ってしまうと思います。
評価が安定するとものによっては一つで5000円くらい利益が出る商品が何個か出てきます。
そういう商品の積み重ねで小売仕入れでも20万円位稼ぐことができるのがAmazon輸出無在庫ビジネスです。
もっと稼ぎたければやはり他の人と同じ仕入先ではなく限定性のある仕入先を開拓していく必要が出てきます。
ちなみに輸出無在庫の場合は新規出品は一切いりません。
相乗り出品のみで頑張りましょう。
Amazon輸出無在庫ツールのおすすめ
今回の記事の内容を踏まえた上でアマトピアは上記条件をすべて満たしています。
最初に書いたように他にも良いツールはあるかもしれません。
これはあくまで私のやり方でこの方法をベースにAmazon無在庫輸出を人に教えていました。
輸入無在庫もできますが
- 消費税還付
- 坂路の広さ
- アカウントリスクの分散
という点から無在庫販売をする際は輸出を推奨しています。
輸入無在庫のメリットと言えば輸出無在庫と比べて英語を使う場面が少ないことくらいです。
無在庫販売に関して書かれたブログは他にもありおそらく私のやり方とはどこかしら違うと思います。
結局人は自分の知っている範囲でしか世界を語れないのです。
しかし今でも常にブラッシュアップしていて私はこのやり方に自信を持っているのでぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
Amazon輸出無在庫ツールとしてのアマトピアの活用法
記事の途中にも書きましたがポイントとなるのはライバル出品者の情報抽出です。
しかしライバルのほうが評価が多いのでそのまままねしてもまず勝てません。
そのため評価がなるべく近い出品者を真似するようにしましょう。
新規出品者の場合はまねするべきなのは評価数20までのセラーです。
出品した後は仕入れ元を複数設定します。
3つ仕入れ元を設定できるのですが在庫切れの時のためにショップは3つ全て設定しましょう。
在庫がある一番安いショップ価格を基準に価格改定をするので利益の確保も安心です。
ちなみに欲張って月に数万点出品するとアカウントは凍結します。
最大でも月1000~1500点くらいに抑えておきましょう。
実際に商品が売れたらその商品が楽天、またはYahooショッピング仕入れの場合はハピタスなどのキャッシュバックサイトを利用して少しでも安く買いましょう。
またAmazonから買う場合はアマテンなどでAmazonギフト券を安く仕入れましょう。
あとは配送方法についてですが追跡番号が最近は必要なのですが実態としてはなくても送れます。
ここからさらに先に行くためにはセンスが必要です。
正直月利20万円まではセンスは必要ありません。
さらに稼ぐためには日本の新商品情報を常にチェックしておく必要があります。
限界はどこかと考えてみると無在庫で月利1000万円以上無在庫で稼いでいる人もいますが一般レベルだと1カ国月利150万円くらいが限界でしょう。
複数国のAmazonアカウントを運用することで売上は増えていきますし本気で無在庫をやりたければe-bayの運用も必要です。
私は輸出無在庫(Amazon輸出無在庫、eBay輸出無在庫)の月利は600万円と言ったところです。
ただ無在庫は基本的には副業として最強であって本業として極めようと思うとFBA以上に難しい分野だと思っています。ぜひトライする際は準備を万端にしてからチャレンジしましょう。