円安になると輸入ビジネスが苦しくなるという風潮がありますが実際の所はどうでしょうか?
この記事はそんな疑問を解決するために書きました。
円安の輸入ビジネスへの影響
マスコミは最近の円安風潮で輸入業者が苦しんでいると言っていますが円高の時に輸入業者が儲かってますとは一言も言いませんでした。
そもそも市場には相場が存在するので仮に1ドル200円になったとしてもそれに合わせて商品の市場価格が変化するので輸入で稼げないという事はあり得ません。
しかし急激に円安になった場合はもちろん利益が激減するどころか赤字転落もあり得るので急激な円安が輸入ビジネスに影響があること自体は否定できません。
リンク先の記事に輸入ビジネスの円安時の為替リスクヘッジ方法を書いています。
反対のケースですが私は円高の時にAmazon輸出に参入しキャッシュを生む事に成功していました。円高だから稼げないとか円安から稼げないとか物販ビジネスはそんなやわなものじゃありません。
ただ常識に流される人は多いので円安で輸入は稼げない、輸出をしよう!と言う人は実際に増えています。このスピード感が早ければ間違いではないのですが今円安になっているし輸出を始めた方がいいのかな、と感じている人はやめた方がいいです。
ビジネスは常に2,3年先を見ている必要があります。日本やアメリカの経済状況、政策を見てこれからも円安が続きそうと考えた場合に始めて輸出ビジネスも候補に入れるようにしてください。
Amazon輸入と流行
お金を稼ぎたかったら世間と逆に動くのが正解です。
私は今東南アジアから輸入していたりヨーロッパに輸出していたりします。
ハードルが高いのでしばらくほとんどの人が参入出来ないでしょう。
そこも増えたら今度はロシアや中東を開拓したいと思ってます。
※現在はリスクはヘッジしすぎても人生の時間を無駄に減らしてしまうだけだと考え結局そこまで物販ビジネスを広げていません。
- 輸入(メーカー仕入れ)
- 輸入(OEM)
- 輸出(メーカー仕入れ)
- 輸出(無在庫)
を別々の会社で取り組んでいますが円安でも円高でも売上割合は大きくは変わっていません。大幅に円安に進んだ2022年には確かに輸出ビジネスの利益額は増えましたがそれは元々取り組んでいて結果として増えただけでそこからスタートしたわけではありません。
何もしなくても毎年5000万円は自由に使えるお金を生む仕組みを作れたのでお金稼ぎはそこで終了して別でやりたいことをやっています。
世の中どこかに必ず差益は生じるものです、世間の塾で流行ってる輸入ビジネス、輸出ビジネスは
流行として作られた物です。
稼げないとは言いませんが早く飛びついて早く飛び降りないと損をする可能性さえあります。
流行に飛びつくのではなく貿易の本質を見抜けば未だに一番最初に流行ったアメリカから輸入して日本で売るというやり方でも稼ぐ事が出来ます。
ぜひ時代に左右されないやり方を身につけてください。
円安時も輸入で勝つにはいつも言っているように卸を取ることが大切です。
以下のページに詳しくまとめているので輸入卸を勝ち取る方法をぜひ学んでみてください。
円高の輸出ビジネスへの影響
円安の輸入ビジネスへの影響と同等に語られることの多い円高の輸出ビジネスへの影響ですが輸入の場合は仕入れた時点から為替が動いても商品価格の相場が変動するまでは結構な時間が掛かるのですぐに影響は出づらいですが輸出の場合は仕入れてから為替相場が悪い方向に動くとダイレクトに影響を受けます。
しかし為替相場は個人の力でコントロールすることはできないのでするべきことはリスクを含んだ利益計算です。
為替が5円程度悪い方向に動き販売価格を下げざるを得なくなったとしても利益が出るように計算しておけばリスクは怖いものではなくなります。
なお在庫を持ちすぎると為替リスクの影響をモロに受けるので基本的には1ヶ月で売り切れる量をFBAで送るようにしてください。
3ヶ月に1個しか売れないような商品ばかりを集めてオーダーを受けてから仕入れを行う方法もありますがこのような商品をFBA倉庫に送ると在庫保管手数料がかかるだけでなくライバル増加リスク、為替変動リスク、需要変化のリスクにさらされることになります。
アパレルの世界では商品需要は2週間で動くと言われています。季節に影響されない商品ではそこまで意識しなくてもいいですがそれでも2週間に一度海外に送るというのがベストなやり方だと私は思っています。
物量が多い人は1週間に1度送っている人もいます。そこはもうどこまで物販ビジネスをやりたいかによって変わってきます。必ず極限まで最適化しなくては行けないわけではありません。人生を楽しむ手段としてお金はあった方がよくてあくまでお金を増やすための手段の一部として存在するだけでお金を稼ぐことがゴールになってしまうと死ぬまで働くことになってしまいます。
お金が欲しいのか、自由が欲しいのか、会社を大きくして名誉が欲しいのか。
人によってゴールは違います。私は自由が欲しくて始めました、そして自由を手にしました。しかしそれはスタートに過ぎません。
自由になって旅行に好きに行けたり美味しいものを好きなだけ食べたりなどそのようなことには価値を感じていませんし求めていたものではありません。
このようなことはお金があれば誰でもできることです。手にした時間を賭してその先に何を生み出せるか、それが人生を分けていきます。
Amazon輸入と円安の関係まとめ
- 利益計算に為替変動リスクを入れ込む
- 発送はなるべく短期間(1ヶ月)で売り切れる量にする
- 自分のゴールを明確にする
本当に必要だと感じたタイミングで初めて輸出ビジネスに取り組むことも考えてみてください。