輸入ビジネスのやり方を徹底解説【はじめからていねいに】

輸入ビジネス初心者向けと言いながらわりと応用的なことを書いてしまうことが多いのでこの記事では輸入ビジネスの「ゆ」の字も分からない全くの初心者の方でも輸入ビジネスってこういうものなんだ、というのが分かるように書いてみました。

輸入ビジネスって何?

輸入ビジネスとは海外で商品を仕入れて日本でその商品を販売しその差額で利益を出すビジネスのことを言います。

現在多くの人が活用するメジャーな仕入れ国としてはアメリカ、ヨーロッパ、中国、韓国、東南アジア辺りがありますが初心者の方におすすめなのは海外Amazonが存在する国です。

日本以外だとイギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、カナダ、中国、インドネシア、イタリア、スペイン、ブラジル、インド、メキシコ、オーストラリア、オランダです。

理由としては日本のAmazonで商品を買うように簡単に注文できて輸入ビジネスの感覚を覚える上でもうってつけだからです、

なおその集客力から販売する際もAmazonは有力な選択肢ですが他にもヤフオク、メルカリ、楽天、Yahooショッピング、独自ネットショップ、実店舗などの選択肢があります。

この記事ではAmazonを中心にECサイトでの輸入ビジネスの流れをまとめています。

注文から商品到着まで

海外から直送出来る商品の場合は配送先に自宅を指定して決済を完了すれば早ければ3日くらいで海外から届きます。(配送方法により配達日数は異なります)

この際金額によっては関税がかかる場合があります。
自宅に送った場合は玄関で払うことになります。

なおAmazonの場合は注文時に関税が事前に含まれて計算されるので気にする必要はありません。

関税については以下の記事を参考にしてください。

参照:輸入時の関税っていくらかかるの?

直送できない場合は現地のパートナーを探してその人の家なり事務所なりに一度商品を送ってもらいそこから商品を送ってもらうかあるいは輸入ビジネスの代行会社を利用して届けてもらいます。

輸入ビジネスで扱うべき商品

そもそもどんな商品を扱えば良いかについては商品の特徴とともに実例を見ていただくのが早いと思うので以下の記事を参考にしてください。

参照:輸入ビジネスで利益が出る商品事例

ただ先入観で絞り込まないようにしてください。

輸入ビジネスで失敗する人ほど利益が出やすい(と言われている)商品ジャンルに絞ってそこだけ商品リサーチしがちです。

商品の仕入れ場所

先ほど海外Amazonから仕入れる方法について触れましたが一定個数以上売れるような商品の場合まとめ買いによるディスカウントを得るためにまとめて仕入れた方がお得になります。

このまとめて仕入れる先は主に海外のネットショップや代理店になります。

代理店を探すサイトの例

展示会に出して日本の代理店を探しているような所であればメーカーと直接やりとりをすることも可能ですが多くの場合最低でも資金が100万円は必要になります。

海外Amazonのセラーの直接まとめ書いによる割引の話を持ちかけることは禁止されています。

この仕入れ場所探しにはどうしても英語やその他の言語を扱う能力が求められますが輸入ビジネスに取り組んでいる人は実は英語を話せない人も多いです。

彼らは通訳を雇って代わりに情報探しや交渉をしてもらっているのです。

輸入ビジネスに取り組むということはそのように適切なコスト管理を行いながら人を動かしていくも求められます。

販売の流れ

商品を売るにはまず商品を登録する必要があります。

Amazonとそれ以外では大きくやり方が異なります。

というのもAmazonでは同じ商品ページに複数のセラーが販売する形態を取っているからです。

Amazonでの販売例

その他の販売チャネルでは自分自身のアカウントやストアを持ちそこでページを作って販売していくことになります。

楽天での販売例

Amazonでも独自の商品ページを作ることは可能ですが商品が同じである限りライバル出品者もそのページに出品することが出来てしまいます。

注文が入ったあとまたは取引が成立したあとは相手の住所を確認し配送業者に頼み配送するだけです。

AmazonであればAmazon FBAという仕組みを使えば一度倉庫に納入してしまえば配送や返品対応までやってくれるので副業の人には特におすすめです。

商品を売った後の検証が重要

売って終わりではなく大事なのは予想通り売れたかどうか検証することです。

売れすぎて在庫がなくなったことも失敗と認識してください。

それは予想が甘かったのです、たまたま良い方向に働いただけで逆の方向に予想を外していれば在庫を抱えることになっていました。

それに機会損失により本来取れるはずだった利益が取れないのでその点からも失敗と言えます。

しかし失敗はプロであっても必ずするものであり大切なのはそこから学ぶことです。

予想通り売れなかった場合はなぜ売れなかったのかを検証して次回の仕入れ時に活かしましょう。

例) 月に10個売れると思ったので10個仕入れた。

→実際には3個しか売れなかった。

このような場合原因を追求しないとまた同じことを繰り返してしまいます。

商品の到着が遅くトレンドが変わってしまった→早く送るにはどうすればいいか?

ライバルが増えてしまった→なぜライバルが増えたのか?→簡単に見つかる商品だった→真似されづらい商品を扱うか、競合リスクを想定して少なめに仕入れるなど

「なぜ」を掘り下げて対応策を考えていきましょう。

輸入ビジネスは飽和している?

これはどんなビジネスでも言われることですね。

私が輸入ビジネスを始めた2012年にもすでに言われていました。

しかし世の中を見てみても総合商社も専門商社も数多くありますし利益を出しています。

それと同じように零細の貿易会社や個人事業主でも稼いでいる人はいくらでもいます。

もちろん辞めていく人もいます。

昔稼げた商品で稼げなくなるなんてことはどんな業界にいても同じことで確かに昔そこまで工夫せずに見つけた商品で利益を出すことは難しくなりましたがきちんと戦略を立ててできている人は全体から見れば多くとも20%程度しかいません。

この傾向は今後も変わらないでしょう。

その20%に入ればいいだけです。

結局自分自身が成長を続ける限りは飽和という言葉が存在していることさえ忘れてしまうほどに輸入ビジネスで稼ぎ続けることが出来ます。

輸入ビジネスのやり方まとめ

ここで紹介したのはあくまで輸入ビジネス全体の流れであるため利益を出す確率を上げるためには学ばなければならないことがまだまだあります。

副業としてサラリーマンを続けながらあるいは専業主婦として外に働きに出ず自宅で稼ぐ手段が欲しいという方は次に以下の記事を読むことをおすすめします。

参照:副業としての輸入ビジネス

それに対し本業として独立するレベルで取り組みたい方は次に以下の記事を読むと道が開けると思います。ぜひ読んでみてください。

参照:輸入ビジネスで個人が起業するために知っておくべきこと13選

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