Amazonで商品を販売するにあたってその販売数を調べることは重要なテクニックです。
Amazonの販売数を調べる方法は4つあります。
- Amazonの販売数をチェックする
- ランキングの変化を追う
- 在庫数を調べる
- 在庫数を調べるツールを使う
- 販売数を調べるツールを使う
目次
Amazonの販売数をチェックする方法
2024年以降多くのカテゴリでAmazonの商品販売数が表示されるようになりました。
この値が一番正確なのでそのまま販売数として採用すれば大丈夫です。
ランキングの変化を追う方法
モノレートのようなサイトでランキングのアップ数を調べると最低何この商品が売れたかが分かります。
しかしランキングが高い(3万位以内位の)場合、実際に売れている数とは大きく異なりますのでよく売れている商品の月間販売数を調べたい時は他の方法を使う必要があります。
また写真のようにわずかにランキングが上昇している時は前の商品が売れてランキングが上昇している時に計測している可能性がありさらにもう一つの商品が売れたかどうか分かりません。
そのため画像から確実に判断できるのは3個売れたことまでです。
在庫数を調べる方法
Amazonの在庫数の増減を調べれば販売数を推定することができるのでその方法を解説します。
在庫が増えた場合は基本的には無視して在庫が減った場合は商品が売れたか商品を廃棄したかのどちらかと捉えることが出来ます。
FBA販売でなく出品者出荷の場合は無在庫出品者もいますし在庫数を増減させるのは簡単なのでこの指標は参考にはなりません。
そのためAmazonで販売されている商品在庫数をチェックして月間販売数を予測するにはFBA出品者だけが対象になります。
では具体的な方法について見ていきましょう。
調べたい商品を決める
調べたい商品の商品ページを訪れます。
大カテゴリランキング5000位以下の商品はモノレートなどのランキングサイトをチェックするだけでも販売数を推定できるのでこの手法を使うのはランキングが高い商品になります。
以下の商品を例に調べてみたいと思います。
商品をカートに入れる
在庫が30個以下の場合はこの時点で分かります。
30個以上あった場合個数は何個でもいいのでカートに入れて次の画面に進みます。
カートに入れた商品の数量を999に変更し更新を押す
以下のような表示が出ます。
※在庫が999個以上ある場合はこの方法で調べることは出来ません。
取り扱い点数を毎日調べる
毎日在庫数を調べれば商品が売れた場合には在庫が減っているので商品が販売されたと推定できます。
※出品者出荷のセラーは在庫を自由に増減させることが出来るので追跡しても良いデータが取れないことが多いです。
この手法を使う対象セラーはFBAセラーにしましょう。
他にも一人当たりの取扱量が制限されている商品にもこの手法は使えません。
これではこの商品の在庫が20個から19個に減っても分からないからです。
月当たりの販売数に直す
例えばデータを取得した期間が3日で在庫の減少数が1であった場合1ヶ月では10個売れていると推定できます。
またその商品の販売数を調べることが出来なくても近いランキングの商品を調べることができればおよその販売数は推定可能です。
在庫数を調べるツールを使う方法
上記の作業は毎日続けて在庫数の変化を調べなくてはいけないので大変です。
そのため金銭的に余裕のある人は最初からツールを導入することをおすすめします。
どれを使ってもいいと思いますが例えばAmazpectyというツールの在庫追跡機能では在庫数の変化だけでなくカート価格、ランキング、出品者数の変化を追うことも可能です。
自分でやるのが面倒な人は外注することになると思いますが外注するより確実に安くそして正確なデータが取れますので在庫数を追う作業が面倒だという人は使ってみてください。
販売数を調べるツールを使う方法
販売数を直接表示してくれるツールも存在します。その会社によってアルゴリズムは異なりますが私がプロデュースしているアマトピアの商品リサーチ機能では1のAmazonの販売数をカテゴリ別、ランキング別に取得しておりその間のランキングは計算によって保管するという方式をとっています。
Amazonの在庫数から販売数を予測する方法のまとめ
- ランキング上位は取得頻度を上げる必要がある
- FBAセラーのみを対象にする
- 在庫数がわからない商品は近いランキングのページを参照
- 面倒な場合はツールを使う
以上の条件を守って外注の方などに在庫数の変化を追ってもらえばプライスチェックなどでランキングの変化を追うより正確に月間販売数を予測することができます。
月間販売数は最も重要な指標の一つであるにもかかわらず今までないがしろにされがちな部分でもありました。
月間販売数を調べたらその数をライバルの数で割って仕入れるべき数を決定しましょう。
なお評価の少ない新規出品者の場合は同じ価格にしてもメインカートが取れないので月に1個か2個売れているFBA出品者がいない商品ページに被せていくことをおすすめします。