Amazon・楽天・Yahooショッピング・Shopify在庫連動ツールのおすすめ

元々以下のようなAmazon・楽天・Yahooショッピング・Shopifyの在庫を連携させることが出来るツール(機能)をアマトピアの機能の一つとして提供していたのですが現在は終了しました。

現在はそのような機能を導入するのであれば他社のネクストエンジンを推奨しています。

在庫連動ツールの開発を終了した理由

  • 他の機能の需要が高いため開発を優先させたい
  • APIの仕組み上キャンセル対応ができない
  • そもそも在庫連動機能は必要?

他の機能の需要が高いため開発を優先させたい

アマトピアでは複数の機能を開発・運用しており一つの機能の開発にリソースを注ぐと相対的に他の機能の改良が遅れることになります。

そのため基本的には需要の多い商品リサーチ、広告運用、価格改定あたりの機能を優先的に改良しており在庫連動ツールの開発・保守を止めることでより残りの機能の強化を進められるのでそのようにすることが社内で決まりました。

APIの仕組み上キャンセル対応ができない

楽天で商品が売れた際にAmazonFBAから自動出荷するような場合在庫連動系ツールを使う必要がありますがお客さんからキャンセル要望があった場合にツール側では対応できません。

注文してやっぱりやめた、とキャンセルするお客さんは意外と多く10%程度というデータを耳にしたことがあります。

これに対してそれぞれのモールに対応する倉庫でツールなしで運用している場合キャンセルがあっても自動対応してくれますがツールを使う場合はキャンセル対応を自分で行う必要がありかえって不便になってしまっています。

そのため注文後のキャンセルは承れない、と記載するほか対応方法がないのがネックになり自社で商品を販売する上で在庫連携機能を使わなくなってきました。

そもそも在庫連動機能は必要?

前の理由にも重なりますがこれが一番大きな理由です。

以前FBAのマルチチャネルが大幅に値上げになってからFBA→楽天、Yahooショッピング、Shopifyに発送する必要性が薄くなりました。

楽天は楽天スーパーロジスティクスを使った方がいいですし、Yahooショッピングであればヤマト運輸のフルフィルメントサービス、Shopifyだったら売れる量によりますがオープンロジのような外部倉庫を使った方が利益を出しやすいです。

自社で倉庫を分けるようになり周りの強豪セラーも在庫連動系ツールを使わなくなったという情報を頻繁に聞くようになり時代の変化と共にそもそも多くのセラーにとって必要ない機能になったと認識しています。

さらに多くのモールで販売するような人には依然導入メリットがあると思うのでネクストエンジンなどの導入がおすすめです。少なくともAmazonと楽天だけで販売するような人には不要です。

一応以前の機能の詳細も情報として以下に残しておきます。

Amazon在庫連動ツールの機能

  1. 複数モールの在庫数の注文管理
  2. 複数モールの在庫数の連動
  3. Amazonマルチチャネル発送

Amazon、楽天、Yahooショッピング、Shopifyの在庫数を連携して在庫管理の手間を省くことが可能です。

Yahooショッピング注文情報

Amazonは下記のように現在の規約上住所(個人情報)をAPIで取得できなくなっていますがFBAで自動配送する分には何も問題ありません。手動で配送する場合はセラーセントラルから住所の確認が必要です。これはどのツールを使ってもそのような仕様になっています。

連動ショップ数はこれ以上増やす予定はありません。私はいくつかD2C企業を運営していますが全て3大大手モール+自社EC(Shopify)で十分だと考えておりコンサルに入る会社も99%がそれで完結しているためです。

以前は微妙だったのですがサブスクD2CもShopifyのカスタマイズで十分に対応できるようになったので今後その他の対応販売モールを増やすよりは既存の機能のアップデートを進めていきます。

調べた限り最安は15000円/月+従量課金制でしたがアマトピアの在庫連動機能では月額9800円/月で出品数などに応じて料金は上がらないので非常にお買い得になっていると思います。この機能単体しかなければ他社と同じように重量課金制にしないといけなかったと思いますが複数機能があるのと今は会社の他の事業が主力であるため創業から成長期までを支えてくれたアマトピアというサービスはユーザーの方に還元していく方向にしています。

発送は自社出荷・Amazonマルチチャネル発送のみとなっています。将来的に楽天スーパロジスティクス辺りは加えるかもしれませんが私の会社はAmazonのおかげでここまで成功してきたと言っても過言ではなく非常に感謝しているため外部倉庫まで拡張するかどうかは正直分かりません。(Amazon的にはFBA利用者を増やしたいと言う社内方針があります)

アマトピアというサービス名的にもあくまでAmazonのためのツールなのでYahooで売れたものを楽天の倉庫から発送するとなってもサービス的にブレるのでこの部分はあまり期待しないでください。30社以上から要望があれば社内で検討します。

活用法1

現在AmazonでFBA販売していて楽天やYahooショッピング、Shopifyでのマルチチャネル販売をしたいという人はツールを使うだけで済むのでシンプルです。

Amazonはデータが取りやすいのでAmazonで売れるものをきちんとマーケティングした上で他のモールで売ることを推奨していますが逆にShopifyで売っていてAmazonや楽天で売りたいという方のどうにゅう

活用法2

この使い方は公式でサポートしている訳ではありませんがアマトピアの価格改定機能と在庫連動機能を組み合わせて海外Amazon→楽天、Yahooの無在庫販売に活用しているという方に先日会いました。ただ楽天やYahooは外部ECサイトから直送するタイプの無在庫販売は禁止しているのでリードタイムが読めない海外からの無在庫販売に使うのは推奨していません。

理屈上は国内のAmazon→楽天、Yahoo、Shopifyの無在庫も可能なので組み合わせて使うならまだそちらの方がいいと思います。その場合でも直送は危ないので自分で送るか代行会社を挟む必要はあります。

確かにこの当たりは対応するツールがなかったのであまり発掘されていない手法だと思います。この二つの機能の連携は元々想定していないので無在庫に使う人が多いようであれば改良していこうと思います。

Amazon在庫連動ツールについてまとめ

  • 3大モール以外でも販売する場合はおすすめ
  • 在庫連動は不要でも在庫管理・キャッシュフロー管理は依然重要

販売管理機能に関しては以下のページにまとめています。

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