Amazonの運用代行・運営代行は本当に必要?

結論から言うとAmazonの運用代行・運営代行は不要です。

必要に応じて広告運用代行やコンサルティングの受講を行うのはいい選択だと言えますが運用代行の領域で解決できることが少ないためです。

試しに元Amazonの担当者がいるという運用代行会社に月商800万円のアカウントの運営代行の見積もりを依頼したら月額で50万円ほどかかると言われました。

月商によって金額が上がるようでしたがその内容は

  • 出品代行
  • SEO対策(キーワードの変更)
  • ページ制作(製作費は別途)
  • 広告運用(1ヶ月に1度の変更)
  • レビュー依頼

でした。

出品やSEO対策はやり方を覚えれば自分や自社のスタッフで簡単に出来ます。スタッフを雇用していない場合は依頼する価値はあるかもしれませんがページ制作費用は結局別途とのことだったのでそれならば1ページずつ依頼できる企業に依頼した方がいいです。

広告運用も内容を聞くと1ヶ月に1回のキーワードや広告費の見直しでありおまけ程度でやっているだけでした。これもAmazonの広告運用ツールを使うか広告運用専門でやっている代理店に依頼した方がいいです。

楽天のように様々な販促キャンペーンがあり質問対応などしないといけない場合は運営代行に依頼する意味はあると思いますがAmazonで利益を出す上では少なくとも固定費で費用がかかるタイプの運営代行は不要です。
※近年はAmazonでも様々なセールが増えているので人手は必要です。

固定費がかかる運営代行に任せるのではなく要所要所で変動費ベースで外注化していきましょう。

もし何件依頼しても追加料金なしでページを作成してくれるようなAmazonの運営代行があればその場合は固定費で利用する価値はありますが今回調べた結果では固定費がかかる上にさらに変動費がかかっていたので特に不要だと感じました。

ちなみに何故か私の会社にも”Amazonの運営代行”のキーワードで上位表示しますよ、お金を払ってもらえればAmazon運営代行の記事で特集しますよ、SEOで上位表示しますよ、と言った内容の営業メールが山ほど届きますがそもそもAmazonの運営代行はやっていません。
自分で不要と思っているサービスを提供しても仕方ないです。

やっているのは専門性の高い画像・動画・ページ作成代行や広告運用などだけです。

利益が出ていない会社に運営代行を入れても利益が出るようにはなりません。利益が出ている会社に運営代行を入れると改善されるかもしれませんがなるべく内製化して必要な業務だけ専門家に外注する方が健全な数字を残すことが出来ます。

他の運営代行会社のタイプとして月額+成果報酬型であれば依頼してもいいかもしれませんがその場合もページ制作費用はそもそも別途かかる形でした。ページ制作の費用は別で請け負ってそこから発生する売上からも課金するというのは割と無茶苦茶な気がします。その分ページ制作費用を格安で請け負っているなら成立すると思い何社か問い合わせた所どこも5~6万円程度で相場通りでした。

個人的には自社出荷(FBA以外の外部倉庫)に出荷指示までしてくれる運営代行サービスがあればそれは割と価値があると思いますが、ほとんどの運営代行会社がタイトルの変更、SEO対策、競合分析、売上分析、広告の出稿などを掲げているだけです。

その辺りは低い学習コストでノウハウを学んだりツールの導入することで簡単に代替できる部分なので数十万円払って運営代行会社に依頼するメリットは薄いです。

Amazonの運用代行・運営代行の選び方

運営代行会社の全てを否定する訳ではありません。

実際私も一部とは言え運営代行の領域のサービスを行っています。ただそれは自社の商品を売る上でデザインを任せているデザイナーの稼働時間を余らせておくのも勿体無いしついでに外部の仕事(主にコンサルティングのクライアントの依頼)も受ける、という形でやっているだけです。

一方で2023年は10月までに経営コンサル会社の倒産が過去最多の116件に達したというニュースが報じられました。経営コンサル会社には同時に運営代行を行っている企業も含まれます。

コンサルティング自体は正しいものを受ければ非常に有意義です。私も年1でコンサルを受けるようにしていますが、その際のポイントはコンサルティングを行う会社がメインとなる実業を大事にしているかどうかです。

事業のメイン自体がコンサルティングの会社を私は信用していません。運営代行やコンサルティングを受けるのであればAmazonの領域でもあくまでメインは商品を売ることに特化している企業のものを受けましょう。

社員はもちろん代表までも自社で物販をやったことのないコンサルティング会社が実は世の中に数多く存在するのは非常に恐ろしいことです。

最後に様々なケースにおいて運用代行ではなく何を利用すればいいかおすすめをまとめました。

  • 物販のノウハウ全般→ブログ・本・コンサルティング
  • SEO対策→ノウハウを学んだ上で自分で行うのを推奨
  • ページ作り→ノウハウを学んだ上で外注化か画像制作代行
  • レビュー依頼→レビュー依頼ツール
  • 価格改定→価格改定ツール
  • 競合分析→ノウハウを学んだ上でリサーチツール
  • 広告運用→ノウハウを学んだ上で広告運用ツールか広告運用代行
  • 売上分析→売上分析ツール

運用代行を使う意味があるケース

  • 出荷指示を自社で内製化出来ないケース
  • CS(カスタマーサポート)を自社で内製化出来ないケース
  • セール対応を内製化できないケース
  • その他お金がかかっても一括で人に任せたいケース

やはり楽天などだと当てハマることが出てきますがAmazonではあまり出番がありません。

ただ一つ言えるのは結局本人が必要だと思ったら使えばいい、ということです。あくまで一般的にはAmazonの運営代行は不要ということを書いただけなので特殊な事例はカバーしきれていないと思います。

大切なのは利益を出すことなので運営代行を使った上で利益を伸ばせるのであれば積極的に利用していきましょう。

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