以前から要望はあったもののKeepaがオーストラリアやアラブ首長国連邦には対応しておらず今後も対応予定がないとのことで機能には加えていませんでした。Keepaが対応していないと予想販売数が出せないためです。
しかし価格差が分かったり利益計算ができるだけでもあるのはありがたい、という要望も多かったようなので対応してもらいました。
特に今は輸出ユーザーが増えておりオーストラリアは物価が高く輸出で利益が出しやすい国の一つであるためより活用の幅が広がると思います。
UAE(アラブ首長国連邦)も私は出品していないですが出品しているセラーが周りにチラホラいて対応してほしいと言われていたので対応しました。
元々西アジアにはSouq.comというECサイトがありこれがAmazonに買収されてAmazon.aeとうサイトに変わりました。エジプトとサウジアラビアもあるのですがAPIが対応していないためこちらは情報を取得できません。取得できるようになったらすぐに対応します。スウェーデンAmazonも対応してほしいという要望があるみたいですが同じ理由で対応できません。
今後はAmazon側がAPI提供してくれたらすぐに対応国拡大していく方針になりました。
中東は元々EC利用率が2019年時点で5%程度と低かったのですが2022年時点では30%程度まで上がっているので成長市場だと思います。親日の人も多いですし、なぜかイランに行ったときに日本人というだけで一緒に写真撮ってくれと言われたことがあります。
対応国一覧
- 日本
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- ドイツ
- フランス
- スペイン
- イタリア
- アラブ首長国連邦
- オーストラリア
Amazon事態は存在するもののAPIが提供されておらず今後の状況次第で追加となる可能性がある国
- ブラジル
- 中国(Amazonが撤退しているためほぼ可能性0)
- エジプト
- サウジアラビア
- スウェーデン
- トルコ
- シンガポール
- インド
個人的にはシンガポール、インド辺りはぜひAPI提供するようになってほしいです。もし対応するようになったら輸出セラーはさらに行動しやすくなるでしょう。
特に超長期で見た場合日本国内の消費は落ち込んでいく一方で外貨を獲得できることが重要になります。日本人が海外の人向けにWebサービスを提供するのは言語の壁や文化の違いで中々難しいですが輸出であれば話は別です。経済的には年々落ち込んでいますが日本の文化自体は今でも海外で人気なのでその力を借りて販売して行くことが出来ます。
ネックなのはほぼ商品ありきになってくるのでパイの奪い合いになりやすいこと位だったのですが世界中にAmazonが増えており今後も増えて行く予定のようなので日本の文化や産業が人気な限りはそこまで心配ないと思っています。
ぜひ今回追加になったオーストラリアとアラブ首長国連邦で販売している方やこれから販売していきたいと考えている方はご活用ください。