結論から言うとメーカー仕入れはビジネスモデル的に非常に飽和しづらいですし儲からないということはありません。また個人で取り組むことも出来ます。
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メーカー仕入れが飽和していると言われる理由
〇〇が飽和しているというのは初心者が言いがちなセリフです。
実際に飽和している場合もありますが飽和しやすいかどうかはビジネスモデルを見ればすぐに分かります。
メーカー仕入れは独占契約を結ぶことが可能なビジネスです。確かに卸仕入れだけを行おうと思うと1万人参加している所に10万人参加してきたら飽和してしまうでしょう。
しかし独占卸を行う限り人が増えたところで自分しか扱えない商品が存在すれば何も問題にはなりません。
現代は特に低価格帯の商品がコモディティ化(均質化)しているので何の工夫もない中国輸入に取り組むような場合であれば飽和していると言えそうですがそんな単純転売でさえ未だに利益を出している人が多いです。それよりビジネスモデルが頑健なメーカー仕入れが飽和している訳がありません。
ちなみに私が物販ビジネスを始めた2013年にすでにメーカー仕入れは飽和したと言っている初心者はいました。
メーカー仕入れは飽和していると言われたい人たち
メーカー仕入れは飽和していると誰かに言ってもらうことでメーカー仕入れビジネスを諦めたい人というのが世の中に存在します。
イソップ物語の酸っぱい葡萄の話ではありませんが、メーカー仕入れはもう飽和していて稼げないから取り組んでも意味がない、と自分に言い聞かせることで諦める理由にしたいという訳です。
正直そこで辞める人が大勢いようが私には関係ないので全然いいのですがその中の一部の人でも本当は努力できるのに正しい方法を知らないだけで上手くいっていない人がいるとしたらそれはどうにかしてあげたいと思います。
また似た話でお金を稼ぐやり方を人に教える人などいない、稼げるなら自分でやるはずだ、詐欺師に違いない、と言う人が世の中にはいます。
私自身は真っ当にやっているからか言われたことはないですがそう言いたい気持ちも分からないことは無いです。
ただそもそも情報発信をしたところで飽和する訳ではないと分かっているので副収入や情報交換、情報のブラッシュアップの為に利益が出る情報を発信したりコンサルなどで教えている人が大勢いても何も不思議はないはずです。株や不動産の本を出している人も大勢いますしコンサルタントという職業も山の様に存在します。
詐欺的なレベルの低いコンサルタントの方がプロモーションにお金をかけるため目立ち、業界全体が怪しく見えるというのはあります。ただ結局レベルの低いコンサルタントを選んでしまう時点で残念ながらそれがその人自身のレベルです。私自身も最初のコンサルタント選びで失敗した経験から言っています。
メーカー仕入れは個人では出来ない?
もう一つの疑問に答えます。
メーカー仕入れは個人でも可能です。ただしせどりや輸出用に国内メーカー仕入れを行う場合は法人でないと取引をしていない企業も増えるので個人だと若干しにくいというのはあります。
それでも個人でも可能ですし輸入のメーカー仕入れに至っては法人化どうかはほぼ関係ないです。
発注量が増えたら資金も必要になってくるので借入が必須になってきますがそれも個人でも可能ですし個人であることを理由に取り組まない理由はありません。
そもそもメーカー仕入れは儲からない?
飽和はしておらず個人でも取り組むことが可能、でもそもそも利益が出ないのでは?と考えている方もいると思います。
メーカー仕入れの利益率は10~20%程度に落ち着くことが多いためその利益率の低さからOEMと比べて儲からないと言う人はいるでしょう。
しかしOEMの方が利益率は高くなる分在庫リスクは増しますし商品の仕入れ以外の手間が色々かかってきます。
また結局大切なのは利益額です。
利益率50%の1000円のものを1個売っても利益は500円です。
利益率10%の5000円のものを100個売ったら利益は5万円です。
後者の方が利益率は低いですが利益額は大きいです。
もちろん利益率10%程度だと為替変動の影響を受けやすいためもう少し利幅が取れる商品を狙った方がいいですが世の中は需要と供給で成立しているので回転率が高く売れている商品ほど利益率は低くなる傾向にあります。(日用品や消耗品の多くは利益率10%前後になります)
結論としてメーカー仕入れは副業としておすすめ
結論としてはメーカー仕入れはおすすめの副業となっています。
しかし一芸に秀でているのであれば副業としてYoutubeという選択肢もありますし、そもそも資金が少ない若い方であれば他のビジネスに取り組んでからでも遅くはないと思います。
不動産ビジネスを誰にでも勧めたりしないのと同じです。結局一定の資金は必要になります。副業レベルで取り組むとしてもどんなに少なくとも50万円は必要です。
株や不動産と同じであくまで投資ビジネスに分類されるので資金が少ないと非常に効率が悪いものとなってしまうので多くの方は借入を行います。
借入を行うことができない属性の方は本業を頑張って貯蓄を増やすか他の副業を頑張ってからチャレンジしましょう。
取り組む場合は以下のページに学ぶべき順にカリキュラムをまとめているので一つ一つ勉強してみてください。