Amazon輸出EU(ドイツ・イギリス)FBA販売の方法をついに公開

この記事ではAmazon輸出欧州販売(イギリス・ドイツ)の方法をまとめています。

ドイツはアメリカに次いで市場規模が大きいと言われておりイギリスは日本に次いで4番目に市場規模が大きいと言われておりまた商習慣が似ているためその二つの国でAmazon輸出に取り組む方が多く実際に僕もその2つの国で販売を行なっています。

最初にAmazon輸出欧州販売で問題になるVAT登録とEORI登録について書きたいと思います。

VAT登録とEORI登録

Amazon輸出欧州販売をする上の最大の壁はVAT登録とEORI登録ではないでしょうか?

VATは還付時にEORIは通関時に主に必要となります。

昔はVATを取得せず出品者出荷をしてVATが消費者側にかかった場合だけ返金するようなやり方をブログに書いている人がいましたが明らかにアウトなのでお気をつけください。

取引先企業がヨーロッパ域内にいてその会社に商品を送るだけであればそれらの番号取得は必要ありません。

※DDP条件などではサプライヤーが輸入者となって通関を行うのでその場合は輸出者がVAT登録をするメリットはあります。

しかしAmazon輸出欧州販売ではヨーロッパ域内で直接商品を売ることになるので両方必要になります。

出品者出荷でもFBA出品でもどちらの場合でもVAT登録とEORI登録が必要になります。

VAT登録、EORI登録自体はオンライン上で無料で完結させることが可能です。

しかし問題はVAT還付の部分です。

VATナンバーを取得したところで還付ができなければ意味がありません。

その意味では日本のVAT代行業者を使う価値はあると思いますが英語ができる方は現地の事務所に任せた方が費用はかなり節約できます。

最近は国内の業者でも安い業者が増えているのでその一例としてアッシュマートを紹介します。

Amazon輸出のコンサルティングを受けた方にしか紹介していませんが固定費なしでVAT還付金からパーセンテージで費用を徴収するだけの良心的な企業もあります。

また加盟国によっては、「税務代理人」の制度が導入されており、納税義務者がEU域内事業者で無い場合には、VATの税務代理人を指名する義務がある場合があります。

登録自体は無料でできても現地のエージェントに任せることをおすすめします。

なお売り上げがそこまで多くないうちは一箇所でVAT登録すれば大丈夫ですが売上が多くなると例えばイギリス、ドイツ、フランスでそれぞれVAT登録する必要が出てきます。

イギリスだけで販売している場合今までは他のEU加盟国の売上規模が大きくない場合は他の国でVAT登録を行う必要はありませんでしたがEU離脱後は必要になるので注意しましょう。

Amazon輸出欧州販売では市場規模の大きいドイツとイギリスでVAT登録をする人が多くなると思いますが登録を委任する事務所自体は他の国にある事務所でも問題ありません。

実際僕はオランダの事務所でVAT登録をしています。

以下の記事にもう少し詳しくVAT登録の方法についてまとめています。

Amazon輸出欧州販売のポイント

VATとEORI登録以外でAmazon輸出欧州販売で気をつけるべきことは以下のことです。

  1. 知的財産所有権
  2.  VATの還付タイミング
  3. 配送遅延

知的財産所有権

ブランド品は上の図のように”Japan import”という日本のAmazonでいう”並行輸入品”の記載がない場合販売を行う事ができません。

ヨーロッパは特に厳しいので正規代理店が出品しているページに出品するとすぐ警告メールが来て同じ事を繰り返すとアカウントのサスペンドを引き起こします。

VATの還付タイミング

VAT還付は、翌年の6月までに申請する必要があります。

なお申請締め切り日等は国により異なるのとエージェントに任せている場合締め切りが早まる可能性が高いのでご注意ください。

なお現地のエージェントに確認したところ還付時期は6ヶ月~1年で明確な決まりはないとのことです。

その為キャッシュフロー的にはあまり期待できません。

VATを資金源として当てにするのは危険という事です。

配送遅延

経験上イタリアとスペインに送る時は配送遅延が起きやすいです。

現地の配送業者の問題かたびたび起きるストライキの影響かは分かりませんが基本はイギリスかドイツだけを対象にした方がいいです。

なお他の国にFBA納品をした事がなく今後も納品する予定はありませんのでその当たりの情報は他の方のブログ等を参考にしてください。

Amazon輸出欧州販売リサーチの方法

基本的にはアメリカで販売を行う際のリサーチ方法と変わりませんが知的財産所有権などのViolationがアメリカより厳しいのとこれはヨーロッパに限ったことではありませんが資金販売では仕入れ証明書を求められることが増えているので卸仕入れを行うことが基本となっています。

Amazon輸出欧州FBA倉庫への発送方法は?

FBAの納品方法はアメリカや日本など他の国と同様であり発送方法も一般的なFBA倉庫への発送方法と同じになります。

そのため以下のどちらかの発送方法を選択することになるでしょう。

  1. クーリエアカウントを取得してパートナーにインポーターになってもらい発送
  2. 発送代行会社に依頼

ヨーロッパAmazon輸出コンサルティングについて

アメリカの場合は独学でも可能ですが欧州販売は税務の問題や取り扱い可能な商品、卸仕入れの必要性などの点から専門性が高いためきちんとしたコンサルタントに教わることをおすすめします。

おすすめはプライベートでも親交のある柿沼さんの会社です。

アメリカ、ドイツ、イギリス、オーストラリアのそれぞれで販売しているという規模感は他に例を見ませんし今まで何名もの方を紹介してきましたがコンサルティングを受けてよかったと満足度が高いため自信を持って勧めることが出来ます。

僕の会社はHPの集客代行をさせていただいているので協力の一環としてアマトピアの特典を付けさせていただいていますが仮に特典を付けないとしてもおすすめできるコンサルティングサービスとなっています。

VAT登録はみんな必要?

出品者出荷

現在EU向けにAmazon輸出をしている人の多くが出品者出荷で行っています。

物によってはVATがかからないので問題は起きないことも多いですが課税された時は購入者に請求が入ってしまうため日本郵政系の配送方法で送っている場合はアカウント凍結を招きます。

実際アカウント凍結したという大物セラーの報告をネット上で確認しています。

しかし陰に隠れて欧州向けにAmazon輸出を、しかも難易度が高いと言われるFBA販売でここ1年販売してきました。

誰にも言っていませんでした、色々質問されるのが億劫だったからです。

しかし1年販売してアカウントは凍結していません。
と言っても前半はほとんど売っていなかったので正確には8ヶ月の販売になります。

イギリスを例にすると連続12ケ月の売上が85,000£(毎年4月に変わるので注意)いかない場合はVAT納税の必要はありませんがそれでも消費者に請求がいってしまうのはアウトです。

イギリスでは額ではなくものによって税率が決まってきます。

日本だと10000円以下の商品を輸入した場合は非課税ですがイギリスではそのようなルールはありません。

代わりに本、子供服、自転車のヘルメットだとVATが0%などと決まっているのです。

今までUKで販売してVATがかかっていない人は運がいいだけです。

あるいは消費者に請求されたVAT分だけ直接お金を返すという方法を取っていた人もいるかと思いますがこれは正直相手が納得してしまえばその場は収まりますが本当はダメです。

消費者が倫理観に厳しい人だった場合通告されてアカウントが凍結リスクが高まるので危ない橋を渡るこの方法は絶対にやらないでください。

出品者出荷の時は関税等を出品者払いにできる配送方法で送る場合は問題ありません。

しかしその場合採算が合わないことが多く現実的ではないと思います。

FBA販売

ではFBA販売ではどうでしょうか?

僕はオランダの税理士事務所でVAT登録をしてもらいました。

そしてそこでとんでもない事実が発覚しました。

なんと登録費用が0円だったのです。

他の料金体系を知らないものの僕が提携しているところは還付額から成果報酬で費用を徴収する事務所でした。

不慣れでだいぶ手間をかけたので少なくとも5万円くらいはこちらから払いたくなりました。

しかしその事務所の人と仲良くなったので欧州での相場を聞いてみたところVAT登録代行自体の相場は3~5万円だそうです。

ちなみに書類さえ揃えば自分でやることもできますがさすがにお勧めしません。

なぜ驚いたかというと2013年に調べた日本のVAT登録代行業の相場は30万円程だったからです。2019年時点では10万円程度まで相場が下がっています。

書類作って出すだけだったとは驚き。

書類さえ用意できればまさかのwebで出来ます。

でもよく考えたら当たり前ですよね、向こうは税金取りたいのに登録にお金を取るわけがありません。

そしてVATは国によって様々な事例があるので荷受地点と販売地点が異なる場合などは
やや複雑になるものの普通のAmazon輸出に関しては売上げた商品に対してVATを計算し仕入れ時のVAT引くだけだから簡単だとオランダ人のMikeは教えてくれました。

ちなみに売り上げが一定以下ならEU域内消費者通信販売の特例に基づきイギリスでVAT登録してドイツで売るといったことも簡単です。

というわけでFBAを販売したい人で英語に強い人は現地の事務所と契約しましょう。
日本の税理士事務所より詳しくて安いです。

しかしこれで終わりではありません。
Amazon輸出の問題はまだまだあります、順に見ていきましょう。

どこの欧州Amazonで販売するべき?

2016年時点でマーケットの大きさ順でドイツ>イギリス>フランス>イタリア>スペイン

ちなみにフランス、イタリアあたりはebayが強い国です。

ホビー系を扱っているのであればドイツ、フランスはやはり強いです。

ちなみに僕はイギリスとドイツでしか販売したことがありませんがイギリスに知り合いがいることとドイツが好きなことが理由で本当はフランスにも売りたいと思っていますが忙しくて手が回っていません。

そもそもなんでこんな重要な欧州Amazon輸出の情報を公開したかというと自分ではAmazon輸出やせどり実践者がよく扱うホビー系は扱っていないので商材が被ることもないし仲間が増えたほうが自分も知らない情報を共有できて楽しそうだな、と思ったからです。

ちなみにアメリカやカナダ向けのAmazon輸出は英語なんてほとんど出来なくても問題ありませんでしたが欧州は英語必須です。

販売ルールが異なるのでただの通訳では厳しいと思います。だからこそ日本のVAT事業者は料金が高いのでしょうね。

僕にはそれだけの価値が見出せませんが英語を1から学習するよりは安く早く済むでしょう。

ちなみにVAT関係の質問はイギリスやフランスのAmazonに問い合わせても全くという程教えてくれません。

欧州Amazonでは何が売れる?

欧州Amazonで商品を販売する人というのはすでにアメリカで商品を販売している人が多いと思いますのでその差分で考えたいと思います。

アメリカで人気のおもちゃ・ホビーはヨーロッパでも人気ですがオーディオ機器、本(日本語の漫画)、家電、文房具辺りも人気です。

個人的な印象ではサイズが小さいものがウケている気がします。

手動でのリサーチの方法としてはセオリー通りヨーロッパのAmazonやe-bayでjapan,japanese,jpなどのキーワードで検索していくと思います。

Satoh,Tanakaのような日本の名字(メーカー名)で端から検索していくのもおすすめです。

商品抽出まで出来ても手動でやるとそこから実際に何を扱うか決めるまでも結構な時間がかかるので余裕のある人はリサーチツールを使っていきましょう。

僕もニッチな分野ですがそれ系のワードがつく商品を出品しているのでもしかしたら見つかってしまうかもしれません。

しかし見つかっても勝てるのが真のビジネス、欧州Amazon輸出に限らず常に工夫を怠らないようにしましょう。

ヨーロッパ輸出に成功して外貨を獲得できる人が増えれば日本の経済も潤うので興味のある方はぜひチャレンジしてみてください。

コメント

コメント

~Amazon輸出編~

まだ学生だったあの頃からどのように輸出ビジネスで成功しその後も結果を出し続けてきたのかをメルマガにまとめました。他の方法もあると思いますが僕は最短ルートしか知りません。再現性の高い方法でぜひ自由をつかんでください。 登録特典として輸出入ビジネスの失敗例100選の資料をプレゼントしています。
は必須項目です
  • メールアドレス
  • お名前(姓名)
  • 姓と名はスペースで区切ってください

  
輸入・輸出ビジネスを学ぶなら貿易大学